2005年9月の日記

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9月30日(金) 耳鳴りジンジン

 耳鳴りジンジンしますよっ!ええ、疲れましたともお・・・。世間には“耳鳴り”というのが、理解できない人もあるそうですが、頭がのぼせた時とか耳鳴りしないんですかねえ?私の場合は疲れが溜まってくると、片耳が半つんぼ状態みたくなることがあります。ゆっくり休養すれば直るんですけど。

 というわけで、週末はお休みです。もう働けません。出て来い、と言われてもゼッタイ出ません。明日は映画サービスデーなんですが、土曜日と重なっているので、人気映画は立見状態となることでしょう。パスするか・・・?耳のよく聞こえない状態ではツライものがあります。寝ます、寝ます・・・。


9月29日(木) あらららら・・・

 原宿にあるデザイン事務所へと、早朝から原稿の直しを取りに行きます。10時過ぎくらいに着けばいいかなあ?と、FAXでもらったデザイン地図を頼りに出掛けたのですが、道を誤って最短コースから脱線。

 JR原宿駅から徒歩15分と書いてあったのに、遠回りをしたので30分もかかってしまった。キレイにデザイン化された地図は危険です。中心部分以外はかなり大雑把に省略されている。方角もいい加減。

 道路地図を携帯するべきでした。反面、帰途は最短コースを辿ることができましたが。帰宅してから道路地図を確認すると、そのデフォルメ加減に呆れてしまいます。私ならこんなシゴトに金は支払えない。


9月28日(水) つかれたよー

 今月はコシゴトやりすぎです。やたらと疲れました。窓を開け放しにしておくと、いい風が入ってくるんだけど、寒気を感じてフリースを出してしまいました。こういうときは微妙に熱があったりする。頭ががんがん痛い、耳鳴りがします。

 というわけで、今日は早め(といっても午後8時ですが)に切り上げさせてもらい、さっさと寝ます。うううむ、ホームページが更新できん。プライベートの時間がない、ということはかなりのストレスなのだ。あ、アイス食べたい・・・。

 疲れたときにはアイスクリームが特効薬です。栄養ドリンクはあんまし効かない・・・ユンケルなども、どうしてもヤバイ時くらいしか飲みませんが、おそらく続けて飲むと刺激がなくなってしまうような気がします。


9月27日(火) 愛知県人って?

 
愛・地球博は25日で終了してしまいましたが、入場者数は2200万人を超えたんだと!予想をはるかに上回る数字が出たので驚いているようですが、その多くが地元名古屋人のリピーターであったのさ。

 フリーパスの威力は大きい。どのみち1日で全部が見られるわけがない。「何べんでも行けるんだったら、行かな損だがね・・・」ということで、10回以上、皆勤賞もののお年寄りまであったとか?

 私は結局、親のお守りをさせられるのが嫌だったので、行きませんでした。地元(愛知県)に帰る→我侭な両親が連れて行ってくれとのたまう→やたらと疲れる、ほとんど観覧できない、の構図。(呆)


9月26日(月) 99−50×1.05≒51

 99ショップへ買い物に行ったら、惣菜の50円引きがたくさん。賞味期限が近づいてきてるってことだけど、真夏じゃないから大丈夫でしょう?昨日まで悪天候だったので、相当客足が悪かったようです。

 そう、CDショップの経験からしても、雨の日の客足は悪い。噂に聞いたハナシではありますが、大阪の家電系CDショップでは、雨の日セール(値引き)をするという。お足元の悪い中をご来店くださいまして・・・。

 脱線しましたが、50円引きの食材を8個買って大満足。合計はおいくら?コンビニおにぎりなどは、最初からこれくらいの値段だったらいいのになあ・・・どどどケチ。(苦笑)


9月25日(日) メンテナンス

 三連休といっても雨ばかり。IPラジオのメンテナンスを行いました。いくつかのサイトでリンク切れが出ていて、それが30チャンネルを越えるサイトであれば、かなり穴ボコ状態になっていたわけです。最近はフラッシュプレーヤーを立ち上げるサイトの多いこと。

 ストリーミングを保存(録音)されないように、URLを見えないようにしたり、放送を聴く前にCM動画を挿入したりと、なかなか手強いです。ひとつのURLを解析するのに、10くらいの作業を要するモノもあります。時間がかかるので、途中で息抜きしたり食事したり。

 まあ、あまりにも多くのチャンネルを抱えたサイトは諦めて、“お薦めオンデマンド・サイト”として一括りにしてます。英語サイトはまだしも、それ以外の言語だと扱いにくいかなあ?間違えても最初からやり直せばいいだけのことですから、問題ないですよ?


9月24日(土) フォトラジオ

 
日本科学未来館フォトラジオというサイトにたどりつきました。クラシックの演奏会がオンデマンドで聴ける。ただ聴くだけではなく、演奏風景がスライドショーで同時に流れる。いわゆる動画ではないんですね、それでフォト(写真)ラジオということになるんです。

 通常の動画をストリーミングすると、かなりの回線速度が必要です。一般的には画質を最優先して、音声のクオリティを落とすんですが、そうはしたくなかったということで苦心がうかがえます。やはり音質にこだわりたいし、誰もが高速回線に恵まれているわけでもない。

 製作コストがかかるかもしれないけれど、かつての『名曲アルバム』のように、音楽と風景を一緒に楽しむようなコンテンツがあっていいかも。映像が音楽鑑賞の助けになっても、決して妨げにはならない工夫。作り込めばけっこう面白いものができるんじゃないかしらん。


9月23日(金) AFN“Eagle 810”

 先週末から昨日まで休みナシ。かなりハードにコシゴトしてましたが、徹夜して早朝に終了しました。ドラフトワンを睡眠誘導剤(お酒飲んだら眠くなる)として、インターネットテレビで韓国ドラマを見ながら一服です。

 今まで寝てなかった分を挽回します。というわけで、溜まった洗濯物を干した後、眠りました。夕方もぞもぞと起きてきて、メールチェックやら、サイトのメンテナンスをした後、また眠ります。何時間、眠ったのだろうか?

 今週はコシゴトをやりながら、AMラジオを聴いていたのですが、何気なくチューニングして発見しました。
American Forces Network Tokyo 略してAFN“Eagle 810”。横田基地から発信されている、在日米軍放送です。

 米軍放送だからといっておそろしい内容(笑)ではなく、在日アメリカ人とその家族が楽しむ放送です。アダルトな雰囲気のジャズやロックはBGMにもなかなかいい。関東圏にお住まいの方なら聴けると思います。


9月22日(木) こんなベートーヴェン聴いたことない!

 インターネット検索でこんな記事を見つけました。
ベートーヴェンが紙に残した音符全ての再現を目指す・・・クラシック音楽愛好家らの取り組み おお、すばらしいではないですか!ベートーヴェンの自筆楽譜を見たことのある人なら、彼がいかに乱筆、悪筆、意のままに楽譜に書きなぐっているかが分かるでしょう。

 面白いことに、途中まで書きかけてヤメ!とか、何十小節も書いておきながら、ペンでグリグリと斜線引いてカット!された部分がたくさんあるのです。かつてバーンスタインがニューヨークフィルと録音した、交響曲第5番『運命』の未完成スケッチは面白かった。もっといろいろ聴いてみたいと思った人もいるはず。

 
Unheard Beethovenをさっそく聴いてみよう!楽譜だけでできているMIDIファイルは軽いし、通常の設定ならRealPlayerで再生できると思います。ソフトシンセサイザーや外部音源を持っている人はさらに高音質で楽しめるはず。ベートーヴェンのトリビアに「へぇ〜!」ボタンを押しましょう。

 また、完全全曲版を聴いてみたいと思う人は、
L.V.Beethoven.comをどうぞ!フランス語サイトですが、右上の英国旗を押せば英語バージョンに切り替わります。MIDIファイルはいわゆるナマ演奏ではないので、ちょっちカクカク感がありますけど、音色に無理のないピアノ曲などはけっこう楽しめます。


9月21日(水) GYAO

 USENグループの
GYAOというインターネットテレビを観ています。ドラマあり、アニメあり、すべて無料なのです。メールアドレスの登録が必要ですが、郵便番号以外の情報は入力不要なので、個人情報が漏洩することはないでしょう。

 それじゃ何で無料で観れるの?というと、広告収入で成り立っているからです。番組の最初と途中にCMが少し入りますが、無料という甘美な響きのためには目をつむりましょう。普通のテレビはもうあまり面白くないからなあ・・・。

 画像はフルスクリーンでの展開がなく、画面の上に広告が載っています。ストリーミング速度もそこそこですが、ADSLならまず途切れることなく、快適に観られるので問題ないでしょう。皆さんもお試しあれ!何てったって無料ですから。

 少し前に、他のサイトで『冬のソナタ』の第1話を無料視聴したのですが、ちょうどGYAOでは第2話を配信中でした。(第1話は現在、
SHOWTIME他のサイトで無料視聴できます。)この機会に全20話を制覇したいと思っております。


9月20日(火) 『宇宙戦艦ヤマト』

 
BIGLOBEストリームの懐かしアニメでは、『黄金バット』、『妖怪人間ベム』に続いて、『宇宙戦艦ヤマト』の配信が始まりました。最初の放送は1974年だから、もう30年も昔のことになるのか〜。アナライザーという名の丸っこいロボットが出てきて、『スターウォーズ』(1977)のドロイドR2D2によく似ているけど、『ヤマト』が先ですよ!お間違いなく。

 今日はその第1話を観ました。主要キャラクターのほとんどを紹介しなければならないので、この回は内容がめちゃくちゃ濃いです。後に、テレビ版を再編集した映画版も製作されましたが、思い出してみても第1話からの引用が多かったな。当時の子供たちはビデオというものを持っていなかった。再放送を繰り返し観て脳裏に焼き付けたものです。

 LPレコードもありました。主題歌・副主題歌に挿まれたドラマ編。音声だけでドラマを再現したのです。今はDVDというありがたいメディアがありますけど、当時はこんなのが当たり前でした。友達の家でよく聴かせてもらったものです。相当数売れたんじゃないでしょうか?今でも中古レコードで出てくるかな?もっぺん聴いてみたいぞ。

 というのは、30年という歳月を経て、フィルムもサウンドトラックも、かなり痛んでいる感じなのです。特に音声はかなりチープ。アニメーションに関していえば、“動くアニメ”とはいえず、ストーリーの構築で重きを成している感じがします。そういえば
『アルプスの少女ハイジ』も1974年なのだ。東映出身の技術とはあまりにも差が大きい。


9月19日(月) DVDプレーヤー熱暴走

 つい先日のことですが、DVDレンタルで何枚か映画を借りて観ておりました。ところが我が家のDVDプレーヤー、途中で再生が止まってしまいます。なぜか、1度エラーになってしまうと、そのディスクはしばらく再生できないのでありました。仕方なくパソコンで観てたんですけど・・・。

 2日目にして原因が解明しました。DVDプレーヤーはAVレシーバー(アンプ)の上に乗せてあったのです。AVレシーバーは
100W×5ch。熱でDVDプレーヤーがダウンしてしまったようです。かなり熱い・・・。しばらく冷ましたら、元に戻りました。セッティングを変えないといかんです。

 普段はヘッドホンで聴いていることが多いのですが、休みの日の昼間に大音量で鳴らしていたので、相当、熱くなっていたようです。AVレシーバーといってもローエンドの製品。ボリュームを絞るとモヤモヤしてよく聴こえない。さすが安物。ついついボリュームを上げてしまうのでありました。

 5つのアンプを内蔵しているのだから、ピュアオーディオ(2ch)で換算するなら、最低10万円くらいは出さないとマトモに鳴らないのかも知れません。まあ、しょせん人間の五覚は、視覚が最優先されるものですが。目標は映画館の音響ですが、家庭でやったら、さぞかし近所迷惑でしょうね。


9月18日(日) 氷川神社のお祭り

 私としては昨年の失敗を思い浮かべ、露店の食い物食うべからず(高くて不味い)、なのでありますが、ソレを食いたいと申す者もあるわけで、まあ、雰囲気だと言い聞かせ今年も出かけます。

 いかゲソ焼き=¥100 何か知らんがこれは安かった。ゲソに醤油付けて炭火で炙ったもの。シンプルな調理なので大丈夫かと思っていたら、表面だけ焦げていて中心はヌルヌル状態。イカはナマでも食べられるけれど、カリッと焼いた方が香ばしくてよい。噛み切れないので呑み込んでしまった。

 お好み焼き=¥400 ハイ、こういうとこで売られてるモノは、生地が厚くて玉子入り。イカ抜き、肉抜き、コーン入り。マヨネーズとかつおぶしたっぷりで、ほとんどそれだけの味しかしないんですけど。

 たこ焼き=¥400(8個) いちおうタコ入り。半生の小麦粉と、マヨネーズとかつおぶしたっぷり。ホワイトソースふう?クリーミー?お好み焼きとさして変わらない味なんですけどね。

 一昨年失敗したので今回は食べなかったけど、牛肉の串焼きというのもありました、¥400。見かけも香りも美味しそうだけれど、実は硬くて噛み切れないんですよね。露店によっては柔らかくて美味しいのもあるはずなんですが、大方はハズレと見ておいたほうがいいですよ〜。

 結局、ヘンなもので腹を満たしたという屈辱感から、スーパーで枝豆とビールを買って帰ります。露店というものはたった2日!不味いと知ったら次の日は誰も来ないわけですが、その頃には別の場所へ移動してしまってもういないのです。ただし翌年も同じ行商が同じ場所へ来ると覚えておきましょう。


9月17日(土) 『隠し砦の三悪人』

 『隠し砦の三悪人』 三船敏郎、千秋実、藤原釜足、上原美佐 出演、黒澤 明 監督。(1958年東宝/2時間19分)

 私が高校生の頃まで、黒澤作品は滅多にテレビでは放送されないというジンクスがありました。監督がノートリミング&ノーカットを貫き通したからです。家庭用VTRが普及しはじめた頃、ようやくテレビは高品質・大画面となり、NHKを中心にノーカット放送ができるようになったんですよ。

 昨日観た『風林火山』が悲惨な状態だったので、それはやはり強く感じます。もっともテレビでシネマスコープを放送すると、画面上下に大きな黒い空間ができてしまいます。当然ながら画質も半分以下の密度となってしまうわけですが。DVD登場とともにさっそく商品化された黒澤作品群。

 映画の冒頭、百姓の太平と又七が言い争いしながら荒れ野を歩いていく様は、そのまま『スターウォーズ』のロボット(C3POとR2D2)にコピーされました。すでに有名な話ですみません。私が感想を述べるまでもなく、娯楽時代劇の傑作であります。すばらしいです三船敏郎。


9月16日(金) 『風林火山』

 『風林火山』三船敏郎、中村錦之助、石原裕次郎、佐久間良子、田村正和 出演ほか、井上 靖 原作、稲垣 浩 監督。(1969年東宝/2時間46分)

 レンタルDVDで観たかったのに、近所のレンタルショップにはVHSしか置いてない。案の定、テープはボロボロ。シネマスコープサイズなのに、両端を大きく切り取ってスタンダードサイズに・・・。これってほんらいの半分しか観てないことになりませんか?

 子供の頃テレビで観たことがあって、ノーカット版が観たかったのに残念です。プリントの状態もよくありません。DVDは発売されているはずなんですよ。悔しいなあ・・・。今ではとても実現できないオールスターキャストでしょう。脇役までガッチリ固めてあるんですよ。

 ずいぶん旧い映画のような印象を受けてしまいますが、ノーカット(ノートリミング)&ニュープリントで観ないと製作者に失礼!今は結論が出せません。オールスターキャストがやかましく思えてしまうのは、顔のアップが多いからですが、それもトリミングのせいでしょう。


9月15日(木) 『いかレスラー』

 テレビ東京で深夜映画を観ました。その名も『いかレスラー』西村 修、AKIRA、石田香奈、きくち英一、ルー大柴、中田博久 出演、河崎 実(監督・脚本)、右田昌万(脚本)、実相時昭雄(監修)(2004年/1時間32分)
公式ホームページ

 ファンタジックなイギリス映画
『えびボクサー』(未見)をパクッたんだろうな?と何も知らずにナメてました。ところが始まったら、あれ?意外とライティングも本格的で、劇場映画をよく分かっている・・・カメラワークもしっかりしてます。よ?

 監督は河崎 実という人ですが、よく見たらその上に“監修”として実相時昭雄の名前があるじゃないですか!詳細は分かりませんが、どうも実相寺班が撮影に絡んでいる雰囲気があります。これは映像マジックですよ。

 というわけで、なかなかの力作です。脚本もしっかり書けてます。笑えます、泣かせます、迫力もあります。『ウルトラQ』、『ウルトラマン』、『世にも奇妙な物語』・・・この辺りが好きな人なら、素直に入っていけると思います。

 精巧な着ぐるみを作れるのも、円谷プロ関係者しかいないと思いますし。脇を固めるきくち英一(菊池英一)さんの素顔を知る人は少ない・・・。『帰ってきたウルトラマン』の中に入っていた人といえば分かりますか?

 中田博久さん・・・どっかで見た顔だなあ。思い出した!『キャプテン・ウルトラ』その人でした。これは偶然でなく、分かる人にしか分かんないキャスティング。この作品、評価できる人はなかなかのモンだと思いますが?


9月14日(水) ようやくアストロ球団

 テレビ朝日で深夜放送されている
『アストロ球団』原作解説ページ)、第3話にしてようやく観ることができました。私としてはちょっと期待はずれ。気合はじゅうぶん感じられるのだけれど、空回りしている感じ。

 1970年代を意識して細かなディティールも出しているけれど、全体としては大雑把。ギャグバラエティになってしまいました。チープな実写映像をアタマの中で、好意的にマンガの絵に変換しなくてはなりません。

 巌流島球場?で行われたVSロッテ戦。非公式戦としても、スタンドの観客はゼロ?いや、ラジオを熱心に聴いている食堂のおっさんたちもいるんだから?スタンディングオベーションが聞こえてこない。

 ほんらいのマンガには音も動きもありません。しかし、それを読んでいる人たちは、観客の興奮も選手たちの息づかいも、アタマの中に聞こえてくるのです。映像化はそれをきちんと補完しなくてはいけません。


9月13日(火) 自家製は安くて美味い

 今日は久しぶりに麻婆豆腐を作って、ご飯にかけて食べました。いわゆる麻婆飯ってやつですか。丸美屋の麻婆豆腐の素がベースですが、私はこの銘柄がいちばん好きです。豆腐は固めの木綿豆腐。安くてぜんぜんかまわないです。

 1人前は本当に百数十円でできてしまうわけですが、これを中華料理のお店で食べると高いんです。(王将は除外)何ででしょうね?仮に700円払ったところで、それほど美味しいわけじゃないでしょう?

 話題をカレーライスに移しますが、テキトーなお店(あるいは専門店)で食べるカレーのほとんどは、カンヅメかレトルトです。(いちおう業務用)ウチの近所にあるカレー専門店は、いちおう手作りらしいのですが、小売100円のレトルト並みです。

 これにウィンナーソーセジを乗っけて、ウィンナーカレーとか、チーズを溶かしてチーズカレーというメニューにしてるけど、レトルトベースで誰にでも簡単にできるでしょう?それに気付いてしまったので、かれこれ2年近くは行ってないんですよ。


9月12日(月) お米が復活!

 近所のお米屋さんで、リーズナブルな国産米を買ってきました。「竹」というブランド(ノーブランド)ですが、美味しいですよ。以前は別のお米屋さんで、「松」というブランドも買ったことありますが、粒揃いもよくなくそれほど美味しいとは感じなかったのです。名前にとらわれてはいけません、はい。

 近所のスーパーで、「Aブレンド」が安売りされていたので試したこともありますがイマイチ。最悪だったのは、9月5日の日記にも書いた¥100ショップで購入の「Aブレンド」&「Kブレンド」でした。乾燥させすぎてしまって、異常に水分を吸います。粒が崩れて“米団子状態”・・・マズかった、こりごり。

 さて、これまでの経験を元に、お米の選び方を考えます。“混ぜ物はダメだこりゃ”という結論です。ブランドにこだわらず、産地直送のものが良いということです。そういえば子供の頃から食べて育った自家精米は美味しかった。“混ぜ物”はしょせんごまかしでしかないのです。お利巧さんになりました。


9月11日(日) アルゼンチン・タンゴ

 今日は日中、おそろしく天気が崩れたりもしましたが、夕方からは小雨パラパラ程度で涼しくなりました。これなら冷房いらない、網戸でじゅうぶんです。健康のためにもそれがいい。もう秋の虫が鳴いてますもんね。都会の猫の額のような草っぱらにもコオロギがいるのです。

 しばらくチェックしていなかったIPラジオ、Infobae.comとBahia Digital(アルゼンチン)のデータを再検証。アルゼンチンといえばタンゴでしょう?今までタンゴの聴ける放送局はなかったのですが、今回のメンテナンスで新たに“タンゴ専門”ともいえる放送局が出てきました。

 「タンゴなんて知らないよ〜」という人は、何年か前に流行した「だんご三兄弟」という子供の歌を思い出してみてください。実はこの曲、タンゴのスタイルで作曲されているのです。シャレなんですけど。意外とこうした子供向けの曲には、高度な遊び精神が生かされているものなのです。


9月10日(土) 『MANHUNTER』

 2002年の『レッド・ドラゴン』のDVD発売に合わせ、1986年製作のオリジナル版『レッド・ドラゴン/レクター博士の沈黙』もDVD化されたのでした。原題は『MANHUNTER』。公開時の邦題は『刑事グラハム/凍りついた欲望』だったのですが、大コケだったそうです。

 監督はマイケル・マン。製作はディノ・デ・ラウレンティスで、これに懲りて次の『羊たちの沈黙』の映画化権を手放してしまいました。ところがジョナサン・デミが監督した『羊たちの沈黙』は、アンソニー・ホプキンスのレクター博士、ジョディ・フォスターのクラリスで大ヒット!

 慌ててラウレンティスは、原作の映画化権を買い戻したというわけ。アンソニー・ホプキンスを続投させ、『ハンニバル』(2001)を製作。そして『レッド・ドラゴン』を再度映画化したというわけです。だから本作品はいわゆる“コケた方の映画”に当たるわけです。

 それを念頭に置いて鑑賞するならば、決して出来の悪い作品ではありません。グラハム刑事を演じるウィリアム・L・ピーターセンもなかなかですし、アンソニー・ホプキンスのイメージが付いてしまった今では分が悪いけれど、ブライアン・コックス演じるレクター博士も立派です。

 シュールな演出により、エピソードを端折ってしまった部分多数。イメージ映像に頼らず台詞のやりとりで進行するため、字幕をしっかり追わないと分かりづらいし、不親切です。逆に分かりづらい分、一種独特の緊張感はあります。犯人がなかなか浮かび上がってこないですから。

 リメイク版『レッド・ドラゴン』はオールスター・キャストだし、“赤い龍の絵”にまつわるエピソード、児童虐待を受けて育ったダラハイドの素顔、思いがけなく恋人ができてしまい苦悩する姿など、たいへん親切な演出といえましょう。レクター博士の登場するシーンもサービスしています。

 それに旧版のダラハイドには、“赤い龍の刺青”がない!これは重要な設定なんだけど?でもパッケージ写真には刺青があります。調べてみたところ撮影は、刺青あり&刺青なしの2パターン行われ、最終的に「ちょっとドギツイかな」ということで、カットされてしまったようです。


9月9日(金) 疲れた・・・

 昨日までちょこっとコシゴトに出向しておりました。肩凝っちゃった。今週末はほんらい『ドシロウト』のスタジオ観覧を予定に入れていたのですが、抽選に漏れちゃったし。土日はどうしようかなあ・・・。お金は大事なので、IPラジオのデータでも収集しますかぁ?

 最近、CDもDVDもぜんぜん買ってないです。インターネットラジオで世界の音楽が聴けちゃうもんなあ。その気になれば(個人で楽しむ範囲内なら)保存も録音もできてしまうし・・・。しかしこういうことやってると、ある日リバウンド現象が起きるものなのです。

 リバウンドがコワイので、最近は中古レコード漁りをやってません。そのうちまた30枚くらい(とはいえ1枚¥300以下)ドッサリ買ってしまうとは思うのですが。中高生の頃、欲しくてもなかなか買えなかったものが安売りされているのですね。う〜ん成長してないなあ。


9月8日(木) オデッセイ5未完

 毎週木曜深夜の
『オデッセイ5』ですが、お!これからどうなるんだろ?と期待を持たせたまま終わってしまいました。未完成のまま全20話が終了してしまったのです。地球滅亡まであと5年!5シーズンまでの製作が予定されていたのに、諸般の事情により1シーズンで打ち切り。

 主役のピーター・ウェラーをはじめ、俳優陣も演技達者ばかりだったのに残念です。もちろん、地球滅亡の謎については何も分からないままとなってしまいました。低予算テレビドラマなのに、ストーリーが壮大すぎたのかもしれません。しかもたった5人で地球を救おうなんて。

 土台、ムチャな発想かもしれないけれど、これまでいくつかの難事件を解決してはいるんですよ。“敵”の正体も少しずつ浮き上がってはきている・・・。たった5人だけれど、やれば何とかなるじゃない?みたいなトコがよかったのです。続編を製作してください〜お願い!


9月7日(水) このはしわたるべからず

 『トリビアの種』のお題は、一休さんでおなじみのとんちクイズ。有名小学校お受験を控えた5歳〜6歳児は、どれくらい答えられるものなのか?を実験しておりました。実際の橋に立て札を用意し、“このはしをわたってはいけません”と口語訳もつけておきます。

 何と100人中0人!悲惨な結果となりました。6歳児にはやや難しい内容かもしれませんが、一休さんの絵本とか見たことないんですかね?かつてはテレビアニメが繰り返し再放送されていて、橋のエピソードなどは主題歌にも登場していたんですけど・・・。

 しょせん、お受験などは単なる親バカであります。いくらガリ勉させても、絵本の読み聞かせはしてないらしい。親の期待に応えられず、「もっかいやらせてー」と泣き出す子らも。育児シュミレーションゲームはやめましょう。お母さん、本を読ませてあげて!


9月6日(火) いよいよ日本でも

 8月22日より“Yahoo!Music Launchcast”の日本語版がオープンしております。海外サイトはすでにIPラジオの部屋Tにもリンクしてありましたが、これまで日本語版はなかったのです。
http://station.music.yahoo.co.jp/

 これまでタブーとされていた、J-POPも聴けます。NAXOS音源を中心にクラシックも聴けます。(短い曲ばかりで全曲版はないけれど)これがきっかけになって、インターネットラジオへの門戸が開かれるといいのですが。

 ログインなしでも利用できますが、3曲再生後に停止し、ログインを求められます。長く聴き続けたい場合は、ログインしてご利用ください、とのこと。この際、IDを取得しておきますか。(無料ですし)


9月5日(月) お米がまずい

 ¥100ショップでお米を買ってきました。有名なブランド米“A”を50%ブレンドしたもの。もう1種類は有名ブランド米“K”を50%ブレンドしたもの。どちらも平成16年度の国産米です。280gで¥105ですから、5kgに換算すると¥1875になります。独り暮らしにはちょうどいいかな?

 しかし不思議なことに、このお米、研いでも糠がほとんど出ません。“無洗米”(糠を落とした業務用米)かな?とも思ったけれど、パッケージにはそんなこと書いてない。炊き上げてみると問題が・・・ご飯粒がもろく潰れやすい。パサパサモサモサしてて甘みもなく、まずいことこの上ない。

 どう考えても“無洗米”っぽいんです。しかも精米してから時間が経ちすぎて、乾燥してしまったような感じです。店舗の保存法にも問題があるだろうけどなあ・・・。今日は丁寧に水量を測って、2号焚きしてみました。まずさが2倍に膨らんだだけでした。む、むなしい・・・。


9月4日(日) 猫の体内時計

 昨夜のことですけど、毎週土曜の夜はCBCラジオ『ハイパーナイト・ドミホ』を聴くために、ラジオを持って北側のベランダに立っております。番組じたいが11時30分開始なので、11時15分頃にはチューニングを終え、録音スタンバイしているのですが・・・。

 見下ろすとコンクリート塀があります。そこを近所の黒猫がとっとっとっと歩いてくる。猫は必ず足を止め、私の方を見上げます。「ごくろうさま」って感じですが、ちょっと待てよ?毎週、毎週、土曜の夜11時15分にですよ!しかも5分も違わず、正確にこなしているのです。

 時計を持っているわけじゃないけれど、動物はこうした時間に正確です。人間は時計を見ないとしょっちゅう遅刻したり、早く着きすぎたりするのですけれど。しかしこの猫・・・何が目的で、毎週同じ時刻にやってくるのでしょうか?ひょっとして向こうも同じことを考えている?


9月3日(土) 映画の日(3)

 今日はコシゴト入ってたんですが、昨夜(深夜)は、テレビで『ニュー・シネマ・パラダイス』を観ました。名画の誉れ高いんですが、なぜか今まで観てなかったんですよ。エンニオ・モリコーネのメロディーは癒しのコンピレーションCD『IMAGE』にも収録されたので音楽だけは聴いていたのですが・・・。

 『ニュー・シネマ・パラダイス』(NUOVO CINEMA PARADISO)フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、サルヴァトーレ・カシオ出演、ジュゼッペ・トルナトーレ監督。(1989イタリア/2時間4分)

 シシリア島の小さな町の映画館・・・そこで繰り広げられる映写技師アルフレードと、父親のない少年トト(サルヴァトーレ)の友情と人生をノスタルジックに描いた作品。全編にちりばめられた名画の断片もまた楽しい。そして美しい音楽・・・宝石箱みたいな映画です。

 テレビで観たので、若干の本編カットとエンドタイトルのカットはお約束。(苦笑)今、こうして感想を書きながら調べていると、2時間55分の“オリジナル完全版”も発売されているという。こちらはサルヴァトーレの青年時代が多く描かれているらしく、印象も変わってしまうとか・・・。

 50分ものシーンを追加されたらどうなんでしょ?断片しか観られないから想像力が増すともいえる?ノスタルジー→メロドラマになってしまうのかな?DVDをレンタルしてこないといけないですね。宿題がひとつ増えました・・・楽しい宿題だからいいんですけど。


9月2日(金) 映画の日(2)

 『奥様は魔女』(BEWITCHED)ニコール・キッドマン、ウィル・フェレル、マイケル・ケイン、シャーリー・マクレーン出演、ノーラ・エフロン監督・脚本。(2005年アメリカ/1時間43分)
公式ホームページ

 まあ、本当に文句の付けようがないキャスティング。21世紀のサマンサを探したらニコール以外には考えられないでしょう?というわけでストーリーもそのまま、“往年の大ヒットテレビドラマ『奥様は魔女』のリメイク企画が舞い込んできた落ち目の映画俳優ジャック・ワイヤット。自分を引き立てるためにスカウトした無名の新人女優は本当に魔女だった!”

 つまり、リメイク版を製作する筋書きの、まったく新しいストーリーというわけ。ややこしいなあ・・・舞台劇と現実が複雑に絡み合って、大人のラブストーリーになってます。そのまんまを期待している人はがっかりさせられるかもしれないけれど、ノーラ・エフロンお得意の手法でもあります。そのまま第2作目には突入しないかな?(監督変わるかも?)

 観客は大きな子供なので評価が割れるかも・・・。パパ役のマイケル・ケインも実にいい味出してます。『バットマン・ビギンズ』の秘書役もよかったですが。大女優シャーリー・マクレーンも登場!実にそのままの人柄なんですけど、映画は最初から最後までファンタジーと現実の間をさまよってます。これは本当に魔法なのかも・・・。

 『ヒトラー〜最期の12日間〜』(DOWNFALL)ブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・マリア・ララ、ユリアーネ・ケーラー出演他、オリヴァー・ヒルシュピーゲル監督。(2004年ドイツ/2時間35分)
公式ホームページ

 これまで描かれてきたどのヒトラーとも違います。ヒトラーの女性秘書だったトラウドゥル・ユンゲの回想録が下敷きとなっていて、敗戦・自決を目の当たりにした最期の12日間を忠実に描いているからです。ここでのヒトラーは悲劇の権力者にも見える、そして哀れな老人にも。

 秘書だったトラウドゥル・ユンゲにはヒトラーが、ユダヤ人を虐殺した狂気の怪物とは知る由もなく、むしろプライヴェートでは穏やかな紳士であったことが窺えます。舞台のほとんどは地下要塞内部での出来事だけれど、ドォン!と地上爆撃の響く中、この要塞はびくともしない。別世界なのです。

 時おり映し出される地上の惨状は目を覆いたくなるほどで、本当に草木の1本も生えないほどに破壊されている・・・。映画は極めてドキュメントタッチで目立った演出など皆無。製作者の“何が言いたかったのか”よりも観客の“どう感じるか”を問いただす映画といえましょうか?

 スターといえる俳優もなく、どちらかといえば地味な部類に属するドイツ映画。それほど観る人も多くはなかろう、などと思っていたら立見が出るほどの盛況でした。知りたい!という知識欲が駆り立てるのでしょう。2時間半の長編ですから、ちょっとお尻が痛くなりますけど。


9月1日(木) 映画の日(1)

 先月は観れなかった映画サービスデー、今日は3本は観るぞお〜!ということで、早起きです。正確には昨夜(深夜)、テレビで観た映画もあります。それを含めて2本ずつ紹介していきますか。

 『博士の異常な愛情』(DR.STRANGELOVE:OR HOW I LEARNED TO STOP WORRYING AND LOVE THE BOMB)ピーター・セラーズ、スターリング・ヘイドン、ジョージ・C・スコット、キーナン・ウィン、スリム・ピケンズ出演、スタンリー・キューブリック監督。(1964年イギリス・アメリカ/1時間34分)

 深夜のテレビで字幕版が観れてよかった、エンドタイトルはカットされていましたけど。白黒映画なのですね、米ソ冷戦時代の政治を痛烈に皮肉っています。1人のアメリカ人将校が精神に異常をきたしたために、ソ連との核戦争が始まってしまう・・・リアルなシチュエーションだけあって笑うに笑えません。

 ちょび髭生やした正義感溢れる英空軍大佐はピーター・セラーズ。しかし、アメリカ大統領、ストレンジラブ博士と3役をこなしているとは気がつきませんでした。シュールな映像とコミカルな演出がチグハグで、一種独特の雰囲気を出しています。さすがキューブリック!やっぱ観とかなあかんです。

 『恋する神父』(LOVE SO DIVINE)クォン・サンウ、ハ・ジウォン、キム・イングォン、キム・インムン、キム・ソンファ出演、ホ・インム監督。(2004年韓国/1時間48分)
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 恋愛も結婚も許されない聖職者のタマゴが、おてんば娘に恋してしまう・・・という、今や定番のストーリー。経済効率の優れた韓国映画の中でも、ひときわ低予算なのが見えてしまうのは残念。しかしながら、人生良く分かってらっしゃる・・・とでもいえる心憎い脚本です。

 真面目一直線な主人公が、やがて深く人を愛し、聖職者の道を諦めるのと反対に、遊び放題の悪友が、人の心に灯をともす聖職者へと変化していきます。どうしようもないおてんば娘もやがて、素敵な女性へと変わっていく。人生とはそうしたもの・・・可愛らしい物語です。


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