2003年6月の日記

日々思うことに戻る

表紙に戻る


6月30日(月) 今日は真面目にお仕事してました。収入はないけれど、自己管理していくしかないですよね。編纂中の資料はどこまで徹底的にやるかどうか、そろそろ見切りをつけていかなければなりません。やればやるほど難しくなっていってしまうので、ほどほどに・・・。(^^;


6月29日(日) 深夜にY君から電話がかかってきて、「アナログ・プレーヤーが届いたんですが、調整の仕方がわかりません!」とのこと。そうか、中古で買ったから取扱説明書が付いてないんだ。

 電話で説明しながら驚いたのは、以前、Y君にあげたTECHNICSのプレーヤー(廃棄処分品ですが・・・)は、何の調整もせず、そのまま使用していたということです。梱包して発送する際には、バランス・ウェイトが外れないように、いちばん奥までスライドさせたような・・・。(^^;

 アーム・リフターの使い方も分からず、震える手で針をレコードの上に置いていたというから仰天!そう、CD世代には分かるはずもないか・・・。オーディオそのものが斜陽となってしまった今日、それを解説した書物すら見当たらないのですから。
 ゼロ・バランスをとった上で針圧をかける方法を説明しました。「いやあ、アナログってこんなにシビアだったんですね。オーディオ・ラックがないので、アンプ、CDプレーヤー、チューナーと3段重ねにした上、何とかギリギリで載っけてます。試しにレコードをかけてみたけれど、音量が小さくて低音がでません!」

 そりゃあ、そうでしょう、いちいちもっともだ。(^^;電話で説明するのには限界があるので、水曜日に伺って教えることを約束しました。デジタル世代とアナログ世代の相違を、まざまざと見せつけられた気がしました。


6月28日(土) 最近、引っ越したばかりのY君の部屋へ遊びに行くことにしました。入るなりチェック、チェック、チェック!まず、違和感を抱いたのが、”部屋が傾いている”ということでした。地盤沈下でしょうね。敷居にパチンコ玉を置いたら、コロコロと転がっていくことでしょう。とはいえ、生活に支障をきたすほどのものではありません。

 私の実家の勉強部屋(離れ)もみごとに傾いていました。西の端と東の端で、その差は50mm。工務店の話によれば、「クレーンで吊り上げて直すこともできるけれど、サッシが開かなくなっちゃうのでやめときましょう」ということでした。そんなに珍しいことでもないのです。

 さてさてお次は楽しいオーディオ・チェック!まだオーディオ・ラックを購入していないので、コンポーネントは押入れの上段に積み重ねてあります。Y君の話によれば、CDプレーヤーの固定出力では充分な音量が得られないので、可変出力でとっているとのこと。しかし、ベストの選択とはいえないため、固定出力を入力インピーダンスの異なるTAPE入力に繋いだりして音質を比較してみます。

 名案だと思ったものの、意外にも音量は得られず、レンジの拡がる傾向はあっても、音が痩せています。そうこうしているうちに重大なミスに気がつきました。固定出力と、可変出力の端子をとり違えていたのです!(^^;つまり、可変出力で聴いている、と思っていたのは正規の固定出力だったわけ。大爆笑!

 さらに見ていくと、バイ・ワイヤリングでパラレル接続しているはずのスピーカー端子が、左右とも1系統ずつ外れていたことに気がつきました。パラレル接続になっていませんが、それでも一応、音は出ているので気がつかないのです。結線をやり直すと、音が引き締まり、透明感が増したような気がします。

 今日明日のうちにも、YAHOOオークションで落札したFMチューナーと、アナログ・プレーヤーが届くそうですが、きちんとしたオーディオ・ラックに収めてセッティングするときには、スピーカー・コードを新しく剥き直して、末端がほつれないようにハンダで処理するといいでしょう。中級コンポーネントですが、100%の音を発揮していないような気がします。


6月27日(金) 今日の塗装工事は匂いが強烈なので、朝早くからアパートを脱出しました。新宿ジョイシネマで、映画「トゥー・ウィークス・ノーティス」を観たのであります。サンドラ・ブロック、ヒュー・グラント主演。平日の昼間ということで、館内は人もまばら。

 他愛もないラブ・コメディですが、サンドラ・ブロックが実にいいです。前に観た「デンジャラス・ビューティ」もとても面白かったし。変な例えかも知れませんが、”サザエさん”ばりの、バイタリティ溢れる女性を演じています。ヒュー・グラントのおとぼけっぷりもすばらしい。

 ものすごく感動した、とか、びっくりした!とか、いうものではありませんが、ぽかぽかと幸福に浸れることのできる映画でした。こんな素敵な映画を、カップルで観に行けたら最高ですね。たんなる願望に過ぎませんが・・・。


6月26日(木) 深夜の映画番組で「FREE MONEY」というのを観てしまいました。まさしく観てしまった(^^;のであります。テレビをつけっぱなしにしていたら、いつの間にか始まっていて、「何じゃ〜こりゃ〜・・・」とか何とかいってるうちに引きずり込まれてしまいました。1998年アメリカ。イヴ・シモノー監督。チャーリー・シーン、トーマス・ヘイドン・チャーチ主演。マーロン・ブランド、ミラ・ソルヴィーノ、ドナルド・サザーランドも出ています。

 とあるアメリカの田舎街。脱走囚人を密かに殺してしまうのが愉しみという、いかれた刑務所長。そして目に入れても痛くないほど溺愛している、双子の娘たち。その娘たちが揃って、2人の彼氏を連れてきて、「妊娠してしまったの!」と父親に告げたことから悲劇(喜劇)が始まります。新郎となった2人の男は、父親と娘たちに、骨の髄まで吸い尽くされる運命にあるのですから・・・。(^^;

 この映画を観た人たちは、どんな評価を下すのだろう?気になってネット検索してみると、やはり「バカヤロ〜金返せ!」派が大多数であります。「呆れてしまったが、面白かった・・・」の余裕派は少数ですね。(^^;しかし、監督は百も承知でやっているわけですから、「バカヤロ〜!」と言わせたら、むしろ”勝ち”といえるのではないでしょうか?


6月25日(水) 昨日の疲れが溜まっていて、爆睡もしましたが、今日は真面目に仕事してました。部屋の南側のベランダには塗装工事が入っていて、エアコンが使用不能になっていますが、北側のベランダのサッシを開け放し、新鮮な空気を取り入れることができたので、臭いはさほど気になりませんでした。いつもこんなに快適だといいのになあ。(^^;


6月24日(火) 先週後半から、夜と昼があべこべになっています。明け方に寝て、夕方起きる生活になってしまいました。アパートの塗装工事はまだ続いています。今日は階段周りの塗装を行ったために、部屋の中までシンナーが臭ってきます。しかも逃げ場のないのが辛いこと。(^^;

 居ても立ってもおられず、脱出しました。新宿の漫画喫茶へ潜り込んで、3時間の読書と2時間の仮眠。漫画喫茶の料金は全国でも新宿がいちばん安いのではないでしょうか?フリー・ドリンクで5時間¥1000。平日の昼間っから、何を優雅な!とお叱りを受けそうですが、極度の睡眠不足のため、ふらふらであります。(^^;


6月23日(月) フジテレビ「笑っていいとも」に、吉岡美穂さんがナマ出演です。昨日、ホントにナマで見てきたばかりですが・・・。ほんわかしたムードがいいですね〜。理想の男性は、「大人っぽくて、少年らしさも兼ね備えた人」なんだそうです。私も候補に入れてもらいましょう。(汗)

 「いいとも」を観ていた名古屋の友達からメールが届きました。
 
>なんか小春日和の、ホンワカした日溜りのような人ですね。写真の印象とぜんぜん違います。

 グラビアや写真集でセクシ〜なポーズを決めてる姿からは、とても想像できないでしょう?まったくの別人ですよね。(^^;レース・クィーンとしてデビューしてから、もう3年になるアイドルですが、ぜんぜん擦れた感じもなく、信じられないくらいの天衣無縫さというか。すごく真面目な女の子です。(^^)


6月22日(日) 江東区の”生活倉庫UNYイースト21”で行われるイベントに参加しました。(こんなん初めてやっ!)グンゼ・ボディワイルド・プレゼンツ
「吉岡美穂のWILDでいこう」というFM番組のイベントでした。(関東、関西のみ。名古屋では放送されていません。)

 会場でグンゼの商品(私はソックスを買いました)を購入すると、ポスト・カード(5枚入り)とイベントの抽選券がもらえて、ロープで区切られたベンチへと案内されました。吉岡美穂さんは、夏らしい白い服の上下、ピンクと白のストライプのカウボーイ・ハットをかぶって登場!かわいいな〜、テレビで見るよりずっときれいだし!

 トーク・ショー、じゃんけん大会、プレゼント抽選が行われましたが、残念なことに、じゃんけんに弱い私は、怒涛のグー攻撃に、一発目から負けてしまいました。(^^;プレゼントも盛りだくさんで、かなりの高確率で当たるはずなのに、やはりクジ運に弱い私・・・。ステージに上がることができず、美穂さんと握手することができませんでした。(残念)

 ロープの外はものすごいギャラリーで、2階のテラスから身を乗り出すようにして、見ている人もいましたが、グンゼの商品を購入した人だけが、じゃんけん大会、プレゼント抽選に参加して、ドキドキ感を味わえるのです。(^^)とても楽しいひとときを、過ごすことができました。

 グンゼ・ボディワイルドのソックスは、前々からちょっと気になっていた、かかとまでのスポーツ・タイプ。2足で¥980だから、けっして高価なものではありません。素材も吟味されているようなので、今度、出かけるときに試してみようっと!(^^)


6月21日(土) 外は真夏日の晴天ですが、塗装工事が始まってしまったために部屋を脱出。部屋中、シンナーの臭いが立ち込めています。しかしながら、マジで暑いっす。体感温度40℃はあるんじゃないでしょうか?仕方なく池袋の街をウィンドー・ショッピング。ビッグ・カメラには、KONICAの新型、一眼レフデジカメがありました。NIKONレンズ群使用可能、等倍率1000万画素、60万円なり!

 これを高いととるか、安いととるかは考えようですが、プロ用デジカメとして、もはやフィルムの性能に肉薄するものであります。これまで安全策のために、何枚もの無駄なフィルムを費やしたり、フィルム代、DPE代、カット・マウント加工の手間が省けるとあれば、むしろ安いのではないでしょうか?(専門家は膨大な数のフィルムを消費します。)

 お昼にいちど部屋に戻って、昨日のうなぎを暖めて食べたのですが、シンナーの臭いで味が理解できませんでした。(^^;くやし〜!再び外出、高田馬場の漫画喫茶で時間を潰そうと思ったのに、新宿と比較するとかなり高め。あきらめて、中古レコード屋さんを覗いてくるくる歩き廻りました。疲れただけで収穫なし。(^^;


6月20日(金) 何でだろう?スーパー・トヨクニでうなぎの蒲焼を買ったら、¥200(1人前)。こんな安いのってアリ?だろうか?玉子も1パック(10個入り)¥100でした。ありがたやありがたや・・・。いつも買い溜めしている、めいらくのレトルト・カレーも1袋¥78。お金がなくても飢え死にすることはないでしょう。

 CDの整理をしていたら、試聴盤でもらった辛島美登里の「12k」というアルバムが出てきました。私はファンではないけれど、友人のMさんが大ファンなのですね。メールでその話をしたら、「第三者が辛島さんのCDを聴いたら、どう聞こえるのか、教えてほしい・・・」とのこと。さっそく試聴レポートです。

 辛島さんの声は、よく「癒し系」と評されますが、実際にはかなり芯の強さを感じます。そうでなくては、ここまで演奏活動を続けてこられなかったでしょうし・・・。シンガーソングライターというのは、キビシイものです。ともすれば、すぐにマンネリズムに陥ってしまうでしょう。自分の殻を破ろうと、必死になっている感じも見受けられるし、それがときに、ひとりよがりになってしまったり、押し付けがましくなってしまったり・・・。そして東芝EMIの制作スタッフとも、しっくりいっていないような感じを受けます。

 作曲家やアレンジャーに曲を書いてもらう場合、さまざまなミュージシャンとのコラボレーションがあり、また、刺激や影響を受けて発展していくものですが、そのあたり、自作自演は辛いところだと思います。このアルバム全体、テクニカルに凝り過ぎたアレンジが多く、遊び心、楽しさをあまり感じられないのが残念です。

 けっこう厳しいことばかり、たくさん書いてすみません。7)「ともだちでいたいのに」 10)「Change」の2曲が、私としてはお気に入りです。辛島さんは妙に肩肘張らず、素直に自分を出した感じの曲がいいと思うのです。とはいえ、音楽活動を長く続けていくことの難しさを、ひしひしと感じますね。

1)「Coi−bito」 インストのみの曲。ピアノの短い淋しげなモチーフをアレンジで展開していくあたり、ミニマル・ミュージックの影響を感じます。この頃は、マイケル・ナイマンの「ピアノ・レッスン」とか、流行っていたのでしょうか?ぼんやりとしたイメージ。アルバム全体のイメージを伝えようと試みたのでしょうが、いかにも実験作という感じです。何を狙ったのか、よく伝わってきません。

2)「湖」 遠雷の音で始まり、バグパイプ、ケーナなどをミキシングして、ケルト風のサウンドを展開していますね。渡辺美里の「マイ・レヴォリューション」みたく、自信ない人の肩を、ちょっと押してやるような曲です。

3)「大切な人」 軽快なラヴ・ソングですが、オンナの考える恋愛事情というか、「結局、男と女は別の生物なのよ」というか、辛島さんのラヴ・ソングには、男の気持ちが見えてこないのです。

4)「最後の夜に」 ピアノで奏でられる分散和音。スタッカートで始まるヴォーカルが、何となくクリスマスにちらちら降る雪を思わせますが、その後はわりと普通の恋愛歌で収まってしまうところがちょっと残念。

5)「誰にも言えない恋だから」 セミの鳴き声を思わせるノイズから始まる。テクノ・サウンドを強調した片思いのイライラ。かなりの超低音が、持続的に唸っていて、ヘッドホンで聴いていると気分が悪くなります。レッドノイズとバンドネオンっぽいサウンドの間奏あり。(凝り過ぎ)

6)「Time Loop」 「007」を思わせるエレキギターのイントロ、コツコツとウッドを叩く音。ティカティカと小刻みに鳴りつづけるリズム。これもセミの鳴き声っぽいノイズが鳴りっぱなしの部分あり。(凝り過ぎ)

7)「ともだちでいたいのに」 これがいちばん好きです。ありきたりなんですけど。弦楽器をフィーチャーしたアレンジ。センスが良いと思いませんか?メロディーがいいですね。とても素直な感じがします。(^^)

8)「交差点」 ギターの音がちょっと大きいかな?ヴォーカルが引っ込んで聞こえます。甘えた声で歌っていますね。

9)「靴音」 テクノ・サウンドによるアレンジ。持続的なノイズは好きになれないな〜。暗〜い自己燃焼型の恋愛ですね。

10)「Change」 70年代を思わせる古風なアレンジ。ユーモラスで軽快なサウンドが心地よいですね。自分に無理していない、こういうのが好きです。(森永アロエヨーグルトのCMソングだったそうです。)(^^)

11)「Waiting for you」 冨田勲ばりのシンセサイズ・サウンドに、女の恨み節を乗っけた実験作。調子っぱずれのトランペットが退廃的なムードを盛り上げる。エイリアンがこちらに向かって這ってくるかのような、低音の効果音がミキシングされています。

12)「虹の地球」 葉加瀬太郎みたいなヴァイオリンのイントロあり。流行を無理して取り入れてしまったかな?シンセサイザーが強過ぎてヴォーカルを殺してます。

 録音は全体に少し、ヴォーカルが引っ込んだ感じがありますが、そんなに悪いものではないと思います。(パフィーやKIROROなどは、クラシック向けのオーディオ装置で聴くと、かなり酷い音に聞こえます。) 雨の日に小学校の屋上から、遠くの山々を眺めているような、ちょっと白く煙ったサウンドですね。

 全体にテクノ指向のアレンジが多く、私はそうでない、懐かしい感じのアレンジの曲に好感を持ちました。また、このアルバムには、ブラスをフィーチャーしたアレンジとか、1曲も入っていないのですね。バラエティに乏しい感じがします。いろいろなスタイルの音楽を取り入れたら、けっこう楽しいアルバムになったんじゃないかな、とも思うのですが・・・。(^^;


6月19日(木) ビデオで「ソルジャー」というSF映画を観ました。ポール・アンダーソン監督、カート・ラッセル主演のB級映画です。

 誕生と同時に将来を決定づけられる未来社会で、戦士として育てられたトッドは、遺伝子から養成された新世代ソルジャーの出現で廃棄処分にされてしまいます。やがて廃棄惑星で目覚めた彼は、宇宙船の軟着陸で住みついた移民たちに救われ、徐々に人間らしさを取り戻していきます。しかし、安息の日々は長く続きませんでした。戦闘用レーダーを設置するため、投棄惑星に新世代ソルジャーが襲来してきたのです。

 揚げ足を取ろうと思えば、いくらでもツッコミが入れられますが、Bライン・プログラムと割り切ってしまえば、なかなか傑作といえるのではないでしょうか?スタジオ・セットなどもぜんぜん手抜きなしで作られています。(他の映画で使用したものを流用している、とのウワサもありますが・・・。)雰囲気としては、SF西部劇ともいえるかな?はじめは嫌われ者だった流れ者のガンマンが、最後には街を悪党から救う・・・といった感じ。(^^)


6月18日(水) 東中野の「はんこ屋さん」へ新しい名刺を発注しに行きました。肩書きは”クラシック音楽アドバイザー・執筆・作曲”であります。営業に出るときに必要になるものなあ〜。(^^;

 その後で、”ライフ”に寄ってお買い物。コーヒー牛乳、餃子、コロッケ、イカフライ、さつまいもの天ぷら、ちくわの天ぷら。チューハイ・レモンとチューハイ・グレープフルーツがそれぞれ¥100で買えたのはうれしいな。(^^)

 一杯やりながら、ビデオで映画「英雄の条件」を観ました。サミュエル・L・ジャクソン、トミー・リー・ジョーンズ主演。なかなかいい映画だったな。ドルビーDTSで、サウンドの迫力も満点!


6月17日(火) 先週、実家に戻ったときに、机の引出しを整理していて見つけたのは、昔撮った写真のネガ・フィルム。懐かしの猫の写真が新たに発見されました。スキャナの透過原稿ユニットを使って取り込み、隠しリンク
「猫の部屋」へアップロード。ペットの写真というものは、よほど猫好きの人でもないかぎり、第三者が見て楽しめるものではないため、あえてコンテンツとして紹介していないのです。(=^・^=)

 テレビをつけたら、懐かしの映画「おしゃれ泥棒」を放送していたので、そのまま最後まで観てしまいました。オードリー・ヘップバーン、ピーター・オトゥール主演。磁石を使って、壁の裏側から鍵を操作するところがスリリングで面白い。こんなアイディアよく考えたものだと感心してしまうけれど、CGで何でも描けてしまう現代では、こんな単純なトリックを誰も思いつかないだろうと、イマジネーションの低下を危惧してしまうのでした。(^^;


6月16日(月) 秋葉原へヘッドホンを買いに行きました。アパート暮らしはコレがないと辛いのよ。(^^;まずは石丸電気駅前店で、ずらっと並べられたヘッドホンを試聴。これまで使用していたAKGのK-141が定価¥18,000相当の品なので、予算は¥30,000限度に設定しました。試聴機に流れていたのはシューベルトのピアノ曲「楽興の時」。

SONY MDR-CD3000(¥50,000) 密閉型。インピーダンス32Ω。出力音圧104db。ワイドレンジで、どんな細かい音も拾ってくれるが、ピアノは細身で、綺麗にまとめすぎた感がある。実際のピアノの音は、もっとパワフルだ。80点。

AUDIO TECHNICA ATH-W100(¥42,000) 密閉型。インピーダンス48Ω。出力音圧100db。天然木削り出しのヘドハウジング。ワイドレンジでフラット。高品位だが淡白なサウンド。これも綺麗にまとめすぎた感がある。85点

SENNHEISER HD-600(¥69,000) 開放型。インピーダンス300Ω。出力音圧97db。クラシックの定評あるブランドだけに、独特の渋い音色が光っている。繊細でワイドレンジ。ボリュームを上げないと音量不足気味か?88点。

VICTOR HP-DX3(¥25,000) 密閉型。インピーダンス90Ω。出力音圧105db。ヘッドハウジングはアルミ製だが、素材の持ち味をよく理解しているので、メタリックなデザインからは想像できない音が出た。ゴージャスな低音、甘い艶の乗った中高音。ヘッドホンが楽器であることを感じさせる個性派。装着感やや強し。85点。

 他に、PIONEERのヘッドホンも試聴してみたが、中高音を強調しすぎてクラシックのピアノが、ポピュラーピアノのように聞こえるので論外。装着感もよくない。

 肝心のAKGが置いてないので、店員さんに聞いてみたところ、本店には置いてあるということでした。早速、石丸電気本店に移動です。試聴機にはラップ・ミュージックが流れていて、全然、頼りにならないので、店員さんに頼んでクラシックのCDに替えてもらいました。

 「ピアノがいいんだけどなあ・・・。」 持ってきてくれたのは、中村絋子のショパンでした。ところが、そのCDはピアノの音がすべて、「ベーン!」と、ツブれているのですね。恐るべしSONYの国内録音! 「すみません、このCD、録音悪いですねえ。」 ということで、ミシェル・ダルベルトの弾くモーツァルトのピアノ協奏曲(RCA)に替えてもらいました。

 何だか店員さんに悪いので、事情を説明して、AKGのK-141を20年ほど使用してきたけれど、つい先日ボイスコイルが断線して壊れてしまったこと。AKGの音質は非常に気に入っていることなどを説明したら、いろいろと教えてくださいました。

 私が使用してきたK-141は、K-141monitorとマイナー・チェンジしたのち、最近になって後継機種のK-141studioが発売されました。上位機種のK-240monitorにも、後継機種のK-240studioが発売されました。

 K-141monitorはとても評判が良く、ロングセラーとなっていましたが、インピーダンスが600Ωと高く、弱いアンプでは鳴らしにくいという欠点がありました。よって後継機種のK-141studioは、55Ωとロー・インピーダンスに変更。しかし、もともとハイ・インピーダンスの方が、音質は引き締まる傾向にあったので、同じK-141という型番でありながら、後継機種はまったく別物といえる音質になってしまったとのこと。かなり細身の音質に変わってしまったといいます。

AKG K-141monitor(¥18,000) 半密閉型。インピーダンス600Ω。出力音圧98db。ついこの間まで使用していたK-141とほぼ同等品。一聴したとたん、「ああ、これだ!」という安心感に包まれた。(^^)自分の耳を再確認した次第である。AKGはオーストリア製。ピアノの名機、ベーゼンドルファーの国。SONYやAUDIO TECHNICAなんかと比較するとレンジも狭く、ちっとも高性能ではないのだが、音楽性のある音とでもいえばいいのか?同じ物を買い直してもいいんやけどな・・・。80点

AKG K-141studio(¥19,000) 半密閉型。インピーダンス55Ω。出力音圧101db。K-141monitorの後継機種だが、インピーダンスは600Ω→55Ωと変更になり、出力音圧もアップした。(3dbの差は、2倍の電力に相当する。)比較するとずいぶん大きく聞こえるものである。元気がよくなった反面、弦楽器の音色は細身になり、ちょっとチグハグな感じも否めない。78点

※インピーダンスと出力音圧の関係について説明しておこう。インピーダンスの低い方が、アンプの負担は軽くなるため、扱いやすく、出力音圧(能率)も高くなる。インピーダンスが高いと、アンプに負担がかかるため、扱いにくく、出力音圧も稼げない。ウォークマンなどの小型機では充分な音量が得られないことも・・・。しかし、音色は引き締まる傾向があり、アンプの残留ノイズを押さえられるというメリットもある。(出力音圧の高いヘッドホンは、アンプの「サー」という残留ノイズが耳に付く。)

AKG K-240monitor(¥21,000) 半密閉型。インピーダンス600Ω。出力音圧88db。K-141の上級機だが、出力音圧が極端に低いので、店頭では充分な音量が得られなかった。かなり扱いにくい機種といえよう。K-141は耳に当てるタイプのヘッドハウジングだが、K-240は耳たぶをすっぽり覆うタイプで、装着感はこちらの方が良い。75点

AKG K-240studio(¥22,000) 半密閉型。インピーダンス55Ω。出力音圧91db。K-240monitorの後継機種だが、インピーダンスは600Ω→55Ωと変更になり、出力音圧もアップ。かなり使いやすくなったといえよう。K-141studioは、開放的なサウンドに変身してしまったが、上級機のK-240studioは、AKGの古き良きサウンドを守っている感がある。すばらしく綺麗な音だ。85点

AKG K-501(¥28,000) 開放型。インピーダンス120Ω。出力音圧94db。こちらはオープンエア型で、K-1000(¥120,000)が登場するまでは、AKGのハイエンド・モデルだった。今回、試聴した中でいちばん綺麗な音がする、といってもいいだろう。弱点はオープンエア型のため、低音の量感に不足することだ。88点。

 あれやこれやと悩んだ末に、最も無難な感じのAKG K-240studioに決めました。買価¥18,480(税込)。ちょっと、心引かれたのは、濃厚なサウンドのVICTOR HP-DX3。これも売価は¥20,000を切っていました。帰りにラジオセンター(パーツ売場)でヘッドホンジャックを購入。壊れたK-141は、コードのみ再利用。延長コードを作るためです。(^^)


6月15日(日) アパートの周りは足場と、汚れ防止のシートに包まれてしまいました。おかげで日中でも薄暗く、時間の感覚がなくなってしまいました。そして洗濯物が外に乾せません。とはいえ、2週間分の洗濯物が溜まってしまっているので、やらないわけにもいかないのです。(^^;

 幸い、日曜だけは作業員の人たちもお休みをいただいているようだし、こそっと乾して、明朝から部屋に取り込んで、エアコンで乾かすことにしましょう。それにしてもこの塗装工事、6月10日から7月6日までの間、作業したり、休んだりの繰り返しが続くわけです。いい加減にして欲しいな〜。(^^+


6月14日(土) 弟から呼び出しを食らって、写真整理に1日を費やすこととなりました。今週、高山本線で撮影してきたフィルムが15本ほど。実際、運転手として働いた私は、それほど多くのシャッターを切ったわけではありません。ほとんどアルバイト君の撮影したものですが、先週、土日を潰してもらったので本日は代休。私が写真整理するのもおかしな話ですが、そこはやはり人を上手く使えない弟が社長であるだけに・・・。(^^;

 しかも、フィルムを選別してマウントにホールドしていく作業は、たいへんな労力です。鉛筆でコメントも入れなければならず、目も疲れます。さらに、作業途中でマウントが足りなくなってしまった。しぶしぶ新宿ヨドバシカメラへ買い出しに行かされます。作業が終わったのは夜の9時でした。

 弟の会社はやりくりが下手で、未だにデジカメすら買えずにいます。デジカメといっても、仕事に使えるのは、最低300万画素以上の機種でないといけませんが・・・。そして、最新型のノート・パソコンがあれば、撮影したその日のうちに旅館でチェックできるし、編集してCD-Rに書き込んでしまえば、現像代も、マウントも何も要らなくなるのです。つまり、今日1日かけた作業がまったく必要ないわけで・・・。何やってんだか、呆れたもんです。(^^;


6月13日(金) AKGのヘッドホンが壊れてしまいました。ショ〜ック!イヤーパッドを交換したばかりだったのに。もう、20年以上使用していますから、寿命でしょうかね。片方の音が出なくなったのです。コードをひねっても、ゴソッともいいませんので、単なる接触不良にはあらず・・・ボイスコイル断線ですかね。しかしながら、安いヘッドホンには戻れません。もう、耳が鍛えられてしまってますからね。また、お金かかるなあ・・・。(^^;

 名古屋に戻っていたのですっかり忘れていましたが、今日から、アパートは外装工事(再塗装)が始まったのでした。管理会社が新しく変わるのだといっていましたが・・・。住人の出入りが激しく、けっこう空室が多いのです。少しでも新しく見せようということでしょうか?それよりも、雨の日に階段が川になってしまう(水はけが悪い)のを、何とかしてほしいなあ。(^^;


6月12日(木) 春日井で美容院を経営している友人のところで、髪をカットしてもらいました。前回、別の美容院でカットしてもらったときは、長さだけ調整して、全然、スキが入っていなかったことが判明しました。これでずいぶんと軽くなったわい。(^^;

 名古屋で長居してしまいましたが、ようやく東京に戻ります。帰ってみると洗濯物がゴッソリ溜まっていました。大慌てで出てきたから仕方がないんだけれども・・・。(^^;その後は東中野のライフでお買い物。食料品をまとめて調達してきました。


6月11日(水) リターン・マッチ!再び大須へ。42円の部品を買うために、ここまでしなければならないのか?(^^;配線用のケーブルも調達して、せこせこと部品作り。テレビが増える分だけ電波も弱くなるため、ブースターを復活させてゲインを稼ぎます。(ブースターは再利用。)

 できました〜、完璧に映るじゃん!やるべきこともやったし、映画でも観てくるかな、というわけで、小牧のコロナで映画「二重スパイ」を観ました。北朝鮮から韓国へ亡命した青年将校のストーリーですが、「南にも自由などない!」というセリフが、映画をよりいっそう、リアルなものとしています。

 一昨年の「シュリ」にも登場したハン・ソッキュが主演。拷問のシーンが、かなり生々しかったのに、R指定がかかっていなかったのはむしろ不思議?今回、ヒロインを務めるのはコ・ソヨン。可愛い感じだけれど、ポスターで見るのとずいぶん印象が違うような?

 北朝鮮軍の行進する様子を再現した部分などはリアルで、日本のニュース番組でも、イメージとして流用されそうな気がします。(それだけ日本のニュースには作りこんだ部分が多く、真実を歪められてしまっているというのも事実ですが・・・。)サスペンスが主体で、主人公とヒロインの恋愛は、あまり描かれていません。

 人間というのはやはり、慣れてしまう生物なのだろうか?スパイ映画を、韓国独特の悲恋ものと上手くミックスさせ、たたみかけるようなテンポで演出した一昨年の「シュリ」。南北の兵隊たちの心温まる交流と、厳しい現実を上手く対比させた昨年の「JSA」を観た後では、少し食い足らない感じがするのも贅沢というのかな?


6月10日(火) 実家でゆっくりと起き出たら、父が自分のポータブル・テレビを、屋根のアンテナ線に繋いでほしいと頼んできました。ロッド・アンテナではどうも映りが悪いようです。このナショナル製ポータブル・テレビ(8インチ)は、通常のアンテナ端子を持たず、ロッド・アンテナを引き抜くと、オーディオ・ミニプラグの形状を持っているのです。

 さて、オーディオ・ミニプラグ。これは特殊な部品でも何でもないのですが、ハンダで付ける単体パーツは、もはや通常の家電店には置いてありません。かつてはホーム・センターにも置いてあったものですが、需要が少ないのでしょう。20年くらい前から見ていません。やはり、東京なら秋葉原、名古屋なら大須のアメ横ビルまで出向かないと入手できないのです。

 久しぶりの大須。ところがアメ横ビル1号館は定休日でした。パーツはここしかないんだよなあ。失敗、失敗、すごすごと帰るねも艦長。(^^; 大須商店街は、東京でいうなら、秋葉原と御徒町〜上野間のアメヤ横丁をミックスしたような街です。「アメ横ビル」の名の由来もそこにあります。


6月9日(月) 取材3日目。本日が最終日!朝一番に宿を出て、高山取材のため爆走です。(^^;陣屋跡の朝市にやってきましたが、想像していたのとは少し違いました。魚市場のように競っているのでなく、地元の方々が手作りの特産品を、観光客相手に販売しているのですね。(^^)

 それでもたいへんな賑わいでした。陣屋前には人力車も出て、ちょんまげに結ったおじさんが煙草を吹かしています。人力車には女の子の引き手もいたのでびっくり!真っ黒に日焼けした顔と、逞しい太ももが印象的でした。

 自販機で買った”ひだ牛乳”のコーヒー牛乳は、味が濃くてとても美味しいものでした。萱葺き屋根の民家を再現した、”飛騨民俗村”を取材して終了です。帰路、名古屋に向かいますが、渋滞に阻まれてかなりの時間をとられました。帰宅したのは午後5時を回っていましたね。お疲れさま。


6月8日(日) 高山本線の取材で、今日も1日、クルマを運転しつづけました。でも、日が暮れると写真撮影はできなくなってしまうのです。折り返し地点の飛騨古川で、取材を済ませるとはや夕方の5時。このまま高山に戻っても、真っ暗になってしまうので、仕方なくもう一泊することになりました。最初からそのつもりではなかったので、着替えを持ってきてなかったのです。汗臭い!

 洗面所で下着を洗って、よく絞って乾しておけば、エアコンの風で翌朝までには乾くでしょう。疲れました。顔と腕だけ日に焼けて真っ赤になっています。観光客などほとんどないローカル線の旅ですが、自然に恵まれた環境は捨てがたいものがあります。気温はかなり高いのですが、空気が澄んで、サラッとしているので、とても気持ちがいいのです。


6月7日(土) 仕事漬けになっている弟が、高山本線の取材で戻ってきました。クルマを貸してくれといいます。「あんたペーパー・ドライバーでしょう?」「アルバイトに運転させるからいいんだ!」って、ちっともよくないじゃないの。家族限定で保険契約した私のクルマは、アルバイト君が運転した場合、もしもの事故が起きた場合、保険が降りません。そしてまだ正社員として雇用されていないアルバイト君は、労災の対象からも外されてしまうのです。仕方なく私が運転手として付き合うことになりました。

 取材は1日で終わるはずもなく、下呂で一泊。ま〜いっか、下呂の温泉はお肌がツルツルして気持ちいい。飛騨高山ラーメンも食べました。屋台風の極細麺で、ダシの効いたスープが旨いこと。自販機でワンカップ酒を買い、明宝ハムを肴に一杯。明宝村の特産品で、手作りのハムですが、防腐剤などの添加物を一切使用していないのです。(あまり長期保存できません。)独特の臭みがあるけれど、これが本来のハムの香りなのですね。


6月6日(金) 今日はお葬式。午後は火葬場へ移動です。お爺さんのお葬式のときは、骸骨になったときにびっくりしましたが、今では焼く温度が高くなったため、まっ白な灰になってしまいました。さよならお婆ちゃん!

 そのまま葬儀場にUターンして、初七日。今ではお葬式の日に初七日を済ませてしまうのですね。お通夜、お葬式を通じて皆のアイドルだったのは、従妹の赤ちゃんで、生後4ヶ月になるりょう君。92歳で亡くなったお婆ちゃんは曾孫を抱くことができたのです。(^^)


6月5日(木) 今日はお通夜。午後には遺体を葬儀場へ移さなければならないので、朝早くから、お婆ちゃんの家に行きました。叔父さんの提案で、病床のお婆ちゃんが、利き手ではなかった左手でクレヨンを使い、一生懸命描いた花の絵を葬儀場に飾ることにしました。その数、何と百数枚!1枚1枚、クリアケースに収めた後、従妹たちと一緒に、葬儀場を花で埋めつくしました。

 仕事の都合がつかず、ようやく帰省した弟をクルマで迎えに行き、家で一風呂浴びてから、再び葬儀場へ。人気のない大ホール、お婆ちゃんの棺の側で一夜を明かしました。


6月4日(水) 実家から電話がかかってきました。今朝、10時50分に小牧のお婆ちゃんが亡くなったのです。一昨日、お見舞いに行ったときは眠ったままで、顔を見てから東京に戻ったばかりでした。今日は病院から実家へと遺体を移し、明日がお通夜、明後日がお葬式となります。

 名古屋へ出発する前に、昨日の中身違いのLPを返品しなければならないのと、神田古書街で購入を保留していたカタログを取りにいかねばなりません。外はひどい雨降りで、何とか用事を済ませて、午後5時の新幹線に飛び乗りました。

 お婆ちゃんの家に着いたのは夜の9時。お化粧をしてもらって、お婆ちゃんの顔はまるで生きてすやすやと眠っているようでした。初孫だった私は、幼い頃からずいぶんと可愛がってもらったし、音大進学をめぐって家族と喧嘩していたときも、いつも私の味方をしてくれました。優しいお婆ちゃんだったな。


6月3日(火) 先週購入した¥100LPの1枚、ブルックナーの交響曲第3番「ワーグナー」(セル指揮クリーヴランドO)を聴こうと、レコードを取り出し、ターンテーブルの上に置いたら、びっくり!中身違いだったのです。(^^;ベルリオーズ:幻想交響曲(オーマンディ指揮フィラデルフィアO)。

 オーマンディの幻想も悪くはないのですが、外側と中身が一致していなければ、コレクションの価値がないじゃありませんか。返品か交換してもらおうと、購入した高田馬場の中古レコード屋さんまで、歩いて出掛けました。¥100だからといって泣き寝入りはしませんよ〜。

 ところが、あいにくの休業日。電話で確認しておくんだった。何やってんだか本当に・・・。(^^;仕方がないので高田馬場近辺を散策してみましたが、特に何も収穫はありませんでした。日は暮れ、腹は減る。明日また出直しです。(^^;


6月2日(月) 実家にいても何ともしようがないので、とりあえず朝一番で、お婆さんの顔を見てから東京に戻ることにしました。昨日よりは少し呼吸が楽になったように見えます。一昨日は39度の熱があったそうですが、今朝は熱も下がっています。

 お迎えはいつ来るかわかりません。すぐに明日かもしれないし、このまま数ヶ月、持ちこたえるかもしれません。東京から名古屋まで、わずか2時間。できるだけこまめに帰省して、お見舞いに行くようにしましょう。

 神田古書街の音楽書専門店には、またまた古いカタログが6冊入荷しておりました。現在、編纂中の仕事に欠かせない資料です。すかさず購入。

 店主に、「この手の本は、たびたび入荷するんですか?」と聞いてみたところ、「いや、滅多に入らないです。探してる人のほうが多いくらいですよ。」とのこと・・・。さすが東京、というべきか。名古屋では手に入らないからなあ・・・。


6月1日(日) 在所のお婆さんのお見舞いで、実家に帰省しました。先月会ったときは元気だったのに、脳の血管が詰まってしまったため、もはや意識不明。点滴で栄養を補給しながら、苦しそうに肩で息をしていました。

 私はお婆ちゃんの初孫だったため、子供の頃はずいぶん可愛がってもらい、玩具もたくさん買ってもらいました。何にも孝行してやれなかったな〜。本当はもう曾孫を抱かせてやらなきゃいけない年頃なのに・・・。

 耳は聞こえてるんだろうか?「お婆ちゃん」と呼びかけても返事はないけれど、ときどき「ああ・・・」と声を漏らします。91歳、いろんなことを思い出しながら、夢を見ているんだろうな・・・。


日々思うことに戻る

表紙に戻る