2004年12月の日記

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12月31日(金) 大晦日は大雪

 1年最後の日が大雪でした。けっこう積もるのであります。しかし、CD-R(激安メディア)を買ってきてほしい、と頼まれていたので出掛けます。いちばん近いのは高田馬場九十九電機ですが、さすがに歩いては行けないので、東京メトロを利用します。

 道路は凍結してクルマはスリップ!誰ひとりチェーンを着用していない・・・危ないなあ。黒いフェアレディZがプルプル、タイヤを滑らせています。だいたいクルマに金をかける奴・・・ピカピカのホイールに幅広のタイヤ。丸坊主になるまでケチっていますからねえ。

 家に帰って韓国KBSのインターネットテレビを見たら、ちょうどベートーヴェンの第9「合唱」を放送していました。第3楽章から聴き始めたのですが、これがなかなかいい演奏。指揮者はドミトリー・キタエンコ、オーケストラは韓国のKBS交響楽団でした。

 このオーケストラ、すごく上手いです。弦楽器も管楽器もヴィヴラートを抑制したスタイルで統一されています。楽譜が読み込まれていて、有機的に絡み合っているという点では、日本のどのオーケストラよりも格段に優れている。がんばってるよ!韓国は。

 アタマの固い日本の評論家と、それに飼い慣らされてしまった人たち・・・には、韓国のオーケストラなど評価の対象ではないのでしょうが、私はスゴイと感じました。CDが発売されないと世に知られないのでしょうね。オーストラリアのオーケストラなんかもそうです。


12月30日(木) LAN接続終了

 我が家のADSLモデム(NVU)はどうやらルータ機能を内蔵しているらしい。しかしLANケーブルの差し込み口は1つしかないぞ?専門家に教えてもらって、スイッチングHUBを購入すればOK。¥2,000もしないのだそうで・・・。ルータ(これはけっこう高い)を買わなくてもよかったのです。さっそくHUBとLANケーブルを買ってきました。

 WindowsXPの設定は面倒くさそう・・・と、思っていたら5分で済んでしまった。LAN接続した旧パソコンも、簡単な設定で共有接続が可能。インターネットにも繋げます。基本設定の移行もウィザードで行えてしまうとは・・・いやはやいたれりつくせりのOSですな。便利な時代になったものです。

 旧パソコン用のアクティブ・スピーカーも購入しました。ヘッドホン使用可能で何と¥500。音はまあまあだけど、この値段なら許されましょう。中古品を探すより断然安いですから。

 新しいパソコンは極めて快調。サクサクサクッと反応します。こちらのアクティブ・スピーカーは変更なしですが、インターネットラジオの音質が向上しました。とくにMP3。パソコンは音が悪い?などというのは大昔の話で、技術がアップすれば、ピュア・オーディオと変わらなくなってしまいます。


12月29日(水) パソコンは最速、でも持ち主がグズ

 昨夜は掃除疲れで眠ってしまいました。パソコンはまだ箱の中。やる気あんのかてめえ!というか、かなり大がかりな作業(データを移植したり)になるので、一大奮起しないと取り掛かれません。世に人はそれをグズと呼ぶ。

 外は雪が降っています。昨日、洗濯しそびれたので、部屋干ししてでも何でも、今日洗濯しないと着るものがなくなってしまう!ガスファンヒーターをガンガン効かせて乾かすしかないでしょう。

 高田馬場BIGBOXの2階にあるパン屋さんで、ユニークなパンを発見!“カレーナン”薄いナンの中に、カレーが仕込んであります。でもカレードーナツみたいに具だくさんではありませんよ。

 “モダン焼き”はパンの上部に紅しょうが、青海苔、鰹節が乗っていて、マヨネーズとソースで味付けしてあります。パンの中身はもちろん焼きソバ。これ、けっこう気に入ったんですけどお・・・。


12月28日(火) パソコン来ました

 配達は午前指定ですが、年末のいちばん忙しい時期ですからね。11時頃にまずモニター、11時30分頃に本体が到着。箱を開けて中身を確認した後、某所にお呼びがかかっているので外出します。セットアップは後回し。

 FAXの点検整備があるので、来られるまでの留守番。とはいえ、オフィスはぐっちゃぐちゃなので、仕方なく掃除に取り掛かります。足の踏み場もないです。FAX整備は事前に連絡があるハズだったのに、いきなりピンポーン。

 調べてみたら、電話線のソケットが抜け落ちていました。半日電話が不通だったというわけ。気がついて差し込み直したけれどユルユル。受話器を取るとラジオの音が聞こえる・・・。こりゃーNTTを呼んで配線チェックしてもらわにゃ。

 調子が悪い、ときどき起動しない・・・とこぼしていたメインPCも、電源入れたが起動せず。何度やっても起動せず。思うに電源リレーの故障ではないかと。メーカーにバックしないと直せません。しかしバックアップ取ってあるのか?


12月27日(月) 飯山電機の中古液晶モニター

 正確には昨日、映画を見た後、2日連続で秋葉原へと向かいました。最初、モニターは今使っているモノをそのまま使おうと思っていたんですが、某所のHundaiモニターがいかれてしまったので、自分のIBMモニターを譲り、自分は新調することにしました。周辺歪みとかあって、あまり上等なモノではありませんが、“気にしない人は気にならない”ので、良しとします。

 飯山電機の17インチCRTが欲しかったのですが、長期品切&納期未定のためNEC三菱のCRTにしました。画質はそれぞれ一長一短なのです。モニター的な柔らかい、目の疲れない飯山電機。でもDVD等を観るんだったら、メリハリの効いたNEC三菱かな。でもいつから“NEC三菱”になったんだろう?

 でもって、今のおんぼろPCをどうするか?の決断をしなければなりません。
@新しいPCへデータを移植した後、廃棄する。
Aルーターを購入して2台のPCをLAN接続にする。
Bモニター&キーボードマウス切り換えスイッチを購入する

 考えに考えた結果、捨てるに捨てられず、
C中古液晶モニター(1万円以下)を購入し、メインオーディオ(隣の部屋)のデジタル録音機として使用する。
 ということにしました。

 ざっと見たところ、切り換えスイッチは1万円前後、ルーターは1万2〜3千円するため、@の次にお金のかからない方法といえましょう。「1万円以下の液晶モニター」・・・秋葉原を半日練り歩いて探しました。予算が予算ですし、安いモノは経年劣化が著しいのです。

 秋葉原中心からかなり離れたところにある中古パーツ屋さん(老夫婦が経営する)で飯山電機のProLite36(TXA3601GT)という14インチを見つけました。他店でも¥7,800くらいで出回っているんですが、この店は¥8,000。程度は様々ですが、これは外観もキレイだったのです。

 映り具合はどんなんです?と、おばちゃんに訊いたら、「ウチは全部チェックして出してるから大丈夫だよ、ちょっと色は薄くなってるけどキレイに映る、これは程度もいい、イイヤマだしね・・・」と。モニターケーブルしか付いてなかったんですが、ジャンク箱の電源コードもオマケしてもらって購入。

 ところが持ち帰って繋いでみたら、色が真っ白に飛んでしまっていて、びっくりしたの何の・・・騙された?

 小1時間あれこれ悩んで考えて、飯山電機のホームページを調べ、ドライバーをダウンロード。さらにオンライン微調整を行って、(そんなものがあることさえ知らなんだ。)画面のプロパティから、ガンマ値を20%落として80%にしたら普通に見れるようになりました。あせりましたよ〜。

 ネット検索して調べてみたら、何と!大昔の高級品でした。
発売日:1997年11月21日
標準価格:188,000円

 中古品なので確かに色は薄くなっています。しかしバックライトが驚くほど明るく、ぜんぜん目が疲れません。ものすごい耐久性と感じました。

 そういえば別の中古ショップ(そのお店は¥14,000/7日間保証)で、同じ型のモニターを購入していた人がおりました。「欲しかったんだよ!」と言わんばかりに、目がキラキラ輝いていたのです。(人間観察)


12月26日(日) オールド・ボーイ

 徹夜明けで映画観てきました。シネマスクエアとうきゅう、日曜午前9時の回は¥1,000均一なのです。さて『オールド・ボーイ』、最初はあまり気にしていなかったのですが、意外にもロングヒットなのです。普通は2〜3週間で終わってしまうところですが、何かワケアリ(実は面白い)のではないかと期待です。

 『オールド・ボーイ』(OLD BOY)チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン主演、パク・チャヌク監督作品。(2003年韓国/2時間)2004年度カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品。
公式ホームページ

 酔っ払ってケンカして、警察で説教される・・・どこにでもいそうなサエない中年サラリーマン。そんなオ・デスがこの世から姿を消した。何と15年間も監禁されたのだ。いったい誰が?何のために・・・15年ぶりに社会へ解放された。復讐に燃えるデスは旧知の友人を訪ね、犯人をつきとめようとするが・・・?

 うーわー強烈!面白かった!何の前知識もなく観てしまったけれど、これはマンガだ!と思ったら、本当にマンガが原作でした。しかも日本のマンガ、だけど監禁された年月(原作は10年)や監禁された理由も異なるそうです。ルーツはモンテ・クリスト伯爵(岩窟王)なんでしょうけどね。お薦め度★★★★★

 だけど、これを日本で製作したらこんな傑作にはならなかったでしょう。おそらく日本なら美男&美女(アイドル)、有名タレントの起用。ありきたりの絵に描いたような恋愛が取り入れられ、人気ミュージシャンによる主題曲というしょーもない展開になってしまいます。むさくるしい中年男はヒーローになれないのか?


12月25日(土) 今パソコン買いに行きます

 今読んでるこの日記も、膨大なデータを誇るIPラジオの部屋もWindows98パソコンで作りました。あまりにもへなちょこなので、最近はアップデート途中、何度も再起動させています。保守のために費やす時間が膨大になってしまう・・・というか、痩せ我慢しすぎたので、そろそろ新しいパソコン買わせていただきます。

 社用で以前にも購入した経歴があり、自作機とほとんど値段の変わらない“パソコン工房”のバリューPC“W335DVR”(¥59,980)を購入。WindowsXP、Cerelon2.8GHz、メモリ512KB、DVD±Rドライブ、HDD120GBなのです。これにハードウェアエンコードのTVチューナー、CanopusMTVX2004を追加。

 フロップーディスクドライブとノートン・アンチウィルス2005をプラスして¥87,390。DVD編集もできるので、HDDを増設しながらこれで5〜6年は使うつもり。もちろんメーカー品はこんな値段では買えません。余分なソフトが満載で、むしろ何も入ってない方が調子いいし、フリーウェアにもすばらしいソフトがあるからです。

 当然ながら、“取り扱い説明書”というものはありません。パーツのマニュアルは付いてきますが。しかし調子が悪くなった時、“取り扱い説明書”を読んでも解決しないのであります。ネット検索して、経験者のFAQを読んで直しますもん。今まで何度お世話になったか分かりません。(1年の保証期間はあります。)


12月24日(金) クリスマス・イヴ

 有意義に過ごせば何だっていいじゃない?お仕事おつかれさまです。名古屋駅のデパートに通勤していた頃は帰りの地下鉄の駅で、もわ〜んと雰囲気を醸し出しているカップルの大群に出くわしたものです。いつから聖夜は“性夜”になった?恥ずかしいとは思わんのか〜?

 それはさておき今日は某所に呼ばれて仕事の手伝いをしておりました。パソコンの調子が悪いんで見てくれ、というので見てみたら、Hundaiのモニター(ブラウン管)が完全にピンボケ状態。こんなの見てたら目が悪くなるよ。安かったんですけどね。きっちり2年で逝かれました。

 とりあえずもう1台あるパソコンのモニターと入れ替え。どちみち新しいのをひとつ買わないといけません。無名ブランドなら安く買えますが、最初はキレイでもいつまで持つか分からない。この辺の選択は価格に比例する?液晶の無名ブランドは危険かな?でも信頼あるブランドは倍近くしますよね。

 一段落付いたので近所の定食屋さんへ。明太包みとんかつ定食は美味しかった。辛子明太を豚肉で包んであるんですよ。ちょっとよそでは見たことないですね、定食というよりご馳走です。今夜はスパークリング・ワインでも飲みながらDVDで映画を観ようかな?っと。


12月23日(木) ヌヴーのブラームス

 フランスのRadioceRosというインターネット・ラジオを発見!(IPラジオの部屋T“お薦めオンデマンド・サイト”を参照。)ジネット・ヌヴーの演奏するブラームス:ヴァイオリン協奏曲(全曲)が聴けてしまうのだ。復刻状態もなかなかのもの。惜しむらくはプレイ・ウィンドウを立ち上げて再生する仕組みのため、スライド・バーが表示されないのです。

 何が困るか?ストリーミングがトラフィックで中断すると、また最初に戻って聴き直ししなければならない。30分の曲なのにですよ!スライド・バーが使えれば途中から聴き直すこともできるのに・・・。惜しい!システムがきちんとしていれば“談話室”で紹介文を掲載できるのですが・・・。他の曲はどうなっているかというと。

 パブロ・カザルスの演奏するバッハ:無伴奏チェロ組曲もあるのです。ところが、全6曲のうち抜粋で第1番、第4番、第5番、第6番しか聴けないのだ。しかもですよ、リンクの間違いを発見!第5番をクリックしても、第6番をクリックしても“第1番が流れてくる”のです。あっちゃ〜!よしこうなったらデータを当たってみましょう。

 クラシック全ストリームのリンクを解析・・・。実はカザルスの無伴奏、全6曲のデータが存在しました。(信じられん)Webデザイナーに音楽知識がないため、このような間違いがおきたのでしょう。お節介ではありますが、リンクの間違いを訂正するよう、英文のメールをサイト管理者に送信しておきました。

 フランス語じゃないの?すみません。翻訳エンジンで日本語をフランス語にすることはできますが、それが先方に伝わるものなのかどうか?私自身が判断できないのです。英語であれば中学程度の作文でも何となく分かりますから。どうだろ?フランス人、日本ほど英語が浸透してなかったりして・・・。

 ラフマニノフ自作自演のピアノ協奏曲第3番、トスカニーニのチャイコフスキー「悲愴」、クーセヴィツキー指揮するプロコフィエフの交響曲第5番などもあります。フェリアーの歌うグルック「オルフェオ」は聴けませんが、全ストリームのデータは解析済みなので、興味のある方はねも艦長までご連絡を。(RealPlayerで再生できます。)


12月22日(水) 美味しくないそば屋

 池袋へ出掛けたついでに、先日見つけた美味しいそば屋さん・・・の2軒隣にある、もうひとつのそば屋さんに入ってみました。値段はほぼ同じで、安いメニューもあり。(そりゃそうだよな。)しかしこの発想はまずかった。

 お隣と値段は同じ¥550のカツカレーを食べたのですが、カレールウをお湯でのばしただけの塩辛い味。まったくそうじゃないんだろうけど、ほとんど固形ルウの味です。推測するに“ハウス・ジャワカレー”のルウかな?

 とんかつは固くて冷たかった。ファーストフード店は“揚げたて”でないとしても、レンジで温めるくらいのことはするだろうに。それに美味しいとんかつは冷めても美味しいのです。お客さんのいないお店は危険です。


12月21日(火) まだまだあるぞクラシック

 昨日更新したばかりなのに、海外の新しいリンク集を発見してしまいました。このリンク集、トップページからのリンクがありません。“隠しリンク”みたくなっていますが、Googleに隠しリンクは無用なのです!(笑)

 内容は“IPラジオの部屋”とよく似てます。(笑)ウチのホームページからもパクられているんだろうな?目指すものが同じなら自ずと似てくるのは当たり前なのですが。リンク間違い多数発見〜!がんばろうよ。(笑)

 それでも初めて見る情報がたくさんありました。どこの国の人だろう?アメリカ合衆国の表記(略号)がすべて、“VS”になってますのことよ。英語圏&ヨーロッパの人ではなさそうですね。う〜む〜。


12月20日(月) まだまだあるよクラシック

 
IPラジオの部屋を更新しました。先週からこつこつと集めたデータをアップロード。クラシック関連で新たに12局、クラシック以外で42局を追加。重複しているものも若干ありますが。

 データの見直しもやらなきゃいけません。スケジュールを確認したら、クラシックの番組がなくなっていた放送局も。放送局の呼称(ニックネーム)も変更になっていますしね。

 存在は知っていたけど未確認だった
Global Music Networkも“お薦めオンデマンド・サイト”として追加。かつてのNAXOS無料試聴にアイテムは及ばないものの、音質も良く楽しめます。


12月19日(日) 整体行ってきました

 首が回らなくなってしまった(違う!)ので整体に行ってきました。石のように硬くなってしまった筋肉を、丹念に揉み解してもらいます。徹夜明けだったので食事を摂った後、バタンキュー。

 完全に固まってしまう前に通院したのは正解でした。放っておくと大変なことになります。IPラジオのデータを集めて整理していますが、クラシック関連だけでもまだまだたくさんあるのですね。

 一度に作業するとまたおかしくなるので、休み休みやっています。パソコンはカラダによくないなあ・・・。


12月18日(土) ガスファンヒーター

 寒さも本格的になりましたので、引っ張り出してきました。エアコンの暖房では追い付かないのに、さすがガスは強力ですね。ものの5分で部屋中が暖かくなります。

 しばらく影を潜めていた持病の肩凝りが酷くなってきました。首が回らないとはこのことを言います。(嘘)肩の後ろに手を伸ばして背中で繋げられますか?ぜんぜんできなくなりました。

 サロンパスをペタペタ(7枚)貼ったり、お風呂でマッサージしたりしましたが直りません。あ〜あ、整体に行かねばなるまい。整体師さんがまたびっくりするんだ、これが・・・。


12月17日(金) くらしっく飲み会

 同好の士が集う飲み会に参加させていただきました。市谷にあるドイツ料理のレストランにて。ナマ演奏付きのレストランは楽しい。ドイツ民謡ばかりでなく、映画『ドクトル・ジバコ』の“ララのテーマ”(モーリス・ジャール)がこっそり潜んでいたこともちゃ〜んと聴いてますよ。

 博識の面々ばかりなので、他ではゼッタイに聞けないディープなお話もたくさん。もちろん私のマニアックな話題にも、ガッチリ食い付いてくれる頼もしい連中でした。私はビールを2リットル・・・3リットルを平らげた兵もおりますが。ソーセージとジャガイモが美味しかったです。

 電車がなくなってしまったので、新宿までタクシーで乗合い。歌舞伎町の横を通り過ぎて帰りました。午前2時ではありますが、さすが眠らない街・新宿。煌々と灯る灯の中、なかなか賑やかであります。自分から怪しい部分に近づかなければ、何も危険なことはありませんよ。


12月16日(木) 非常用ハシゴ点検

 毎年行われる点検ではありますが、北側のベランダに置いてある金属の箱です。開くのは今回で3回目なのですが、中にはアルミの折りたたみハシゴが入っていて錆がひどいの何の。このマンションが建ってからずっと雨風にされされていることを考えれば状態はいい方なのかも知れませんが。

 点検業者は『新しいのに取り替えるよう、管理会社に言っときます。』と答えてましたが、本当に取り替えるかなあ?私の部屋は2階なので、いざ火災となれば階段から逃げるなり、飛び降りた方が速いのですが、3階より上の住人は困るだろうな?しばらく様子を見てみましょう。


12月15日(水) 住所不在のインターネットラジオ

 インターネットラジオを調べていくうちにいろんなサイトと巡り合います。ストリーミングは存在するのに、ホームページの存在しないサイト・・・そんな不思議な(いい加減な?)サイトもあるのです。というわけで、大学運営局+公的機間と個人の運営するサイトとを切り分けました。

 著作権の曖昧な音源をmp3で接続して垂れ流しにするか?リスナーとのコンタクトをきちんと取り、より良い放送内容を行うことを心がけるか?は、区別の難しい問題でもありますが。この先、いくつかのプライヴェート・ラジオが消える可能性もありますが、モニターを続けていきましょう。


12月14日(火) カクテルパートナー

 最近、ビール&発泡酒の類ではなく、スパークリングワインをよく飲みます。ビール&発泡酒は身体を冷やしますが、こちらは身体が暖まるのです。何種類か試してみましたが、白ワインをソーダで割ったものがやはりナチュラルで飲みやすい。ジュースのように味付けしたものは何度も飲めませんね。

 行き付けのコンビニでもやはり、私のお気に入りがいちばん良く出ているようです。減りが早いもの。ところでクリスマスといえばアルコールなしの“シャンメリー”ですが、“ジンジャーエール”とどう違うのか?私の中で疑問がむくむくと湧き上っております。誰か比較試飲してみて〜!(笑)


12月13日(月) ノスタルジア・クリスマス

 IPラジオの部屋、ポップス・コーナーにカナダ、アメリカのノスタルジア専門局を20局ほど追加しました。ノスタルジアというジャンルは日本語で説明しにくい。クラシック・ロック、ビッグ・バンド・ジャズ、オールド・ムーヴィー、ミュージカルなどがごちゃ混ぜです。

 説明するより聴いてみた方が早いでしょう。IPラジオの部屋Uにある、Nostalgiaを探してみましょう。この時期だとクラシックなクリスマス・メドレーが流れてくるはずです。サイトへとジャンプすれば必ずといっても良いほど、真空管ラジオの写真が出てくる。

 “旧き良きアメリカ”というか、アメリカ人はこういうの好きなのね。未だに映画でも、50年代、60年代、70年代というのは舞台となっていることが多いし。実は私も以前よく、社用でビジネスホテルに泊まると、コンソール付属の有線放送を聴いて楽しんだものです。


12月12日(日) 玉子が高いです

 Mサイズ(10個)が¥259とは!Lサイズは置いてなかったけれど、おそらく¥300近くになるのでは?先週も書いたけれどこの値上がりようはいったい???レトルトカレーとご飯の3個パックは安く買えたのですが・・・。

 久しぶりに“冷凍たこ焼き”も買って食べました。レンジで温めるやつです。よく分からん?という人は、“スキー場で食べるたこ焼き”を思い出してください。いや、私はスキーに行かないんでアレなんですが、そういうことらしいです。

 小さなタコが一切れしか入ってないので、小麦粉食っとるみたい、という噂もありますが、1袋25個入りで¥300だったのです。これをスキー場で食べたら幾らになるか?皆さん確めてきてください。(苦笑)


12月11日(土) 光ケーブルったって

 通常アナログ回線から、ISDNデジタル回線へ。未来は光ファイバーか?と思いきや、突然割り込んできたのがADSL。電話局との距離で大きく制限を受けるテクノロジーです。光ケーブル普及までの過渡的なもの・・・などと考えている貴方、広い世界を見渡してごらんなさい。

 インターネット大国であるアメリカ。インターネットラジオは高音質の高速ストリーミングを備えながらも、必ずモデム回線対応のストリーミングを併設しています。地平線の向こうまで何にもない、だだっ広い平原にポツンと家が建っている・・・それもまたアメリカであることをお忘れなく。

 クルマで何キロも走らせて、街のレストランへ食事をしに行く。アメリカ映画にはよく見られる光景です。最近では“携帯電話で音楽配信”なんてCMやってますけど、プチプチと携帯でメールをやりとりしている人たちでさえ、そこにはいないでしょうね。私たちの住んでる世界っていったい?


12月10日(金) 聖ちひろの髪隠し

 テレビで放送されておりました。DVDよりもさらに赤みのかかった映像で。おそらくこの先10年以上?を経て、DVDよりも新しいメディアが普及する頃になれば、“これまで存在しないと伝えられていたオリジナル・フィルムが発見された!”ということで、ようやくマトモな映像が見られるようになるのではないかと。(ほとんど予言)

 “ソープランド・アニメ”と悪口を叩く人もあるけれど、“両親を人質に取られ、温泉宿で働かざるを得なくなった少女”というストーリーに偽りはあるまい。というか、現世でかよわい女の子が短期間に大金を稼ぐとしたら、こういう方法取らざるを得ないでしょう。新宿歌舞伎町は日本の経済を支えているのですから。

 スタジオ・ジブリ映画(宮崎作品)の中で、いちばん説教臭い作品になってしまったことも確か。私は最後のシーンで千尋が“豚の群れの中からお前の両親を当てなさい”と、駆け引きに勝つところ・・・これの意味がよく分からない。親子の絆なのか、心眼なのか、ほとんど確率の問題(大博打)のようにも思える。

 千尋の勇気と行動力に感服した湯婆は、彼女を解放してやろうと思ったが、いちおうカタチだけの試練を与えた?のか?この辺が何も描かれていないのですね。子供と一緒に映画を楽しんだお父さん、お母さん。子供に訊かれたら何と答えます?答えはどこにも書いてないよ〜。


12月9日(木) KGさん

 昨夜遅くまで起きていたので朝寝坊・・・ピンポーンとチャイムを鳴らす音で起こされました。どちら様ですかー!こんな時間に訪ねてくるのは大抵、@新聞の勧誘、A宗教団体くらいのモノですが。

 「すいません、ちょっと覗き窓から見てもらえます?」ということで、覗いてみると黒革の手帖を掲げておりました。紺背広を着たKGさんは、『Gメン75』の若林豪を思わせるダンディーな紳士でした。

 守秘義務があるから日記に書くのはふさわしくないだろうけど、インターネット上で個人を特定するのはほぼ無理だと思います。玄関先でご近所さんの情報を聞いて行かれました。それ以上は内緒。

 以前に見かけたことのある私服さんは、明らかに柔道体型で、どちらかといえば“やっちゃん”に近いモノがありましたが、今朝の方はカッコよかったです。女性から情報を引き出すのも上手かと。


12月8日(水) 久々にLPレコード

 取り出して聴いています。先日購入したフルトヴェングラー&ベルリンフィルのブラームス:交響曲第4番(フォンタナ盤)。定価¥1000の廉価盤だったのか・・・中古盤購入価格は¥105ですが。かつての日本フォノグラムが発売していた米オリンピック原盤のシリーズ。見つかる度にちょくちょく購入しています。

 エヴェレストなどもそうですが、アメリカのレコードは録音、マスタリング、カッティングまで念入りに管理されてはいるものの、再生ビニールによるザラザラの盤質に仕上げられてしまいます。つまり最後の時点でオシャカになってしまいます。オリジナル盤を尊重する人たちもいますが・・・。

 それなら海外からテープを取り寄せて、日本でプレスした盤の方がいいんじゃない?というのが私の考えです。日本の町工場の技術は世界一ですからね!久しぶりに非圧縮アナログの音を堪能しました。LPレコードからインターネットラジオまで、音楽メディアの種類は実にさまざまです。


12月7日(火) 大掃除

 だいぶホコリが積もってきたな・・・ということで大掃除。床を雑巾で拭いたり、荷造りテープでカーペットをペタペタしたりなどは普段からやっているのですが、掃除機で吸引するのは久しぶりです。まあ、私の部屋の散らかり様はフツーの男性と比べたら全然きれいとも言えるのですが。

 風呂とトイレはユニットバスで繋がっているため、風呂に入る度にクリーニングしてしまう・・・。おかげさまで黴だらけになることはありません。年に一度、カビキラー処理を施せば充分なのです。何だろう・・・部屋をきれいにしておかないと、アナログレコードがかけられないからかな?

 以前に友人から、ポータブルMDが録音できなくなったので見てくれ、と相談を受けたことがありましたが、ホコリを吹き飛ばしたら直りました。実はデジタル光学機器の方がホコリに弱いとも言えるのです。手軽だからといって、乱雑に扱ってもよいとはいえませんね。


12月6日(月) 寒いですよー

 いい天気なんですが、カラッ風が吹いて寒いです。布団は寒干し状態になってしまいます。(笑)食料を買出しに行ったのですが玉子が高いですね。安くなるのを待っていたけど、いっこうに下がらないのでMSサイズを買っちゃいました。10個で¥239ですか〜。

 1月半前なら¥139、バーゲン品は¥105でした。だいたい2倍に値上がりしています。M玉や、L玉が¥200以下で買えていたのにですよ、ヘタすると今では¥300近いですからね。何だろう、野菜の値上がりが反映しているのかな?玉子かけご飯がご馳走になってしまう?


12月5日(日) 寒いですねー

 昨夜は“台風?”を思わせる暴風雨で、アパートのベランダもそうなのですが、外へ出ると木の枝や落ち葉がいっぱいです。布団を乾したかったのですが、湿度がものすごいので先送り。久しぶりに高田馬場まで歩いて買物に出掛けたのですが、風が冷たいので偏頭痛がしてきました。

 中古レコード屋さんを覗いたら、政治評論家(音楽評論家でもある)TK太郎先生に会いました。前の会社では何度かお話をさせてもらったことがありますが、もう覚えていないだろうなあ・・・(^^; 私はといえば、例によって(といっても数ヶ月ぶりですが)¥100のLPを何枚か物色。

 ミュンシュのベートーヴェン:第9番「合唱」、ワルター&コロンビア響のJ.シュトラウス:ウィンナワルツ集、フルトヴェングラー&ベルリンフィルのブラームス:第4番(フォンタナ盤)などなど・・・。もう1件ある中古レコード屋さんは現在改装中とかでお休み。12月15日新装開店なんだそうです。


12月4日(土) スパイダーマン

 昨夜テレビで放送された映画『スパイダーマン』をビデオで観てます。トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ウィレム・デフォー主演、サム・ライミ監督。(2002年アメリカ)公開時に観損ねてしまい、今年の“2”も観れなかった。評判が良かっただけにちょっと悔しかったんですよね。

 スーパー・ヒーロー物の王道を行く描き方で気持ちいいですね。遺伝子操作により生まれた“スーパー・スパイダー”に噛まれることから特殊能力を身に付けるわけですが、ほんらいツッコミ入れられそうなシチュエーションなのに、うまく擦り抜けております。(笑)

 クモの毒でフラフラになってベッド(床)に倒れる、一晩明けたら痩せっぽちの胸板が分厚くなっていた。ビン底メガネをかけるとピントが合わない・・・あれ、外した方がよく見えるぞ。てんで、日常感じる“あるある”エピソードをうま〜く盛り込み、現実感を得ています。

 ヒロインも美形というわけではなく、隣のマドンナ的扱いなのは好印象。ティム・バートンの『バットマン』がメルヘンランドであったのとは対称的です。音楽はダニー・エルフマンで、『バットマン』と同じ作曲家なのですが、2大ヒーロー映画を制しちゃいましたね。


12月3日(金) 映画の日(3)

 『ポーラー・エクスプレス』(THE POLAR EXPRESS)トム・ハンクス主演、ロバート・ゼメキス監督。(2004年アメリカ/1時間40分)
公式ホームページ

 あれれ?トム・ハンクスがCGになってるよ?劇場予告編ではずいぶんヘンな感じがしたけれど、実際に観ると納得できました。つまり、絵本の世界をCGで再現するのが狙いだったのですね。絵本は動かないけれど、映画ではこれが実に忙しく動き回ります。新しい世界を体感できました。

 これはやはり子供に観せてあげたい。核家族化が進む現代、可哀相なことに“子供は両親の影響しか受けられません”。いろんなモノを見たり、聴いたり、感じさせたりさせてあげましょう。そうでないと、テレビ&ゲームの商業ベースに乗せられた子供が出来上がっちゃいます。

 しかしアメリカ人はすごいなあ。こんなのマジで作っちゃうんだもの。しかも子供たちのために・・・ですよ。日本語吹き替え版もあります。アラン・シルヴェストリの音楽は、『シザーハンズ』(ダニー・エルフマン)をかなり真似てはいますが。(苦笑)


12月2日(木) 映画の日(2)

 『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』(SKY CAPTAIN and the WORLD of TOMORROW)ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、アンジェリーナ・ジョリー、ジョヴァンニ・リビシ主演、ケリー・コンラン監督。(2004年アメリカ/1時間47分)
公式ホームページ

 人物以外はすべてCG。ブルーバック撮影ばかりで演じる方も大変だったと思いますが、映像はこれ全部1940年代ふうのセピア調ソフトフォーカス。時代背景も『オズの魔法使い』公開年という設定(1939年)ぴったりで、宇宙SF、ホラー、ヒーローものといったエッセンスを惜しみなく投入。

 完璧な合成ではなく、適度なチャチさを盛り込んであるところがうれしいじゃないですか!これは計算してあるな〜。バカバカしくも『スターウォーズ』並みの大金を投入してしまってますね。ストーリーも思いっきりおバカです。(最高の誉め言葉)ジュード・ロウがグレゴリー・ペックに見えてきました。

 童心を持ったオトナはイチコロです。マニアックな人なら、あ〜これはあの映画のパクリ(パロディ)だ、というのを楽しむこともできますね。いや〜面白かった!できることなら悪ノリついでに第2作目、3作目も作ってほしいです。過去の作品のように崩れていく過程を楽しみたいのですが・・・。(笑)


12月1日(水) 映画の日(1)

 新宿へ映画のハシゴに行ってまいりました。『ハウルの動く城』、『スカイキャプテン』、『ポーラー・エクスプレス』の3本を観てきましたよ。1度に感想を書くのは大仕事なので、3回に分けて書いていきたいと思います。3本ともなかなか面白かったんですけどね。

 『ハウルの動く城』(HOWL'S MOVING CASTLE)倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏(声の出演)他、宮崎駿脚本・監督。(2004年スタジオ・ジブリ/1時間59分)
公式ホームページ

 悔しいけど上手いな、かなり上出来です。宮崎さん特有の押し付けがましさが消え、いい具合に肩の力が抜けています。前作『千と千尋の神隠し』はキャラクター過多のため、パブリッシャーでの解説も大変でした。ひとつひとつに意味を持たせ過ぎて重くなってしまったのです。

 今回はさらっと流していて、主人公たちを取り巻く世界が変化していく様子もまるで、イタリア映画(ジュゼッペ・トルナトーレ作品)のよう。ときおり自然の美しさに目を奪われてしまう部分もあり、そういえば久石さんの音楽もまるで、エンリオ・モリコーネ風だったりします。

 魔術や魔法が存在するメルヘンでありながら、戦争という超現実が盛り込まれています。『華氏911』との関連は皆無・・・あれはドキュメントであって、芸術作品として比較するものではない。そしてまた“恋愛”について、自然に描けているのも本作であると思います。

 恋は突然やってくる・・・ものであるし、そしてまた消えていくかもしれない。ハッピーエンドであっても、その1年後は想像もつかない。それくらいいい加減であってもおかしくない。人間がよく描かれていることと、これまでのように何か強い力に導かれたものでもなかった。

 夏に先んじて公開された大友克洋の『スチームボーイ』が、映像表現に終始するばかりで肝心の“人間”描写がサッパリできていなかったことにがっかり。宮崎さん、まだまだ先頭を切って歩んでいかねばならぬのか?高坂希太郎の『茄子 アンダルシアの夏』は良かったけれど。


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