2006年12月の日記

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12月31日(土) 『忘れえぬ想い』『オペラ座の怪人』

 2006年最後の日はインターネットで映画鑑賞。フレッツスクウェアで香港映画『忘れえぬ想い』(忘不了)(LOST IN TIME)を観ました。Bフレッツじゃない人でも
BIGLOBEストリームで観れます。セシリア・チャン、ラウ・チンワン、原島大地、ルイス・クー出演、イー・トンシン監督。(2003年香港/1時間48分)公式ホームページ

 『星願 あなたにもういちど』(1999年)のセシリア・チャンだよ。当時は19歳だったけど、ずいぶん大人びた感じがするなあ。(ちなみに邦画の『星に願いを。』は香港映画のリメイクです。)でも、ガラガラ声はそのままだ。

 (あらすじ)
 シウワイの婚約者マンはミニバスの運転手だったが、突然の交通事故で死んでしまう。しかし連れ子のロロを見捨てるわけにもいかず、シウワイは自分の手で育てる決心をする。壊れたミニバスを修理し、運転手として働き出したものの、慣れない仕事が上手くいくはずもなく、生活は苦しくなるばかり。そんなシウワイを見かね、マンの同僚だったファイは手を差しのべる。やがてファイに心の安らぎを感じ始めたシウワイだったが・・・。

 丁寧に書かれた脚本で、いやもう頭が下がります。現実にあってもおかしくないストーリー、香港映画の真骨頂です。婚約者のマンは二枚目ですが、ファイ(ラウ・チンワン)はもっさりしてるんです。誠実さが滲み出てはいるんですが。

 人を好きになるのはたやすいが、好きになってもらうことの難しさ。結婚までこぎつけるのは大変なことなんです。最後にファイにも人に言えない過去があったことを聞いてびっくり。人生は何度でもやり直しがきくんです。がんばって!

 今年の最後はいい映画を観たぞっ!と調子に乗ってGyaOを覗いたら、映画『オペラ座の怪人』が本日までの配信になっていたので、そのまま2本目に突入です!一昨年公開だった作品なのに、まだ観てなかったんですよね。

 『オペラ座の怪人』(THE PHANTOM OF THE OPERA)エミー・ロッサム、ジェラルド・バトラー、パトリック・ウィルソン、ミランダ・リチャードソン、ミニー・ドライヴァー、シアラン・ハインズ、サイモン・キャロウ、ジェニファー・エリソン出演、アンドリュー・ロイド=ウェッバー脚本、音楽、ジョエル・シューマカー脚本、監督。(2004年アメリカ・イギリス/2時間20分)

 ロイド=ウェッバーのミュージカルをハリウッドで映画化した作品。まあ、ゴージャスでカッコよく、面白くはありました。でもファントム役はドラ声音痴。音程外しまくっていましたね。クリスティーヌの声楽の先生として失格です。専門家として観なければ分からないかもですが。

 何度も映画化されたこの作品。本作だとファントムは死なず、どこかへ姿を隠してしまいます。何十年か後、老人となったラウル卿が、先に亡くなった妻クリスティーヌの墓を訪ねると、ファントムの赤いバラが片隅に置かれていて、彼女を見守りながら生きていたことを暗示します。

 ううむやはり不満足・・・以前にも書きましたが、『オペラ座の怪人』におけるベスト版は、1990年に製作されたアメリカのテレビ映画でしょう。NHKの海外ドラマとして放送された時は、2時間半くらいにカットされていましたが。今回、データが揃いましたので記しておきます。

 『オペラ座の怪人』(THE PHANTOM OF THE OPERA)テリー・ポロ、チャールズ・ダンス、イアン・リチャードソン、バート・ランカスター、アンドレア・フェレオール、アダム・ストーク、ジャン・ピエール・カッセル出演、ジョン・アディソン音楽、アーサー・L・コピット脚本、トニー・リチャードソン監督。(1990年アメリカ/3時間5分)

 (あらすじ)
 不幸な歌姫が産み落とした奇形の子供エリックを、支配人カリエールはオペラ座の地下にかくまって育ててきました。しかしやがてカリエールは支配人の地位を奪われることとなり、エリックはオペラ座の怪人として劇場を恐怖に陥れます。

 村祭りで美声と美貌を伯爵フィリップにスカウトされたクリスティーヌは、支配人を頼って歌のレッスンを受けるべくオペラ座へやってくるのですが、既にカリエールは辞めさせられた後。途方にくれたクリスティーヌですが、守衛のはからいで、衣裳係としてオペラ座に置いてもらえることになりました。

 クリスティーヌの美声に引き寄せられたエリックは、そこに母と生き写しの姿を見ます。翌日、エリックはクリスティーヌに「君の声は天使そのものだが、訓練しなければ高いレベルには行き着けない。同意してくれるなら力になりたい」と申し出ます。「仮面をつけて正体を隠したまま」というのが条件です。

 厳しい歌のレッスンが始まります。この映画では、グノーの歌劇「ファウスト」が複線として用いられていて、やがてクリスティーヌがマルガレーテ役として舞台に立つと、エリックは警官たちの取り巻く5番ボックス席に乗り込み、舞台のクリスティーヌと見つめ合いながら壮絶な二重唱を繰り広げます。

 2004年版にはレッスンシーンもなく、舞台もファントムが作曲したという、サイケデリックなミュージカルに置き換えられていました。ここはやはりグノーの「ファウスト」に絡めた脚本の勝利でしょう。しかし、地下水路のシーンなど、2004年版はこの映画からアイディアを借りたといえなくもありません。

 惜しいことにこの1990年版、現在、国内ではDVDもVHSも発売されておりません。海外では何度か発売・廃盤を繰り返しているようですが・・・。インターネットを調べていると、やはり私と同じようにこの映画を、『オペラ座の怪人』のベスト版として挙げられている人が多いのに驚かされます。


12月30日(土) 『インストール』

 買い出しに秋葉原へ・・・。7年前に東京に住んでいた時もそうだったけど、結局、いちばん多く出かけたのは秋葉原だったと思います。今じゃかなり隅っこの方まで把握していて、今日はダイソーでお買い物・・・。秋葉原のダイソーは見つけにくい場所にあるんだよ。

 愛知県の実家に住んでた頃は、何か電子部品が欲しい時、大須まで出かけなきゃなりませんでした。もう“カトー無線パーツセンター”なんて潰れてしまったんだもの。アメ横ビルだってもう閑散としてました。いや〜、東京はいいねえ、もう実家になんて帰りたくない。

 帰宅してHDDレコーダー録画分から、映画『アザー・ファイナル』(THE OTHER FINAL: BHUTAN VS MONTSERRAT)を観ました。ヨハン・クレイマー監督。(2002年日本・オランダ/1時間17分)

 2002年6月30日、横浜の競技場ではFIFAワールドカップサッカーの決勝戦。いっぽうその6時間前、アジアの小国ブータンで“もう一つの決勝戦”が行なわれていたのです。FIFA加盟203ヵ国中202位のブータンと、203位のモントセラトによる対戦だよ。

 カリブ海に浮かぶ小国モントセラトは、火山灰にもめげず懸命の練習。遥かアジアの高山に位置するブータンまで計5日もかけてやって来たのです。チベット仏教の国ブータンって、着物を着ているとこなんか、江戸時代の日本みたいで親近感が湧きます。

 悪天候で足止め食らったり、食中毒に遭ったりもするが、両国ともそれはもう国を挙げてのお祭り騒ぎ。スポーツにおける文化交流の最も美しい姿が見られるのは感動的。もちろん観戦チケットなんて無料だよ。草ぼうぼう、水溜りだらけのグラウンドには犬まで闖入。

 この日は深夜のテレビで映画『インストール』を観ました。綿矢りさ 原作、上戸 彩、神木隆之介、中村七之助、菊川 怜、小島 聖、田中好子 出演、片岡 K 監督。(2004年角川/1時間34分)
公式ホームページ

 アイドルのイメージDVDみたいにも思えるけど、ポップな映像をボンヤリ見ているうち、妄想にハマってしまいました。ふうむ、断っておきますと私は“萌え族”じゃありません。あらすじは、不登校の女子高生がおマセな小学生に誘われて、エロチャットのアルバイトを始める、というもの。

 人妻風俗嬢“ミヤビさん”の代理として、男性経験ゼロの女子高生が、耳年増な言葉を操って閑人男性とバーチャルリアリティを繰り広げる。この時代、カメラはないのでテキストのみ。ああ、こんな下らない会話に何でオトコは一生懸命になるんだろう、オトコという生物は何てバカなんだろう。

 しかしそんな会話を続けるうち、その甘ったれたバカオトコが、時にはとてもいとおしく思えてしまう、というのだ。こりゃ痛いトコを衝かれたな・・・。オンナという生物は生まれた時から母なのだ。オトコという生物はいくら頑張ってもお子ちゃまなんだもの・・・。世界はそれで均衡を保ってます。


12月29日(金) 『東京タワー』他、

 深夜のテレビで映画『東京タワー』を観ました。江國香織 原作、黒木 瞳、岡田准一、寺島しのぶ、松本 潤、余 貴美子、岸谷五朗、宮迫博之、平山あや 出演、源孝志 監督。(2004年東宝/2時間6分)
公式ホームページ

 不倫願望・・・ですか、完全に女性目線で描かれた耽美的な映像。男性が観たらちっとも感心しないが、おそらく女性が観ても感心しないでしょう。まず現実にありえないセレブなシチュエーションだし。寺島しのぶが颯爽とフラメンコを踊ったりして楽しませてはくれるけど・・・。

 以前、『冷静と情熱のあいだ』(2001年)という映画を観ました。原作は辻 仁成と江國香織のリレー小説であり、文庫本も男性目線の辻版、女性目線の江國版と2冊に分かれていました。もちろん映画は男目線の辻版がメインとなっています。江國版はまったく面白くないんだもの。

 この映画を観ていて、「ああ、やはり・・・」と思ってしまう。『冷静と情熱のあいだ』での男性目線は、絵画修復士としてイタリアに渡って修行を積む主人公。それにひきかえ、女性目線の江國版は、遊んで暮らせるセレブへの憧れ。ストーリーもいい加減なものでしたから・・・。

 以下、HDDレコーダー録画分から、最近観た映画をいくつか掲げてみます。

 『ニードフルシングス』(NEEDFUL THINGS)スティーヴン・キング原作、エド・ハリス、マックス・フォン・シドー、ボニー・ベデリア、アマンダ・プラマー、J・T・ウォルシュ、シェーン・メイア、レイ・マッキノン、リサ・ブロント出演、フレイザー・C・ヘストン監督。(1993年アメリカ/2時間)

 スティーヴン・キング原作の映画化は、トンデモ映画になってしまうか、それとも名作映画になるかのどちらか。これは比較的成功したといえるのではないでしょうか?寒村にやってきたアンティークショップの主人が、その魅力的なグッズを武器に、いがみあっている村人たちに火をつけ、殺し合いをさせるというコワ〜イお話なのです。

 誰だって何かしら“レア物”に対する“こだわり”があります。喉から手の出そうなグッズを目の前に出され、「半分は君の所持金で手を打とう、残りの半分は私のいうことをきいてくれさえすればいい・・・」そう言われたらあなたはどうしますか?「大したことじゃない、ちょっとしたイタズラさ、君に迷惑をかけるようなことはない・・・」う〜ん恐怖。

 『私の頭の中の消しゴム』(A MOMENT TO REMEMBER)チョン・ウソン、ソン・イェジン、ペク・チョンハク、パク・サンギュ、クォン・ビョンギル、キム・ヒリョン出演、イ・ジェハン脚本、監督。(2004年韓国/1時間57分)
公式ホームページ

 日本語吹替版で観たのは大間違い。安物のアメリカ映画みたいな台詞回しです。途中でウンザリしてしまい、翌日にもう1度頭から観てようやく納得できたような次第。テレビ放送の宿命で、エンディングタイトルはじめ、どうも数ヶ所カットされてるものと思われます。

 アルツハイマー症を扱ったストーリーとして、最初から結末は見えてしまってるんですよ。で、ソン・イェジン演じるヒロインがかつて妻子ある会社の上司と不倫してた・・・。しかも濃いいメークで最初に登場するでしょう?後のナチュラルな姿と相容れないんです。

 チョン・ウソン演じる建築家・・・後に司法試験に合格して一級建築士になるんですが。“本物の大工とは?”という複線も、丘陵の上に設計した“理想の家”が、基礎も何もない地面に材木ぶっ刺してどうするの?とツッコミ入れたくなっちゃいます。弱ったな。

 アルツハイマー症の妻を介護するシーンはありません。これから・・・というところで、映画は美しいシーンだけを見せて終ってしまいます。記憶がおぼろになってくると、ヒステリーを起こしたり、だんだんトイレもままにならなくなるでしょう。本当の愛情を見せて欲しかったな。

 『ワーキングガール』(WORKING GIRL)メラニー・グリフィス、シガーニー・ウィーバー、ハリソン・フォード、アレック・ボールドウィン出演、マイク・ニコルズ監督。(1988年アメリカ/1時間53分)

 大昔、岐阜県に住んでた師匠の家に遊びに行き、皆でご飯食べながらビデオを観たんだっけ?いかにも80年代らしい、軽いタッチのラブ・コメディ。女性目線で描かれた性描写は、『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001年)を思い出してしまいました。

 時代的なものもあろうかとは思いますが、メラニー・グリフィスのライオン・ヘアーはヒドイな・・・と思ってしまう。濃いいメークも受け付けません。後に美容院でサッパリと髪形を変身、俄然“いい女”になっていくのですが。シガーニー・ウィーバーの悪役はハマってます。

 メラニー・グリフィス、どっかで見たような女優さんだ、と思ったら、『チェリー2000』(ラブアンドロイド・チェリー)(1986年日本未公開)に登場した、赤毛でワイルドなヒロインでした。え゛そんなB級映画知りません、てか。観たかったら貸してあげましょう・・・。


12月28日(木) 『恋文日和』

 シゴトとしては昨日で終了したんですが、社長さんから電話がかかってきました。「昨日、換気扇掃除してくれたから、大掃除はもう終っちゃったよ、今、酒呑んでいるからいらっしゃい!」・・・断る理由はありません。ハイハイっと二つ返事で出かけます。お酒とご馳走をたらふくいただきました。

 帰宅して、深夜のテレビで映画『恋文日和』を観ました。ジョージ朝倉原作のコミックを映画化した4本の小品。
@「あたしをしらないキミへ」村川絵梨、弓削智久、真木よう子 出演、大森美香 脚本、監督。
A「雪に咲く花」小松彩夏、田中圭 出演、佐藤善木 脚本、須賀大観 監督。
B「イカルスの恋人たち」玉山鉄二、塚本高史、當山奈央 出演、松田裕子 脚本、永田琴恵 監督。
C「便せん日和」中越典子、大倉孝二、森ほさち 出演、高成麻畝子 脚本、監督。
(2004年シネカノン/1時間51分)
公式ホームページ

 手紙にまつわる4つのエピソードは、けっこう突拍子もない話ではあれど、誰でもこんなことってあるよな・・・みたいなドキドキ感を上手く描けています。恋する男女ってのは、こんなにもカワイイものなのか?を再発見。4本中、3本が女性監督の手による作品だった、というのもうなづけますね。


12月27日(水) 『恋愛寫眞』

 本日は校了!シゴト納めです。校正は昨日で完了しているので、編集担当の先生に最終チェックを。最小限の直しで済みました。午後には印刷屋さんがゲラを取りに来て、CD-ROMのデータを渡して一件落着。

 その後は大掃除。机の上を片付けて、1校、2校のゲラは処分。換気扇の掃除に取りかかりました。3年ほどノータッチになっていた換気扇は油埃で真っ黒け。直径5ミリほどのプラスチックの棒が、直径4センチほどになっています。

 油埃がこびりついていたのです。ドライバーでガリガリ削ると、どんどん細くなっていく。2時間くらいかけて、オリジナルの形が見えてきました。(笑)洗剤を吹きかけると白い地が現れてくるのでびっくり。キレイになった〜!

 帰宅して、深夜のテレビで映画『恋愛寫眞』(COLLAGE OF OUR LIFE)を観ました。松田龍平、広末涼子、ドミニク・マーカス出演、堤 幸彦 監督。(2003年松竹/1時間51分)

 ヒロスエについては、『木曜の怪談』〜魔法のキモチ(フジテレビ1996年)の頃、楽しく観ていました。キラキラ光ってましたね。その後、早稲田入学やさまざまな奇行が報じられるようになり、直視できなかったというのが正直なところ。

 しかしやはり、こうした謎めいた女性を演じさせた時の吸引力というか、上手いですわ。頭が下がります。ファインダーを通して催眠術にかけられちゃうな。カメラマンを目指す誠人のキモチにシンクロしてしまいます。

 デタラメな話・・・と評価する人も多いけど、私は現実と空想が交叉するような話が好き。ニューヨークに渡った後はB級サスペンスそのものですが、松田龍平のモノローグを主体とした演出は、孤独感をうまく表出できていると思います。

 劇中で使用されるカメラ(キャノンF-1)とか、写真も瑞々しくていい。小池栄子の悪役がどうにもいかんな。これは演技というより演出上の汚点。バケモノじゃないんだからさあ・・・。

 原作本はないが、ノベライズの続編があるそうです。本もチョット読んでみたいぞ。続編も既に映画化されていて、現在公開中の
『ただ、君を愛してる』なんだそうです。市川拓司さんのストーリーはどうなのかしらん?少し不安。


12月26日(火) 雨が降ります

 財布を探していたら家を出るのが遅くなってしまいました。朝からずっと雨が降ってます。でも、銀行がお休みになる前に、生活費を下ろしておかなければ。99ショップで買い物しなくてはならないものもあるし。ずぶ濡れです。

 担当している書籍は本日中に校了としたい。表紙カバーも届きました。あの〜私、忙しいんですよね!ちょっとちょっと!朝からずっと詰めてるんですから。首が痛くなってきましたよ。夕方5時半頃、ようやく目処が着きました。

 いつもはラクーアの前を歩いて帰るんですが、土砂降りなので、階段を上がってラクーアを抜けて行きます。まだクリスマスのイルミネーションが残っていました。スペース的にはそんなに広くないですが、綺麗でしたよ。

 では、明日を仕事納めにできるよう、がんばりたいと思います。あと少しで出来上がり・・・印刷屋さんにデータを渡せるでしょう。1日でも早く発売して、私にギャラをください!お、ホンネがでてきたぞう。(笑)


12月25日(月) オシゴトです

 私が今、担当している書籍がそろそろ校了。だけど、同時進行している別冊が本日校了。優先順位があるもんね・・・お手伝いさせてもらいます。間違いはけっこう出てきます・・・修正、修正、また修正。

 夕方、珍しく客人が事務所を訪れ、しばらくその場で呑んだ後、3人で近くの中華料理屋へ。四川風やっこ、餃子、特製サラダ、五目焼きそば、ラーメンを奢ってもらいました。ものすごく満腹です。

 ラクーアの前を歩いて、後楽園経由(東京メトロ南北線→東西線経由)で帰ります。後で知った話ですが、友人もちょうどこの頃、ラクーアのイルミネーションを見に来ていたとか・・・ニアミス、ニアミス。


12月24日(日) メリークリスマス!

 昨日は体調を崩してしまったので、昼間は家でおとなしくしていました。けれど夕方から、友人のお店へ行ってみることにします。昨日からサンタクロースの衣装を着け、休みなしに働いているそうな。かなりお疲れの様子でした。何だか悪かったかなあ・・・と思ってしまう。

 クリスマスはほんらい、家族と静かに過ごすものです。お節介かもしれないが、ごきょうだい(まだ小さい弟や妹がいる)へと、駄菓子の詰め合わせをプレゼント。てか、貧乏なサンタクロースはこんな物しかプレゼントできません。子供たちの枕元へと置いてやってください。

 家に戻ってから、最近ずっと連絡を取ってなかった友人へメールを送ってみます。いつもはノンビリしてるのに、今日はすぐに返信が来ました。ああ・・・もう東京にいないですか、大阪の実家へ帰ってしまったみたいです。がんばれよ!幸せを掴めよ!と応援のメールを送ります。

 『トムとジェリー』初期の作品に『メリー・クリスマス』(1941)というのがあります。イヴの深夜、お菓子や玩具のズラリと並べられた部屋の中で、トムとジェリーは大喧嘩。首尾よくジェリーを外に放り出したトムですが、やはりジェリーのことが気になって吹雪の中を助けに行きます。

 最後は仲直り・・・トムはジェリーに飴ん棒をプレゼント。ジェリーはトムのミルク皿に仕掛けたネズミ捕りを明かして、ごめんなさい、って言うんですが。『トムとジェリー』全エピソードの中でも、とりわけ音楽の使い方が優れていて、感動的なエンディングを迎えます。


12月23日(土) 急性胃腸炎

 昨日深夜から急にお腹が痛くなりました。1月14日「急性胃腸炎」とまったく同じ症状。(毎年1度は訪れる)ただ、前回よりは控えめだったので、ガマンしてやり過ごすこととしました。いつも6時間を越えると痛みが引くことになっています。地獄の苦しみが6時間続いたわけですが・・・。

 いちばん痛みが酷い時には熱もあったし、吐き気まで・・・一瞬、ノロウィルスを疑いました。しかし、朝の9時頃には睡魔が襲ってきて、午後1時過ぎに目覚めた時はすっかり元通り。この不思議な胃腸炎、前回診察してもらった時も、「何らかのウィルスによるもの?」と診断されたけど。

 精密検査を受けたこともありますが、原因不明。胃、十二指腸、小腸の活動が停止するんです。まあ、一昨日、昨日は過食気味だったし、最近はコーヒーをよく飲んでましたから、寝る前に胃腸薬も飲んだんですよ。忘年会のシーズン、皆さん飲み過ぎ、食べ過ぎには注意しましょう。


12月22日(金) 一升瓶復活!

 やはりWindowsXP ProSP2にアンチウィルスを常駐させると、128MBのメモリーでは息切れしてしまいます。どうにもいけない・・・ツクモでバルク品の256MBを購入してきました。バルク品に動作保障、相性の確認はありません。動作確認のできているプリンストン社製品は3倍以上の値段!

 とてもそんな高価なメモリーは買えない。だから¥500の交換保障を付けてもらうのです。バルク品でいちばん安いメモリーを買う。ダメだったら、¥1,000高い別の会社の製品。それでもダメならプリンストン社製品・・・といった具合に差額を足して交換してもらえるのです。保証金の¥500は戻りませんよ。

 相性の問題ですから、ひとつ上(¥1,000アップ)の方が信頼できるのでは?などと考えてはいけない。冷徹に生きましょう!(笑)しかしバルク品は、正常に動作してくれました!よかった、と胸を撫で下ろします。硬いソケットに苦労してメモリーをはめ込む作業は、経験したことのある人にしか分からない。(笑)

 もうひとつ、LANで接続された共有プリンター。うまく接続できる時と、できなくてフリーズしてしまう時がある。128MB+256MB=384MBを積んだのだから、メモリー不足とは考えにくい。旧いパソコンにも同じ症状が出ていました。剥き出しで、踏まれっぱなしのLANケーブル、接触不良なのかも?

 茗荷谷のボトルが消えたと、11月21日「一升瓶がなくなった」で書きましたが、どうも復活したらしい、ということで出かけます。だけど、どうも微妙だな?私はいぶかしげ。とりあえず焼酎を呑み、海鮮鍋、茶碗蒸しをご馳走になりました。満腹満腹・・・もう食べられないよ。久しぶりにたらふく食べました。


12月21日(木) 中古パソコンに手を焼く

 OutlookExpressのパスワードが保存されません。購入元ではなく発送元に問い合わせてみるが処置なし。インターネットで検索してみると、
ウィンドウズ処方箋やその他のFAQサイトに症例と解決策があります。でも、レジストリを触らなくちゃなんないんだ。

 
グリーンサイクルさんに電話して出動してもらいました。同じ本郷に事務所を構えているので、フットワークが抜群です。レジストリを書き換えて、再起動させたらすぐに直りました。ありがたやありがたや。どうやらWindowsXPのバグみたいです。ひとつ勉強になりました。

 この日はいつもお世話になっている、
RGBさんの忘年会に呼ばれました。久しぶりにビールを呑み、食べ放題のおでんを食べ、手作りカレーライスまで。本郷三丁目にもこんな穴場のバーがあったんです。皆でダーツを興じましたが、コレはなかなか当たらないモノですね。


12月20日(水) 中古パソコン納品

 一昨日注文した中古パソコンが納品されました。本体は日立(FLORA)、デスクトップとはいえ小さいなー!液晶モニターは富士通(スピーカー付き)、キーボードはNEC製でした。本体以外は在庫品で賄われるため選択はできません、とはいえ、中古と思えないほど綺麗です。

 富士通の液晶はキレイに映るし、NECのキーボードは感触がいいです。しかし、セットアップに膨大な時間がかかります。初期状態のWindowsXPですから、SP2を含めたアップデートが100件以上あるのです。最初はサクサク動いていたパソコンも、アップデート後に重くなってしまいました。

 この日は今年最後の歯科医院。仕事を早々に切り上げて行きました。熊田曜子に似た歯科衛生士さん、1年間どうもありがとうございました。歯磨きチェックは今日も満点。しばらく(半年くらいかな?)ずっと満点評価を頂いております。カバンの中にはいつも歯ブラシとリステリンですから。


12月19日(火) 本郷クラブ集合

 仕事が終ってから、事務所に本郷クラブの面々が集まってきました。しらなみを呑みながら、白菜浅漬け、魚肉ソーセージ、殻付き落花生をバリバリ。皆、相当酔っ払ってます。認知症を恐れている先生!それを言っちゃあ、すべての無礼講が許されちゃうでしょ?ダメっす。

 私はタバコを吸いません、すいません。何だか気分が悪くなってきた、と思ったら、閉め切った事務所の中は煙で真っ白。目までチカチカしてきました。タバコ吸わないのに、私のウィンドブレーカーはタバコ臭い。週末には洗濯しなきゃ、ですね。電車がなくなるので、早めに退散。


12月18日(月) 中古パソコン発注

 いつも出向している事務所では、3台あるパソコンのうち1台がWindows98。パフォーマンスが悪くてフリーズばかりしています。中古パソコンを1台購入しよう、ということになりました。以前からときどき覗いていた、通販サイト、
グリーンサイクルさんにFAXで注文してみます。

 早速、電話で折り返し連絡がありました。在庫は潤沢にあるので、明後日の午前には配送できるとのこと。WindowsXPPro搭載、15インチ液晶モニターを付けても¥34,090だ。まあ、DVDは使用できないので当たり前の値段とも言えますが、とりあえず酒代で購入できそう。


12月17日(日) やっぱり『トムとジェリー』

 投稿サイトで『トムとジェリー』を満喫してしまいました。1時間55分なんて長大なファイルまで転がっています。画像は粗いけど、本当にいいの?って感じ。オリジナルUSA版を観ていて気がついたんですけど、黒人のお手伝いさんがトムを呼ぶとき、「トムス!」って言ってるんです。

 Tomなら、「ターム!」でしょう?「トムス!」ってことは、Thomasでしょうか?確かにTomはThomasの愛称ですわな。うむむ米語って奥が深いなあ。ちなみにネコのトム、初期の作品には名前がなく、“ジャスパー”と呼ばれていたそうです。シリーズ化されてから名前が決まったとか。

 英和辞典で“Tom and Jerry”を調べてみると、“ラム卵酒”って出てくると思います。Tomは雄ネコを表す言葉(TomCat)ですが、Jerryはシャレで付けられた名前みたい。でも、ラム卵酒はこの季節、身体が温まりそうですね。風邪を引いたときには効くかもです。それではお休みなさい。


12月16日(土) 『トムとジェリー』

 信じられない!インターネットの投稿サイトで『トムとジェリー』が観られるとは!私の地元、愛知県では、私が小学6年生の頃から社会人になるまで、ずっと名古屋テレビ(現メ〜テレ)でリピート放送されていたのです。

 当時はビデオなんてなかったので、音声だけをテープに録音し、ノートには全作品リストをアップしました。ええ、夢の中にまで出てきたくらいですから。あらすじも音楽も全部暗記してるけど、何度観ても飽きません。

 後にビデオが普及し、社会人になってから、VHSで地上波全部を録画しています。八代駿、藤田淑子、谷幹一の声はそのままですが、一部、差別用語にハサミが入ってました。VHSはまだ実家に保存されています。

 スコット・ブラッドリーの音楽が素晴らしく、クラシックやジャズ、MGMミュージカルのスタンダードが上手く接続され、映像と完全なシンクロを見せていました。私を音楽の世界へ引っぱってきたのはこれなんです。

 投稿サイトでは、“tom jerry”で検索すると、オリジナルUSA版、“トムとジェリー”で検索すれば、旧地上波版(日本語)がヒットします。初めて観る人には日本語版をお薦めします。

 いくら『トムとジェリー』の良さを語っても、愛知県に住んでいた人以外は、ほとんど知らないみたいです。もちろん、『新トムとジェリー』ではお話になりません。え、違いが分からないってか?


12月15日(金) “まんてん”でジャンボカレーを食す

 午後から事務所に出向したんですが、肝心の打ち合わせは既に始まっていて、着いた時には終了していました。電話で何度も確認したのに連絡取れなかった・・・不可抗力です。それ以外は仕事がないので早々に帰ります。

 せっかく出てきたんだから、神田神保町で飯でも食っていこう、と考えます。以前から気になっていたのはライスカレーの“まんてん”。安くて美味い、量が多いことでは有名です。学生向けのお店ですからね。

 ライスカレーが¥400、大盛りカレーが¥450、ジャンボカレーが¥500。ショーケースの見本では「この量なら食える」と直感。スプーンを挿した冷水のコップ、小さなカップにアイスコーヒーまでおまけについてます。

 ジャンボカレー・・・ううむ、何といっても飯の量がものすごい。お皿はさほど大きくないんですが、カレーがはみ出してこぼれそう。味は家庭風、でも、ひき肉たっぷりを使ったところが値段の秘密でしょう。味は濃厚です。

 無事に完食しました。普通のライスカレーを二杯食べたくらいの量がありました。メニューには、とんかつ、シューマイ、コロッケ、ウィンナーのトッピングがあり、それら全部をジャンボカレーに乗せると¥950。

 こちらのサイトが詳しいので、興味のある人はどうぞ。
 
http://kakutei.cside.com/food/manten.htm
 
http://www.ousaru.com/curry/manten/


12月14日(木) バッハさん

 今日は午後からずっと雨降りでしたね。私は仕事が中空きしてしまったので、自宅待機です。IPラジオのメンテナンスもやらなきゃ・・・ポツポツとりかかりました。

 米カリフォルニア州のKFSD Classical 1450 AM、米メーン州のWBQQ“W Bach”99.3 FMを追加。コールサインの“WBQQ”が何で“バッハ”になるの?というツッコミ。

 アメリカでは独語の“Bach”を“バック”と発音するようです。トランペット、トロンボーンで有名な金管楽器メーカー、“ヴィンセント・バック”も綴りは“Bach”。“WBQQ”→“W Bach”は“ダブルバック”。

 ちなみに独語の“Bach”・・・もともとは“小川”という意味です。日本人だったら小川サン・・・。どこにでもいるありふれた名前。もちろんドイツには同姓のバッハさんがたくさんおられるはずです。

 さて、南西ドイツ放送“SWR”のクラシック放送“SWR 2”も、ストリーミング放送が始まったので追加。この時期、インターネットラジオはクリスマス一色です。年末年始に“大更新”しますか。


12月13日(水) インターネットで再放送?

 毎週観ていたアニメがあったんですが、昨夜は録画セットを忘れていました。くやしいなあ、気になるなあ。そういえばインターネットの投稿サイトで、テレビアニメのバックナンバーがフラッシュ動画で観れる、ということを思い出しました。果たしてそれは検索したら、いとも簡単に見つかったのです。

 画像は粗いのですが、細かいことを言わなければじゅうぶん見られる。投稿サイトですから、厳密には違法なんでしょうね。テレビ局もそれほど厳しく取り締まっていない、と感じました。投稿者の姿が見えないし、キレイな画像で観たいと思う人は正規のDVDを購入するでしょう。いやはや・・・。

 それにしても便利な時代になったものです。幼稚園児の頃、『ウルトラマン』を観損ねてしまい、「テレビ局に電話して、もう一度やってもらってえ・・・」と大声で泣いたことがあったなあ・・・夢は叶ったわけです。もはやビデオも不要の時代がやってきました。こうしたい、と思ったことが実現する。

 ただ、現状では投稿(海賊)サイトでしか実現していなくて、これが正規のサービスとして浸透していくのは、まだまだ先のことかと。もともとこうした技術は、電機メーカーから発信されるものであったのに、今や、アマチュアの技術やアイディアが時代を先取りしています。しかも日進月歩ですぞ。


12月12日(火) ぐるにゃっ!

 午後から打ち合わせの予定があったので出向したのさ・・・。そしたら、明日にしてくださいと連絡がありました。まあ、しょうがないんだけど、ほとんどそのための予定で出てきたのだ。これはもう呑むしかない!魚肉ソーセージを肴に、薩摩しらなみが美味かった。

 雨が降って寒かったですね。お昼は後楽園駅の、“カレーの王様”で食べました。以前のカレー調査でも書きましたが、ファーストフードのチェーン店ですけど、美味しいですよ。日記ってネタが無くなると、食べ物の話ばかりになってしまいます。皆さんはどうですか?


12月11日(月) さてさて・・・

 今日もお仕事です、とはいっても、まったりした感じでした。M新聞のフォトライブラリーで、カバーに使えそうな歴史写真を探したのですが、イマイチ。結局、会社所有の写真の中から選ぶことになりました。ううむ。

 名刺が底をついてしまったので、以前、お願いしたところへ発注しました。後で聞くところ、「もっと安く作ってくれるトコあるよ?」。げっ、半値じゃないですか。一箱を使い切るのに約2年。その間に事情も変わっていたのです。

 少しお酒を呑んで、いい気持ちで酔っ払って帰ります。地下鉄の乗り換え改札で切符を取り忘れ。すぐに気づけばいいんだけど、もう5分くらい歩いてしまったからなあ・・・。¥160の損失も今日は痛いです。


12月10日(日) ポインセチア

 開店1周年イベント、あめでとうございます。友人も、イベントは苦手だなんて言いつつ、いちばん頑張っていたんじゃないかしら?帰りには記念品として、ポインセチアの小鉢をいただいてしまいました。私の部屋には緑がない・・・ちょうどよかったです。ありがとう。

 家に帰って袋を解いてみると、鉢の下に敷く小皿が必要だと判明。さっそく¥100ショップに買いに行きました。ところが¥99ショップには無い。食料品中心だから仕方ないか。サミットの中にあるMEETSは園芸用品も揃っているけど、特大の皿しかなかったです。

 大きなトコロへ行かないとダメかあ・・・。寒いけど、中野のダイソーまで歩くかな、と思ってトボトボ。でも途中で小さな種苗店を見つけました。餅は餅屋、花は花屋・・・ちょうど良い大きさの、プラスチックの敷皿がありました。枯らさないよう、頑張って育ててみます。


12月9日(土) 雨が降るう〜

 うわ、せっかくの休日だというのに朝からずっと雨じゃないですか。YouTubeの動画をダウンロードしたり、それをAVIファイルにエンコードしたり、インターネットを満喫しておりました。エンコードって時間かかるんですよね。自分で観るだけならFLV Playerでじゅうぶんですが、友人にDVD-Rで渡そうと思っていたものだから。

 うわ、シャツの着替えがなくなっちゃった。雨降ってるけど洗濯しましょう・・・室内乾しです。99ショップの粉石鹸と柔軟材、ダマにもならないし、けっこう使えることが分かりました。ホームページの日記がかれこれ6日分更新できず。やりますか・・・と、しぶしぶキーボードを叩きはじめる。お腹が空いてきました。


12月8日(金) 奢ってもらっちゃった

 朝からお仕事だったんですが、お昼は天屋ものを取りましょう、ということで奢ってもらっちゃった。お蕎麦屋さんのカレー丼がものすごく美味しかった。働いていた5人のうち3人がカレー丼を注文・・・ものすごい人気ですが、皆、口を揃えて美味いとの意見。一時は“なか卯”に通っていたお客も、昔ながらのお蕎麦屋さんに戻ってきたとか。

 仕事が終わって帰る途中、ラーメンでも食べてかない?と誘われ、駅近くの中華屋さんへ。またしても奢ってもらっちゃった。(この日記、誰も見てないよね。)ラーメンと餃子、紹興酒でお腹いっぱい。こんな日が毎日続いたらいいのに。こんなことで幸せを使い尽くしてしまったら、今年中、何もいいことがなくなってしまうかも。


12月7日(木) 今日は中華&とんかつ

 今日のお昼はチャイナ・クイックのお弁当を買ってきてもらいました。ニラ中華飯といえばいいのかな?メニュー名は分からないけれど、とにかく美味しかった。そういえば最近、中華食べてなかったんですよ。実家にいた頃はよく“王将”でジャンキーな中華を食べてました。(笑)

 帰りは後楽園の“和幸”でとんかつ定食を食べました。和幸も実に久しぶり。矢場町パルコのテナントで働いていた頃はときどき食べに行ったものですが。調べてみると、川崎が発祥ですか・・・。豚丼和幸も捨てがたいぞ。東京都には89件もの店舗があるとは知らなかったよ。


12月6日(水) 本日は中休み

 ちょうど仕事の流れが中断する日なのでお休みです。疲れが溜まっていたので寝倒しました。夕方、事務所から電話がかかってきて、「ゲラが今日出来上がったので、明日から仕事にかかれるよ」と連絡あり。よし、明日は朝からがんばるぞ!ということで、寝直しします。

 夕食は大久保駅まで歩き、牛丼太郎で満たしました。サラダ、味噌汁付きの牛丼セットが¥450。キャベツがよく冷えていて、シャキシャキの食感がたまりません。しかし牛丼太郎、かつて牛肉のなかった時代にも、よくぞ維持してくれました。吉野家は見習うべし。


12月5日(火) 今日のお昼はさぼてん弁当

 はい、今日のお昼はさぼてん弁当です。¥500で味噌汁まで付いてきます。前回食べた時はご飯がコチコチだったのですが、今回はもちろんふっくら炊けておりました。唐揚げも一口カツも美味しかったです。やはり美味いものを食べないと、仕事に精が出ませんわ。

 一度、雑誌として掲載された原稿であるのにもかかわらず、詳細にチェックしていくと間違いが散見されます。年号・年齢など、けっこう間違っているし、数えか満では最大2歳違ってきますから。ピンクの付箋がペタペタ貼られます。疲れた・・・目がショボショボしてきます。


12月4日(月) 今日のお昼は親子丼

 今週はいろいろと忙しく、連続で出向することになりそうです。地味に作業をやっております。お昼ご飯くらいしか特記事項がないかもです。本日は、天屋ものを取りましょう、ということで親子丼をご馳走になりました。玉子も鶏肉もたっぷりで美味しかったです。お江戸にはまだこんな良心的なお店があるのだな、と。

 以前にも書いたことあると思いますが、実家に住んでいた頃は悲惨でした。愛知県はクルマ文化・・・お昼は食べに行くのが当たり前で、出前なんて近所に1件しかなかったのですから。そのたった1件が酷かったんですね。伸びきった蕎麦、味の薄くて具の少ないラーメン。衣で膨らませた海老の天婦羅等々・・・。


12月3日(日) 『デスノート the Last name』

 『デスノート the Last name』(DEATH NOTE the Last name)藤原竜也、松山ケンイチ、戸田恵梨香、片瀬那奈、マギー、上原さくら、満島ひかり、鹿賀丈史 出演、中村獅童、池畑慎之介 声の出演、金子修介 監督。(2006年日本/2時間20分)
公式ホームページ 集英社ホームページ

 8月に“前編”を観た時はほとんど予備知識がなく、「話題の作品だし、金子監督だから観ておこう・・・」くらいの気持ちでした。意外と面白いな?とも感じたけれど、その理由が反芻できない。不思議な感じが残ったまま。いかんせん映像がテレビドラマ並のクオリティでしかなく残念でした。

 が、テレビで再見すると、妙に収まりがいいんですね。8月の映画館はスクリーンも最良の状態とはいえなかったし。自分の中で再評価されました。“前編”にはキャスティングに弱い部分もありましたが、今回の“後編”は気になりません。L役の松山ケンイチは藤原竜也を完全に食ってしまっていますが。

 Lがひょっとこのお面を被るシーンは、場内からドッと笑いがおきました。戸田恵梨香も現代の“萌えっ娘”を上手く演じています。好きな人のためなら、自分の命を縮めてしまうことも惜しまない・・・しかも2度もだよ?(笑)鹿賀丈史演ずる父親、キラ対策チームの雰囲気まで本格的なものとなってきました。

 原作のマンガを読んでいないのでいかんのですが、コミックス全14巻の前半7巻(第1部)が映画の骨組みらしい。(細部はずいぶん異なるはずです。)が、第1部のエンディングとこの映画とでは、まったく正反対であるとの情報も。しかし、これはこれで感動的なものだったと思います。

 パンフレットに金子監督がいいコメントを寄せています。
「ノートに名前を書くと死ぬ」という考えつきそうで考えつかないアイデアは、実はネットでの書き込みで人を傷つけるのと非常に似ている。(以下略)鋭いなあ・・・、映画館は若い人で溢れていて、中高年の姿はほとんど見られませんでした。


12月2日(土) 本郷クラブ12月例会

 今月は新刊『三億円事件と伝書鳩』(社会評論社)を書き下ろした吉田和明先生による講話。“伝書鳩による錬金術”というタイトルで進められました。三億円事件と伝書鳩って、何か関係があるの?と疑問に思われるかもしれないが、1999年「週刊宝石」には「名乗り出た三億円事件真犯人」というタイトルで、1人の男が語っている。

 この男が真犯人かどうかは眉唾だが、彼とその共犯者はかつて、“鳩レース詐欺事件”を起こした当人たちであったのだ。詳しくは本書を読んでいただくと判るが、伝書鳩を飼育することは元手のかからない錬金術でもあった。映画『キューポラのある街』(1962)にもヤクザが伝書鳩のブローカーをやってるくだりが出てきます。

 吉田先生は実際に学生時代、伝書鳩を飼っておられ、現在B社から出版されている、伝書鳩をITに絡めた新書本についても、「この人は実際に鳩なんか飼っていない!」と看破。うん、そんなものだ〜。私だってクラシック音楽について書かれた本のほとんどをシロウトの書いたものとして見ちゃうから。講話は実に面白かったです。


12月1日(金) 『ヒロイモノ』

 あの感触が蘇ったのは、秋葉原駅の掲示板の前だった。
 そこに貼られたポスターを見たとたん、澤尻エリカはぎくりとした。
「チェシャ猫を捜しています」
 という文字の下に、七色に輝く猫の写真がある。
「どこいっちゃったのかな、チェシャ猫さん」
 隣で妹のモモがつぶやいた。

 写真に写っているのは、モモの同級生のペットだ。
 生後6ヶ月にしてはでっぷりと肥えていて、口は耳まで裂けている。どう見たって普通の猫じゃない。
 その顔が、なぜかホログラムのように虹色に光っている。

 最後にチェシャ猫を見たのは、ちょうど一週間前である。
 今日と似たような薄曇りの夕方だった。
 ニュー秋葉原センター前の横断歩道を渡り終えると、猫はどこからともなく後ろから付いてきて、足元にじゃれついた。
 一緒にいたモモが声をかけると、猫は妙におびえた様子で、
「−−にゃあ」
 と鳴いた。
「どうしたの」
 エリカが指を差し出すと、
「ガブリ」
 と、猫は甘噛みした。
 エリカが慌てて手を引っ込めると、猫はすたすたと駅の方へ歩き始めたが、一瞬、こちらを振り向いて、すっと消えた。
 夕暮れに溶け込むようにして、消えてしまったのだ。

(続きはございません)

 友人からホラー小説を借りて読んでみました。福澤徹三の『オトシモノ』という作品。沢尻エリカ主演で映画化されたんだ、と思ったらその逆で、映画をノヴェライズ(小説化)したものでした。ぜんぜん怖くありません。文章はほとんど1行改行になっていて、まるでインターネット小説のようです。

 こんなんなら私でも書けそうだ、と見栄を切り、書式をそっくり真似て、再構成してみました。眠くなってきたので挫折します。今日は映画サービスデーだったのですが、出向して欲しいとリクエストがあり、お仕事に精を出しました。簡単かな?と思ったけど、意外と忙しかったです。


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