2004年6月の日記

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6月30日(水) IPラジオの部屋

 
IPラジオの部屋更新です。世界中の優良クラシック・サイトを集めました。編集上の重複もありますが、680チャンネルにも及ぶため、しばらくは更新できません。というか、乾いた雑巾を絞り切ったので、候補はなかなか出てこないでしょう。直リンクのできないサイトはネグレクトされていますが・・・。

 最近は直リンクを拒否するサイトが増えていますね。以前はダイレクトで聴けたのに、久しぶりにサイトを訪れたら、サイン・インを要求してきたサイトも・・・。URLは変わっていないので、ウチからはダイレクトで聴けます。(苦笑)無駄なことはやめましょう。広告収入や個人情報では食えません。

 今後はメンテナンスとクラシック以外のジャンルに力を注ぎますか?放送休止時間というのもありますが、音の出ないリンクを見つけたら、ねも艦長までご一報ください。直リンクは時間とともにロストしてしまう運命にあります。メンテナンスのなされていない検索エンジンには泣かされました。(苦笑)


6月29日(火) プログラム放送

 日本でABCといえば朝日放送(Asahi Broadcasting Corporation)を指すけれど、もちろん世界のABCはオーストラリア国営放送(Austrarian Broadcasting Corporation)です。オーストラリアの音楽界について情報は乏しいけれど、欧米に勝るとも劣らないグレードと聞き伝えています。

 さて、
ABC ONLINEのサイトからインターネットラジオを聴こうとすると、クラシックのみライヴ放送ではなく、プログラム放送を行っているとのこと。ABC CLASSIC FMのページから、好きな番組を聴きたい時に聴けるようになっていました。たいへん親切なつくりになっています。ホームページかくあるべし。

 
IPラジオの部屋は急ピッチで更新予定。もちろんABCも掲載しますよ。サイトへのリンクを載せないの?という意見もありますが、プログラム放送を含む優れたサイトだけで、何のメリットもないサイトはお断り。いったいどんなサイトがペケなのか?例えばこんなの・・・。

 デザインは美しいけれど、文字が小さくて読みづらい。HTMLでガチガチに指定されているため、ブラウザ側でフォントの大きさを変えられない。ハッキリ言って新聞より小さな文字というのは読めんぜよ。それにどこをクリックしたら放送が聴けるのか?ほとんどパズルになっているサイトもしばしば。

 ボタンをクリックしてもエラーになってしまう・・・リンクの間違いもしばしばあります。これも
IPラジオの部屋では直してありますよ。(苦笑)生きていく上で必要のないポップアップ広告というのもお断り。14日間だけ無料でお試しいただけますとか、メルアドを記入してサイン・インしてくださいとか。

 再生専用ソフトをダウンロードしてくださいとか、特殊文字のサポートをダウンロードしてくださいとか。そんなの表示されたところで読めんっちゅうの。(苦笑)フラッシュ・アニメーションが始まってしまって、ブラウザのバックボタンで戻れないとか。なぜそんな無駄なことをするのだろう?

 QuickTimePlayerでしか再生できません、というサイトもありました。Windows上でノロノロ動作しかできないQuickTimeはお断り!製作者はいったい何を考えているのか?そうした煩わしさをすべてネグレクトしたのが
IPラジオの部屋なのです。単なるローテクという噂もありますが。(苦笑)


6月28日(月) 四つの最後の歌

 高田馬場へ買物に行き、ちょっと時間があったので中古CD屋さんを覗いてみました。もとCDショップ店員としてはすこぶる珍しいものもなく、ましてや原価を知っているCDの中古盤など滅多に買わないものなのですが・・・。それでも下のジャケット写真を見つけたときはときめいてしまいましたね。

 EMIの輸入CDで、リヒャルト・シュトラウスの四つの最後の歌、その他を収録したもの。エリーザベト・シュヴァルツコップのソプラノに、オットー・アッカーマン指揮のフィルハーモニア管弦楽団が美しい伴奏をつけたモノラルの名盤。中学生の時にLPで購入して、今もときどき聴いています。

 ジョージ・セルがベルリン放送交響楽団を指揮したステレオ録音もあるけれど、私はこの旧録音の方が好きですね。2曲目『九月』の終りにしっとりと鳴るホルンのソロは、デニス・ブレインが吹いていたのでした。それを知ったのはだいぶ後になってからのことですが・・・。

 CDの最初期の頃にも発売されていますが、今回は新しいリマスタリングでの発売。中古CDの値段は¥1,050で、気にくわないのはおそらく新品でも¥1,300くらいの廉価盤だろうなということ。解説書が二つ折りのペラペラですもん。幸いにしてその日は中古CD¥200引きの日でした。¥850でげっと。

 モノラル録音のリマスタリングは、飛躍的に音質改善されているか、ぜんぜんダメになっているかのどちらか。LPレコードも取り出して比較してみます。・・・よかった・・・懐かしいそのままの音です。ひょっとしたらLPレコードからの再生復刻?余白の部分も無音ではなく、ごそごそと雑音が聞こえます。

 むしろ懐かしいLPレコードを取り出して聴いたときには、あれっ?こんなんだっけか?と少しがっかりしたくらい。私の記憶は雑音の中から美しい部分だけを増幅していたのでした。ヘッドホンで聴いていたのですが、ふと気がついたことがあるので実行してみます。

 私はモノラル専用カートリッジを持っていません。よって、音像がフワフワと左右に揺れてしまいます。スクラッチノイズだけはステレオですが。(笑)現在使用しているアンプにもモノラル・モードがありません。少し前に自作したモノラル・ショートのプラグを使って完全なモノラルに切り換えました。

 雰囲気は新しいリマスタリングのCDに近づきました。なかなかいい感じです。これでアナログ・プレーヤーとカートリッジをグレードアップしたら、CDより良くなるかもしれません。いつか超弩級のオーディオを揃えたいとは思いますが、CDはそれを復刻に使用した感じです。自分でやったらもっと良くなるかも?

   


6月27日(日) 金管楽器リサイタル

 
KANSAS PUBLIC RADIOという優れたサイトを発見!ストリーミング放送もさることながら、STUDIO 3というライヴ・プログラムのアーカイヴを有しています。マーク・ホールによるトロンボーン・リサイタル、クリス・ムーアによるトランペット・リサイタルが176kbpsの高音質で聴けてしまうのだ。金管楽器愛好家はぜひ録音すべし!

 ストリーミング速度のクォリティについてちょっと説明。CDの音質(非圧縮)1411kbpsと比較するなら、MDが292kbps、MDLPは132kbpsとなるらしい。(SONYが比較のためのデータを公開していない?ビットレートが即・音質比較とも言えないのですが・・・。)

 よってCD並みとはいかないまでも、ADSL(ブロードバンド)のストリーミング速度で、MD並みの音質を得ることはじゅうぶん可能であります。もちろん128kbps以上の接続速度が必要ですが、同じ速度ならramやmp3よりもwmaの方が高域に伸びがあります。インターネットラジオも奥が深くなってきました。


6月26日(土) CD製作?

 
AVRO KLASSIEKのライヴ・コンサート(wmaファイル)をCD-Rに保存していたのですが、重大なことに気がつきました。最新5つのコンサートが20kbpsの低速ストリーミングでしか配信されていないこと。また2つのコンサートは32kbpsのストリーミング速度。

 さらに上記を含む最新6つのストリーミングは、ダウンロードしてもデスクトップ上で再生できないようにセキュリティが掛けられていたのでした。(^^;もっともそれ以前のファイル(48種類)は、通常にダウンロード&再生が可能なので、立派なコレクションにはなるのですが。

 zoc_011209.wma(20kbps)再生不可
 zoc_991003.wma(20kbps)再生不可
 zoc_020210.wma(20kbps)再生不可
 zoc_001217.wma(20kbps)再生不可
 zoc_970105.wma(20kbps)再生不可
 zoc_951119.wma(32kbps)再生不可
 zoc_030302_bb.wma/zoc_030302_sb.wma(32kbps)

 ※データは2004年6月26日現在のもの。変更になる可能性もあります。

 この中でも、ムソルグスキー:禿山の一夜(原典版)&ドヴォルザーク:新世界(ロベルト・アバド指揮)のコンサートはお気に入りの演奏だっただけに、保存できなかったのはちょっと悔しい。ならばwaveファイルとして録音し、オーディオCDに記録してしまおうと考えました。音質は32kbpsなのでイマイチなんですけどね。

 WavRecを立ち上げて、リアル・タイムで録音します。ところが55分ものコンサートとなると、必ず途中で回線が切れてしまう。ADSLといえど、この辺はぜんぜんダメなのです。仕方なく楽章ごとに録音し、5つのトラックとして1枚のCDに収めようと考えました。55分1トラックというのもおかしいし。

 WavRecには簡単な編集機能が付いているので、演奏の少し前から録音し、完全に音が消えてから録音を終了させます。前の余白と、後の余白は切り取ってしまえばいいのです。初めてやってみたものの、いたって簡単でした。ハサミもスプライシング・テープもいらないとは。(何ですかそれは?)

 というわけで、オリジナルCDができあがり。インターネット上には優れた音源が星のように溢れています。wmaやram、mp3ファイルで録音するのもよし。いったん取り込んだファイルをwaveファイルに変換して、CD化するのもよし。128kbpsや256kbpsの高音質ファイルもゴロゴロ出てきます。


6月25日(金) プチ・ハッカー?

 雨がざんざん降っていました。今日も今日とてインターネットラジオを聴きながら、パソコンに向かっています。リンク間違いを直したり、新しいサイトを発見したりして興味は尽きないです。以前から気にしてはいたものの、手付かずだったサイトがありました。

 もちろん無料ではあるのですが、メールアドレスを登録して、オリジナルの再生ソフトをダウンロードしないと聴けないというもの。オリジナルとはいっても既製ソフトのスキンを変形させたようなものですが。多くのチャンネルを有しているので、何とかならないかな?

 あれこれ調べているうちに、とあるサイトで1チャンネルだけ直リンクを発見・・・。後はURLの文字配列から、芋づる式に残りのチャンネルを解析。ハッカーとはいわないでしょうけど、ちょっとした謎解きですね。我流ではありますが、いつのまにか詳しくなりました。


6月24日(木) AVRO KLASSIEK

 一昨日紹介した
AVRO KLASSIEKのライヴ・コンサート。128kbpsの高音質なので、これを保存しようと考えました。NET TRANSPORTを用いれば効率良く(同時に3プログラム!)ダウンロードできます。初めてインストールされる方は“伏義”のアイコンからどうぞ。日本語ファイルもダウンロードしましょう。もちろん無料です。

 初期設定のままだと使いづらいところがあります。私は
ココを参考にさせていただきましたが、ダウンロード先はデスクトップに専用フォルダを作っておく方が便利。モニタリング・ファイルの種類は、コピー&ペーストして保存した後、クリアしてしまった方がいいように思われます。そうしないとIPラジオを聴こうとする度に起動してしまいますので。

 高田馬場の九十九電機まで赴き、CD-Rを購入しました。Memorex社製のスピンドルケース700MB×10枚は¥367。1枚あたり幾らでしょうか?(笑)ひとつのwmaファイルが50MB〜70MBくらいなので、10個ずつCD-Rに収めることとしました。パソコンでしか再生できませんが、1枚あたり6時間強の音楽が詰まっています。


6月23日(水) 愉しい語学学習?

 IPラジオの部屋Tにあった語学チャンネルを、全体のバランスから
IPラジオの部屋Wに移動させました。何となく最初に設定したままメンテナンスを怠っていたため、内容の見直しをはかっています。ラジオ・フランスのドイツ語サイトなどは、どう考えてもドイツ語には聞こえない。即刻、没になりました。(笑)

 英語チャンネルもBBCやビジネス・ニュースでは芸がないので、イギリスの中央にあるマン島の放送局、“マンクス・ラジオ”。アメリカは“ヴォイス・オヴ・ナイアガラ”をチョイス。前者はバイク・レースと尻尾のない猫“マンクス”が有名だし、後者はときおりナイアガラの瀑布が聞こえますよ。(笑)

 皆さんはフランスの放送局が極端に少ないことにお気付きでしょうか?実はフランスの放送局のほとんどが、直リンクを張れないよう加工してあるからなのです。ホームページのあちこちにスポンサーの広告が貼ってあって、うっとうしいほどにポップアップが立ち上がります。こりゃかなわんなあ。(苦笑)


6月22日(火) IPラジオの愉しみ方

 
IPラジオの部屋Wに紹介したAVRO KLASSIEK(オランダ)のリンクをクリックして、ホームページに移動するとプログラム・ストリーミングがお楽しみいただけます。ライブ・ストリーミング以外は直リンクが張れないので、ホームページへのリンクを設定してあるのですが、なかなかそこまでは気付いていただけないと思いますので。(笑)

 オランダ語なので読みづらいとは思いますが、左のメニューにある“LUISTERKAMER”を開きます。“Keuzeconcert”ではオランダのオーケストラによるライヴ・コンサートが聴けるのです。“hier om te luisteren naar eerder verschenen concerten”をクリックするとアーカイヴが開いて、過去のコンサートも聴けます。

 日本では紹介されていないオーケストラと、指揮者による演奏ですが、演奏は上手いし、個性豊かな音楽も聴かれます。こういうのを聴くと、しょせん日本人は“井の中の蛙”であることを思い知らされますね。CDショップで働いていた頃は、オランダのスーパー・バジェット・レーベル“ERASMUS”を日本に紹介したものですが・・・。

 その他にも、“ジュークボックス再生”といって好きな曲目を選択してプログラムしたり、“オペラ・ハイライト”“サウンドトラック”“CD紹介”“コース・プログラム”“インタビュー”など豊富なコンテンツを所有しています。週末は
AVRO KLASSIEKでお楽しみください。もちろんすべて無料です。(^^)


6月21日(月) 台風が来た!

 昨日1日休養したのに扁桃腺の腫れは引きません。熱が37.5℃もあるのか。コンビニでアイスとサンドイッチを買って食べます。サンドイッチの味は分からないけれど、こういうときのアイスは美味しいですね。

 仕方ないので医者に行こう、と思い、服を着替えたものの、診察カードをチェックしたら月曜は休診でした。遠く離れた総合病院まで行くのは辛いし、何時間も待たされるのは嫌だ、ということで自宅療養を決めます。

 台風がやってきて、雨と湿っぽい風を吹き散らします。寝ていても部屋の中がむわ〜っとするのがよく分かる。エアコンを点けたり消したりしておりました。ヘンテコな夢をたくさん見たよ〜。(^^;

 土曜日放送の
『ヤングパーク延長戦トレンドーン』。月曜日にホームページがUPされるのですが、今週は『オレたちのヒロイン』メンバーとの合同企画。通常10分の番組を15分に延長して、吉岡美穂さんと若槻千夏さんの常識バトルが繰り広げられます。IPラジオの部屋にもリンクが張ってありますよ。(^^)


6月20日(日) 扁桃腺が腫れ

 起きたら何だか喉が痛いのです。朝食はサンドイッチを食べたのですが、飲み込む度に痛いのと、砂を食べてるようで味が分かりません。龍角散のど飴を試してみますが、どうも扁桃腺が腫れているようで、首がひと回り膨らんでいます。

 原因不明・・・身体がだるいので休養します。
IPラジオの部屋はリニューアル完成。明朝にでもアップロードしましょう。ちょっとパソコンに向かうだけの体力がありません。日記の更新は後回し・・・微熱も出てきたようです。(^^;


6月19日(土) 世界の音楽観

 
IPラジオの部屋のデータ収集に追われています。中国、台湾の放送を聴いていると、ときおり日本のJ-POPが流れてくることがあってびっくり!しかも中森明菜だったりするのです。どんな音楽観を持っているんだろう?不思議不思議。

 中国のクラシック・チャンネルでは、普通のクラシックに混じって、オーケストラで奏される中国民謡もあり。それだけならいいのだけれど、中国のオーケストラの演奏は、クラシックを演奏しても何だか中国ふう。文化大革命の後遺症です。

 中国映画を観て最近知ったのですが、文化大革命は西洋音楽や、国際的文化人をとことん排除したのですね。それまで活躍していた人たちは反逆者扱いを受けたそうです。それが現在まで尾を引いているとは。

 オランダのインターネット放送では、懐かしい1950代のミュージカルばかりを放送しているチャンネルも。Portal OmroepのToppers van Toenというのがそれ。ユニークなチャンネルが見つかると嬉しいですね。(^^)


6月18日(金) ベートーヴェン・ラジオ

 
IPラジオの部屋をリニューアルすべく、データ収集を図っているのですが、以前、接続不可になって諦めていたベートーヴェン・ドットコムの無料放送が聴けるようになっていました。WCCC、WTMIというアメリカの2つの大学運営局と関係しているようです。22kbpsの低速回線は無料、高音質の高速回線は有料となっていますね。

 これとよく混同されてしまうのが、南米チリのラジオ・ベートーヴェン。どちらもストリーミング放送のことを“ベートーヴェン・ラジオ”と呼んでいます。あ、ベートーヴェンばかり流してるわけじゃないですよ?日本と違ってクラシックをお堅いものと考えず、ビートルズなんかと同じフィールドで語れる大らかさがいいですね。


6月17日(木) 宇宙への憧れ

 昨夜の『鉄人28号』はよかったですね。戦時中、兵器として改造された超人間ケリー。命を捨てて自ら志願したのは、宇宙への憧れからでした。当時の科学でも生身の身体では、真空の宇宙で生活できないと分かっていたからです。

 人命尊重?いえいえその10年後、ソ連とアメリカの月ロケット開発だって、今にして見ればほとんど自殺行為だったのですから。宇宙飛行士は命がけで志願したのです。

 アポロ11号に搭載されたコンピューターは、ファミコン(最初の)以下の性能だったとは、『トリビアの泉』でも紹介されていましたね。『アポロ13』という映画もありました。並みの知力・体力では生還できませんよ〜。

 手塚治虫だったかな?“人間の脳をロボットに移植して辺境の惑星で作業に従事。その間、生身の身体はというと、電子頭脳を埋め込んで生命維持を図っている・・・ところが、電子頭脳は勝手に貯蔵庫を出て、外の世界へ飛び出してしまう。”

 “その知らせを聞いたロボットの身体のご本人は、やむなく地球へ逆戻り。自分の身体を探して旅に出る・・・でも誰が見たってロボットですから、様々な偏見や差別を受けることになる・・・。”

 そんなストーリーがあったような気がするのですが、タイトルは分かりません。最初の方しか読んでいないので、絶対いつか読んでみたい1冊ではあったのです。どなたかご存知の方はおられませんか?


6月16日(水) 今日もいい天気♪

 昨日に続いて今日もいい天気♪布団上下のカバーとマットを洗濯しました。これで気持ちよく眠れますねえ。・・・おやおや変なメールが届いています。掲示板って何だろう?交際募集なんてしてないぞ!それに私の名前も、送信者の所在地すら書かれていません。

掲示板見ました!みかこです。
27歳主婦のみかこです。いきなりですみません。
最近の生活に嫌気がさし、楽しい事がしたいと思っての連絡です。
子供もいないので休みの時はドライブとか一人で映画とか・・
ちょっと寂しい生活しています(>_<)
もし時間とか合いましたら一緒に楽しく遊びたいと思います。
あなたの事、掲示板以外にもう少し教えてくださいね?
私のアド教えますので待ってまーす。mikako_****@yahoo.co.jp


 10秒だけ考えてから、“最近の生活に嫌気がさし”の文節で検索をかけてみました。うじゃうじゃ出てきた119件。巧妙なSPAMメールで出会いサイトへの登録を請求するようです。まったく同じ内容で“みかこ”の他にも“あい”“あすか”のバージョンが存在するとは。(^^;


6月15日(火) 無伴奏チェロ組曲

 インターネットラジオを聴いていたら、バッハの無伴奏チェロ組曲が流れてきました。ううむ、あまり好ましくない演奏であります。弾き崩しが大きすぎて、1小節ごとに立ち止まってしまっている。チェロ1本だけで演奏されるこの曲、繰言に終わらせないようにするのが目標であるはずですが・・・。

 ヘ音譜表の五線譜には、主旋律、副旋律、舞曲のリズム、通奏低音が含まれています。まずこれを捉え、浮き立たせる部分と静かに弾く部分を区別すること。主旋律はじゅうぶん歌わせること、しかし全体のバランスを考慮して、曲の開始から終結にいたるまで、見通しをしっかり立てること。

 反復音型はエコーを効かせ、メリハリを付けること。舞曲のリズム・・・ステップが踏めるようなアクセントを心がけること。長く弾く音、短く切る音を区別すること。主旋律の大きな流れでは、クレッシェンド&ディミヌエンドを構築すること。音程に注意して美しいハーモニーを響かせること。

 そしてとどのつまり・・・これを一度に全部やること。(笑)要するに名だたるレコーディング・アーティストであろうと、ここまで徹底している人はほとんどいません。まず、どこかにウェイトを置いて、できないところは無視。“これがオレの解釈だ”と言い放つ!足りない部分は学究テキストで補うとして。

 私の知るかぎり、果敢に取り組んで成果を上げているのは、ハンガリー生まれの“J.S.”くらい。日本ではあまり評価されていないけれど、スタンダードたる名演です。ロシアの巨匠“M.R.”などは、楽譜と照らし合わせてみると、実に?な部分が多かったりします。ロシア版海賊楽譜を使用したのかな?

 古楽器&バロック弓を使用した演奏では、技術的にネックとなる部分が多すぎて、ほとんどのアーティストがアプローチを変えて演奏しています。楽器の響きを楽しむヒーリング・ミュージックというべきか。もっとも、王侯貴族の食事やくつろぎの時間に演奏されたとすれば、それほどアグレッシヴに捉えなくてもよいのでしょうが。


6月14日(月) 幽霊は存在するか?

 昨日観た『4人の食卓』。単純に人を怖がらせる、という採点ではペケなのですが、幽霊が見える、見えないという点で、人間の深層心理を深く突いていることが注目です。私の世界観に近かったのはちょっと嬉しいなあ。

 私は幽霊・お化けの類を信じません。正確にいうと、この世には科学で証明できないこともいろいろあるけれど、それをすべて超常現象として捉えるのは間違い。特にテレビのワイドショーなどで放送されたり、霊媒師と称して人の不幸につけ込み、金銭を巻き上げる輩はすべてインチキと思っています。

 もしも超能力・霊感といった特殊能力を持った人が存在するなら、おそらくそれを隠そうとするでしょう。人から嫌われることはあっても、好かれるようなことはないからです。ましてやそれを金儲けに役立てようとはちょっと考えられない。つまり生きている人間の方が、幽霊よりもよほど恐ろしいということ。

 すでに大江戸300年を経ていますので、必ずどこかで誰かが亡くなっています。葬式を出したことのない家などありません。私は祖父と祖母の葬式を経験しましたが、死というものは尊大なものです。人と人とが関わるうち、肉体は死んでもその精神は遺された人たちの心に宿ります。

 “第六感”とか“虫の知らせ”という、人類がまだ獣だったころの本能は残っています。“ものが見える”という事象は精神が認識するものなので、夢枕に亡くなった方が座っても不思議ではありません。また本能は“危険を回避する”ための能力ですから、幽霊が人を殺めるようなことはないし、物理的に何の力も持っていません。

 もし暗闇に“血まみれの顔の男”が現れ、“こっちへおいで”をしたならば、素直について行こうと思っております。(笑)悲鳴を上げて逃げ出したりしたら、クルマに轢かれるかも知れないし。(笑)どのみち逃げようはないんだし、もし幽霊に遭遇したならば、こうしたスタンスで取り組みたいと考えます。(^^)


6月13日(日) 『4人の食卓』

 徹夜明け、ほぼ1ヶ月ぶりに映画館へ足を運びます。“シネマスクエアとうきゅう”は日曜朝イチの上映が¥1,000で観られるんです。本日かけられていたのは、韓国のホラー映画『4人の食卓』(THE UNINVITED)でした。パク・シニャン、チョン・ジヒョン主演、イ・スヨン監督。(2003年韓国)
公式ホームページ

 単刀直入に、怖かったか?と問われればNO。私は幽霊・お化けの類を信じないのです。お客さんもどちらかというと『猟奇的な彼女』主演のチョン・ジヒョン目当てで来館したみたい。しかし本作品での彼女は、事故で子供を亡くし、精神を病んだ主婦という設定だったので、かなり地味な役どころ。

 それでも感心したのは、幽霊が見える、見えないという事象だけが扱われ、大仰な存在ではなかったこと。インテリア・デザイナーであるジョン・ウォンは地下鉄で、2人の女児が毒殺された事件を傍観したことがきっかけとなり、自宅のテーブルにその時の子供の姿が見えるようになります。

 2人の子供の幽霊は静かに座っているだけで、動きもしないし話しかけたりもしない。それも時おり見えたり、見えなかったりするし、婚約者のヒウンにはまったく見えないらしい。その美しいガラス・テーブルは彼女が新居のためにと準備して、運んできたものではあるのですが・・・。

 父の経営する教会の信者であり、精神を病んでいて、小さなショックでも卒倒してしまう霊感の強い主婦・ヨン。ふとしたきっかけで彼女を自宅で介抱することになるのですが、どうやら彼女には2人の子供が見えるのでした。そこからの主人公の壊れ方がすごい!

 偶然にも彼女はジョン・ウォンと同じマンションの上の階に住んでいたのですが、彼女を追い回したり、病院でのカルテを盗み見したりと、ストーカーまがいの行為にまで及びます。一刻もはやく幽霊から逃れたい、という気持ちで一杯だったのでしょうが・・・。

 やがて彼は幼い頃(7歳以前)の記憶が失われていること、子供の頃から時おり怖い夢を繰り返して見ること、それが関係しているのでは?と突き当たり、ヨンに問い詰めます。「本当に知りたいの?以前にも、あなたのような人がいた。でも知った後、その人は苦しんだわ。」

 ヨンとの仲を疑われ、ヒウンから突然の婚約破棄。過去を知ってしまったジョン・ウォンは独りぼっちで、幽霊たちとともに食卓を囲む・・・。知らない方が幸せだったのか?というと、そこがまた何ともいえない悲劇で、彼は見たくない未来を回避できた?ともいえます。

 CGで造られたゴーストがひゅんひゅん空中を舞う・・・そういうのが好みならアメリカ映画をお奨めします。(笑)私がちょっと気に入っているのは、世界観が近いかな?ということです。(続きはまた明日)


6月12日(土) 雨・・・男と女

 朝の5時くらいだったかなあ・・・。私の部屋の北のベランダからは、隣のマンションのテラスがよく見えるのです。ドンドン!と戸を叩く音。「開けて、開けてくれ!」と男の声がします。「開けろ、開けろったら!」だんだん語気が荒くなってきました。「なあ頼むよ、いるのは分かってるんだから・・・帰れないだろう?」

 雨がしとしと降っています。最初は借金取りの線も考えられましたが、どうも男と女の末路みたい。近所迷惑なんですけどね。たぶんもう電話をしても出ないのでしょう。女にしてみれば、死んでも顔など見たくない!ってところかな。こんな早朝から非常識な行動をとる男ですからねえ。

 迷惑この上ないのでガラガラっと何度か、ベランダの窓を開け閉めしてみましたが、そんなことに怯むような男ではありません。そんなのが1時間半ほど続いた後、やがて静かになりました。男は諦めて帰ったのか?それとも女は受け入れたのか?分かりません。雨はまだ降り続いています。


6月11日(金) 元祖!発泡酒

 コンビニで新しい発泡酒を発見!税込み¥137(350CC)という価格なのでさっそく試してみます。プハ〜!何だこれは本当に発泡酒なの?ビールじゃないのかしらん?という実にガッチリした味わいなのです。“水っぽくて炭酸のキツイ”イメージは吹っ飛んでしまいました。

 
小江戸ブルワリーから発売された“GANSO”(元祖)という名の発泡酒。苦味も渋みも香ばしさもひとしお。濃ゆくてお腹の膨れる発泡酒です。むしろビールよりもビールらしいといえましょう。限定醸造と書かれているのは、ちょっともったいないくらい。好みはあると思うけど、ぜひぜひお試しください。

 ホームページの掲示板には、やはり私と同じように“GANSO”の味にぶっ飛んだ男たちのレポートが寄せられています。小江戸ブルワリーさん頑張ってください!ねも艦長もチビチビと応援させていただきます。世間一般としてはどれくらい認知されているのでしょうか?(^^;


6月10日(木) ライナーのロシア音楽

 昨日に引き続き、今日もまたLPレコードを聴いています。チャイコフスキー:序曲「1812年」/リスト:メフィスト・ワルツ/ムソルグスキー(リムスキー=コルサコフ編曲):交響詩「禿山の一夜」/チャイコフスキー:スラヴ行進曲/グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲。演奏しているのはフリッツ・ライナー指揮のシカゴ交響楽団。

 ロシア管弦楽曲集なのに、リストが1曲だけ入っているのはご愛嬌。これも日本ビクターから発売されたRCAグランプリ1000クラシカル・シリーズの1枚。(RGC-1019)やはりこうした色彩豊かな管弦楽曲は、最高のオーケストラで聴くのがいいですね。ソロ・プレイヤーの名人芸が発揮されます。

 ドライで華やかなトランペットが、オーケストラ全体をリードしていくチャイコフスキーの2作品。名物奏者アドルフ・ハーセスの独壇場です。こんな太っとい音色、日本人には出せないぞ。「禿山の一夜」では、ホルンのゲシュトプが効果的に鳴っています。おそらくフィリップ・ファーカスが吹いているのでしょう。

 そして弦楽器セクション泣かせの難曲は「ルスランとリュドミラ」。ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルも速いけれど、この演奏も重戦車がキュラキュラとキャタピラを鳴らしながら疾走していくようです。すげー!フツーは速度を優先すると軽く&鳴らなくなってしまうものですが、一糸乱れぬ強靭なアンサンブル。


6月9日(水) ドラティのシベリウス

 先週、名古屋のバナナレコードで仕入れたLPレコードを聴いています。シベリウス:交響曲第2番 アンタル・ドラティ指揮ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団の演奏。日本ビクターから発売されたRCAグランプリ1000クラシカル・シリーズの1枚。(RGC-1046)

 アンタル・ドラティ(1906〜1988)はハンガリー出身。4月9日生まれなので私と誕生日が同じですね。オーケストラ・トレーナーとしての実力は誰もが認めるところで、典型的な職人タイプの指揮者です。DECCAに100曲以上にも及ぶハイドンの交響曲全集を録音・完成させました。

 ところがハイドン以外の交響曲といえば、ベートーヴェンの第5番「運命」、第6番「田園」(ロンドン交響楽団)、ドヴォルザークの第9番「新世界より」(ニュー・フィルハーモニア管弦楽団)、チャイコフスキーの第4番(ワシントン・ナショナル交響楽団)、プロコフィエフの第5番(ミネソタ管弦楽団)くらいしかカタログに残っていません。

 どうやらチャイコフスキーの交響曲は全曲録音していたようだし、夥しい数の録音はオリジナル・カップリングを切り刻まれ、オムニバス名曲の廉価盤へと編集されてしまいました。要するにネーム・バリューで軽んじられてしまっているということ。先に挙げた5曲の交響曲もやはり廉価盤ですが。

 だからシベリウスの第2番を見つけたときはやった!と思いましたね。ストックホルム・フィルの録音も非常に貴重なものです。世界的にもA級のオーケストラで、来日公演も聴きに行ったことがあります。金管楽器の輝かしさは群を抜いており、ランツキー=オットーという名だたる巨漢のホルン奏者もおりました。

 さて、このレコードはたいへん充実した、そして冷たく美しく燃えた演奏であります。スタイリッシュであり、大きな特徴こそないので、最初に針を落として聴いた時は何となく聴き流してしまいましたが、2度目からはスルメのように味が染み出てきます。ぜひ聴いていただきたい1枚なのですが・・・。


6月8日(火) 『みんなが恋してる』

 テレビの深夜映画で『みんなが恋してる』(TUTTI INNAMORATI)を観ているところです。マルチェロ・マストロヤンニ、ジャクリーヌ・ササール主演、ジュゼッペ・オルランディーニ監督。(1958年イタリア)

(あらすじ)
 我侭でお転婆、プライド高い旧家出身の老将軍の娘(ジャクリーヌ・ササール)と、優秀な技師で8歳の息子を持つ三十男(マルチェロ・マストロヤンニ)の恋を、美しいローマの風景とともに描いたロマンティック・コメディ。

 インターネットで調べながら観ているので、結末はまだ何とも分かりませんが。けっこう長そうだから、観終るのは朝の4時かぁ。(笑)とりとめもないストーリーなので、少しくらい目を離しても大丈夫。肩の凝らない映画です。

 美しいモノクロ映像で、こんなの見せられたらイタリアへ行きたくなること必至。18歳のジャクリーヌ・ササールは可愛いし、皆ハンサム&キュート。太っちょのおじさんでさえ、背広がビシッとキマってる。イタリア人はかっこいいなあ。

    ジャクリーヌ・ササール


6月7日(月) 昨日の収穫

 昨日に引き続き朝から雨でしたが、夕方には止んだので、溜まった洗濯物を外に乾します。この湿気ではパリッとしないだろうな。明日は気持ちよく晴れてほしいものです。さて昨日の収穫・・・LPレコードを整理しておりました。

 ニュー・セラフィム・ベスト150シリーズの1枚。スメタナ:歌劇「売られた花嫁」〜序曲、ポルカ、フリアント、道化師の踊り/エネスコ:ルーマニア狂詩曲第1番*/ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第10番* ルドルフ・ケンペ指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/ギーカ・ズドラフコヴィチ指揮ベオグラード・フィルハーモニー管弦楽団*(東芝EAC-30192)

 ケンペ&ロイヤル・フィルの「売られた花嫁」は、CLASSIC FOR PLEASUREのCDで持っていました。待てども待てども入荷しなくて、10回くらい再オーダーした記憶があります。肝心のCDは音が割れて酷いもので、がっかりしたのですが、今回の国内盤LPはかなりGOOD!録音は古いけれど、けっこう聴きやすいですね。

 ちょっと変わったところで、ムソルグスキー(ラヴェル編曲):組曲「展覧会の絵」/プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ロリン・マゼール指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団/イスラエラ・マルグリット(p) というカップリングがありました。DECCA PHASE 4シリーズ、1971年の録音です。(キングSLA-1048)

 CD黎明期、USAロンドンの廉価盤シリーズ“WEEKEND”で発売されたのは知っていましたが、LPレコードで見るのは初めてです。マゼールはEMIに1962年、同じオーケストラで「展覧会」を録音していますし、1978年にはクリーヴランド管弦楽団とも再録音しています。よって、この録音はさほど世に知られておりません。

 試しに聴いてみたら、非常にスリリングで面白いものでした。録音も優秀で、クリーヴランド管弦楽団(TELARC)と比較するのも楽しいでしょう。プロコフィエフの協奏曲を弾いているイスラエラ・マルグリットは、何と!マゼール夫人なのだそうです。細部まで神経の行き届いた名演で、プロコフィエフの明晰かつ、ちょっと屈折した雰囲気を上手く出しています。


6月6日(日) 白レーベル

 今日は1日、降ったり止んだりの天気でした。池袋へと出掛けた帰り、高田馬場にある行き付けの中古レコード屋さんを覗いてみます。あっ、¥50LPコーナーに新たな入荷がっ!

 持っているレコードはさておいて、聴いてみたいレコードを何枚かチョイスします。そして中身を検盤するのですが、このとき選んだレコードのほとんどが、白レーベルであることに気づきました。

 白レーベルすなわちサンプル盤(見本盤)であります。メーカーのセールスか、レコード店のみに配布されるもので、一般に入手できるものではありません。中古レコードにはときどき流れてくるのですが、LPレコードの場合、まず未使用新品であるといってさしつかえないでしょう。

 在庫を一通りチェックしてみると、同時期入荷のほとんどがサンプル盤でした。1枚¥52なのだから、これは“買い”でしょう。ふだんなかなか聴けない古楽・声楽のジャンルまで含めて30枚をげっとしました。

 1枚¥21のコーナーも特設されていて、ジャケット無しのサンプル盤が満載。つまり中央レーベル部分に穴の空いた白いジャケット。もしくはメーカーのロゴが印刷された穴空きジャケット。新品の初期プレス盤と考えれば魅力的ですが、レーベル以外の情報が何もありません。

 後ろ髪を引かれる思いで今回は見送りましたが、やはり気になっています。¥21なら難しく考えることもないかしらん?


6月5日(土) まかせんかいアレンジャー

 
IPラジオの部屋にもリンクしてありますが、MBSラジオ『押尾コータローの押しても弾いても』。今週の“まかせんかいアレンジャー”は『はじめ人間ギャートルズ』でした。週替りで消えてしまうので、さっそく聴いてみてくださいね。

 今週はギター独奏のみならず、ゲスト参加のギター・デュオ。そしてコーラスを加えたアレンジだったのです。構成作家の方々まで巻き込んで練習したようですが・・・いかんせん難しすぎたのね。あやうく空中分解するところでした。

 原曲は、かまやつひろしさん作曲によるもの。改めて聴いてみるとかなり凝った曲作りで、音程&リズムとも非常に難しい。テレビのようにビシッと決めるには、プロの歌手を連れてこないとダメなのか?

 子供の頃、何気なく聴いていたアニメ主題歌。大人の耳で分析してみると、ディキシーランド・ジャズ、スウィング・ジャズ、バラードにフラメンコと、多種多様のアレンジが施されているのに気づくのであります。


6月4日(金) 名盤発見!

 先日、名古屋で仕入れた中古レコードを整理していました。コロムビア名曲ギャラリーの中の1枚、ブラームス:ハンガリー舞曲集(全21曲)は、ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮のハンブルク交響楽団(OC-7064)。へぇ〜こんなの出てたんだ。仏MUSIDISCの原盤とは知らなかった。

 録音は古そうだな?と思って針を落としてみたところ、とんでもない!きれいな音じゃないですか!スピード感に溢れ、滑らかに歌う演奏もすばらしい。こんな名盤が埋もれていたとは知りませんでした。ハンブルク交響楽団といえば、私の師匠がドイツ留学時代に参加していたんですよね。

 ハンブルク交響楽団の演奏は、キングレコードのホーム・ミュージック2枚組にも、何曲か収録されていたのですが、演奏も録音も貧弱なものでした。あまり良い印象を持てなかったのですが、実力ある指揮者が振るとまるで違って聞こえます。これ、CD化なんてされてないですよねえ。(^^;


6月3日(木) SPAMメール

 1日に何通となく届くSPAMメール。ランダムに送られる広告メールのことですが、迷惑メールと言って差し支えないでしょう。だいたいそんな広告メールを読む人はいないし、それで商談が成立するとは到底思えません。

 呆れたのは英文の広告メールですが、“SPAMフィルター(ソフト)を購入しませんか?”というものでした。SPAMメールの発信元から購入したくはありません。笑い話にしかならないでしょう、これは・・・。(^^;

 今日は天気も良く、空気もサラッとしていて涼しいですね。洗濯物もよく乾くこと・・・こんな日が毎日続いたらいいのに。長袖のポロシャツは片付けました。いよいよ衣替えの季節ですね。今年の夏は暑くなりそうです。(^^)


6月2日(水) つらつらと・・・

 昨日は疲れてぶっ倒れていたため、映画の日なのに映画を観ていません。(悲)今日もプチプチとホームページの更新をやっております。昨日購入したトムベックのホルンは上手いですなあ。ただ音色は軽やかで、昔日のウィンナ・ホルンのイメージとは遠いのですが。楽器の改良とかもあるしなあ・・・。

 ブラームス:ホルン三重奏曲などは、ブレイン(ライヴ録音)、シヴィル、ザイフェルトのレコードに匹敵する名演でしょう。タックウェル盤などはアシュケナージ(ピアノ)、パールマン(ヴァイオリン)と三人三様得手勝手の迷盤なのに、ネームバリューで評価されてしまうため始末に負えません。

 ホルンのLP、CD・・・山ほど持っています。見つけたら必ず買います・・・後で買おうなどと考えたら、無くなってしまうので。ただ、良いものは10枚に1枚くらいですか?(笑)テクニックが優れていても、音色&音楽的になっていないものが多く、大半がペケなのです。トムベックはいいですよ、CDショップへレッツゴー!


6月1日(火) 二代目トムベック

 朝は8時に起きて荷造り、今日は東京へ戻るのですが、昨夜遅くまでレーザーディスクのクリーニングをしていたので眠い・・・。まあ、やるだけのことはやったので、後は存分にお楽しみください。じ〜さん、ば〜さん、おばさんと、母は3人の面倒を見ているのだから、カラオケで遊んだって罰は当たるまい。

 新幹線の中では弁当を食べた後、うつらうつらと寝ていました。帰りは新宿へ寄って、NAXOSのCDを1枚購入。スペシャル・プライス¥830とは嬉しいねえ。しかもウィンナ・ホルンのリサイタルCDですよ。『フィルハーモニカーの至芸/ヴォルフガング・トムベック(ウィンナ・ホルン)』(NAXOS 8.557471)

 曲目はベートーヴェン:ホルン・ソナタ/シューベルト:流れの上で/シューマン:アダージョとアレグロ/ブラームス:ホルン三重奏曲。共演はゲニア・キューマイヤー(ソプラノ)、乾まどか(ピアノ)、ヨハネス・トムベック(ヴァイオリン)。

 ヴォルフガング・トムベックという名前は、60年代オールド・ファンに懐かしい。けれど写真を見るかぎり、まだ40歳前後に見えるのですが?解説を読むと、祖父も父親もホルン奏者だったということで納得。ウィーン八重奏団メンバーとして活躍していたのは、同じ名前の親父さん。二代目誕生というわけですな。

   


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