2005年1月の日記

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1月31日(月) また来てるよ〜

井上知美 <tomomi**@yahoo.co.jp>
2005年1月31日21:02
あの〜?
メールくれましたよね?最初は迷惑メールかと思ってたんだけどよく見たらそんな変なアドレスじゃないのでメール返してみたんですが、以前どちらかのチャットか何かでお話したかたですか??

 これは出会い系サイトの勧誘メールですので、くれぐれも返信せぬよう。フツーのメールを装ってますが、1度返信するとメル友気取りでしつこく返してきます。テキトーに話の繋がるいくつかのパターンを送ってくるだけなので、メールを読んでいるわけではありません。

 3、4通目にして、「お会いしたいんですけど、直接アポ取るのは怖いから・・・」と言って、出会い系サイトへの仮登録を薦めてきます。女性はサクラなので実際に会うことはないです。そして、一度仮登録してしまうと解約できません。法外な料金を請求されます。

 今回は“井上知美”という名前でしたが、いろんな名前と文書パターンで送ってきますね。ありきたりの名前なので、たまに昔の友達、会社の後輩・同僚と重なることもあります。?????と慌ててGoogle検索している私・・・。男って救いようのないバカですねー。(苦笑)


1月30日(日) ゲーム盤が好き

 新宿の東急ハンズ1階、プレゼントやパーティーグッズが揃えてあるのだけれど、懐かしいな〜と思い眺めてしまったのはゲーム盤。私が小学生の頃はコンピューターゲームが登場する少し前だから、誰かの家に集っては“人生ゲーム”等のゲーム盤を楽しんだものです。

 “人生ゲーム”は日本の“双六”と“モノポリー”を組み合わせてできたもの。サイコロではなく、盤面のルーレットを使用したのは斬新でした。サイコロは一発勝負ですが、ルーレットは出目が決まるまでのスリルが楽しめるから。

 “モノポリー”を現代風にアレンジした“億万長者ゲーム”というのもありました。こちらはあまり長続きしなかった、というのは“人生ゲーム”と違ってゴールがなく、自分たちで時間を区切って精算するしかないのですね。

 “モノポリー”は昭和28年に日本でも“バンカース”としてアレンジされて発売。現在でもその“復刻版”が販売されています。版画調のレトロなイラストもそのまま。“お祭り”の度に寄贈が必要!というのはまさしくJAPAN!

 70年代に流行した“生き残りゲーム”“沈没ゲーム”もデザインをリニューアルして発売。かつて我が家には“生き残りゲーム”がありましたが、実は“沈没ゲーム”の方が面白い。2段スライド式ホールより、幾重にも仕掛けられた円錐状ホールの方が凝っています。

 残念なことにゲームというものは、買って遊んでみなきゃ分からない。“生き残りゲーム”は失敗でした。“沈没ゲーム”の現代版は“スピン・スタジアム”といいます。ついつい“オトナ買い”の衝動に駆られてしまったけれど、考えてみたら遊ぶ相手がいない。現代人は“単独プレー”が好きですから。


1月29日(土) avast!強し

 某所に呼ばれて事務作業を行っていたのですが、パソコンの画面がおかしくなったというのでチェック。アイコンが小さくなってしまったのは、1024×768の解像度が1280×1024に変更されていたから。発色数も16ビットから32ビットに変わっています。「どこかいじった?」「いじってない。」そんなバカな?

 確かにこのパソコンはおかしい。インターネットに接続中、突然、プリンターが動き出したりします。何しろアンチウィルス・ソフトを入れていないというのは危険です。ときどきアルバイトに来てる子がオンライン・ウィルスチェックで“異常なし”と診断しているけれど、これでは少しも完全といえません。

 以前、このページでも取り上げた 
avast!antivirus Home Edition をインストールすることにしました。チェコ生まれのフリー(無料)ソフトで唯一の日本語版。なかなか評判良さそうなのです。ただし、ISDNでダウンロードするのに25分かかりました。アドレスと住所氏名を登録すれば、14ヶ月間使用できます。

 インターフェイスもなかなかかっこいい。さっそくウィルススキャン・・・ウィウィウィ!とけたたましく鳴るサイレン!ウィルスが検出されました。手順に従って“チェストへ移動”(隔離)のボタンを押します。ウィウィ!またしても?合計6個のウィルスが検出されました。驚いた〜!

 ウィルスは“隔離”という手順で処理されます。プログラムに張り付いてしまっているからです。“削除”できないのは、誤検出の際、復元できなくなるためと、それがWindowsの重要な起動プログラムだった際にダメージを受けてしまうから。幸いパソコンは問題なく動いております・・・不幸中の幸い。

 知り合いのパソコンでは、ウィルス隔離の後にインターネットが起動しなくなったとのこと。こうなると素人では下手にレジストリに触れません。“初期化”という面倒な作業になってしまいますが、いちばん確実な手段でもあります。レジストリをいじっても完全に復旧できる保証はない・・・。

 “無料版”といえどavast!の動きは機敏で、なかなか頼もしい感じがします。ファイヤーウォールは含んでいないため、XPの機能と組み合わせて使用するのが良いでしょう。何も設定なしに使えるノートンと比べると、若干メカっぽい感じもします。ある程度パソコンに慣れた人なら大丈夫。

 最後に付け加えておきます。1度ウィルスに感染してしまうと、アンチウィルス・ソフトを使っても、完全に修復することは困難です。感染する前にアンチウィルス・ソフトで予防してください。「治せるんでしょ?」とお気楽に考えておられる方は、1度死んでください。(キツイ言葉ですみません。)


1月28日(金) 言葉とメロディー

 四半世紀前のNHKFMは、1日中クラシックを放送していたものですが、今はずいぶんクォリティ・ダウンしてしまいました。「おしゃクラ」(現在は別タイトルの類似番組)も確かに楽しいです。これからクラシックを聴こう、と思ってる人には格好の番組です。しかし、それを卒業して成長していかないのですよ日本人は。

 ぬるま湯が好き、ワンパターンが好き。だから(テレビを含めて)長寿番組=良い番組とはいえない。あと、音楽に対する感性の欠如、というのが大きいかと。

 中学生の頃、実家で「N響アワー」を見ていたら、隣で祖母が呟きました。「あんたの見とるヤツは、歌がないでワシにはよう分からん」 つまり、文字がなければ感性の裏打ちができない。歌詞が最優先される世界であるということです。歌謡曲ヒットの要因はまず歌詞であるともいえましょう。

 カラオケしかり。楽譜を見て歌っているのではなく、歌詞を見ながら歌っているでしょう?音程やリズムは取れていなくても、雰囲気が出ていればいいわけですから。恋愛の歌、人生の歌、人々が日頃感じていながらも、なかなか口に出せない気持ちを上手く表現しているのが歌謡曲&J-POP。

 例えばクラシックにも歌曲があり、オペラがあるけれど、歌詞はほとんど聴き取れないと思います。もちろん意味はあるけれどメロディーと一体になっていて、日本人の感覚とは根本的に異なるように感じられます。西洋人というのはふだん思っていることをハッキリ口にできる人たちなのです。

 洋楽(POP&ROCK)はどうでしょうか?ヒットの要因は歌詞じゃないですよね。日本しかり、各国の人がすべての歌詞を聴き取れるはずもありません。少し前に「おうさま」という奇特な方が、ROCKの名曲を日本語訳して大ヒット。歌詞の内容が実に他愛もないものであったことが分かりました。


1月27日(木) コンセルトヘボウ・ライヴ

 IPラジオのメンテナンスをしていたら、オランダ放送のクラシックチャンネルを発見!いつの間にこんなのできていたのかな?名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(アムステルダム・コンセルトヘボウ)のライヴ録音がオンデマンドで聴けるじゃありませんか。

 さっそくNET TRANSPORTでダウンロード。ベルナルト・ハイティンクの指揮でショスタコーヴィチの交響曲第8番を聴いています。また、今週のニューヨーク・フィルハーモニック・ライヴには、主席ホルン奏者J.P.マイヤースの独奏でR.シュトラウスのホルン協奏曲第1番が。

 もちろんこれもダウンロード(録音)してしまうのでした。何だか全部タダというのはもったいない。ちなみにクラシックだけの特典で、POP&J-POPでコレをやったらレコード会社が倒産します。クラシックのオンライン・ダウンロードだけで、名曲全集は完成するか?できます!


1月26日(水) まだ風邪治んない

 IPラジオの
WMKV 89.3 FMを聴きながら、家でおとなしくしてました。MGMのアニメーション「トムとジェリー」を観ているような50年代アメリカのサウンドがエンドレスで流れます。いいですよ、こういうの。イージーリスニングとはいえ、演奏者には抜群のセンスが必要ですね。

 風邪薬を飲むために3食きちんと食事を摂っているけど、どちらかというと食べ過ぎ。あまりお腹が空いていないのに食べてる感じ。オーバーカロリーになっちゃうよ。で、鏡を見てみると、目が落ち窪んでいて顔だけは病人のカオをしている・・・ヘンな話だ。

 歯を磨いていたら奥歯の詰め物が取れてしまいました。流し台にカランと金属の破片が落ちた・・・何じゃこりゃ?最初はコップの割れたカケラかと思いましたね。風邪が治ったら歯医者さんに行って貼り付けてもらおう。それとも作り直さなきゃいけないかな?


1月25日(火) 靴下買いにユニクロへ

 風邪を引いているので外へは出たくないのだけれど、地下鉄に乗って中野商店街のユニクロへ。というのも、靴下がたったの4足になってしまったから・・・。引っ越した当時は10足くらいあったのですが、こればかりは踵に穴が開くと捨てなくてはなりません。2年間で6足、履き潰した計算になるかな?

 ¥100ショップで買えなくもないのですが、品質に難あり・・・で、ユニクロの4足¥1,000コーナーですね。ついでに温かくて軽い、フードつきのパーカーも買ってしまいました。(¥2,900)今着ている革コートも温かいのですが、着古したのでさすがに摩れ傷だらけ・・・余所行きが普段着になってしまった。

 冷蔵庫の中が空っぽになっているので、ライフに寄ってお買い物。牛乳、玉子は欠かせません。すぐに帰るつもりが結局2時間あまりウロウロしてしまいました。それと、風邪用のマスクとのど飴も購入。餃子の徳用パック(20個入り¥148)は安かったけれど、焼いてみたら皮ばかりで美味しくありませんでした。


1月24日(月) う〜ん風邪引いた

 シマッタ、風邪引いた。熱はないけれど、喉が痛いです。くそっウザイなあ・・・ということで、引き初めに治してしまいましょう。飯をシッカリ食べて、ビタミンCを摂って温かくして寝ましょう。

 近所の薬局で風邪薬を購入。よく効くヤツをお願いします。カプセル2個を毎食後服用で3日分。普段、薬を飲む習慣がないのでてきめんです。痰は出ないけれど、喉がカラカラに渇いて眠れない。(^^;

 今年に入ってNEWパソコンのDVDライティングに振り回されていたら、気が付くとIPラジオはリンク切れが多発していました。かなり多数の放送局がサイトを更新していたようで・・・。

 WindowsMediaPlayer7.1では20kbpsのビットレートなのに、Ver.9で再生すると、64kbpsや128kbpsの高ビットレートになるリンクが・・・し、知らなかった。今やCodecはすべてVer.9で行われているのです。

 7.1で再生できないリンクは以前から知っていましたが、再生できても本来の品位を落とした音質になってるとは気が付きにくいもの。Windows98(1st)はサポート対象外なのです。世知辛いなあ。


1月23日(日) アルゼンチンのIPラジオ

 IPラジオの部屋WにアルゼンチンのFM&AM放送を36局追加しました。アルゼンチンったら、地球でいうところ日本の裏側ですよ。BCLラジオブームの昔は、これを受信しようと皆で競ったものです。実際は同じ周波数に、強力な妨害電波(From:北朝鮮?)が発せられていて、内陸部はほぼ絶望的。海沿いとか、離島だったら受信できたのかな。

 屋根の上に巨大な自作ループアンテナを建てたら、「瓦が落ちるから止めてくれ!」と親に怒られ、3日間の命でした。“初歩のラジオ”の記事どおり作ったんだけどな?感度は恐しくアップしたのですが、いくら回転させても指向性は皆無なのでありました。これは設置条件によって、必ずしも理論どおりにはいかないわけで・・・。

 脱線しましたが、アルゼンチンはIPラジオが大人気。しかも全部、モデム(ダイヤルアップ回線)ときたもんだ。国自体がだだっ広すぎて、ISDNもADSLも使えないということ。ましてや光ファイバーなんてトンデモナイ。でもラジオは元気です。喋りがパワフル!音楽も元気!音質なんて気にしない気にしない・・・。


1月22日(土) 早稲田松竹2本立て

 久しぶりに行ってきました早稲田松竹。「ぼくは怖くない」「ぼくセザール10歳半1m39cm」という、少年が主人公の2本立て。おそらくどちらも単館興行ものだったであろう、こういう機会でもないと見逃してしまいます。

 「ぼくは怖くない」(IO NON HO PAURA)ジュゼッペ・クリスティアーノ主演、ガブリエーレ・サルヴァトーレス監督。(2003年イタリア/1時間49分)
公式ホームページ

 黄金色に輝く麦畑が延々と続く・・・イタリアの田舎町。ミケーレは廃屋の地下に監禁された1人の少年を発見する。「君は誰?生きているの?」 やがてミケーレは食べ物を持ち出しては、その少年のもとへと通うようになった。大人たちの目を盗んでは・・・だ。そして?

 暗闇の中にはお化けが潜んでいる・・・そんな物が少年時代には見えました。大人たちには見えないものが子供には見える。真実はどっちだ?少年の視点で外の世界を捉えた異色作品ですね。田舎でないと感じられぬイマジネーションに共感。コンクリートの壁ではダメなのです。

 音楽は最初、フィリップ・グラスだと思いました。マチガイナイ・・・で、後にパンフレットを見たら違ってました。(笑)ペポ・シェルマン、エツィオ・ポッソの2人の作曲家。でも仕方ないよ、グラスのミニマル書法をそのまんま模倣しているんだもの。効果的ではありましたが・・・。

 「ぼくセザール10歳半1m39cm」(Moi CESAR 10 ans 1/2 1m39)ジュール・シトリュク、マボ・クヤテ、ジョゼフィーヌ・ベリ主演、リシャール・ベリ監督。(2003年フランス/1時間39分)
公式ホームページ

 “こども映画”みたいな扱いを受けると違うなあ・・・。「ぼくは怖くない」は少年の視点で捉えた世界だが、セザールは10歳半といえど考え方は極めてオトナ。こまっしゃくれた都会の子供なのです。

 溢れる情報から、いち早く自分の立場を理解し、迅速かつ的確に行動できる。これはオトナじゃないでしょうか?少々ピント外れなところは10歳半・・・しかし本当の大人だってしばしば勘違いするでしょう?

 「ぼくは怖くない」のミケーレはどちらかというと、大人たちの世界に不可抗力を感じている。棲む世界が違うといえばそれまでだし、二者が同じ現代に存在する、というのもまた不思議です。

 ヒロインのサラが可愛い。「喉が渇いた、コーラ買ってきて・・・」セザールもモルガンも思いっきり走らされた後だから動こうとしない。「あたしを喜ばせてくれる人!」の一言で尻を叩くところなど1人前のレディーじゃないですか?


1月21日(金) ケンペ&バンベルグのブラ2

 日本コロムビア(DENON)から発売されている¥1,000CDシリーズ、“クレスト1000”。ブラームス:交響曲第2番とハイドンの主題による変奏曲、ウェーバー:歌劇「オイリアンテ」序曲をルドルフ・ケンペ指揮バンベルグ交響楽団が指揮した1枚。(COCO-70711)

 EURODISC原盤で旧東独ETERNAの製作と思われるけれど、現在、発売権を持つ独EDEL(BERLIN CLASSICS)では出ておらず、日本の徳間ジャパンもしかり。一時期、BMGが旧ソ連MELODIYAの発売権を持っていた頃、「未完成」とのカップリングで発売されていました。(現在は廃盤)東独→ソ連繋がりではありますが。

 その時に買い損ねてしまったので、やむなく国内盤CDで購入した次第。リマスタリングはどうかしらん?という危惧もありましたが、たいへん高品質で安心しました。むしろCDコピーが当たり前になってしまった現在は、海外プレスへの信頼が薄れてしまった、といえましょう。あとは「未完成」か・・・。

 ブラームスの田園交響曲、の異名をとるこの曲。ケンペの演奏は正にぴったりなのでありました。世界有数のローカル・オーケストラ、バンベルグ交響楽団は上手い。伝統的にホルンの名手を抱えている楽団でもあります。この時代ならD.オットーの楽器でしょうか?いい音出してるわあ・・・。(現在はE.シュミットも)


1月20日(木) もう1枚?デニス・ヴォーン?

 “RCAプレシャス・セレクション”のシリーズからもう1枚。シューベルト:「ロザムンデ」の音楽、「魔法の竪琴」の音楽(ハイライト)はルチア・ポップのソプラノ、デニス・ヴォーン指揮のナポリ管弦楽団。(TWCL-1009)

 ああ、デニス・ヴォーンね・・・と思ったら記憶違いでした。軽音楽のビリー・ヴォーンと間違えた。(苦笑)ライナー・ノートによれば1926年にメルボルンで生まれたオーストラリアの指揮者だそうです。

 聴いてみるとなかなか優れた指揮者です。名指揮者と呼んでも差し支えないと思います。レコードはこの1枚と、モーツァルトの歌劇「羊飼いの王様」しかないのですね。ナポリ管弦楽団もいい音出してます。

 トマス・ビーチャムのお弟子さんだったということもあってか、イギリスの職人指揮者&オーケストラのコンビに似た味わい。ジョージ・ウェルドン&ロイヤルフィルとか好きな人ならハマるでしょう。ルチア・ポップの美声が花を添えています。


1月19日(水) 夢の共演?トンデモナイ?

 タワーレコードのクラシック企画で“RCAプレシャス・セレクション”という¥1,000CDシリーズが発売されました。国内未発売のものが多数あり、ようやくタワレコもいい仕事ができるようになったな、と感じた次第。

 「ボストン・ポップスのデューク・エリントン」(TWCL-1010)に注目!1965年のタングルウッド・コンサートの貴重なライヴ録音。アーサー・フィードラーとデューク・エリントンの共演とあらば、誰もが聴いてみたいと思うのでは?

 1曲目の「キャラバン」・・・おお、何だこのアレンジは「アラビアのロレンス」(モーリス・ジャール)そっくりじゃないですか。イントロの後にエリントンのピアノが絡んでくるのですが、そのスピード感にオーケストラが着いていけない。

 編曲はリチャード・ヘイマン。映画音楽のアレンジものでNAXOSからCDも出ていました。「STAR WARSのテーマ」では冒頭、テンポ設定を誤ったまま録音・・・というお調子者。全体、ムード音楽っぽいアレンジで残念。

 強引(Going)なエリントンもプログラムが進むにつれ、やむなく合わせる方向へとスタイルを転身。しかしそれなら、カーメン・キャバレロとか・・・の方が良かったような気も。お互い不完全燃焼のまま終わってしまいました。

 音質・・・最初はMARANTZのDVDプレーヤー(DV-3100)で聴いていたので、ステレオ感の乏しい貧弱な録音と感じてしまいましたが、DENONのCDプレーヤー(DCD-1650GL)で聴き直したら、迫力が10倍アップ。

 最近、パソコンでばかり音楽を聴いていたため、感覚がマヒしていましたね。ずいぶん印象が違って聴こえるので仕切り直しです。DCD-1650GLはCDプレーヤー単体で10万円。パソコンよりも高かったのです。


1月18日(火) 次々と新しいモノが・・・

 登場してくるわけです。もう光学式カメラはぜんぜん売れないとか。リサイクル・ショップのミノルタ一眼レフは1万円台で買えちゃいます。バカバカしいことに皆さん、デジタル一眼レフのファインダーを無視しております。液晶画面に表示された映像を確認しながらシャッター切ってますよ〜。

 どんどん機械が便利になると、人間はうすらバカになってしまう。500万画素の画像は巨大すぎて、最新パソコンじゃないと開けないでしょう?フィルム代はかからないけれど、それ以外の部分にジャンジャン注ぎ込んでしまう。確かに消費を促進しなければ経済は回らないんでしょうが。

 ぬるま湯に浸かっていられる人は幸せです。飽食に危機感を抱いている人は不幸せ。私個人としては、アナログこそ真価を発揮するものと感じているのですが、やがて人間はデジタル・スペック(数値)以外の優劣が判断できなくなり、感性が欠落してしまうのです。やっつけ仕事ばかり・・・。


1月17日(月) やっぱDVDレコーダーですか

 新しいパソコン・・・ようやく初めて、LDから取り込んだ映画をDVD-Rに焼きました。「ファイルのエンコードに時間がかかるよー!」と友人から聞かされてはいたのですが、やはり2ギガ級の最新パソコンでもダメみたい・・・。

 まず、LDの映像をテレビチューナーでパソコンへ取り込み、SIDE-A、B、2つのファイルから、カット編集をして繋ぎ合わせます。最初なのでちょっと手間取りましたが、このMPEGファイルをDVD-Rに記録するためには、NTSC DVD-VIDEO形式へとエンコードしなければなりません。この作業(といってもパソ君におまかせ)が、ほぼリアルタイム分かかってしまうのです。

 DVD-Rへの書き込みは4倍速。しかし2時間の映画なら30分はかかります。つまり2時間×2+30分+30分=5時間もかかってしまいました。ようやくできあがったDVD-Rには、さらに過酷な運命が・・・。

 DVDの出始め時期に購入したMARANTZのプレーヤーは、ディスクを検知してくれなかったのです。そういえばCD-Rも再生できないんだった。以前、友人に録画してもらった長時間モードDVD-Rはかろうじて再生できたものの、動きの速い部分はモザイク状になっていたっけ・・・。

 パソコンでは観れますけど・・・モニターで観るのってぜんぜんキレイじゃないんです。やはり大画面テレビで観たいですよ。MARANTZのプレーヤー、市販のディスクを観るだけなら何も不満はありません。たいへんキレイな画質なんですけどね。やっぱDVDレコーダーに買い換えないとダメですか。


1月16日(日) 犯人はノートン博士

 新しく購入したパソコンのテレビチューナー(MTVX2004)がフリーズしてばかりいるので、ずっと原因を探っていたのですがついに犯人はノートン博士であることを突き止めました。Auto-Protectを解除(一時活動停止)してやるとフリーズしなくなったのです。

 Auto-ProtectをOFFにするメニューですが、2005年版は『15分、1時間、5時間、システム再起動まで、永久的』と、5段階の選択ができるようになっています。うっかりOFFにしたままウィルスに感染する、という事故は避けられそうです。(※永久的を選択したらダメですよ。)

 それでも世間一般、ウィルスへの関心はほとんどゼロ。『期限は1年、毎年ソフトを買い換えるか、お金を払って更新を延長しないといけないんですよ。』 そう教えてやると、実家の父も親戚の叔父さんも、『そんなバカな?』と目をつり上げる。ワープロ(家電)とは違うのです。

 ネット検索で見つけました。無料のアンチウィルスソフト!
avast!antivirus Home Edition 無料?というのにまず目を疑いましたが、更新期限の切れたアンチウィルスソフトを使い続けるよりは安心ですよ。何より多くのユーザーが賞賛の辞を寄せています。

 チェコで生まれたこのソフト。粋なことをしてくれるじゃないか!私の旧いパソコンは6月でノートンの期限が切れますが、新しいバージョンに耐えられるスペックではありません。乗り換えるならこれだな!動作は軽いとの情報ですが、ファイヤウォール機能はないそうです。


1月15日(土) オーシャンと11人の仲間たち

 深夜のテレビで映画『オーシャンと11人の仲間たち』を観ました。主演:フランク・シナトラ、ディーン・マーチン、サミー・デイヴィス・ジュニア他、監督:ルイス・マイルストン(1960年アメリカ)。原題はもちろん『OCEAN'S11』なので、2002年にジョー・ジ・クルーニー主演、豪華キャストでリメイクされた『オーシャンズ11』(ステョーヴン・ソダーバーグ監督)の元ネタ。間もなく続編となる『オーシャンズ12』も公開されるはず。

 60年代黄金期のクラシック映画としては、すっかり忘れられてしまった存在なので、リメイク版の公開にあやかって浮上した次第。観てみてナルホド!アイディアは良くてもぜんぜん面白くのないのです。ミュージカルふうの場面はあってもコメディはなく、アクションも皆無。無駄な会話が延々と続き、現金強奪の見せ場は全体の4分の3を過ぎてから・・・。映像と音楽だけはキレイだったのですが。

 玄人目に評価はイマイチでも、まだリメイク版の方が楽しめます。娯楽作品と割り切ってしまえば、です。しかしこのオリジナル版にはたまげてしまいました。60年代と現代では、もちろんストーリーも設定も異なりますが、しょーもないオチには何ともいえぬ可笑しさがあります。DVDを買うのはもったいないですね。レンタルか中古ショップで入手して観るのが良いでしょう・・・。


1月14日(金) もったいないお化け

 某所より突然電話がかかってきて、半蔵門にあるT社へ配達に行ってくれ!とのこと。しかし、私が不在だったらどうするつもりだったのかねぇ?ま〜しょうがないので遣われてやりますか。

 用事はさっさと済ませ、傍にある立ち食いそば屋さんへ。牛丼セット(+そば)が¥520というのはいいな。しかし“もり”を注文したはずなのに、温かい“かけ”を出されました。

 「すみません、“もり”をお願いしたはずなんですが・・・」と返したら、すいません、と言ってすぐに出し直してくれました。それはいいんだけど、間違えた“かけそば”をゴミ箱へびちゃっと捨ててしまった・・・。

 厨房は丸見えなので、もったいない〜!でも私は冷たいそばが食いたかったのです。何だか気分悪いなあ・・・、見えないように捨ててよう。牛丼もそばも美味しかったんですけどね。


1月13日(木) 疲れたよ〜!

 昨夜の11時過ぎに帰宅。お酒飲んで寝てしまいました。よく寝たな〜、時間がもったいない。名古屋は寒さ疲れとでも言おうか?電気毛布&重くて肩が凝るほどの掛け布団で寝ていましたから。

 ぐちゃぐちゃとパソコンに溜まったメールを処理したり、ホームページの日記を書いたりして過ごしました。朝昼夜食兼で、近所の定食屋さんで栄養補給。実家では3食、明らかに食べ過ぎてました。

 某所へと預った“イチビキ田楽みそ”を届けに行ったら、寝ているようで真っ暗。マウスの横っちょに置いといたけど。私の“コーミソース”も半分くらいになってしまった。また送ってもらうかな?


1月12日(水) 東京に帰るぞ!

 携帯屋さんから連絡があり、本日入荷したとのこと。「2日くらいかかります」というのは、もし「明日届きます・・・」とアナウンスして間に合わない場合、クレームに発展してしまう怖れがあるからです。とにかく間に合ってよかった!母に使い方を教えてやれるからです。

 さっそく、よくかける番号をプリセットしてやる・・・。実は家のFAX電話も子機も、プリセットができるんだけど、何にも入っていない。しかし、手帳を見ながら携帯をかけるなんてヘンな話でしょう。新機種は手順が簡略化されているので、マニュアルなしでもけっこう使えますね。

 父の買い物に付き合わされ、帰りの¥100ショップで携帯ストラップと、携帯ホルダーを購入。最初は「¥100なんて嫌だ!」と言っていましたが、何をおっしゃいます「¥100でじゅうぶんです!」デザインも種類も豊富でした。新幹線に乗る時間がすっかり遅くなってしまった・・・。


1月11日(火) 母の携帯を買わされる

 「私も携帯が欲しい!」と母がのたまうので、仕方なく私の“家族割引”ということで、もう1台購入することになりました。確かに母は鉄砲玉なので、軽自動車を操ってどこでも出掛けてしまう・・・。よく行きそうなところへ父が、「すみませんウチのモノが今、そちらへ行ってませんか?」と電話をかけることもしばしば。

 NTTドコモで“いちばん簡単な機種”を購入。液晶表示やボタンが大きく作られています。いちおうメールやWEBも見られるのか・・・。使いたくなければ使わなくてもいいのですが。アンテナは伸びないように固定されています。コロンブスの卵ですな!実際、伸ばしてもほとんど変わらないですから。(そうでしょ?)

 溜まっていたポイントを利用し、意外と安く携帯は購入できましたが、頼むから長電話はしないでくれよー!料金は私の口座から引き落としになるのです。昨日まで愚痴たれていた母の機嫌が一変しました。お調子者めがっ!ピンクのデザインは品薄のため、明後日に入荷予定とのこと。


1月10日(月) 新しいテレビ

 朝イチで配達されました。テレビ男(電車男みたいだ)の父は大喜び。旧いテレビを3千円で引き取ってもらっても、5万円でおつりがきましたよ。お茶とお菓子を振舞いながら、配達員さんたちとお話タイム?『電機屋さんの本音』で言えば、お茶とお菓子はとても嬉しいのだそうです。

 天気の良い日なら、遠方の配達もピクニック気分だそうですが、雨の日だったり、ヘソ曲がりなお宅、セッティング難のお宅に当たると辛いだろうな。さぞかし“超ラッキー”だったことでしょう。「地上デジタル放送対応テレビは候補になかったんですか?」とのご質問。

 それそれ!私が教えてやるまでは、父も母も、現行のテレビが2011年7月24日をもって使用不能になる、などとは知らなかったようで・・・。これを“悪法”といわずに何と言おうか?小泉首相は“犬公方”(徳川綱吉)になぞらえて、“テレビ公方”と呼ぼう!

 ハッキリ言って電機メーカーはウハウハですもん。ウハウハとは?“思いがけない利益を得て、笑いがこみ上げてくる様”でございます。消費者だってバカじゃないぞ!タイムリミットぎりぎりまで待ち、デジタル対応テレビが安くなるまで買わないんだもん。

 既に始まっている地上波デジタル放送。UHFアンテナを設置する際は、“東京タワーが見える場所なら大丈夫”らしいのですが、そんな場所はどこにもございません!東京タワーの周辺一部だけでしょう。文部科学省は何を考えているのか?やはりお茶の水博士でないと務まらない?


1月9日(日) 名古屋へ

 新幹線で一路名古屋(小牧)へ。ホームに降りたとたん、空っ風が吹きつけます。夏は暑くて、冬寒い、これが名古屋の恐ろしさ。高山のほうが寒暖差は激しいハズですが、夏は空気がサラッとしているし、冬は雪が積もっても風は吹かない。名古屋は夏の湿気がひどく、冬は伊吹下ろしが吹き荒れるのです。

 家に着くとちょうどK電機から電話がありました。明日の午前中にテレビを配達しますとのこと。良かった、セッティングに間に合いました。やはりメイン・テレビがないと毎日が不便ですね。実はFAXで指定したBSアナログチューナー内蔵の29インチSONYは人気機種のため品切れ入荷待ちだったのです。

 電機屋さんもいちおうセットアップはしてくれるけど、カスタマイズはしてくれない。何だそりゃ?って、リモコンのチャンネル設定(空きチャンネルの穴埋め)とか、色合い(初期設定は肌色がピンクに近い)とか、消費電力設定ですよ。ウチにはウチの流儀ってものがあるのです。

 リモコンのチャンネルは1=1、2=3、3=5、4=9、5=11、6=25、7=31、8=33、9=35、10=1、11=3、12=5、13(BS5)=35、14(BS7)=BS5、15(BS9)=BS7、16(BS11)=BS11となります。WOWOWは契約していないのでBS5の無料番組のみ。何?分かりにくいですか?

 お年寄りがいるので、空きチャンネルは置かない。砂嵐を観ることになってしまいます。フツーの家庭では4=25、7=35とかにして2、6、8、12、15(BS9)は砂嵐でしょう?チャンネル送りボタンを使って、1から局順。残りはよく観る4局、最後の3つはBS3局としています。


1月8日(土) 明日は名古屋

 一昨日セッティングしたパソコンのテレビチューナーが不調です。フリーズしまくり。販売店でいちおうチェックしてから出荷されているハズなのですが・・・。起動時、デスクトップには試し録りしたファイルが置かれていました。ただし、OS以外何も入っていない状態でのチェックです。

 アンテナ接続が最後になってしまったため、普段使っているアプリケーションやノートン・アンチウィルス等のソフトと相性の悪い部分があるのかもしれません。いろいろやってみますが解決しない。いちおう使えることは使えるのですが、不調です。東京に戻ってからリトライか・・・。

 結論!パソコンで録画するか、DVDレコーダーで録画するか。マニアックな編集をしないのであれば、DVDレコーダーをお薦めします。パソコンというのは不安定なモノです。いざ!というときにヘソを曲げてしまうと、お気に入りの放送がおじゃんになります。

 ただし、CD-ROM(700MB)よりも大きな記録容量を持つので、HDDのバックアップを取るのには便利。結局、どちらも必要なのですね。もう少し、DVDレコーダーの性能、価格が安定するまで待とうかな?長時間モードはかなり画質劣悪な機種もあるようで・・・。


1月7日(金) 東京スガキヤ

 知的好奇心を満たすため、大久保にあるリサイクル・ショップを訪れました。投げ込みチラシに掲載されていたグループの1店舗ではあるのですが、実際に行ってみると小さな店舗。(苦笑)奥行きはけっこうあるのですが、内容は典型的なそれで、掘り出し物は皆無。

 ¥100でも安くと考えるなら利用価値はあるでしょうが、家電などは新品を買ったほうが安いでしょう。1年のメーカー保証(種類によってはそれ以上)、耐久年数を考慮すれば、中古品は寿命の半分を過ぎてしまっています。それに何かしら気に入らない部分があってこそ手放したのです。

 仕方なく行きつけのディスカウント・ストアでS-VHSテープをまとめ買い。その帰りに早稲田(高田馬場)の交差点へ差し掛かったら、嬉しいものを発見してしまいました。店閉まいした“はなまるうどん”のテナントに、新しく”
スガキヤ”が開店したのです。名古屋の名物が関東に上陸しました。

 システムは少し違います。券売機でチケットを購入、カウンター席なので、セルフサービスではありません。中華メニューのみで甘党はナシ。学生のしゃべり場にすると回転が落ちるからでしょう。東京の地代は目玉が飛び出るほど高いですからね。ミニ味噌かつ丼などのサブメニューは目新しい。

 ラーメンとミニ味噌かつ丼のセットを注文。ラーメン単品が¥290なので、これでもぜんぜん安いですよ。味噌かつ丼はキャベツ乗せ丼でした。ソースかつ丼の味噌バージョンかあ・・・キャベツなしで味噌たっぷりの方がいいんだけどな?でもこの値段なら許せるか・・・。

 
ホームページをご覧になるとよく分かると思いますが、レギュラー店(ラーメン¥280前後)とDEUX店(ラーメン¥390前後)、暖簾のお店(白ラーメン¥500前後)と系列もいろいろ。カレーを出すお店もあります。関東上陸第1弾はレギュラー価格となりました。


1月6日(木) テレビチューナーセットアップ

 NEWパソコン最後のセットアップ。テレビチューナーにアンテナ線を繋がなければならないのです。これまでS-VHSデッキ2台とテレビで3機直列接続していましたが、ビデオ録画時にテレビが映らなくなるという弊害がありました。友人の家ではブースターなしで3機いけてるよ、との情報。

 ケーブルテレビから地上波だけを供給(共聴システム)してもらっているので、出力はそこそこあるはず。もしや?と思い、調べてみたらS-VHSデッキのRF出力(2チャンネル)がONに設定されていました。(初期設定のまま)これが原因だったのか、最近のDVDレコーダーにはないですよね?

 幸いなことに実家から持ってきた道具箱には、古い2分配器がありました。捨てずに取っておいて良かった。最近の分配器はBS&CS用に直流スルーとしているので、マトモに買ったら高〜いですよ。同軸ケーブルの末端処理をしていたら絶縁テープ(ビニールテープ)が無いことに気づきます。

 24時間便利なコンビニ・・・ちゃんとビニールテープを備えてあるとは!深夜ですから助かりました。おっと、映った映った。しかしパソコン画面で観るテレビって、ぜんぜんキレイじゃないんですよ。テレビに合わせて調整すると、普段は眩しすぎて使えないというのは困ったものです。


1月5日(水) 実家のテレビが壊れた

 ということで、電話がかかってきました。BSアナログチューナー内蔵の29インチSONYです。小さなテレビはゴロゴロあるのですが、こいつはメインテレビですね。新しいの買わないかんけど、どれがいいのか分からんから帰省しろ、とのこと。私が選んでやらないと、中途半端なヘンなテレビを買ってしまいそう。

 家の中でいちばん新しいテレビではあるのですが、8年も働いたし、日中はほとんど点けっ放し。スイッチの故障みたいだけど、まあ修理に出せば1万円は取られるし、直したところでこの先何年も使えるという保証はない。映りはハッキリと暗くなっています。15インチ程度のものと違い、大画面は長持ちしません。

 しつこく電話がかかってくるので、まあ、不便ではあるでしょう・・・。インターネットで最新の、BSアナログチューナー内蔵の29インチSONYを調べて品番をFAXで送りました。安いです、5万円前後。これを地元のK電機で買いなさいと。間違っても他の機種を買わないように!


1月4日(火) アルバイト

 某所より連絡があって、原稿打ちを頼みたいとのこと。手書き原稿をWORDで打ち直す作業です。今回は歴史モノではなかったので簡単みたい。難読漢字がないですから・・・。

 家で作業できるので楽だラクダ。普通の事務用椅子では身体が拒絶反応。すっかりバランスチェアに慣れてしまっているためです。これを購入してから整体に通う回数が減りました。

 ニューパソコン初のお仕事となりました。キーボードも軽やか、WORD&EXCELは2002年版ですけどね。旧パソコンは98&97年版でした。IMEも進化しております。


1月3日(月) あけましておめでて映画(3)

 3本目は何を観ようかなっと?いうことで、誕生50周年、最後の作品(どうせまた作るんだろうけど)となる『ゴジラ』を見とどけることとしました。期待・・・?ぜんぜんないです。でも映画館は大入りでした。

 『ゴジラ ファイナル ウォーズ』(GODZILLA FINAL WARS)松岡昌宏、菊川怜、ドン・フライ、北村一輝、ケイン・コスギ他、北村龍平監督作品。(2004年東宝/2時間5分)
公式ホームページ

 あー、やってもーたー!最後のゴジラは突っ込んで楽しむべき、大パロディ映画と化してしまいました。ゴジラ・ファンのおじさま方は苦虫を潰したような笑いを浮かべたはず。ファイナルっちゅうことで予算も貰っているし、過去の映画に登場した怪獣たちを全部使ってもええ!ということでバカをやらかしてしまいました。

 だいたいSF怪獣映画に“戦隊ヒーローもの”を被せちゃいかん!何で人間同士がワイヤーアクションで戦っちょるんだ。方向性を見失った1980〜90年代のユルイ演出を再現しとるじゃないか!脚本も過去ネタ再現オン・パレード!あまつさえ“ハリウッド版ゴジラ”と日本のゴジラを戦わせてしまった!

 ハリウッド・ゴジラは一瞬にして敗れ去り、統制官(X星人だと)曰く、「やっぱりマグロなんか食ってる奴はダメだな」と。轟天号は出てくるは、妖星ゴラスのエピソードやミニラまで登場。ミニスカートでチャラチャラ出てくる2人の女性は何が狙いなのか?さっぱりわからん。えれーことになってしまった。

 東海コンビナートに“エビラ”現わる。「行ってフライにしてきなっ!」 あまりにもベタなシャレなので笑うに笑えない。トドメは「あいにく俺はエビが嫌いなんでな・・・」 そーかそーか名古屋をコケにしやがって、喧嘩上等、ねも艦長が返り討ちにしてくれるわっ!新たな戦いが始まるのであった。

 P.S.アンギラスの勇姿が見れたのだけは良かった。


1月2日(日) あけましておめでて映画(2)

 昨日の2本目はディズニー&ピクサーの新作『Mr.インクレディブル』。これは期待どおりの出来でした。

 『Mr.インクレディブル』(THE INCREDIBLES)クレイグ・T.ネルソン、ホリー・ハンター(声の出演)他、ブラッド・バード監督&脚本。(2004年アメリカ/2時間)
公式ホームページ

 PIXARが初めて“人間”を主人公にした作品。それまでは“オモチャ”だったり“恐竜”“お化け”“サカナ”だったわけで・・・。しかも引退したスーパーヒーローという人情味溢れるストーリー。こういうの大好きです。キャラクターの描かれ方が秀逸だし、ドキドキハラハラの冒険活劇もあり。

 私としては“最高傑作”の太鼓判を押したいところですが、親子連れで来ていたおチビさんたちはどう受け取るのか?「ドラえもん」ばかり見ていると感性が欠落してしまうよ!あれはワンパターンの永久連続なんだから・・・。

 脱線しますけど、日本の長寿テレビアニメはひどい・・・。長く続いてるからスゴイんじゃなく、アイディアが枯渇しているので終わるに終われない。声優さんたちもすっかりお歳を召してしまいました。「ドラえもん」が悪いと言ってるのではなく、それを延々と続けてしまったのがいけないのです。

 そういう意味でこの『Mr.インクレディブル』は良い。大人も子供も楽しめるし、それぞれ別々の受け止め方をするでしょう。子供の時に観た印象と、後に、大人になってから観た印象も変わってくるだろうし、作品はそれを受け入れるだけの包容力を持っています。もはやCGアニメと実写の区別はないのだ。


1月1日(土) あけましておめでて映画(1)

 新宿へ映画三昧に出掛けました。今日は最低3本は観るのだ!(目標)まずは韓国映画『僕の彼女を紹介します』から・・・。

 『僕の彼女を紹介します』(WINDSTRUCK)チョン・ジヒョン、チャン・ヒョク主演、クァク・ジョエン監督作品。(2004年韓国/2時間3分)
公式ホームページ

 期待外れ・・・。チョン・ジヒョンはたしかに可愛いし、体当たりの演技で泣かせてくれるが、脚本も演出も相当ユルイのです。まずフツーにありえない事件が連続・・・これはいいのですが、現実との擦り合わせができていない。『猟奇的な彼女』はしっかり描かれていたのに、今回は何ともお粗末。

 翌日、何気なくラジオのトーク番組を聴いていたら、「泣けたでしょう?」という男性パーソナリティの問いかけに、女性キャスターが、「泣けたんですけど・・・主人公を好きじゃない、ってそう思った。」と答えていました。そのとおり。

 以上のことを踏まえた上で、過大な期待をしないこと。また、テレビのトレンディー(死語)ドラマをフツーに楽しめる人ならば問題ないでしょう。(私は生活感のない日本のテレビドラマが嫌いです。)チョン・ジヒョンを前面に押し出した映画なので、ファンにとっては申し分ないと思います。可愛いです。

 自殺を1度は思い留まった(家出少年をお説教することで、彼女の強さを見せつけながら)にもかかわらず、2度目の自殺未遂はいったい何なのか?しかもアドバルーンに不時着して?紙飛行機や風車、黒鍵のないピアノなど、うざい演出がゾロゾロ出てくる・・・監督は早くも行き詰まったか?


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