2006年1月の日記

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1月31日(火) 風邪っ引き

 風邪がなかなか治らない。一昨日と昨日は、鼻水、痰が酷くてほとんど眠れませんでした。病院へ行き、5日分の薬を処方してもらいます。何で昨日行かなかったのか?最寄の町医者はとても親切で、待ち時間も少なくて済むのですが、月曜休みだったのですね。

 遠く離れた総合病院へ行くのは、風邪引きにとっても辛いし、ものすごーい時間待たされるのですよ。待ち時間にインフルエンザでももらった日にゃ笑えませんって。そういうわけで1日延ばしにしてしまったわけです。今日は鼻水こそ止まってきましたが微熱があります。

 それでも午後はちょびっと外用がありまして、寒くはなかったのですが、マスクの鼻息でメガネを曇らせながら行ってきました。あ〜あ、この分じゃ明日の映画サービスデーは見送りなのであります。スタミナ欲しいので“とんかつ定食”食べ、薬を飲んで、睡眠不足を解消します。


1月30日(月) 懐かしのアニメ

 BIGLOBEストリームの懐かしアニメでは、『海のトリトン』に続き、『新造人間キャシャーン』も始まりました。第1回を観ましたが、これほど重いテーマを背負ったアニメも珍しいですよね。某有名女性歌手の旦那が監督した映画『CASSHERN』は、タイトルとキャラを借りた別物でござんす。ハリウッド版『GODZILLA』と纏めて、存在しなかったことにしませう。

 『海のトリトン』はちょっと期待して観たのですが、う、動かないアニメですねえ。止め絵が多いです。逆に劇画的な迫力をもたらしているともいえますが。『タイガーマスク』を思い出してみたり・・・確かに粗いタッチの止め絵が迫力でした。それにしてもたった1人でポセイドンに立ち向かうこととなったトリトン、この先のストーリーはどうなるんだろう?

 『宇宙戦艦ヤマト〜新たなる旅立ち』(1979年TVスペシャル/1時間35分)(1981年に劇場公開)も配信されております。新しい乗組員たちが参加して、ちょっとした人間ドラマを見せてはくれるものの、これまでと違って悲愴感溢れる出発でもないなあ?と。死んだはず?のデスラー総統が登場して、なかなかの役者ぶりを見せてくれます。

 しかしながら明らかに2作目よりパワーダウン。どうしたことか、絵もかなり雑だったりします。迫力のゲリラ戦もなく、メカニック戦ばかりだし。なかなか面白く観れる部分と、そうでない部分が交叉してしまう?〆はお千代さん(島倉千代子)の歌う「サーシャわが愛」でした。TVスペシャルとしては出来の良い作品と思いますが、そろそろ「ヤマト好き」でない私には疑問符も?


1月29日(日) うっかり偽装・情報収集SPAM

 
Re:【新品】ひらキャミ*イエローとIDを落札いただきありがとうございます

 
お世話になります。ご連絡が遅れまして申し訳ございませんでした。
 
この度上記の御品物を含めました4点を落札させて頂きました。
 
その中のID分だけ、ヤフーかんたん決済で2日後の振込となります。

 
岩崎
 
14:50:52

 そんなの知らんわっ!コレは情報収集メールなので、ゼッタイに返信してはいけません。親切に思う心が仇になります。こおいう犯罪を試みる輩は、光の射さない地下室に40日間閉じ込めた後、島流しにすべきでしょう。勝手なことばっかり言ってすみません。怒りがこみ上げてきます。

 名古屋の実家より東京へ戻ってから、鼻水が止まりません。冷たく乾燥した空気を思いっきり吸ってしまったからなあ。幸いただの鼻風邪で、インフルエンザではなさそう。しかし下手をすると、このまま花粉症になだれこんでしまう恐れもあり。さっさと治したいものです。


1月28日(土) 懐かしのアニメ

 BIGLOBEストリームの懐かしアニメでは、『海のトリトン』が、GyaOでは『マッハGoGoGo』が始まりました。実は私、『海のトリトン』は今までチラチラッとしか観たことがないのです。1972年(昭和47)の土曜夜7時〜といえば、裏番組が『仮面ライダー』、『怪傑ライオン丸』ではなかったかしらん。

 原作者の手塚治虫自身が秋田書店の“サンデーコミックス”カバー折り込みで、「テレビのトリトンは僕のトリトンじゃありません」と書いていたのは覚えています。原作とアニメ、ストーリーが違ってしまったんでしょうね。トリトンを拾い、育てた和也少年というのもアニメには登場しないはずです。

 『マッハGoGoGo』は当時(1967年(昭和42))、幼すぎてストーリーに付いていけなかった。今観てみると時代を先取りしていたんだな、と気づきます。古さを感じさせないですね。プラモデルは2度、買ってもらったことがあります。どうして2度なんだ?失くしてしまったのかしらん?

 つまりですね・・・玩具が増えてくると、親が定期的に片付けて、押入れにしまい込んでしまうわけです。そして、頃合いを見計らって捨てられる。子供心に、昔好きだった玩具が夢に出てきたことがあります。どうして無くなってしまうのだろう?小学校2年の頃まで、このトリックに気づきませんでした。


1月27日(金) なぜか違和感なし?

 テレビで映画『マイノリティ・リポート』(MINORITY REPORT)を観ました。トム・クルーズ、コリン・ファレル、サマンサ・モートン、マックス・フォン・シドー出演、スティーヴン・スピルバーグ監督、ジョン・ウィリアムズ音楽。(2002年アメリカ/2時間25分)
公式ホームページ

 CMは入るけど、珍しくノーカット。音声は吹き替えです。公開時に劇場で観ているので、リピートということになるのかな?不思議なことですが、吹き替えなのに違和感がありません。スタンダードサイズにトリミングされているのに、テレビに収まり切っている。どうなっているんだろう。

 映像全体がCG加工されているので、モノクロとカラーの中間のような印象を受ける。トーンは暗く、テレビで観た方が鮮明かも知れない。台詞も字幕を追っかけているより、吹き替えの方がスムーズに感じてしまいました。劇場で観たときは、割と単純なオチにがっくりしてしまったけれど。

 つまり、テレビで観た方がCGやアクションを楽しめる結果となってしまいました。劇場のスクリーンはさまざまな制約を受けます。暗くて見にくかったり、白くぼやけてしまう映画館もあるのです。吹き替えに違和感のない映画というのも確かにあるんですが・・・ジャッキー・チェンの映画など。


1月26日(木) 東京に戻る

 午前中は畑の肥料やりを手伝って、夕方に名古屋を出ます。東京へは8時頃に着きました。パソコンを点けてメールチェック。予想していたけれど172通のメールが・・・。

 そのうち、145通は迷惑メール。(1件は単純なフィッシング詐欺)

 
誤ってお客様の登録を削除してしまいました。
 
申し訳ありませんが再度下記URLよりログインして再登録をお願いします。

 ばかばかしい、誰が登録なんてするんだよ。24通はメルマガ。2通は友人から。残り1通は意味不明のメール。

 
お聞きします!ロサンゼルスで放送している「パワースティーション」のFMナンバーとそちらのサイトののってますかぁ?

 これはインターネットラジオの質問なのか?あまりにも唐突な質問で意味が分からない。内容は上記の質問のみ・・・マナーの無いメールには返信できないし、調べる気力もありません。

 IPラジオの部屋のアクセスをチェックしたら、びっくりしたの何の!25日が1,990ビジター3,191アクセス。26日が1,165ビジター1,980アクセス。(普段は50ビジター100アクセス程度)

 これは
Watch Impressの記事の中で、ちょっとだけ紹介されたのが効いたようです。しかし皆さん、2度目からはブックマーク入りしているようなので、無料で音楽が聴けるという認識はまだあまり浸透していなかったのかな?


1月25日(水) 実家のお勤め(2)

 名古屋の実家に帰省しております。用事も済ませて、少し時間が取れたので、近所のHARD OFF巡り。しかし収穫なし。魅力的なガラクタが少なくなってきました。(魅力のないガラクタは処分してもいいと思うが。)

 ウレタンエッジのすっかり抜け落ちたスピーカー。誰が買うんでしょうね、誰も買わないだろう。「チェック時、音は出ましたがエッジありません」って書いてある。昔のヤマハ、オンキョーは八割方腐っちゃってます。

 JBL、TANNOYクラスの名機ならばエッジ張り替えしても元は取れると思いますが。コーン紙もガッチリ作られてますからね。フニャフニャのコーン紙ではどうにもならないわ〜。在庫もここ1年以上動いてない感じです。

 夜はまた友人と会いました。仕事の都合付けてもらっちゃって申し訳ない。『刑事コロンボ』のVHSテープを貸してもらいました。彼はマニアなのだ。東京に戻ったらじっくり鑑賞しよう。実家では見せてもらえそうもない。

 そろそろタイムリミット。久しぶりに帰ってくると、親も親切にしてくれるが、3日経つと愚痴に変わり、やがてお説教となる。説教も高じるとやがてヒステリーへと。一緒に暮らしたら気が狂ってしまうだろう。


1月24日(火) 実家のお勤め(1)

 名古屋の実家に帰省しております。今日のメニューは畑の草取りと農薬散布。帰宅して大鍋いっぱいのカレー作り。カレーの腕前だけは母を超えました。レトルトを平気で出してくる、そこいらのレストランより美味いかも。ただし最低2時間以上煮込む必要があります。暇人じゃないとできません。

 夜は友人に会いました、久しぶり。時間が都合できなくて、残業のところを30分だけ抜け出して来てくれました。(彼の勤め先は私の実家に近い。)感謝感謝。40を過ぎると身体のあちこちにガタがきます。健康診断は受けないといかんな、って感じです。今んとこ健康だけど、病気が発覚すると嫌だな〜。


1月23日(月) 掘衛門逮捕

 名古屋の実家に帰省しております。名古屋は寒い!空気がキーンと乾燥してます。愛車のエンジンかけようとしたら、バッテリーが上がってしまって、ウンともスンとも言わない・・・。自動車ディーラーは定休日でありました。

 いとこ2組の夫婦に赤ちゃんが産まれたので、玩具をプレゼント。親戚の家に挨拶に行きました。テレビは掘衛門逮捕の報道でかしましい。久しぶりにじっくりテレビを観たり、新聞読んだりできました。(東京では新聞購読してない。)

 え〜、私は最初から“アンチ掘衛門”なので、ま〜来るべき時が来たなって印象です。思いやりも優しさも感じられない・・・リーダーとしての品格がないのですよ。もっとも「この人に付いていこう」って社員がいたのかどうかも疑問ですが。

 「グレーだったらいいんじゃない?」・・・社員の多くが気づいていたはず。(分からないということはないだろう。)誰も正義を主張できないなんて、どうなってんのこの会社?全員が金儲けだけを目当てで働いていたのかしらん?

 誰だって金持ちになりたい。品の無い発言をすれば、権力も女も欲しい。だけど無一文から金持ちにはなれない。てっとり早いのはコバンザメみたく大きな魚にくっついて、分け前を貰うことだと本能的に察知していたのでしょうか?


1月22日(日) 『冬のソナタ』最終回

 昨日は大雪でございました。1日だけの雪ですが、今日もまだ溶けずに残っています・・・凍って滑るの何の。受験生はセンター試験でもあったわけです。何と英語のヒヤリングテストに某S社のICプレーヤーが配られたとか!で、しかも500台あまりが動作不良でパニックに陥ったそうです。

 55万台中500台ということであれば、初期不良率としてはいい方なのかもしれない?いや、「受験」という性質上、それは許されないでしょう。というか、そもそもICプレーヤーは本当に必要なのか?ラジカセを大音量で鳴らしてはいかんのか?担当者と企業の馴れ合いじゃないの?

 メンテナンス、衛生面の問題もあり、ICプレーヤーは使い捨て。受験生は持って帰ってもいいらしい。“使える”(音楽が録音・再生できる)プレーヤーなら、受験生にとって“お年玉”にもなるでしょうが、どんなもんでしょう?すでにヤフオクにも登場してますな!転んでもタダでは起きない受験生。

 堀衛門のブログ(社長日記)に寄せられたコメントには、批判するもの、また「社長、今がいちばん辛い時でしょうが頑張ってください」みたく応援するものあり。社員の自作自演もあろうが、本気で書き込んだ第三者。さて、「ガンバレ」というのはいったい何を「ガンバレ」というのだ?

 「シラを切り通せ!」というのか?堀衛門をアテにしている者がいるということか?考えてもみたまえ、利益はすべて架空のものだ。どう転んでも金が入ってくるとは思えない。堀衛門が逮捕されようが、甘い汁さえすすれれば良いというのか?既に1人、死んでいるんですよ?

 GyaO放送中の『冬のソナタ』は今週で最終回。実はこの回だけ、地上波放送(NHK)の時に偶然見てました。あらすじを知らずに観たことになります。その時の印象は、「何だか尻切れ」でした。第1話から通して観た今回の印象もやはり「尻切れ」・・・。どうも尺が無くなってしまった感があります。

 目が見えなくなるかも知れない・・・手術を受けに渡米したジュンサンを追え。今や出生の秘密も明かされ、2人を遮るものはなくなったはずなのに、ユジンはフランスへ留学する。3年後に帰国・・・赤ん坊をあやすサンヒョクとユジン。え゛と思ったら実は赤ん坊、ジンスクとヨングクの子供でした。

 職場に戻ったユジンに上司は雑誌を見せる。「おかしいよ、あんたの設計した“実現不可能な家”、写真が載ってる」「これってどこにあるのか分かるよね・・・」ユジンの他には、ジュンサンしか知らない“理想の家”だったのです。ユジンが訪れると果たしてそこにはすっかり視力を失ったジュンサンがいた・・・。

 目が見えなくても、ジュンサンにはユジンだということが分かった。2人は抱き合い、接吻を・・・。ところがそのまま“kbs.co.kr”のマークが出て、すぐに終わってしまうのですね。余韻がまったくないんです。そもそもフランスへの留学も無理矢理な感じがします。ここに至って乙女の気まぐれ?


1月21日(土) GyaO on フレッツで観る映画(2)

 『ワニ&ジュナ 〜揺れる想い〜』(WANEE&JUNAH)or(ICON OF COOL)キム・ヒソン、チュ・ジンモ、チョ・スンウ、チェ・ガンヒ、キム・ヨンギュン監督。(2001年韓国/1時間54分)

 非常に美しい映像です。台詞も少なく、シュール。こういう韓国映画もあったのか、と驚かされました。これといって大きな事件が起きるわけでもないのです。登場人物は皆どこにでもいるような普通の人たち。アニメーターのワニ(女性)とシナリオライターのジュナ(男性)はまさにベストカップルともいえる同棲生活を送っているわけですが。

 留学していたワニの弟が帰ってくる、という知らせがあり、ちょっとブルーな気持ちになってしまう。両親は再婚したため異母姉弟だったわけです、弟は姉に淡い恋心を抱いていただけなのですが。過去と現在のシーンが入り乱れる・・・仕事上で息詰まることもあって、疲れてしまうのですね。しかしジュナにはそのことが分からない。

 よくある日本の映画・ドラマだと、若さにありがちな怠惰・怒り(ブチ切れ)があって、誤解が誤解を生んで別れてしまうパターン。ところがここではそうはならない。あまり感情を表に出さないワニと、それを理解して温かく見守るジュナ。たとえベストカップルであっても危うい時期が訪れるのかな、って感じです。

 やがてすべてを悟ったワニがジュナへCD-ROMを渡す。そこには可愛らしいアニメのワニとジュナが・・・「私はいつも我侭ばかり言ってあなたはを困らせるけど、あなたはいつも私を受け入れてくれるわ。」

 ヒロインがアニメーターという設定を活かし、映画の中にもアニメのシーンが登場します。それが手抜きではなく本格的な、詩情溢れるアニメーションであることも特筆すべき点です。激しい感情をぶつけたり、劇的なシーンが訪れたり、という類型的な手法を破って生まれたみずみずしい作品でした。


1月20日(金) GyaO on フレッツで観る映画(1)

 今日は“GyaO on フレッツ”で映画鑑賞。フレッツ(NTT)ユーザーのみ無料で利用できるコンテンツで、毎月2本がラインナップされています。GyaO独自のフレーム画面ではなく全画面表示可能。1M、3Mの高画質です。本日は『タイムライン』を鑑賞。

 『タイムライン』(TIMELINE)ポール・ウォーカー、フランシス・オコナー、ジェラルド・バトラー、ビリー・コノリー、イーサン・エンブリー、アンナ・フリエル出演、リチャード・ドナー監督、ブライアン・タイラー音楽。(2003年アメリカ/1時間56分)

 これを劇場で観たならば、あれやこれやとツッコミ入れられ、沈没してしまうのでしょう。しかしゼロ円・・・最初からB級かな?と期待をかけなければ、けっこう楽しめるのではないでしょうか?発明されたばかりの物質転送機。それが偶然ワームホールに繋がって、14世紀のフランスへとタイムスリップしてしまった。

 置き去りになった考古学者を救うために、息子と何人かの研究生たちが過去へと向かう。そこからはいわゆるアドベンチャーでして、未来人(現代人)としての文明は何にも役に立たず、右往左往と逃げ回ることになってしまうのです。過去を変えてはいけないことも重々承知だけど、生き残るために必死なのよ。

 いわゆる“サエないSF”かもですが、ものすごい数のエキストラを動員して撮影された戦闘シーンは見事!大砲のごとき投石器などはちょっとした見もの。矛盾はさておき、テンポ感良く展開するストーリーは決してダレることもなく、エンディングがありがちなものだとしても、私はけっこう楽しめました。

 ブライアン・タイラーの音楽も、画面を引き立てる迫力はじゅうぶんありました。しかし観終えた後に、メロディーを何も覚えていないのね。(苦笑)いや、ほとんどの映画音楽はそうです。皆さんスコア(編曲)能力だけはしっかりしてるが、メロディー・メーカーの才能を持つ人は極めて少ないんですよ。


1月19日(木) 『さらば宇宙戦艦ヤマト〜愛の戦士たち』

 
BIGLOBEストリームで配信中(無料・29日まで)の『さらば宇宙戦艦ヤマト〜愛の戦士たち』を観ました。現在、同時配信中の『ヤマト2』(テレビ版)ではなく、劇場版の方です。1978年の作品、2時間32分。

 劇場版公開が先で、テレビ版とはディティール、結末が異なることは以前書いたので省略。興行収入43億円、配給収入21億円という大ヒット(Wikipedia)。最高傑作と評価される作品を、今回初めて観たわけでありますが・・・。

 ううむ絵が上手い、画力があります。テレビ版第1作とは違うなあ。戦闘シーンにおける描写も秀逸。感心してしまいました。ADSLでは不可能とされる3Mの最高画質を、HDD上にDLしながらの遅延再生で観ております。

 音楽効果もすばらしく、これ、ステレオ音声なんですよ。パイプオルガンの重低音が鳴り響く。テレビ版(ヤマト2)は、モノラルなのでオルガンも何だか情けないです。この頃はまだ、音声多重放送ではなかったのですね。


1月18日(水) ガセビアの沼

 「富士山麓の樹海では方位磁石が変な方向を示す」というのはガセ!確かに磁気を帯びた溶岩があるそうですが、方位磁石を狂わせるほどの磁力は持ち合わせていないそうです。私はマンガで読んで、てっきりそうなんだと思い込んでいました。教訓=何事も自分で試してみないと本当のことは分からない、ってことでしょうか?

 私が小学生の頃、各教室には1台ずつ白黒テレビが設置されておりました。うまく映らないときは、理科の先生がやってきてごちょごちょ調整して直してくれたもんです。「今のテレビはね、真空管じゃなくてトランジスタという“石”が入ってるんだよ。」当時の鼻たれ小僧どもは、先生は何でも知ってるんだと感心したものさ。(苦笑)

 Googleで、「富士」「樹海」をキーワードにして検索してみよう!夥しい数の“ガセ”が引っ掛かってきます。サイト管理者は生き恥さらす前に書き直しましょう。かくゆう私もこれまた何時、ガセビアの沼に落とされるのか?ヒヤヒヤしますね。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」・・・「ホリエモンの正体見たり○○○○○」やめとこ。


1月17日(火) IPラジオのメンテナンス

 メンテナンスは年がら年中やっておりますが、やはり盲点だったのはクラシックでありました。つまり、IPラジオの部屋を立ち上げて、初期の段階に置いたデータであります。当時はストリーミングの仕組みも知らず、まったくの手探り状態。ましてやカテゴリーの内容まで吟味できる状態ではなかったのです。

 後年、いろいろ分かるようになってから置いたデータの方が精度が高い。当たり前なんですけど。ここはひとつ、昔を振り返って再検証してみることとします。本当にクラシックだけの放送なのか?ジャズのプログラムを多少なりとも含んでいるのか?それ以外のジャンルは含まれていないのか?

 すべてのサイトにいえることですが、“作りっ放し”はいけません。データは刻一刻と変化しております。メンテナンスできないのなら、検索エンジンに登録するのはやめてほしいです。精度の低いデータが検索上位に引っ掛かってきますからね。更新の無いページはノミネートを外すとか、エンジン側でも行ってほしいなあ。


1月16日(月) いろいろと

 一夜明けて、急患でかかった病院へ治療費の精算をしに行きました。夜は経理の方がいないので、内金(5千円)だけを置いてきたわけです。薬も1日分しか貰わなかったので、再診を受け、新たに処方を貰いました。レントゲンの結果、小腸内のガスも無くなっていたので、まずは大丈夫でしょうということで。

 GyaOで観ていた『冬のソナタ』は第19話。いよいよ最終回まであと1話というところですが、実は、制作サイドは第21話まで引き延ばしたかったようです。もちろん出演者のスケジュールが取れるはずもなく、この試みは消えましたが、観ていてやっぱりおかしいですもん。またサンヒョクがその気になっているし。

 私なんかが思うに、『冬のソナタ』は全16話くらいに切り詰めた方がスッキリするのではないかと。分かれたはずの2人が、しつこくしつこく会ったり、誤解が二重三重に発展していったりするのはくたびれました。『秋の童話』でも感じましたが、ユン・ソクホ監督のドラマは反則技だらけです。

 現実はどうか知らないけれど、韓国ドラマの中ではストーカー行為がまかり通ってしまうのが困ります。分かれてしまっても本当に好きだったら会いに行ってもいいのか?職場へ、自宅へ押しかけるのは反則じゃないのか?

 韓国映画ではこういうの観たことないんだよな・・・。でもドラマ(16回〜20回)の中では、限られた登場人物を有効に利用しないと持たないのか?会ってはいけない人々が堂々と押しかけたり、偶然?(わざとらしく)出会ったりします。

 その点、『サンドゥ、学校へ行こう』は、こうした類型的なパターンを巧みに取り入れたり、わざと逆手に取ったりしながらのすぐれた脚本でしたね。『冬のソナタ』と正反対の位置にあるといっていいかも。もっとも『冬のソナタ』もメロドラマにコメディーを盛り込んだりして、うまく成功したとは思いますが・・・。


1月15日(日) 急性胃腸炎(2)

 朝の7時になってしまいましたが、家に戻りました。スタジオ観覧は行けそうにもない・・・一緒に行くはずだった友人に、お詫びとお断りのメールを打つ。皆さんも機会があれば試してみてください。痛みをこらえながらパソコンを使う感覚。タイプミスだらけで笑えないのに、笑っちゃいます。

 貰った飲み薬を飲んで寝ます。点滴で入れた痛み止めがようやく効いてきたのか、8時頃には少しずつ痛みが引いてきました。お昼には胃腸がグルグル動き出して、正常に活動しはじめたようです。37.5℃と、若干の熱。食欲ないのでビタミンゼリーと栄養剤で食事&投薬。夕方にはすっかりよくなりました。

 韓日合作ドラマ
『日曜劇場 輪舞曲(ロンド)』第1回を観ました。私はもっぱらチェ・ジウ目当てなんですが。(笑)「あれ、チェ・ジウ?顔変わった?」と思った人はこちらを参照するがよろしいかと。ストーリーに関していえば、潜入もの=『インファナル・アフェア』を強く意識したといえるでしょう。

 第1回前半の銃撃戦などにその例は顕著で、1カット0.5秒(長くても2秒)のカットバック。これはサブリミナルにも近いけど、よく見ると無駄な映像が多かったりする。役者が何をやっているのか分からないので緊迫感に欠け、結果としては失敗。カタチだけ真似すればいいってもんじゃないでしょう。

 何十台ものハイビジョンCAMが必要なので、撮影は大変だったとは思いますが、途中からは普通のカット割りになったのでホッとしました。カフェでヴァイオリンを弾くチェ・ジウ。当て弾きなのは仕方ないとしても、本職のヴァイオリニストが上手くない。(苦笑)曲はラフマニノフのヴォカリーズでした。

 封筒に入ったギャラは数千円(5千円くらいかな?)「一晩で3万円って聞いたのに話が違うよ!」と揉み合いになり、鏡が割れた・・・それをとっさに助けたのが竹之内豊演ずる主人公。下世話ですが、1ステージ(1時間半くらい)なら、相場は5千円〜1万円くらいです。一流ホテルのディナーでもなければ、3万円ってのは厳しいですね。

 竹之内豊演ずる潜入捜査官ですが、父を殺された恨みがあるとはいえ、家族(母と妹)があるわけです。『インファナル・アフェア』よろしく、「潜入は誰だ!お前ら全員携帯をここに出せ!」のシーンもあります。この辺り、脚本の詰めが甘い。組織が本気になって調査したらお里はバレバレのはず。

 『インファナル・アフェア』の潜入捜査官は戸籍抹消、この世に存在しない人間のはずですから・・・。また、韓国のヤクザが、チェ・ジウ姉妹の小料理店で暴れるシーンは韓国ドラマによく見られるものですが、日本では通用しません。『ミンボーの女』をご覧になった方は分かると思いますが・・・。

 その他、脚本のツッコミどころは数多くあり、全部掲げていたらキリがないのでやめときます。チェ・ジウの演技は自然で、姉妹のやりとりなど、オアシス的な存在になっていますが、この先どうなるんでしょう?このドラマ。スキルアップしていってもらいたいですが、「ああ、こんな風に終わっちゃった」にしないでほしい。


1月14日(土) 急性胃腸炎(1)

 明日は『三宅祐司のドシロウト』スタジオ観覧。用事を片付けて今日は早く寝よう・・・と思っていたら、お腹が痛くなってきました。胃薬を飲んで寝てれば、じき治るだろう・・・と思っていたけど、だんだん痛みが激しくなってきました。また胃痙攣だろうか?地獄の苦しみなんだけど、とりあえず6時間は様子を見てみよう。

 深夜の3時・・・痛みは収まるどころか、激しくなっていくようです。病院へ行こうと思ったけど、まず119番へ電話して当直の病院を2つ教えてもらう。救急車を呼ぶのは近所迷惑だな・・・と思って、タクシー会社へ電話。最初は「GPSで付近の車を探してみます」と言っていたのに、「分かりません、お断りします」つれない返答。

 ・・・パソコンのトラブルでGPSが使えない状態なのか?仕方なく救急車を呼ぶことにしました。アパートの前まで来てもらうと住民の迷惑なので、前の道まで出て行きます。朝の4時とはいえ、タクシーはけっこう走っていましたが、救急車を呼んだのは正解。電話で聞いた2つの病院は受け入れてもらえなかったからです。

 百人町のH外科病院へ運んでもらいました。冷静に受け答えできてるようだけど、本当は死ぬほど辛いのよ。レントゲンで見た感じ、小腸内に数箇所の空洞部分があります。ガスが溜まっているとのこと、ウィルス性の胃腸炎だろうかということです。簡易ベッドに寝て、痛み止めを点滴してもらうことに。

 点滴途中で悪寒がしてナースコール。痛みには波があり、強くなると寒気がします。布団を1枚上にかけてもらいました。熱はないようですが・・・。「苦しくても、息を深呼吸みたいにゆっくりしてください。でないとよけいに苦しくなりますよ。」それから小1時間ほど、簡易ベッドの上で悶絶しておりました。

 カーテン越しに、次々と急患が運ばれてきます。音と声しか聞こえないけれど、「転んで顔を切った、と言ってますが、どうみても喧嘩で殴られた感じです。」その男性は酔ってるらしく、大声でわめいておりました。

 続いてホームレスとおぼしき中年女性。「服がびしょびしょに濡れてるから寒いんですよ。」「気持ちが悪いんですか?ご飯は食べたんですか?」「食べてない」「気持ち悪いから食べなかったんですか?食べてないから気持ち悪いんですか?」「食べてないから」「どうして食べなかったんですか?」「気になって食べられないよ」

 会話になっていないけれど、お金がなくて食べられなかったんでしょう・・・。濡れた服を脱がせて、ありあわせのジャンパーを着せる。「よっこいしょっと、さあ、がんばって起きましょう。着てた服よりは薄いですけど、濡れてないので寒くはないですよ。男の子の服ですけど我慢してくださいね。」

 「福祉へ行かなきゃダメだな」「いいですか、福祉へ行ってくださいよ!とりあえず○○さん、今ここに飴があるから食べましょう!」とりあえず急患は運ばれていき、私の点滴も終わりました。痛みが収まらないので、注射1本分追加してもらいましたが・・・。

 「入院を希望しますか?薬を貰って家に戻り、様子を見ますか?」ということで、とりあえず家に戻ることにしました。痛みは少しずつ引いてきたように思えます。「タクシー拾って帰ります」と言ったら、親切な看護士さん(美人)が、「私が拾ってきますから、そこで待っててください」・・・癒されるなあ。


1月13日(金) 大島 渚 特集(2)

 『夏の妹』 栗田ひろみ、リリィ、殿山泰司、小松方正、小山明子、石橋正次、佐藤 愛、戸浦六宏 出演、田村孟、佐々木 守、大島 渚 脚本、大島 渚 監督、武満 徹 音楽。(1972年日本/1時間35分)

 昨日の2本と違って本作品にいわゆる“エロ”はないです。冒頭にリリィの入浴シーン(サービスカット)はあるけど。実は、子供の頃にテレビでチラッと観たことがありました。が、なにぶん観ていて理解できなかったので、すぐに諦めてしまったのです。石橋正次がギターぶらさげて流しているのは覚えていました。

 怪獣好きの子供の発想。石橋正次=『アイアンキング』(静玄太郎役)でしたからねえ。脱線するけど、星光子(『ウルトラマンA』南夕子役)が別のドラマで不良少女を演じていたときは、ぶったまげたもんさ。ひし美ゆり子様(『ウルトラセブン』アンヌ隊員役)とか・・・分かる人には分かる。(苦笑)

 (あらすじ)
 父親の再婚話に心揺らぐ少女・素直子・・・彼女の元に一通の手紙が届いた。それは腹違いの兄と名乗る青年から、本土復帰直後の沖縄への招待状。ところが彼が庭で見たのは素直子ではなく、父親の再婚相手(ピアノ教師)の桃子であった。姉妹のようにも見えるこの2人は、船中で知り合った桜田のおじさんと共に、僅かな手がかりとなる青年の母親(父親の初恋)を訪ねていく。

 手持ち撮影メイン、女2人のロードムービー。話の筋が読めないので戸惑うと思いますが、やがて少しずつ疑問が解けていきます。沖縄は日本へ返還されたが、すれ違った2つの文化はとても溶け合うものではない。2組の親子を通して、やがてそれは赦し合うことでしか一致しないものだと気づかされる。人間ドラマが実に巧く描かれており、なかなか味わい深い作品でした。

 佐々木 守 脚本、大島 渚 監督の映画の1本、劇中に『シルバー仮面』の歌が流れる作品がある・・・。という話を小耳に挟んだことがあります。海外で上映された時、翻訳者が苦労したみたいです。それがまさにこの映画でした。

 今回の大島 渚 特集で感じたことは、今“韓流”ともてはやされる韓国映画にも通じる、圧倒的な力強さであります。まさに黄金時代だったわけですよこの頃は。今週はテレビ(地上波)でも、昨年話題になった日本映画を2本ばかり観ましたが、まさに“テレビの延長”・・・とても映画と呼べる内容のモノではなかったです。受け狙い・・・というか、レジスタンスが感じられません。

 “政治的思想”といわないまでも、「この世は面白くない!面白くないからこそ、オレが面白いモノを見せてやる!」という気概がなければ映画として成立しません。それこそ、“テレビの延長”・・・スポンサー、視聴率、グッズ販売といった受け狙いになってしまいます。興行の成功?この世はお金・・・勝ち組・負け組ですか?日本人ってどこまでも馬鹿になっていくのかしらん?


1月12日(木) 大島 渚 特集(1)

 GyaOの“大島渚特集”は多くの映画が紹介されていたのに、結局、3本しか観れなかったです。(1月16日まで)最近、日本映画に対する考えが変わってきました。井の中の蛙、大海を知らず。若輩者で申し訳ない!私が積極的に映画館に足を運ぶようになったのは2000年から・・・。いい映画を観ていなかったと言えばいいわけか。

 日本の映画といえば、低予算、タイアップ、ご都合主義、アイドル主義、スター主義、話題性、ご都合主義というマイナスイメージの塊みたく思っていました。四半世紀前には日本映画の黄金時代があったことも知らずに。とはいえ、その頃は私もまだ中学生でしたから、『愛のコリーダ』など、Hな映画という認識しか持ってなかったです。

 『愛のコリーダ2000』 藤 竜也、松田英子 主演、大島 渚 監督・脚本、三木 稔 音楽。(1976年日本・フランス/1時間49分)

 『愛の亡霊』 藤 竜也、吉行和子、田村高廣、河原崎建三、川谷拓三 出演、大島 渚 監督・脚本、武満 徹 音楽。(1978年日本・フランス/1時間47分)

 私ももう40過ぎのオッサンなので、中学生みたいなことは言わんよ。(苦笑)これもやはり“愛”、ひとつのカタチでしょう。大島 渚の考えていることはまるで思春期の少年のようだ。ひとことで言うなら、“ベスト・パートナーと添い遂げたい”その狂おしいまでの妄想。1人の女(男)を足の爪先まで愛せますか?

 まだ大島 渚が元気で気炎を上げていた頃、テレビの「ぴったしカンカン」にゲストで出ていたことを思い出しました。皆さんご存知の通り、奥様は小山明子という美しい女優さん。クイズは「大島監督はどんなセリフで奥様を口説いたでしょうか?」司会者 久米 宏のひとことヒント、「ものすごく弱気です」。

 答えは、「ねえ君、ボクのこと嫌い?」だったような気がします。こんな風に口説かれたら母性溢れる女性は、クスッと笑って落ちてしまうでしょうか?幸せモンだよこの男。(笑)


1月11日(水) IPラジオまたまた更新

 リサーチ中の新規追加局、だいたい40くらいになりましたので、編集中でございます。それにしてもアメリカのFM&AM放送・・・いったいどれだけあるんでしょうね。もしかしたらまだ、300くらいはあるかもしれない。ニュース、トークだけで音楽の無い放送局はカットしてるんですけど。

 というのは、ユーザーを日本向けにしているから。1日中音楽を流している放送局でも、定時にはニュースを放送します。音楽は世界共通語だけど、まったく音楽無しで喋り続けられると、聞いていてもツライです。ニュース局も一部置いてありますので、語学の勉強にはそちらをご利用ください。

 アメリカをリサーチし終えたら、オーストラリアをリサーチしてみたいです。イギリス、フランスよりも面白そうな感じがするのです。メキシコも意外と面白いんじゃないかな?ああ、まだまだ聴いてみたい世界中の音楽がいっぱい。しかもすぐ手の届くところにあるのに時間が追いつかない。(笑)


1月10日(火) 私のテレビは?(2)

 美容院で髪をカットしてきました。あ〜サッパリしたな〜。特に何事もない1日ではありました。BIGLOBEストリームでは『黄金バット』がようやく最終回(第52話)を迎えました。以前登場した好敵手“くらやみバット”が再登場し、珍しく2話連続の最終回となりました。

 ただし、全話を通して脚本がユルイので、予想の範疇を超えるものではなかったです。途中からレギュラーの“ダレオ”が降板しちゃいましたが、しばらく経ってからようやく気づいた次第。最初の頃は懐かしさもあったのですが、この先、リピートして観ることもあるまい。

 GyaOで観ている『海底少年マリン』はなかなかいい。辻真先をはじめとする脚本がしっかり書けてるんだな。このアニメには、音楽に合わせてイルカや魚たちがダンスを踊ったりするシーンがふんだんにあります。よく考えてみたら、最近のアニメにはこうしたシーンがほとんどない?

 『ジャングル大帝』などにもミュージカルのシーンはありました。筋書きとは関係なく、動物の動きと音楽だけで楽しませるのですが、音楽をシンクロさせないといけないので手間がかかります。別録りしたテープをシーンに合わせて流す方法ではできないでしょう。

 『トムとジェリー』はすばらしかったなあ・・・。ネコとネズミの喧嘩ですから、筋書きはあってないようなもの。そのうえセリフもほとんどない。アクション、ジェスチャー、音楽とのシンクロはアニメーターとハリウッドのスーパーミュージシャンが顔を合わせてこそ可能だったのですね。


1月9日(月) 私のテレビは?(1)

 GyaOでテレビを観ようと思っていたら、深夜から数時間にわたってサーバダウン。しばらくして、トップページは復活したものの、肝心の番組に繋がりません。ダメじゃん、観たい時にいつでも観れるパソコンテレビのはずなのに・・・。

 『トッポ・ジージョ』は第40話で打ち切りになってしまいました。楽しく見れる教養番組・・・のはずだったのですが、本国イタリアではもっと多くのエピソード(回)があるんだろうな?私はトーマスよりジージョの方が好きだ。

 『冬のソナタ』・・・最終回が近づいてきましたね。朝市でジュンサンが「今日は何でも言うこと聞いてやるから言ってみな」と言う。ユジンはかしこまって、「朕は鯛焼きが食いたいぞよ」とのたまう。(韓国にもあるんだ?)

 「さっき食事したばかりだろ?」とジュンサン。すかさず、「甘い物は別腹と言うぞよ」と返すユジン。かーっ!かあいいじゃないですかぁーっ!ラヴラヴな数日を過ごす2人・・・悲しい別れが待ってるんだけど。


1月8日(日) Infinite Classical.com

 ホームページを更新しながら、WINAMPでインターネットラジオを聴く・・・あっ、新しいストリーミングがあるぞ。調べてみると
Infinite Classical.comというサイト、カナダ製作のようです。さっそくIPラジオの部屋T 世界のクラシック放送に追加しました。

 クラシックから中心に構築していったので、さすがにもう取りこぼしはないだろうと思っていたけど、まだまだ出てくる。新しいサイトも誕生してますし。いつになったら完成するのだろうか?韓国MBSも本日、若干の手直しをしました。


1月7日(土) たそがれ酒場

 本郷クラブの一月例会に参加すべく、文京区民センターへと参りました。中島信昭先生の『内田吐夢と俺』という講話で、まず映画『たそがれ酒場』をビデオ鑑賞。その後で、内田吐夢監督との思い出を語り、二次会(酒宴)となるわけです。

 『たそがれ酒場』小杉勇、小野比呂志、宮原卓也、有馬是馬、多々良純、野添ひとみ、津島恵子、高田稔 出演、内田吐夢 監督、芥川也寸志 音楽。(1955年新東宝/1時間34分)

 昭和20年代の歌声酒場と言ったらいいのでしょうか?とある酒場の開店から閉店までの1日を描写した実験的作品。そこには様々な人間ドラマが盛り込まれています。2階にはピアノと小ステージが設置されていて、専属の歌手がシューベルト『菩提樹』をレッスンしているシーンから始まります。

 小さなエピソードは十以上あるでしょうか?ここには音楽が溢れ、流行歌もクラシックも、はてまたストリップショーまで。芥川也寸志の本領発揮ですね。専属の歌手を引き抜こうとする歌劇団の団長は、藤原義江か?と思ったけど調べたら違ってた。モデルにしてるのは間違いないけど。

 映画の最後に歌われるドイツ・リートが何の曲か分かりませんでした。勉強不足ですみません。そして、芸達者たちによる酒宴の二次会、主催者のMさんとサシで三次会を過ごします。いや〜いい映画、いい酒だったなあ。

   


1月6日(金) 台北之音

 IPラジオの中でもクラシック以外、とりわけ人気なのが中国のラジオ。大陸側は残念ながら接続事情よろしくないけれど、台湾(中華民国)は良好です。しかもなかなかいい音質。

 語学チャンネルとして置いていた“台北之音”ですが、J-POPもミックスして放送していますね。J-POPの中国語版もあります。著作権はどうなっているのかしらん。お国変われば事情も異なる。(笑)

 久しぶりにチェックしたら、サイトが移動していました。HitFMと統合され、HitFM台北、HitFM台中、HitFM高雄の3チャンネルも。IPラジオの部屋X中国広播公司(台湾)の下へと移動させました。


1月5日(木) イタタタ、油断した

 早朝から胃が痛くなりました。昨日の午後から何を食べたか思い出してみますと・・・カレーライス(サラダ付き)、カップラーメン2個、チョコパイ1箱(6個)、焼き餅3個、コーヒー3杯。こりゃ〜あきらかに食べすぎです。

 胃痙攣というか、胃から十二指腸にかけての動きが止まってしまった感じ。とても起きてはいられません。1年に1度くらいの割合で起こる持病みたい。経験則でいうと6時間安静にしていれば治ります。

 今まで2度、病院に駆け込んだこともありました。ところが病院は待たされます。発症してから、ちょうど6時間くらいのところで問診を受けることになってしまい、既に症状が治まってしまっています。

 精密検査も2度受けましたが、異常なし。こーゆーこと書くと医療関係者に怒られそうだ。痛みはもう、悶絶といってもいいほどの苦しみですが、6時間で治ってしまう・・・。食べすぎには注意しましょう。


1月4日(水) 古畑任三郎VS刑事コロンボ

 新宿の中古OAショップ、秋葉原の中古・ジャンクを見に行きましたが収穫なし。プリンターどうしようかな?中古のレーザー・プリンター(モノクロ)の方がいいかな?みたいな気分にもなってきた。トナーは高価ですが、結局長く使えそうな気もします。インクジェット(カラー)は、使い切る前に乾燥させてしまうことが多い。

 秋葉原のホームには『古畑任三郎ファイナル』のポスターが。あ、そうか今ちょうど放送してるんだ。家に帰ってから観ました。「フェアな殺人者」というタイトルで、今回のゲストは大リーガーのイチロー。自分で自分を演じる、という意味で好演だったのではないでしょうか?

 疑問点がひとつ・・・毒薬の入ったカプセルと蜂蜜の入ったカプセル。ロシアンルーレットはもちろんイチローの勝ちですが、これはどんな場合にもフェアプレーを貫く野球選手のプライドなのか?それとも仕掛けた本人は最初から見分けがついていたのか?トイレに行ってる間に見逃したかな?

 ご存知の方も多いと思うが、『古畑任三郎』は『刑事コロンボ』のパクリ(リメイク?)ですよね。まず殺人ありき。殺った奴はだいたい想像がつくんだけど、証拠が見つからない。それでしつこく食い下がったり、オトボケかましたりしながら、犯人を追い詰めていくのです。同じでしょう?

 フジテレビVS日本テレビ。ちょうどその深夜、『新刑事コロンボ 奪われた旋律』が放送されていました。眠い目こすりながら観ましたよ。古畑任三郎VS刑事コロンボ・・・コロンボの圧勝というか本格的なミステリードラマの前に、しょせん日本のドラマなどオモチャであることを思い知らされます。

 犯人は有名な映画音楽作曲家、というエピソードでしたが、映画音楽、クラシック音楽の果たす役割など、本格的な知識も盛り込まれていて、ドラマに深みを与えています。古畑任三郎が108分、刑事コロンボが101分(CM含む・コロンボはカット含む)なので時間もほとんど同じ長さですが・・・。

 刑事コロンボの方が2倍、楽しめました。それだけ内容が緻密にできているのです。古畑任三郎はほとんどセリフ劇ですね。言質のトリックで犯人を追い詰めるパターンだけのような気もします。予算はどうかなあ?コロンボだって低予算だと思うけど、面白いモノを作ろうという強い意志を感じます。


1月3日(火) avast!最強

 ノートン・アンチウィルスの更新期限が切れました。98サブマシン(捨てられない)では先に使用しているチェコ生まれ、フリーのアンチウィルスソフト“avast!Home Edition”を、XPメインマシンに導入します。翻訳者のフォーラム“
おじいちゃんのメモ”が現在閲覧できなくなっている(DOSアタックを受けているとの情報あり)ため、導入される方は“avast!4無料ウィルス監視駆除ソフト”のページからインストールされることをお薦めします。

 中国生まれのアンチウィルスソフト“
インターネットセキュリティ2006”も、1年間は無料(2年目からの更新料が¥980)で使用できるのですが、ネット検索でその評価・テスト結果を調べると、まことに悲惨なものを見ることになります。(多くのウィルスをスルーさせてしまうようです。)それならば海外で多くの賞を受賞し、14ヶ月ごとにライセンスキーを登録すれば、半永久的に使用できるavast!の方がいいに決まってるじゃないですか。

 ただしどんな場合にも“相性”というものがありますので、自己責任で使用してくださいね。まあ無料(家庭・非商用目的に限る)だし、日本語パッケージなので、気軽に試すこともできます。ノートン(アンチウィルス単品)の場合は、ほとんど何も設定しなくてOKですが、avast!は少しだけ、自分で設定しなくてはいけません。中級者向けともいえますが、DVD書き込み最中に突然スキャンを始めたりするノートンは困り者・・・。

 何といっても軽快なのがいいです。(これも相性の問題がありますが)ノートン(特にインターネットセキュリティ同梱)の場合は低スペックマシンで使えません。世界中で愛されているavast!は、ウィルスの情報にも明るく、ほぼ毎日!ウィルスデータベースが更新されます。インターネットを使うにも、お役人の監視付きとウワサ(真実のほどは定かでないが)の中国とはまったく事情が異なると思われるのですが?

 さて、愛用のHTMLエディタ(無料)フロントページエクスプレスですが、Ver.2.0.2.1118から2.0.2.1131へとグレードアップしました。マイクロソフトの許可を得て、単体で配布されてるサイトがあったのです。これまでXPにはインストールできず、単体として使用してきたのですが、fpxsetup.vbsというインストールプログラムも入手でき、無事にインストールすることができました。すばらしい!

 配布されているFPESETUP.CAB(元はIE 5.01の一部分)を解凍レンジで解凍し、生成されたフォルダの名前を“FrontPage Express”と変更してCドライブのProgram Files内に置きます。fpxsetup.vbsを先のFrontPage Expressフォルダ内に入れてダブルクリック(起動)させると、BIN、PAGES、TEMPの3つのフォルダが生成されて、パーツはすべてその中に割り振られてコピーされます。

 BIN、PAGES、TEMPの外にあるパーツはすべて中身と重複するため、捨ててしまってください。(不安なら確認してね)fpxsetup.vbsも起動させた後は必要なし。すべてのプログラム→アクセサリ→インターネットツールの中にFrontPage Expressのショートカットを確認してください。(環境によっては異なる場合もあります。またこのやり方は、私のやり易いと思われる方法にすぎません。)

 Ver.2.0.2.1118と2.0.2.1131の違い(XPの場合)=文字送りが精密になり、ブラウザ(IE)との誤差が少なくなりました。特に、改行を中央に配置した場合、2.0.2.1118では不要な1行分の改行が表示されてしまう(ブラウザで見る場合は無効)が、2.0.2.1131ではそれが無くなったことです。古いソフトウェアですが愛用している人も多く、もちろんこのねも部屋やIPラジオの部屋もフロントページエクスプレスで作成しています。

 インストールして使用する場合と、単体で使用する場合の違い=ほんらい、フロントページエクスプレスを起動させると、白地の新規画面が現れますが、単体使用の場合、新規画面が灰色(背景色無指定)となります。(ブラウザ(IE)で表示させると白地になる。)使用感の違いはまだ出てくるかもしれません。


1月2日(月) お正月は映画館で(2)

 『親切なクムジャさん』(SYMPATHY FOR LADY VENGEANCE)イ・ヨンエ、チェ・ミンシク、クォン・イェヨン、キム・シフ、ナム・イル出演、パク・チャヌク監督(2005年韓国/1時間54分)
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 11月12日公開だったから、超ロングランといえましょう。観れてよかった。“復讐三部作の完結作”とテキトーな謳い文句が付けられているけれど、救いようのない(失敗作ともいえる)『復讐者に憐れみを』(2002年)が元となり、『オールド・ボーイ』(2004年)と本作が双子のように生まれたんじゃないかな?

 『復讐者に憐れみを』は、今観ればそれなりに面白い、というか最も強烈である。あまりにも残虐なシーンが多くて受け入れられなかったのだ。そのテイストはそのまま後の2作に引き継がれました。どこかで聞いたような台詞も出てきます。『オールド・ボーイ』の女性版ともいえます。

 こうした力強い作品を観てしまうと、今の日本映画がへなちょこに思えてしまう。仕方ないよなあ・・・。私なんか考えるに、文化・芸術・工業、すべての分野において、日本は完全に負けてるんじゃないかと。クラシック音楽においてもそうですわ。日本人が知らないだけなんですよ。

 『SAYURI』チャン・ツィイー、渡辺謙、ミシェル・ヨー、コン・リー、桃井かおり、工藤夕貴、役所広司、大後寿々花 出演、ロブ・マーシャル監督、ジョン・ウィリアムズ音楽(2005年アメリカ/2時間26分)
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 スピルバーグが日本の芸者を映画化する?と聞いてイヤーな気分。また『パール・ハーバー』、『ラスト・サムライ』に続く“大日本勘違い映画”が製作されるのかと思ってしまいました。でも潔癖職人ロブ・マーシャル監督でよかったよ!というか、ここまで忠実に日本を描けた海外作品って初めてでしょう。

 工藤夕貴演ずる“おカボ”(日本語訳)の名前が“パンプキン”になってる以外は、まったくツッコミようがありません。主役のチャン・ツィイーはじめ、中国系の俳優さんたちも完璧!相当ダメ出しされての力演だとは思いますが、頭が下がる思いです。むしろ日本人より日本を知っているといえましょう。

 たまたま私の隣の席には、アメリカ人カップルが座ってました。女性の人権なんて考えられなかった時代でしょう?目をまんまるにして、手で口を覆いながら見てましたよ。というわけで、外国人が観ても日本人が観ても共感の持てるすばらしい出来でした。スピルバーグだったらこんな作品は作れない。


1月1日(日) お正月は映画館で(1)

 お正月はやはり映画鑑賞です。IPラジオ更新でほとんど寝てない状態のまま新宿歌舞伎町へ。『キング・コング』『あらしのよるに』『親切なクムジャさん』『SAYURI』の4本を観ました。朝の10時から夜の11時半までぶっ通しです。感想は2日に分けて書いていきます。

 『キング・コング』(KING KONG)ナオミ・ワッツ、ジャック・ブラック、エイドリアン・ブロディ主演、ピーター・ジャクソン監督(2005年アメリカ/3時間8分)
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 『ロード・オブ・ザ・リング』の監督が作ったらこうなるかな?という感じ。期待以上でも期待以下でもなかったです。監督自身が1933年オリジナル版の大ファンであるため、時代設定もストーリーもほぼ忠実。問題なのはこの監督、俳優よりもCGを信じているということでしょうか?

 退屈で長大な『ロード・オブ・ザ・リング』三部作は我慢して観ました。二作目からの案内役は奇怪なCGキャラのゴラムでしたから・・・。ぽってり肥ったジャック・ブラックは映画偏執狂デナムとしてミスキャスト。他の出演者も意外?に活躍できなかったのはCGを使いすぎちゃったから?

 骸骨島の原住民が人間ではなく、怪物(クリーチャー)になってしまいました。岩礁がドクロの顔になっているのも違和感を覚えます。CGの恐竜は数が多すぎてそれぞれの印象が薄くなってしまいました。気持ち悪い蟲がいっぱい・・・ポップコーンが食べられません。(うわ)

 ヒロインの恋人として脚本家が登場。(オリジナル版のドリスコルは一等航海士)1933年のニューヨークもうまく描けてはいるけれど、モンタージュ的な捨てカットが多いなあ。オリジナル版が1時間40分ですから、ほぼ2倍の尺を浪費してしまったのか?エンドロールもやたら長いんですけど。

 私、実はオリジナル版のLDを所有してます。(中古で安く購入)モノクロですが、映画の王道を行くテンポの良さ。まさにお手本ですよ・・・俳優さんたちも上手いですよ、比較したらゼッタイに勝てませんって。歌舞伎町地階の劇場は下水(トイレ)の臭いが充満して辛かった・・・。

 『あらしのよるに』中村獅童、成宮寛貴(声の出演)、きむらゆういち原作・脚本、杉井ギサブロー監督(2005年東宝/1時間47分)
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 声優さんでなく、今話題の芸能人たちを起用するというのはどうだろう?期待してなかっただけに観てみたら意外とよかったのですが。『まんが日本昔ばなし』の杉井ギサブロー&グループタック製作。ディズニーみたくゲーム感覚でCGを駆使することもなく、ジブリのエンターテインメント性もないけれど。

 監督はすでにそうした小手先の技術に辟易してるとみた。敢えて誰もやらないキャラクターの質感に重きを置いてます。日本画の柔らかなタッチでアニメを作るなんて・・・。通常の2倍、3倍かかる手間をかけ、CGもよく見ないと分からないくらいの自然なディティールで使っています。

 思えば、『まんが日本昔ばなし』でも、けっこう実験的なことしてたよな〜。15分1話のあまり動かさなくてもいいアニメだったからできたことでしょうけど。闇夜や霧のシーンではノルシュテインの『霧につつまれたハリネズミ』を髣髴とさせる。職人気質なんですよね。

 声優さんでない声の出演・・・がんばってはいるけど、まあ上手いとはいえない。絵に語らせて、台詞を最小限にしてしまってもいいかな?難しいのは、あまりにも芸術的すぎると観客動員は望めないということなんです。目の肥えた人でないとこの良さが分からない・・・私はいいと思いました。


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