2004年7月の日記

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7月31日(土) メールもらったので変身(返信)します

 昨日のSPAMメール、続編が届きました。ストーリーがすばらしいので、ご一読くださいませ。

C2004年7月31日2時49分
s*****_haruka@yahoo.co.jp
<お返事ありがとうございます。>
朝起きても、家に帰って来ても誰もいない今の生活・・・これ以上私には耐えられません。
父親は浮気ばかりしてほとんど家に帰ってこないし、母親は通訳の仕事で一年の大半を海外で過ごしているので、年に数回しか帰ってこないし、兄弟もいないし、友達も夏休みに入ったら、みんな旅行や留学でいないし・・・
親から好きなだけお金を使ってもいいって言われているけど、いくらお金を使っても、私の淋しい気持ちは全然埋まらない。むしろ余計虚しくなってくる。
もうイヤ。こんな生活から早く抜け出したい・・・あ〜あ、いっその事、あなたのところに行っちゃおうかな?・・・なんてね。無茶苦茶な事言ってますよね、私。
なんだか、一方的に話しちゃってごめんなさい。今日の私ちょっと変みたい・・・そろそろ寝ますね。おやすみなさい。


独り言:いや〜、これはもう名作ですね、逆玉の輿ですよ〜。中島美嘉ファンでなくとも心がぐらつきますね。(苦笑)冗談はさておいて、ここまで手の込んだ演出・・・誰でもできるものではありません。今月初めにSPAMメールを送ってきた彩香さん(23歳仮名)と同一人物じゃないかしらん?

 さて、今夜は第27回隅田川花火大会。ゲストの吉岡美穂さんの浴衣姿は、テレビで鑑賞することにいたしましょう。部屋を真っ暗にして、音声はもちろん5.1chサラウンドです。スーパーウーファからは大砲のようなものすごい音が・・・。地上波放送といえど、こんなすごい音が入っているのですよ。


7月30日(金) メールもらったので変身(返信)します

 またもや新種のSPAM発生です。フツーの文面なので非常にややこしい。まずはご一読くださいませ。

@2004年7月27日15時26分
watanabe haruka
<メールもらったので返信します。>
私のパソコンに件名も本文も書いていないメールが来たので、とりあえず返信してみました。
私は女性で渡辺と申します。間違いだったらごめんなさい。

 見ず知らずの相手に自分が女性と名乗るのは不自然で、出会い系SPAMの可能性もありますが、ワームウィルスが私のアドレスを偽って送信したとも考えられます。パソコンに不馴れな方だといけないので、いちおう教えてあげることにしました。

返信:連絡ありがとうございました。私もメールを送信した覚えはありませんので、おそらくウィルスの仕業と思われます。恐れ入りますが、速やかに削除してください。
私は個人ホームページを開設していて、メールアドレスを開示しております。私自身のパソコンはアンチウィルスソフトでブロックしておりますが、ウィルスはあちこちのホームページを巡回し、メルアドを収集しては、送信者を偽ってランダムに発信します。残念ながらこちらではそうしたウィルスを防ぐ手段がありません。
掲示板などの書き込みで、メルアドを記入しておきますと、ウィルス・メールやSPAMメールが届きやすくなります。ご注意ください。それではこれにて失礼いたします。(^^)

A2004年7月29日11時58分
s*****_haruka@yahoo.co.jp
<有難うございます。>
そうだったんだですかあ。じゃあ誰が送ったんでしょうね?けど、このメルアドが男の人だとわかって、ちょっとオロオロしちゃいました。実は、私の周りって女の子ばかりだから、男性からメールをもらったことないんです。でも、なんだかほっとしました。わざわざメールをくださってありがとうございました。

独り言:ウィルスの理解度はイマイチですが、いちおうフツーの人だったかな???ヘッダ情報に名前が表示されるので、私が男性であると気が付いたのでしょうか?いちおうこれ以上の返信は必要なし、と判断しました。ただし、IPアドレスを分析するかぎり、最初のメールと別ルートで発信されています。職場から送信しているとも考えられますが・・・?

B2004年7月30日12時53分
s*****_haruka@yahoo.co.jp
<おはようございます。>
私、メール続けてもいいんですよね?
そういえば私の自己紹介してなかったですよね。私の名前ですけど、渡辺春香と申します。この間十八歳になりました。住んでいるところは横浜なんですけど、山下公園って知ってますか?その近くに住んでます。
学校は中高とも女子校だから男の人との接点が全くありません。それと身長は165cmで高い方なんですけど、その割りにはやせているので、ちょっと食べないとなって思ってます。
あとこの間、中島美嘉に似てるって言われたんですけど、自分ではそんなことないと思うんですけど・・・もし差し支えなかったら、あなたの事も教えてもらえませんか?
今、夏休み中なので、さっき起きたんですけど、相変わらず家には誰もいません。。。


独り言:何だか妙に馴れ馴れしいので、Google検索で調べてみます。“メールもらったので返信します”のキーワードでヒットしました。他のサイト管理者も私とほぼ同日、同時刻に受信しているようです。渡辺春香さん、晒し者の刑です。ごめんなさ〜い。中島美嘉さんは私のタイプじゃないんです〜。(苦笑)


7月29日(木) オーディオ・ブランドの行方

 知人が予算5〜6万円で新しいミニコンポを購入する、というのでアドバイス。しかし、ネットで調べてみるとオーディオブランドの多くが大変なことになってるじゃありませんか。Lo-D(日立)、OTTO(三洋)、AUREX(東芝)、DIATONE(三菱)はとうの昔にオーディオ部門から撤退しています。TECHNICS(松下)はPANASONICとブランドを変え、AV(オーディオ&ビジュアル)にシフトチェンジしていますね。

ACCUPHASE プリメインアンプ4機種、プリアンプ7機種、パワーアンプ9機種、FMチューナー1機種、CDプレーヤー2機種、SACDプレーヤー2機種。高級ブランドなのでなかなか手が出せませんが。

AUDIO-TECHNICA カートリッジ、マイクロフォン、ヘッドフォンとも健在です。種類は少なくなったといえ、他メーカーと比べたらまだまだ豊富。デジタル・ヘッドフォン・アンプという意欲作も登場!でも30万円もするのか・・・。

DENON 元々デンオンだったのに、海外資本が入ってデノンと改称。現在はプリメインアンプ4機種、チューナー1機種、スピーカーシステム15機種、CDプレーヤー6機種、DVD&SACDプレーヤー5機種、アナログプレーヤー2機種、カートリッジ6機種。種類は少なくなったといえ、まだまだ健在です。

KENWOOD 昔はTRIOでしたね。ピュア・オーディオからは完全撤退。ミニコンポ、AVシステム、ポータブルオーディオのみ。かなり苦戦を強いられていますが、大丈夫かなあ・・・。

LUXMAN プリメインアンプ4機種、プリアンプ5機種、パワーアンプ6機種、CDプレーヤー1機種、DVD&SACDプレーヤー2機種とがんばっています。管球式プリメインアンプも1機種あります。

MARANTZ プリメインアンプ6機種、プリアンプ1機種、パワーアンプ3機種、チューナー1機種、CDプレーヤー3機種、SACDプレーヤー5機種、CD&MDデッキ1機種、Wカセットデッキ1機種。特筆すべきはDVDプレーヤー(マルチディスク・プレーヤーを含む)が6機種(うち2機種は生産完了)ラインナップされています。AVシステムを含めて、現在もっとも活力あるブランドといえるでしょう。B&Wスピーカーの輸入元。ミニコンポは製造していません!

NAKAMICHI ピュア・オーディオから完全撤退。カー・オーディオ、インテリア・オーディオ、ヘッドホン、アクセサリーのみ。憧れの超高級カセットデッキはもう入手できません。悲しい・・・。

ONKYO フルサイズのコンポーネントはすでになく、INTECシリーズというミニサイズでのみ販売。種類はたくさんあるのですが・・・。AVシステムとパソコンの周辺機器に力を注いでいます。

PIONEER EXCLUSIVE高級ブランドでプリアンプ1機種、パワーアンプ1機種、スピーカー2機種。とても一般人の買える品物ではありません。(苦笑)DVDオーディオ&ビデオプレーヤーはリーズナブルな価格で5機種ほど。LDプレーヤーもまだ2機種現行商品です。他はミニコンポとAVシステムのみ。

SANSUI アフターサービスを別会社に委託して、現在は休業状態。HPには液晶テレビの製品がありますが、流通は行われていないでしょう。歴史あるブランドがまたひとつ消えました。

SONY お家芸のSACDプレーヤーは7機種あれど、うち5機種は生産完了。36万円と13万円の機種だけ残してどうすんねん。105万円のフルデジタル・アンプもありますが、食指は動きません。パーツはいちおう一通り揃っていますが、ほとんど生産完了。ピュア・オーディオからはリタイアしたと考えた方がよさそう。

TEAC CDプレーヤー2機種、DVD&SACDプレーヤー2機種、MDデッキが1機種。お家芸のカセットデッキはまだ5機種も残っていてホッとしました。プログラムタイマー1機種もあります。30万円を超えるハイエンド・オーディオのESOTERICブランドも健在。インポート・ブランドや、管球アンプのUESUGIも扱っています。

VICTOR プリメインアンプはローコスト1機種のみ。スピーカーシステム7機種。他はミニコンポとAVシステムになってしまいました。ミニコンポはかなりグレードダウンしています、残念。

YAMAHA ローコストのプリメインアンプ2機種。プリアンプ(10万円)とパワーアンプ(10万円)はセットにしても高級プリメインと同じくらい・・・と、かなり考えたラインナップです。ローコストCDプレーヤー2機種。ワンウェイ2ヘッドのカセットデッキ、チューナーも1機種ずつ残してあり、オールド・ファンの要求にも答えています。HDD+CDレコーダーを発売しているのはYAMAHAだけ。AVアンプとのスピーカーの種類も豊富ですが、昔懐かしい大型ブックシェルフは存在しません。


7月28日(水) あぶない鉄人28号

 今週からストーリーは急展開。おそらく9月末の最終回に向けて、ということだと思います。放送ディレイがあるので、内容は伏せておきますが、トンデモナイことになっちゃいます。(東海地区は日曜深夜の放送です。)これは予測もつかないですね。横山光輝の丸っこいキャラクターとはチグハグですが、『エヴァンゲリオン』も真っ青ですよ、これは・・・。

 久々のヒット・アニメなんですが、深夜に放送されているので、世間一般どれくらい認知されているのかしらん?かつて『鉄人28号FX』(1992年)などというトンデモ・リメイクが世に出てしまったために、『鉄人』の名を聞いただけで軽んじられてしまっているのでは?現在放送中の『鉄人』はスゴイです。まだ観てない人は騙されたと思って観てみてちょっ!
公式ホームページ


7月27日(火) ウルトラQダーク・ファンタジー

 今回は『小町』というタイトルで、それはラーメン屋さんに新しく入ったアルバイトの女の子。可愛くて美人で働き者の彼女に、冴えないダメサラリーマンの主人公は、すっかりひとめ惚れしてしまいます。何度かデートを重ねて結婚を申し込んだのだけれど、彼女はクルマにはねられてバラバラになってしまう・・・アンドロイドだったんですねえ。

 「だから言ったろう、お前が惚れる相手じゃないって・・・」 「知らなかったんだよ」 「まあ気を落とすなよ、小町ばかりが娘じゃないって」 「おっちゃん、オレは決心したよ。北海道に帰って牧場を継ぐんだ・・・」

 そこへ修理を終え、工場から戻ってきた小町。「わたし理解しました。結婚します!」 あらら・・・という間にメデタシメデタシ。下町人情溢れるいいお話なんですが、これは『ウルトラQ』の世界とは違うなあ・・・。

 40年前の『ウルトラQ』はモノクロ作品でしたが、幼い脳に強烈に刷り込まれてしまいました。怪獣が、宇宙人が夢にまで出てきましたよ。朝起きたら、異次元の世界に飛ばされてるんじゃないかとさえ思ったほどです。自分に子供がいたら、ぜったいDVDを買って観せてやります。怖がるかも知れないけれど、そうした体験は必要なんです。


7月26日(月) 『昭和おもひで歌謡』

 肩凝り、腰痛、脚のむくみが酷くなってきました。たまには外へ出て運動するのがよいでしょう・・・ということで、久しぶりに大井町阪急百貨店へと遠出します。ここにはお宝ジャンクことHARD OFFとBOOK OFFがあるのです。しばらく見ないうちに中古品、ジャンクの値段も安定してきたようです。

 以前はサッパリ見つけられなかったLDプレーヤーの完動ジャンク。リモコン付属ではなかったものの、数台が入荷していました。私が購入した後になって、ざくざく出てくるものなんですよ。(^^;中古専門店での価格も、ここ数ヶ月ずいぶん下がっています。この夏のボーナス商戦はDVDレコーダーに向けられていますから・・・。

 なかなか良い品もたくさんあったのですが・・・まあ、とりあえず必要なものはありませんでした。もったいないと考えれば部屋中オーディオだらけになってしまいます。(^^;中古LPのコーナーには、ウルトラマンやゴジラの懐かしいサントラ盤が入荷していて、これはオークションでも高額で売れそう。

 キングレコードの大昔のオリジナル盤や、東宝レコードから発売されたものをキングが復刻したシリーズなど。1枚¥1,000〜¥1,500の値段が付いていましたが、本当に欲しい人なら数倍の値段でも買うでしょう。ただ、“レコード転がし”をするのも好きじゃないので、手は付けずにおきました。

 無駄遣いをしなくてよかった。2階の¥100ショップ“キャンドゥ”へ降りていき、生活雑貨や食料を調達。洗濯バサミが老朽化して残り2個になってしまった・・・でも¥100で50個も買えてしまうのか。独り暮らしなら10個もあれば充分ですが、まあ、この先7〜8年分をまとめ買い。(笑)

 本日の無駄遣い・・・玩具メーカー“タカラ”が発売したお風呂の入浴材『昭和おもひで歌謡』。懐かしのドーナツ盤を忠実に再現したシングルCDが1枚、おまけに付いています。(おまけの中身は選べません。)
ホームページを見てみると本当は¥300もするそうで、これが¥100ショップで買えるとは驚きです。

 試しに1個買ってみましたが、CDは小川ローザが入っていました。これ〜、おまけにしなくともそのまま売れるんじゃないかしらん?“タイムスリップ・グリコ”より、私ならこちらを選ぶなあ・・・。坂口良子の『サインはV』も欲しいぞ。¥100だったら集めちゃおうかなあ・・・いかんいかん。(^^;さ、お風呂に入ってこよっと。

      

   おまけ付き入浴材        小川ローザ『風が落した涙』


7月25日(日) ダイヤトーン・スピーカー

 最近何かとお騒がせの三菱さん。UFJ銀行は東京三菱と合併か。相変わらず自動車の欠陥は、ボロボロ出てきますな〜。白骨温泉の入浴材騒ぎなど、痛くも痒くもない私ですが、(今、白骨温泉に泊まったら、サービスが良いかも?)誰も三菱の自動車を買おうという気にはならないでしょう。

 実は三菱の欠陥車、私の子供の頃からテレビのニュースで見てました。自動車の欠陥はどこのメーカーにもあることですが、ディーラーがきちんとサポート(無償修理)しているから問題にならないのです。ハンコを押した書類が社内を行き来するだけで現実の見えない三菱、会社が老朽化しています。

 かつて三菱には“ダイヤトーン”というオーディオ・ブランドがありました。とりわけスピーカーが優秀で、日本の放送局におけるモニター・スピーカーという役割を位置付けています。技術面でも先陣を切っており、ダイヤトーンが開発した技術を他社が追っかけ模倣するという姿勢が整っていました。

 オーディオ業界が斜陽となると、スピーカー以外の生産をストップしましたが、それでも1999年まで生産を続けたようです。詳しい歴史はここ、
DIATONE伝説を見るのがいいでしょう。実は私もダイヤトーン・スピーカーを愛用しています。もう20年選手ですが、作りがしっかりしているのでまだまだ現役なのです。

 要するに、なぜこんな優秀なスピーカー部門を撤退させ、欠陥だらけの自動車部門を残しているのか?と言いたい。(^^;HARD OFFの中古オーディオで、綺麗なダイヤトーン・スピーカーを見かけるとついつい欲しくなってしまいますが、JBL、YAMAHAなどは、エッジにウレタンを使用していたため使い物になりません。(ウレタン=スポンジの寿命は短い。)


7月24日(土) ゆっくり聴けるラジオ

 ラジオで思い出したのですが、ビクターが聴取補助システムを開発、搭載したラジオを発売するそうです。アナウンスなどの音声をリアルタイムでデジタル処理。お年寄りにうれしい「ゆっくり機能」、音域を補正する「はっきり機能」、聞き逃した部分を繰り返し再生する「聞き直し機能」という3つの技術。

 『それじゃ、どんどん会話が遅くなってしまうんじゃないの?』というと、そんなでもなく、会話の始まる部分をゆっくり再生し、徐々に普通の速度に戻していく。息つぎなどの空白を埋めることで帳尻を合わせるのだそうです。デジタルとアナログのすばらしい調和ですね。この技術は補聴器などにも応用できるのでは?

 ビクターはVHSビデオを開発したことでも知られる技術集団ですが、現在は松下電器の傘下にあるため、ハイエンドの製品をPanasonicブランドで販売しなくてはならない、という掟を背負っています。かつてHDD&VHSレコーダーを開発したビクターなのに、最初のHDD&DVDレコーダーはPanasonicブランドで発売されました。

 しかも鏡面シルバーのデザインは、まさにビクターのお家芸。見る人が見れば一目瞭然なのですが、Panasonicブランドの影にビクターあり、と考えるべきでしょう。現在、オーディオ部門は斜陽著しいものですが、ミニコンポ、大型ラジカセで音楽を考えた製品を出しているのはビクターだけですね。

 そう考えると昭和30年代、40年代。ステレオのトップ・ブランドはビクターとコロムビアでした。やがてコロムビアはDENONを吸収して高級品と普及品の繋がりが切れてしまいます。ラジカセ・ブームではSONYが優勝しましたが、ビクターは地道に昔からの伝統を守っていた感があります。


7月23日(金) ラジオの電池

 インターネットラジオばかり聴いていたので、久しぶりに普通のラジオも聴いてみよう。愛用のSONYスカイセンサー5900を鳴らしてみます。毎週土曜に30分程度鳴らすだけなのですが、昨年、東京に持ってきてから、1度も電池を替えていないんですよ。鳴らしっぱなしにして、電池を使い切ろうとも考えていたのです。

 電源はDC4.5Vなので単一乾電池3本。この3本というのがユニークで、今なら¥100で単一乾電池が4本買えてしまいますが、当時は1本幾らだったんだろう?かつて、使えなくなった懐中電灯の電池を入れても、相当長く使用できた記憶があります。ちょっと貧乏ったらしいですが・・・。

 松下のクーガ888(単一乾電池4本)と比較しても、2倍以上長持ちするんですよね。結果、この日は1日中鳴らしても電池はさほど減りませんでした。しばらくACアダプターを用いず、電池で駆動させてみましょう。昔のラジオは省エネ設計がすばらしいです。電池は安いので買い溜めしてあるのですが・・・。(笑)


7月22日(木) 振り込み詐欺

 アパートの郵便受けに茶封筒が・・・しかもいちばん安いペラペラの。¥100の赤いゴム判で[重要]と印されているものの、糊付けさえ行われていません。いったい何が重要だというのか?内容はコピープリントが1枚だけ。さっそく管理会社に連絡です。


入居者様各位

        <お知らせ>

益々ご清栄の事と存じ上げます。

この度、当物件は所有者の事情により、管理会社が変更する事になりました。
つきましては、誠に勝手ながら、家賃等の振込み先口座が変更になりました。
皆々様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご了承くださいますようお願い申しあげます。

尚、当月更新の方は、お家賃1ヶ月分と、更新料1ヶ月分で、2ヶ月分と
なりますのでよろしくお願いします。
既にお支払いされた方は、本状行き違いのためご了承下さい。

新管理会社 (株)吉川不動産管理センター
所在地   東京都豊島区東池袋×−×−××
      二上ビル3F
代表取締役 吉川康之

新口座   三井住友銀行
      中山支店
普通    ×××××××
名義人   ヨシカワ ヤスユキ


 これが今、世間を騒がせている振り込み詐欺の書面です。せめて架空会社を装った封筒くらい作ったら?管理会社の住所はデタラメなんだそうです。おそらく取締役の名前も偽名でしょう。それにしても、まるでお子ちゃまな文章ですね。

 重要な文書であるはずなのに、私の名前はなし。物件名すら記されていません。更新の契約書もなしに、更新料の支払いですか?具体的な金額はおいくら?何月何日までに支払えばいいの?問い合わせ先の電話番号は?


7月21日(水) 鉄人28号京都編

 今日も面白かったですね『鉄人28号』。前週から引き続き、京都編の第2回です。
公式ホームページ人工知能を搭載した巨大ロボットVL2号に鉄人は腕をもがれてしまいます。リモコンで操作する鉄人よりも動作がスピーディなのです。

 金色の仏像が起ち上がると、金箔が剥れて中から巨大ロボットがっっ!う〜ん、かっこいい。しかし鉄人と同サイズのロボットがお寺に納まるか?この辺、アニメならではのスケール・ミスがありますが、細かいことは気にしないでいきましょう。

 そもそも2足歩行のロボット、というだけでも大変な技術なのに、あんな単純なリモコンで戦えるのか?おそらく基本的な動作のパターンはあらかじめインプットされていて、それにコマンドを下すだけ?考えれば考えるほどわけが分かんなくなりますが、レーダーやテレビカメラで感知して、敵の攻撃を避けたりできるのかしらん?

 まあ、そこが鉄人28号の魅力でしょう。それを否定したのが『マジンガーZ』以後。人間がロボットの中に入って操縦(運転)するというパターンです。ユンボ(パワーショベル)でガラスのコップを拾うくらいの技術は必要でしょうけど。(笑)SFには必ずといっていいほど物理的な矛盾が付いてまわります。

 いかに目をそらすことができるか?というのはマジックと同じで、タネも仕掛けもあるけれど、そこから注意をそらすのが秘訣なのです。今川泰宏監督がうまいなと思うのは、そのアブナイ部分を、チラッとだけ見せて、じっくり鑑賞させないところです。「えっ?今のどうなってるの?」


7月20日(火) エアコン病

 まあ昔ならこんな認識はなかったでしょうから、日射病(熱中症)ということだったんでしょう。エアコンの温度設定を高め(28℃)に設定しても、とにかく外気が39℃にもなっているわけですから、その差は11℃。体温調節が効かなくなり、身体が火照ってだるくなります。

 こういうのを夏バテというのでしょう。スーパーへ買い出しに出掛けましたが、気温は高くとも風はあります。暑いのだか何だか感覚が完全に麻痺していますね。家に帰ると身体が熱いのに、汗がぜんぜん出てこない。仕方なくシャワーを浴びて冷やします。

 お金のかからない涼しい夏の過ごし方。スーパーでチューペットを買ってきました。商品名はいろいろですが、ちなみに今回は“乳酸ミックスソーダ”10本入り¥138。これを冷蔵庫の製氷室へド〜ン!。早く凍らないかな〜、と、気分は夏休みの小学生です。

 ちなみに凍ったチューペットをマグカップに入れ、牛乳を注いでスプーンでつぶし、半生状態(マックシェイク状態)にすると、けっこう美味しいデザートになります。栄養のバランスもいいですし。ねも艦長の極秘レシピでした。(レシピとはいえないか?)


7月19日(月) Hi-MDディスク

 肩凝りが酷くなってきたので整体へ出掛けます。予約を取って行かなかったのでお客さんがいっぱい。30分待ちだというので、ぷらっと街をぶらつきました。夕食はまぐろ丼¥500。独り暮しだとどうしても魚を食べる機会が少なくなってしまいます。久しぶりのお刺身、美味しゅうございました。(^^;

 中古レコード店を覗いたら、¥100均一のLPがドドッと増えていました。買うのは私くらいのもんかなあ?(^^;いえいえ皆さん、LPレコードはすばらしい音がしますよ。アナログプレーヤーだって、そんなに高いものじゃありません。

 ストコフスキー指揮ロンドン交響楽団の珍しいLPをげっと。曲目はチャイコフスキーの弦楽セレナードと幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」(PHILIPS X-7601)。最新録音(1974年10月9〜13日)と表記されています。というかストコフスキーがPHILIPSにもレコーディングを行っていたとは知らなかった。

 世間一般には、CDとMDが同じ音質と勘違いしている人も多いとききます。とんでもない!圧縮されたデジタル音声は持ち運びのために軽量化されたものです。CDより高音質のSACD、DVD-AUDIOというメディアもありますが、イマイチ売れていないようです。

 SONYのHi-MDフォーマットが話題です。1GBのHi-MDディスクに最大45時間の録音が可能。
ただしこれはATRAC3plus形式で、48kbpsのクォリティ。インターネットラジオをよく知る人なら、オーケストラを聴くと弦楽器の音が、ショワショワ歪んでしまうことが分かると思います。

 AMラジオ並みのクォリティなので、トーク番組なら問題ないとは思いますが。なお従来のMD(80分・74分)もHi-MDフォーマット化することで、最長13時間30分(80分)12時間30分(74分)の録音が可能となるそうです。80分MDなら従来のATRAC3plus256kbps(MDのフルスペック)でも2時間20分の録音が可能。

 世間はすぐれた音質よりも、より多くの音楽を持ち歩ける、ということに利便を感じているようです。それではHi-MDフォーマットしてしまったほうがだんぜんお得!ということになるのですが、ハード(機械)を新調しなくてはなりません。オーディオ不況の中、SONYも考えましたね。

 私が注目したのは、1GBのHi-MDディスクに、リニアPCM(非圧縮のCDクォリティ)で1時間34分の録音が可能であること。これはプロ・ユースに堪えるということです。実は私、MDを持ち合わせていません。ヒスノイズこそ無いけれど、音質はカセットテープ以下と感じていたからです。

 高音質のカセット・デッキなど誰も持ち合わせていないでしょうから、暖簾に腕押しではあるのですが。今やカセットテープのほとんどはアジア製ですが、ビデオテープの技術が還元されていて、ノーマルポジションであろうとかなりのスグレモノ。非圧縮のアナログ音声は、雰囲気たっぷりですよ。

 MDは日本でのみ普及していて、欧米はサッパリなんですよね。しかしHi-MDディスクの登場は、“すべてのMDはHi-MDに変わっていく”ことを示唆しています。互換性が完全だからです。それに対する私のスタンスは、“安くなったら買う”です。(笑)どう出るか?ちなみにDVDは最初から低価格でスタートしましたね。
SONYのホームページ


7月18日(日) 夏こそカレー!

 久しぶりに高田馬場のインドカレーのお店へと向かいました。最近ではチェーン店を新宿にも広げたあのお店です。PM5:00までランチセットが¥714というのはうれしいです。少し前に店内を改装したようで、広々としています。

 4時半を回っていたので、お客さんは私1人だけ。「ランチセットのチキンカレー!」そう注文するとインド人のコックさんが、「ラィス?」と訊き返したので、「ナン!」と答えます。丸くこねた小麦をふにゅーと伸ばして釜の中へ。

 ドリンクは何とも訊いてきてないのに、ラッシー(ヨーグルトドリンク)を出してきました。まあ、それを注文するつもりだったので、構わないのですが。カレーを取り出した後で、サフランライスを皿にもって出してきました。

 「違うよ〜?」と手でリアクションを出したら、「オゥ、ナン!」と笑って、釜からナンを引き上げました。何だかぼーっとしています。(笑)ナンがでっかいんだ〜!お皿の直径の2倍はあって、焼きたてだからアツアツ。

 美味しかったあ〜!そういえば最近、家でカレーを作っていません。だけど何時間も煮込んだら、狭い部屋にカレーの匂いが沁み付いてしまうだろうな。ご飯ばかり食べることになるので、肥ってしまうかも?


7月17日(土) 夏は暑い!

 ヒートアイランド現象ということで、テレビでも取り上げていましたが、都心での平均気温はアテになりません。個人的には名古屋の方がもっとすごい、と言いたいのですが・・・。何せデパートの冷房が追いつかなくなるくらいですから。

 以前、務めていたデパートは酷かったなあ。何しろ、旧いデパートよりも最近建てられたものの方が酷いんです。トイレは1階おきにしかなく、従業員とお客様が兼用でした。良いデパート、悪いデパート、こんなの研究したら面白いかも。

 私の住んでる部屋(アパート)は、日当たりはイマイチですが、鉄筋コンクリート。エアコンの効きが良いのがうれしいです。(防音は良くないけどね。)

 冷蔵庫の中が空っぽになってしまったので、夕方、スーパーへ買出しに出掛けました。買い置きの食料が白米と、梅干し茶漬け1袋だけになってしまった。(笑)いや別にビンボーというわけでもないんですが。外はさすがに暑かったです。


7月16日(金) メンテナンス

 IPラジオの部屋を少しメンテナンス。リンクの拡張子に“.rpm”というのがありまして、これを開こうとすると、“以下のファイルはコンピューターに悪影響を及ぼす危険があります・・・ファイルを開きますか?”というダイアログが出てしまうのです。

 何も恐れるものではなく、そのままOKをクリックすれば、RealPlayerを立ち上げて再生できるのですが。フツーは“.ram”か“.rm”を用いるんだけどな?問題は2ヶ所ありまして、1ヶ所は“.rpm”を“.ram”に書き換えてパス。

 残る1ヶ所もそれでOKかと思いきや、サイトを移動した後にERRORとなってしまいます。それでは!ということで“rtsp://”で始まるURLの方でリンクしたら無事解決。しかし“.rpm”って何だろう、ということで調べてみました。

 “.ram”と同じように、RealPlayerを立ち上げる拡張子には違いないのですが、“.rpm”はWebページ上で再生するよう指定してあったのですね。直リンクしてごめんなさい。(笑)とりあえず疑問点は消えました。


7月15日(木) Classical is Cool!

 久しぶりに
Classical is Cool!のサイトを見てきました。モナコ公国がスポンサーのクラシック無料サイトです。通常のラジオ放送とは少し異なっていて、5〜10分くらいの短い曲をシャッフルで聴かせてくれます。新たに気づいたのはRomantic Hoursというスィートな曲ばかりをチョイスして、朗読つきで聴かせるチャンネルが増えていたことです。

 その他、曲目を自由に選んで聴いたりもできるのか。ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲集というコンテンツもありました。ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」は、室内楽のような小編成で実にユニーク!NAXOSの無料試聴はなくなってしまったけれど、がんばってソース(音源)を増やしていってもらいたいなあ。

 DTM(MIDI音源)でクラシックを聴かせるサイトはあるけれど、イッパシに音楽を聴かせようとするなら、5分くらいのピアノ曲を打ち込むのに1週間くらいはかかってしまうでしょう。テヌート、スタッカート、レガート、アクセント、音色、音量の変化、ペダルの効果まで考えていたら、1週間真面目にピアノに向かって練習した方がいいかも。


7月14日(水) あぶない敷島博士

 今夜の『鉄人28号』は面白かったあ〜。どうなってしまうんだろう・・・第15話 『不乱拳の弟子たち』の舞台は京都。少々エキセントリックな一面を垣間見せた敷島博士。正太郎君、子供には考えられないようなことが大人には起こるんだよ。
公式ホームページ

 う〜んアブナイ!というか今川泰宏監督、遊びすぎ。今週のみ、エンディングテーマが『なのにあなたは京都へ行くの』(チェリッシュ)だったのです。悦ちゃんの“恨み節”には、男として生まれたからには、こんな女に追いかけられてみたい、という願望があります。

 今川監督の脳には、『怪奇大作戦』のエピソード『京都売ります』(実相寺昭雄監督)がちらほら。みんなみんなヲタク・・・。(^^;放送ディレイがあるので、まだ観てない人は必ず観ましょう。話は脱線するけど、松崎悦子さんは愛知県春日井市の出身だったんですね。


7月13日(火) ロシアのインターネットラジオ

 今日はロシアのインターネットラジオを聴いていました。経済的に厳しい状況にあるため、多くの放送局が閉鎖・統合。インターネット上のサイトも消失してしまったものがかなりあります。その反対に、インターネット限定ではありますが、どんどん新しい放送局も誕生しているみたい。

 生活は苦しくとも人々は音楽を忘れない・・・。日本人のように、CDを買い漁ったりはできないだろうけど、放送局にせっせとリクエストのハガキを書いたりしているのかも。そうした国々のインターネットラジオは何だかパワフルで、聴いていて楽しいものですね。

 というわけで、
IPラジオの部屋にロシアのFM放送を追加しました。さすがにキリル文字は読めません。英語訳のページを参考にしながらUPしています。USAのジャズ・サイトも2局追加。最近は仕事に煮詰まると、インターネットラジオを手直しばかりしています。(^^;


7月12日(月) あらあら

 
『ヤングパーク延長戦トレンドーン!』のストリーミング放送が終了してしまいました。スポンサーの『ぴのあ』さんが降板されたことは先週の放送でも伝えられたのですが、新しいスポンサーが見つかってないらしい・・・。昨今は本当に世知辛い世の中となりました。10分間のストリーミング放送で、そんなにお金がかかるのかなあ?

 しばらくは過去の放送分も聴けるので、
IPラジオの部屋には残しておきますが、願わくばストリーミング放送復活してもらいたいものです。MBSラジオは基本的に関西圏でしか聴けません。ストリーミング放送は地球の裏側からでもアクセスできるからです。USAなどは地上波と同時に、ライヴ・ストリーミングしてるんですよ。


7月11日(日) 『AKIRA』

 深夜に放送されたアニメーション映画『AKIRA』の録画をプレイバック。大友克洋監督、1988年製作。公開時、私はまだ音大生。音楽(クラシック)以外のメディアに目を向けていませんでした。かなりインパクトの大きな作品で、16年前に誕生するにはちと早過ぎたかも。“キモチ悪い!わけがわからん”という人が大半だったでしょう。

 “AKIRA”というのは主人公の名前ではないです。人間の持つはかり知れないエネルギーのこと。主人公は特に誰、ということもなく、登場人物すべてが主人公ともいえます。観る人に解釈は委ねられているというわけです。

 世間に広く受け入れられている宮崎駿作品は、いわゆる子供でも大人でも(大人でも子供でも)分かるように作られているし、必ず“こうでなくてはいけないんだよ”というお仕着せの理論があります。

 “大人でも子供でも”と書いたのは、大人が子供より理解が深いと考えるのは間違いで、子供のほうがより柔軟な感受性を持ち合わせているのですが、経済を握っているのは両親であるということ。

 子供だけで映画館に行くことはできないし、子供にDVDを買い与えるのも大人。宮崎駿がアテレコに声優を起用せず、有名芸能人を使っているのも、下手を承知でやっていることです。嘆かわしいことではあるけれど、アニメーションには膨大な費用がかかります。真っ当な方法論では勝てないことを理解してください。

 話を『AKIRA』に戻します。1988年という製作年を考えると、CGはありません。おそらくMACでプリントした3Dの背景をセルに写すくらいが限界だったでしょう。そう考えるとこの作画レベルは驚異的です。膨大な作画枚数、そして描き直しを経て製作されたに違いありません。ちょっと年代を比較してみましょう。

 『ルパンV世・カリオストロの城』(宮崎駿監督1979年)
 この少し前の『未来少年コナン』で宮崎作品は日の目を見ました。“動かなければアニメじゃない”ということを印象付けた作品。この後、日本のアニメーションは飛躍的にレベルアップしていきます。

 『幻魔大戦』(りんたろう監督1983年)
 平井和正+石森章太郎の原作に、リアルな大友克洋のキャラクターを被せて作られた作品。当時としては斬新だったのですが、今や色褪せてしまいました。大友克洋の描きたかったものはこんなんじゃなかったハズ。5年後の『AKIRA』を待たねばなりません。

 『風の谷のナウシカ』(宮崎駿監督1984年)
 “身体の膨れ上がるバイオなキモさ”は巨神兵がルーツ?これを描いていたのが庵野秀明。後の『エヴァンゲリオン』へと形を変えて発展していきますが、その中間点に『AKIRA』があったことは今回初めて知りました。

 『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(押井守監督1984年)
 『うる星やつら』第1作目『オンリーユー』を宮崎監督にけちょんけちょんに貶された押井監督。奮起して製作した第2作がこれ。斬新な演出と世界観は原作を吹き飛ばしてしまいました。今観てもじゅうぶん面白いとは思いますが、アニメの動きはイマイチ。『風の谷のナウシカ』と同年の公開ですから。

 『AKIRA』(大友克洋監督1988年)
 この年代にこれだけの作品が製作されたことは驚異的ですが、興行的には失敗。少年たちと大人の考えることは、いつまでも平行線で交わりません。どっちかっつーと不良少年みたいなのが活躍するし、暴力&流血シーンも生々しくて子供には観せられない。米国盤と国内盤のLDでは、画質が異なることでも話題になってしまいました。

 『新世紀エヴァンゲリオン』(庵野秀明監督1995年)
 こいつもショッキングだったのですが、まだ世間に広く認知されただけでも幸せでしょう。『AKIRA』より7年後ですが、順序は逆でもおかしくないと思います。大友克洋監督は『スチームボーイ』が今夏公開ですが、誰にでも分かる世界観へと『AKIRA』より少し後退してしまったような感じもします。


7月10日(土) ファイルを整理

 先日、CD-Rを作ろうと思ったら、“HDD容量不足のため実行できません”とのこと。テスト書き込みのためのイメージを生成するので、実際の2倍以上の空き容量が必要なのか。確認してみたら、700MBちょっとしか空きがありませんでした。つまりCDをコピーするためには、1.5GB以上の空き容量が必要だということです。

 Windows98誕生の頃はまだ、パソコンで映像や音声データを扱うことが主目的ではなかったため、HDDは6GBしかありませんでした。当然ながら今では、アプリケーションと最小のデータだけで4GBは食ってしまいます。塵も積もれば山となる、じゃないですけど、Outlookの過去メールを含めてファイルを整理です。

 こないだ整理したばかりじゃないの?という噂も・・・。何しろ部屋?が狭いものですから。(笑)この日記を書いている20時6分頃、グラグラッと地震がきました。東京は地震が多いなあ。地底怪獣(バラゴン)でもいるんじゃないかしらん?いたら嬉しいんですけど・・・。(馬鹿)


7月9日(金) ウルトラQダーク・ファンタジー

 
ウルトラQダーク・ファンタジーのサイトから応募した“DVD発売記念5.1ch特別試写会”に当選しました。主催はエイベックス。いそいそと品川パナソニック・ビルへと出掛けます。そこはかつて住んだことのある青物横丁なのでありました。パナソニック・ビルの向いにはジャスコ(イオン)が建てられ、街はますます賑やかになっています。

 パナソニック・ビルはピラミッド型をした巨大な建物。中に入るのはもちろん今回が初めて。目の前に現われたのは岩石でできた巨大な滝と流水の池。吹き抜けのフロアにこんなモノが造られていたとは。岩盤の中央にミニ・シアターへの入口があるのです。プレゼンテーションのためにここまでするか〜。

 第8話に登場した、ウニトローダがお出向かえ。何とまあ、小っちゃくて可愛いこと。身長150cmくらいしかありません。着ぐるみの中にはもちろん、プロの演者さんが入っていて、繊細な演技に魅了されますね。握手してもらったけど、おそらく女の子が演じているのではないでしょうか?

 出演は役者であり、ナレーターも務める佐野史郎さん、脚本の上原正三さん、監督の八木毅さん。エンディング・テーマを歌うkayokoさんのミニ・ライヴ。着ぐるみのウニトローダ、カネゴンヌ(レディ・カネゴン)、ガラゴン2号(ガラモンのリメイク版)も登場。DVDに収録される第1話『踊るガラゴン』とTV未公開の『ガラゴンの逆襲』が上映されました。

 パナソニックの音響システムは音が硬い、という難もありましたが、やはりものすごい迫力でした。来場者はほとんどがオジサン・・・ちらほら同行の女性もありましたが。私の隣に座った人は典型的なヲタクで、向こう隣の方と猛烈に薀蓄を語っておりました。聞くともなしに聞こえてしまう・・・発売されるDVDはすべて購入しているようです。

 “こちとら無職なんだしさー、お金がいくらあっても追っ付かないよ!”って、それは自慢することじゃないでしょう。(^^;面白かったのは、“オレ、5.1chってイマイチよく分からないんだ〜”とカミングアウトしていたこと。そう、ヲタクは何でも知ってるようで実は何にも知らないのです。あなたの周りにもそんな人、いませんか?


7月8日(木) NAXOS沈没

 久しぶりに「シェエラザード」が聴きたくなったので、NAXOSの無料試聴サービスに接続しました。あれれ?ウィンドウが落ちてしまいます。嫌な予感がしたので、トップページに戻って確認したら、無料試聴サービスは終了してしまったとのこと。NAXOS RADIOが有料化されたのは知っていましたが、試聴サービスも有料化されたのです。

 音質が向上したとしても、お金を払ってまで聴きたいという人はいるかなあ?
IPラジオの部屋からNAXOSは削除されました。その代わり、というわけでもないんですが、RADIO CUBIK NETWORKの3チャンネルを追加。もちろん無料であります。すぐれた無料サイトなどいくらでもあるのに、これは行く末が危ぶまれますね。

 さて、その後は
AVRO KLASSIEKのライヴ・コンサート、ブルックナーの交響曲第7番を、フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で楽しみます。調べてみたところ、来日公演でも同曲と、やはりAVROのサイトで聴ける、マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」を演奏していたようです。

 しかし、インターネットで聴けるとはよもや誰も知るまい・・・大抵の人は国内のサイトしか見ないでしょうから。(^^;たいへんすばらしい音質で、パソコンに繋いだ5.1chシステムを朗々と鳴らしてくれました。これってまだCD化されていないのでしょうか?不思議不思議・・・。


7月7日(水) SPAMメール続編

I2004年7月7日18時48分
ayakadayo**@ezweb.ne.jp
<彩香です。おはよう>
昨日待ってたんですけど来てくれなかったみたいだね。写真つけるので見てもらってもいいですか?私のこともっと知ってほしいし、見て会ってもいいかなって思ったら http://diamond-love.com/awc/ に写真見ました、って書いておいて下さいね。そこまでしてくれたらもうなにも言いません。その後は電話で楽しく話そうよ。


独り言:18時48分に送信しているのに、“おはよう”というのも何だか間が抜けています。アドレスは携帯(AU)ですが、ヘッダ情報を調べてみたら、OutlookExpressから送信されたものでした。最初のメールだけが一斉送信のため、別のソフトで作成されています。

 話は変わって、今夜は七夕ですね。雲ひとつない天気なのですが、東京は眠らない街・・・明るすぎて星もまばらにしか見えませんでした。“子どもの日”に鯉のぼりがほとんど見られなかったように、笹の飾りもありません。少し田舎に行けば、窓辺にちらほら見られるのでしょうけれど。


7月6日(火) SPAMメールにご用心

 先週、ひょっこりと1通のメールが送信されてきたのでありました。ホームページを見てやってきたのでしょうか?珍しいこともあるもんだ。いちおうSPAMを疑って検索をかけたり、アクセス解析をしてはみたもののシロ。私のことが何も書かれていないのは文章が下手だからでしょうか?

@2004年7月1日11時58分
aya_aurora**@yahoo.co.jp
<はじめまして彩香と申します。>
今年で24歳になります。仕事はホームヘルパーをやっていて、今年で4年目なんですけど、普段おじいちゃんやおばあちゃんとばかりお話しをしているので、いろんな年代の人と話がしたいなって思ってて、そんな時に掲示版を見てメールをしてしまいました。よろしかったらお返事もらえませんか?


返信:初めましてメールをありがとうございます。たいへん恐れ入りますが、頂いた文面の中に私を特定できるものが何もないので、勧誘メールなのかどうか判断に迷いました。ホームページの掲示板をご覧になったのでしょうか?インターネットを通じてコミニュケーションが取れることは、とても楽しいものです。よろしければ、掲示板の方へカキコしていただけますでしょうか?必ず返信させていただきます。(^^)

A2004年7月3日13時26分
aya_aurora**@yahoo.co.jp
<彩香、感激です・・・>
こんにちは、あやかです。お返事くれてありがとう。まずは自己紹介しますね。来月で23歳になります。
前にもお話した通り、仕事はホームヘルパーなんですけど、昼夜ばらばらで、休みも不定期なんですよね。だから最近はおしゃれする時間もなくて、女である事を忘れ始めちゃってるんですよ〜。
学生の時は雑誌に載ったりしてた時代もあったんですけどね〜。けど今の仕事って、すごい大変でつらい分、おじいちゃんやおばあちゃんの喜んでくれてる笑顔があるから、一生懸命がんばろうって気持ちになれるんですよね。
私ばっかり話しちゃいましたね。最近自分のコトを話す機会がなかったから、ついつい・・・そろそろ仕事に行かなくちゃ。またメールしますね。


B2004年7月3日22時03分(この日連続2通目です。)
aya_aurora**@yahoo.co.jp
<私の秘密ちょっとだけ教えちゃいますね>
こんばんわ、あやかです。今仕事から帰ってきて、これからお風呂に入ろうかなって思ってるんですけど、実は私の唯一の楽しみがお風呂なんです。
最近、肌の事を考えてネットで評判の無添加石鹸使ってるんですけど、そのおかげで肌もスベスベ!それにお風呂上がりのマッサージ機が最高!!もう病みつきになってます。
今度、本物のマッサージに行こうかなって思ってるんですけど、まだ行った事がないから何か不安なんで・・・男の人ってマッサージとかよくいくんですか?


返信:彩香さんは来月で23歳になるのですか?最初のメールには“今年で24歳になります”って書いてありましたよ?少し不思議・・・。(笑)
私はパソコンを使う仕事なので、ものすごい肩凝りです。我慢ができなくなるとマッサージに行きますが、本当は酷くなる前に行かないといけないんですよね。だいたい10分1,000円くらいが相場ですが、良心的なところだと30分2,000円、40分3,000円というのもあります。揉み返し(筋肉痛)にご注意を。痛くならないと治らないというのも確かですが、熱が出たりする場合もあるので、体調のすぐれない時は避けた方がいいでしょう。
一昨日ホームページを更新して、インターネットラジオのコンテンツを充実させました。クラシック中心ですけどね。感想などいただけると嬉しいです。(^^)

独り言:年齢が食い違ってるし、掲示板の方へカキコして、と書いたのに何だか無視されています。よく分かっていないのか?いちおうホームページのURLも併記しておきましたが。

C2004年7月4日13時00分
aya_aurora**@yahoo.co.jp
<今日も一日、お互いに頑張りましょう!!>
おはよう!今日はなんだか気分がとてもいいです。自分の事をあんなに気持ちよく話せたのって、すごい久しぶりだったし、マッサージの効果もバッチリ!!会社近くのマッサージにも今度行ってみよっかな。
それになんだか肌のツヤもいいみたいだし、今日は久しぶりにお化粧でもして会社に行こっかな♪
とりあえず今日も一日仕事ガンバれそうです。ただ今日一緒に周る人はちょっと問題があるんですけどねっ。夜またメールしますね。


D2004年7月4日22時45分(この日連続2通目です。)
aya_aurora**@yahoo.co.jp
<ふぅ〜>
実は今日、元彼と一緒に仕事をしていたの。会社には内緒で付き合っていたから、シフトも当然のように組まれていて・・・
けど同じ車に乗ったりして、ほんとにイヤなんだぁ〜。だって、同じ職場の別な女の子と二股かけてたんだよ!そんな人に近寄りたくない気持ちわかりますよね?
けど、今の仕事にはやりがいを感じているし、私を懇意に思っているお客様もいて、そう簡単に辞める訳にもいかないし・・・
あ〜あ、こういう時は楽しい事を思いっきりして、嫌なことを忘れたいなあ〜。


返信:う〜ん、社内に元彼がいるというのもストレスですね。気晴らししなくては・・・。平日休みだったら映画を観に行くのがいいでしょう。女性サービスデーとかもありますし、都心だったら金券ショップで前売り券や、株主優待券が安く買えますよ。私は韓国映画に注目しています。ドラマが熱いっす。この間は『シルミド』観てきました。よかったですよ。

E2004年7月6日16時33分(まる1日空けてきました。)
aya_aurora**@yahoo.co.jp
<今、メールしても大丈夫かなぁ〜!?>
今日は久しぶりの休みでさっきまで寝てました。
昨日は仕事が忙しくってメールする時間がなかったんだ。ごめんね。けど、ずっとあなたの事が気になってたんだよ。
私の話をちゃんと聞いてくれるし、お返事もしてくれるし、すごく嬉しかったから。今日から3連休なんですけど、実は、彼氏と旅行に行く予定で取ってた休みだったから。
だけどあんな事になっちゃって・・・
もしあなたさえよければ、メールだけじゃなくて実際に会えたらなって。


独り言:やはり会話のキャッチボールができていないですね。Google検索をしたら新種のSPAMということで、引っ掛かってきました。相手が人間じゃない?と分かったので、今後は無視を決めました。

F2004年7月6日17時21分(この日連続2通目です。)
aya_aurora**@yahoo.co.jp
<聞いて聞いて〜>
この前話してた石鹸がさっき届いたんだ〜。今度のはいつものより高かったから使うのが楽しみヽ(`▽´)/
明日とかあさってって予定は空いてますか?あと住んでる場所とかも知りたいです。それと会う前に http://diamond-love.com/awc/ というページがあってここに彩香って名前で登録してるので一通メールしてもらってもいいですか?友達にネットの出会いって色々あるんでしょって聞いたら、こうした方がいいって言われたのでお願いしますね。それじゃお風呂入ってきますね。


独り言:7通目にしてようやく、出会い系サイトの勧誘であることが暴露されました。勝手に風呂でも何でも入ってきてください。すばらしい友人に恵まれていますね。
私はプロフィールも所在地(住所ではない)もホームページで公開していますが、ぜんぜん見ていないようです。外国に住んでるとでも言ってあげようか?

G2004年7月6日19時47分(この日連続3通目です。)
ayakadayo**@ezweb.ne.jp
<私なんか変なこと言ってますか?>
ただ会って遊びたいなって思ってるだけなのに。でも疑われたままなのは嫌なので、携帯のアドレス教えます。これで信用してくれるのかな。
もちろん携帯にメールもらってもいいけど http://diamond-love.com/awc/ からも一通だけメールもらえますよね。今さっき友達に聞いたらやっぱりそんなんじゃないって言ってたから


独り言:2時間しか経っていないのだから、結論を急ぐのは早過ぎる(遅過ぎる)かも。(笑)携帯のアドレスはいつでも好きなときに変更できます。フリーメールよりも簡単ですよね。
出会い系サイトの女性登録者はサクラで、ほんらいの目的は情報収集です。インターネット架空料金などの情報として利用されております。しつこくメールが来るようなら当局へ通知する旨、警告を発信しますよ〜。

H2004年7月6日22時22分(この日連続4通目です。)
ayakadayo**@ezweb.ne.jp
<彩香だけど・・・ちょっと今>
外からメールしてます。って言っても近くの公園ですけど。なんかうちにいると落ちつかなくて出てきてしまいました。この辺人通りも少ないからすぐ戻ると思うけど。こないだ話した元彼こととか他にも最近色々つらいことあったからよくここにきてぼぉーとしてるんですよ。一人で友達とかこれからのこととか考えちゃったりして・・・もちろん今はあなたのことしか考えられないですけど。 http://diamond-love.com/awc/ 一度だけ信じてもらえませんか?またうち戻ったらメールしますね。


独り言:なかなか面白い・・・ドラマも佳境に入ってきました。展開としては「あなたに会えないのなら死んじゃう・・・」くらいまで行くのかなあ?しばらくレポートを続けたいと思います。(悪ノリ)


7月5日(月) 『ビッグ・フィッシュ』

 先月、観損ねてしまった『ビッグ・フィッシュ』。インターネットを調べたら、まだ上映している映画館があるというので出掛けました。早く行かないと終わっちゃうし。

 金券屋さんで株主優待券を購入し、新宿文化シネマへと急ぎます。ところがどうも、テアトル新宿と間違えてしまった。ぐるぐる回ってようやく見つけたと思ったら、“ビッグ・フィッシュは新宿スカラ座で上映しております”との看板が・・・。ちぇっ遠いなあ、と思いながらもてくてく歩いて歌舞伎町へ。あ、新宿ミラノ座をスカラ座と勘違いしてました・・・クラシックを知ってる人だけが陥る罠ですね。(苦笑)スカラ座は文化シネマのすぐ傍でした。上映時間をひとつ遅らせます。何やってんだか。(苦笑)

 『ビッグ・フィッシュ』(BIG FISH)ユアン・マクレガー、アルバート・フィニー、ジェシカ・ラング主演、ティム・バートン監督、ダニー・エルフマン音楽。(2003年アメリカ)
公式ホームページ

 (あらすじ)
 『ビッグ・フィッシュ』は文字通り“大きな魚”ですが、“ほら吹き”という意味もあります。エドワード・ブルームは荒唐無稽な自らの体験談を話して聞かせますが、いったいどこまで真実でどこまでが嘘なのやら。(^^;息子の結婚式では、結婚指輪を餌にして巨大な魚を吊り上げた話を披露。来賓には大受けですが、「またそんなバカ話を・・・」と息子はカンカン。以来3年にわたって口を利かない父子となってしまいました。

 そんなエドワードも歳と病には勝てず、やがて死が間近となります。息子のウィルは父と仲直りしますが、「悪人でも善人でもいいから本当の父さんを見せて」と思いを打ち明けます。父いわく、「私はいつもありのままの自分でいた、それが見えないのは、お前が悪い」・・・話し合いは平行線をたどったまま終わってしまいました。

 やがて父の書斎を整理するうちに、母が父の戦死報(誤報)を見つけます。「話が全部、ウソというわけではないの・・・」と語る母。そしてウィルは密かに、エドワード名義の土地信託証書を発見。真実を確めるため、彼は“おとぎの国”へと独りクルマを走らせるのでした。いったいそこには何があったのか?そして奇蹟が起こるのです。

 いや〜、涙がボロボロ溢れてきました。いいもん観せてもらいましたわ〜。バートン作品といえば『シザー・ハンズ』も『スリーピー・ホロウ』も良かったし、ファンタジックな『バットマン』(2作目まで)も有名ですが、シュールな内容の作品はこれが初めてじゃないかしらん。

 「人生なんておとぎ話のようなもの」とはよく言ったもので、映画製作に前後して父親の死と、息子の誕生を経験したバートン監督、人間の成長が垣間見えますわ。ラストのお葬式、伝説のお化けたちが勢揃い。(笑)決して暗いお葬式ではなく、昔話に花が咲くところなど正にリアル。すばらしい作品でした。


7月4日(日) 『武器よさらば』

 今日も暑かったですが空気が乾燥していて、現在(深夜)などはとてもいい風が吹いています。ビデオで映画『武器よさらば』を観ました。ロック・ハドソン、ジェニファー・ジョーンズ主演、チャールズ・ビダー監督。(1957年アメリカ)

 アーネスト・ヘミングウェイ原作の映画化で、実は1932年にもゲーリー・クーパー主演の作品があったとか。今夜観たのはカラー作品でしたね。映像はたいへん美しいのですが、ストーリーの古めかしさは否めませんでした。

 『武器よさらば』と聞くと反戦映画であるハズなのですが、主役のロック・ハドソンはカッコよすぎ。イタリア軍に志願したアメリカ兵ということですが、待遇が良すぎてぜんぜん働いてません。(笑)

 前線に出るとすぐに脚を負傷してしまい、お目当ての看護婦さんを現地の病院に呼んでもらう。ラヴラヴな入院生活の後に再び前線へ・・・。地獄を垣間見て脱走・・・再会、二人でスイスへ亡命。

 ラストはかなりシュールに打ちのめされるのですが、戦争はただの背景でしかなかったのか?という疑問も残りました。悲劇のラブ・ストーリーでしたね。映像の美しさ、マリオ・ナシンベーネの音楽の美しさが印象に残ります。


7月3日(土) 天然ク〜ラ〜

 今日は暑かったけれどとてもいい天気。夕方からはさらっと涼しい風が吹いてきて、今も(深夜)窓を開けっ放しにしていますが、まさに天然クーラー&リゾート気分です。毎日こんなんだったらいいのにな?名古屋では熱帯夜なのかしらん?

 今週のMBS
『押尾コータローの押しても弾いても』は、ファミコン・メドレーでした。いや〜面白かった〜!週替り(水曜OAの金曜更新)ですので、お聴き逃がしなく。『IPラジオの部屋T』●ニュース&トークの(4)にもリンクが張ってあります。

 ついでにというわけでもないですが、吉岡美穂さんの(5)
『ヤングパーク延長戦トレンドーン!』もよろしく。こちらは土曜深夜OAの月曜更新ですね。ホームページにジャンプすると過去6週分のプログラムも聴けますよ。(^^)


7月2日(金) チューニング・スケール

 
IPラジオの部屋のデザイン・・・いちおう完成したんだけど、凝り性なものですから、自分で自分にダメ出しをして、さらに手を加えました。トップページのチューニング・スケール、最初はクリーム色の地に、黒い文字を載せていたので。まあ、昔のPIONEERというか、TECHNICS風のデザインですかね。

 しかし、何となく立体感に乏しい感じがしたので(もともと平面ですからね)、真っ黒のガラス地に、蛍光色の水色文字を載せて、背面から光っているような雰囲気に仕上げました。昔のTRIOとか、SONY風のデザインですか。なかなかキレイにできたので、これに決定したいと思います。

 実はこのチューニング・スケール、枠線と文字(英数字とアンダーバー)だけで作られているのです。画像ぢゃないんですよ。ブラウザ(IEなど)で文字の大きさを変えていただくと、ビミョーに変化するのが面白いです。トップページは地紋(壁紙)と3つのバナーが貼ってあるだけなのです。

 最近流行りのホームページというのは、ミリ単位の素材画像が散乱していて、もの凄い重さになっています。ダウンロードしてみるとびっくりしますよ。フラッシュ・アニメなんか使ってほしくないなあ。私に言わせると、見えない枠線などを上手く使えばいくらでもコンパクトにできると思うのですが?


7月1日(木) 映画の日ですが

 映画サービス¥1,000dayだーっ!勇み足で新宿歌舞伎町へ。シマッタ!『キューティーハニー』も『ビッグフィッシュ』も公開終了してしまったのか。残念無念桃栗三年柿八年。それでも『ハリーポッターとアズカバンの囚人』、『シルミド』の2本を観ました。

 『ハリーポッターとアズカバンの囚人』(HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN)ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン主演。アルフォンソ・キュアロン監督、ジョン・ウィリアムズ音楽。(2004年アメリカ)
公式ホームページ

 前2作のクリス・コロンバス監督は製作側に当たり、アルフォンソ・キュアロンに監督交替。第1作目などはハリー自身の生い立ちから、キャラクター紹介を含めてのストーリーだったから、たった2時間ではしょってしまったところもあるけれど、もうそんな説明は必要ないでしょう。

 主役の3人組もすっかり背が伸びてしまいました。もはや子供たちというよりティーン・エイジャー。監督が変わったのでずいぶん雰囲気も変わりました。ストーリーはさほど複雑でもなく、抒情的な部分をじっくり描いています。ダンブルドア校長の役者さんも変わった(亡くなられた?)のですが。

 次回作もやはり監督が交替するようです。雰囲気は少しずつ変わっていくのでしょう。映画製作よりも子供たちの方がどんどん大人になってしまいますから・・・。私の希望としてはクリス・コロンバス監督に続投してもらいたかったな。アットホームなパフォーマンスから青春映画に変わってしまうのか?

 『シルミド』(SILMIDO)ソル・ギョング、アン・ソンギ、ホ・ジュノ、チョン・ジェヨン、イム・ウォンヒ主演、カン・ウソク監督。(2003年韓国)
公式ホームページ

 やはり韓国映画だねえ・・・、シュールさがいいよう。パンフレットは品切れで買えませんでした。東映(配給元)さんはいっつも発行部数をケチっているのかな?映画そのものは大ヒットしているのに。恋愛ナシ!男たちだけのドラマにこれだけ見せ付けられるものがあるとは。

 韓国映画でパンフレットが買えないことは最悪なんです。エンドロールの字幕は解読不能。役者さんの顔と名前が結び付かない。しかし本当にすごいと思う・・・実際の撮影は生傷だらけの命がけであるに違いないのです。この人ら、K-1のリングに立ってもボブ・サップと互角に戦えるよ。

 さて、家に戻ってから
IPラジオの部屋のデザインを一新しました。個人ホームページの枠を超えて、ワールド・スタンダードにできないかな?と思ったのですが・・・。オーディオらしいデザインにしたかったんです。アルミパネルの地紋を捜してネットサーフィンしたけれどいい素材が見つからず。

 仕方ないので、かなり色の濃い素材を加工して、自分で調整するしかありませんでした。素材屋さんと銘打った個人サイトは数多くありますが、文字の載せられないやかましい壁紙などまったく使えません。どこをクリックしたらいいのか分からないサイトや、リンクの間違っているサイトも多いなあ。(^^;


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