2007年4月の日記

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4月30日(月) 『スパイダーマン2』

 先週、テレビから録画しておいた映画『スパイダーマン2』(SPIDER-MAN 2)がようやく観れました。トビー・マグワイア、キルステン・ダンスト、アルフレッド・モリナ、ジェームズ・フランコ、ローズマリー・ハリス、J・K・シモンズ出演、サム・ライミ監督、ダニー・エルフマン音楽。(2004年アメリカ/2時間7分)

 前作(2002年)も良かったけれど、2作目も良い。しょせんヒーローはガマンばかり、辛いものなのだ。サム・ライミは明日公開の第3作も引き続き監督を務めており、かなり期待できるものとなるでしょう。前作でも語ったとは思いますが、これは脚本の勝利であり、登場人物の心情がキッチリ描けております。

 主役に演技派のトビー・マグワイアを起用し、不器用なおたく青年とした設定も秀逸。ヒロインも今風の美人ではないところがいいですよ。ストーリーは前作を引き継ぐものではあるけれど、敢えて無駄な回想シーンを省略してあるので、2作目を最初に観た人には不親切かもしれません。DVDで確認してね。

 人類の未来のために作られた科学装置も、名声と奢りのために自らが力に支配されてしまう・・・そうしたメッセージまでもがシリーズ全編を貫いているのかな?○○○マンみたいにシリーズ途中から監督交替ということもなく、このシリーズが長く続くといいと思うのです。サム・ライミ監督、楽しみにしてまっせ。


4月29日(日) 写真撮影

 今日もシゴトですが、昼過ぎに駒込へ原稿を届けに行き、その帰りに西武線の列車を撮影するよう、依頼を受けました。いつものオンボロデジカメではなく、NIKON D80を貸してもらったのでウキウキ。まだ4月だけど、五月晴れともいえる晴天です。

    西武新宿線中井駅近くの踏切にて

    中野区上高田の喫茶店にて

    中野区上高田・宝泉寺境内にて

 列車を撮影した後、事務所に戻る途中、カフェの入り口で可愛いチワワを見つけたり、由緒ある寺院もこの辺りには多く、ちょろっと道草食いながら帰りました。写真のサイズが小さくてごめんなさい。雰囲気だけ感じてね。


4月28日(土) ホルンを演奏する夢

 ヘンな夢見ちゃったな、久しぶりにホルンを演奏する夢。音楽では食っていけず、楽器を吹かなくなってそろそろ10年。母校(G大)の卒業生による公開演奏会が行われることになり、自分はそこに応募した!というシチュエーションになっていました。これはすべて夢のお話です。

 年に2、3回、ドラマスペシャルのように夢は再現されますが、これまでのあらすじは現実とまったく違っています。私は富豪の子息で、高価な楽器がよりどりみどり。やれアレキサンダーだのパックスマンだの、オットーだの、欲しい楽器は何でも手に入るのです。

 ※現実はその逆で、なかなか高価な楽器が買えなかった。工場で肉体労働してやっと手に入れたアレキサンダー#103(当時90万円)も盗難に遭ってしまうのですが。現実世界のほうがよほど小説みたいですな。

 久しぶりに訪れる母校は、少子化対策のために専門学校化してしまい・・・。これは真実なのですが、プロを養成するための教育機関ではなく、高い授業料を払わせて習い事を教えるだけの学校になってしまった。細かく仕切られたレッスン室ばかりで、学生の練習室がありません。

 なぜ、学生の練習室がないのか?答えは簡単。学生は練習をしないから必要ないのです。・・・それはさておき、夢の中で私は伴奏者を探さなければなりません。でもピアノ科の学生は誰も練習していないから、探しようがない。参加者は控え室に集まってくださいとアナウンスが・・・。

 演奏順をくじ引きで決めようということになりました。学内のホールは目の前で、私は2番目ということになったのですが、開演は午後1時ですか?もうすぐじゃないか!しかも1番に演奏するハズの人が棄権したために、私が最初に演奏することになってしまいました。

 無伴奏でソロですか・・・仕方がないので今でもたぶん暗譜で吹けるグラズノフの「夢」をやろう・・・。手許には無くなったはずの楽器、アレキサンダー#103がありました。何でだろ?でも、それは使わずに昔、使用していたホルトンの安物H379を手に取る・・・。

 この楽器は吹きやすいけれど、高音が細くて響かない。五線の中のGの音がハズレやすい。夢の中ではいくらでもいい楽器をたくさん持っているはずなのに、何でコレを選ぶかな?苦労した分だけ、思い出が詰まってるんだな。無伴奏なので大胆に即興性を持たせて吹きました。


4月27日(金) レストランのカレーってどうよ

 高級レトルトカレーを食べました。“レストランの味・業務用”と銘打ってあるわけです。しかし、実際に温めてご飯の上にかけてみると・・・ありゃりゃ、具がまったくありません。ホンの僅かの牛肉がコロンと入っているだけ、あとはソースの海に浮かぶライスの無人島・・・。

 ええ、確かにソースはいい味してます。しかし、実際には玉葱や牛肉を炒め、煮込んだ後にミックスしたら美味しかろう、って感じです。パッケージには、沸騰したお湯で7分温めてください、って書いてある。7分というのは微妙ですが、他の調理法は記載されておりません。

 しょせん、高級レストランなんてこんなものです。学生の頃、オーケストラの演奏会を聴くために、よく市民会館へ通ったものですが、窓口で学生優待券を座席券と交換してもらい、開演までの45分の空き時間、市民会館と繋がったホテルのレストランへ駆け込んだものです。

 おおむね開演時間は7時頃ですから、終了するのは9時半頃。食べてから聴くか、聴いてから食べるか、それが問題じゃ・・・。終ってからだともうお腹ペコペコで死にそう。しかし、開演前の短い時間に食事を済まそうと思うと、お店の選びようがないわけです。

 高級ホテルのレストランで学生が注文できるもの、といえば、カレーライス、ハヤシライス、ミートスパゲティと相場は決まってます。それでも¥900〜¥1,000とけっこうなお値段。お味は・・・といえば、缶詰のソースそのまんまでしょ?(笑)贅沢はいえませんけどね。


4月26日(木) 『かにゴールキーパー』

 Yahoo!動画で映画『かにゴールキーパー』を観ました。春山幹介、紗綾、田代さやか、小沢仁志、小泉 彩、清水昭博、清水ミチコ、なべやかん、及川奈央、黒田アーサー、竹中直人、藤岡 弘 出演、右田昌万 脚本、河崎 実 監督。(2006年日本/1時間32分)
公式ホームページ

 河崎 実 監督作品も『いかレスラー』(2004)、『コアラ課長』(2005)、『兜王ビートル』(2005)と観てきましたが、少しずつパワーも薄れてきたような気がして、「今度はカニかよ〜」といささかの期待もなく観始めたのものの・・・いやいやこれがなかなか!最高傑作かも知れません。

 浜辺でいじめられている巨大なカニを助けた真一少年。2人の友情も甲斐なく、金策に困った父親はカニを食材として売り飛ばそうとします。それを聞いてしまったカニは、1匹、大都会へと脱走・・・。腹が減り、魚屋で魚をタダ食いしているところをヤクザの親分に拾われます。

 もう一度、真一に会いたい・・・カニの話を聞いた親分は、「竜宮城」(キャバクラ)で働いたら、返してやるよと口約束。しかし、酔った客と揉め事を起こして大失敗。次は泡を吹く特技を買われて、ソープランドで下働き。優しい泡姫の心遣いで、無事に家へ帰ることができました。

 真一の家に戻れたカニは、横歩きの素早さを買われて、バーテンダーとして活躍。ある日、田舎から出てきて借金地獄にハマってしまった純情な娘・悦子を自殺から救うのですが、300万円の借金を返済するために、カニは自らの脳みそ(蟹みそ)をすべて売り払ってしまうのです・・・。

 『コアラ課長』、『兜王ビートル』でパワーダウンしてしたと感じたのは、フィクションだから!と割り切って、死んだはずの人が生き返ったりする不条理を入れてしまったから・・・。今回の『かに』は、遊んではいるものの正攻法です。だから観ているうちに、カニに感情移入できてしまうのです。

 カニの着ぐるみも実にリアルにできていて、口の辺りの造形など芸術的ですぞ。クルクル動く目も可愛らしくていいんじゃないでしょうか?キャスティングも実に美女揃い(清水ミチコのお母さん役を含む)で、目の保養にもなります。ヒロインの田代さやかも実にナイス・キャスティングです。

 あまり真面目に考えないで、現代のメルヘンとしてご覧ください。最後は思わず涙がホロリ。「カニ、がんばれー!」と声援を送りたくなりますよ。なお、Yahoo!動画は、今回のリニューアルにより、ちょっとした操作で全画面表示が可能となりました。方法は直接、私に聞いてください。


4月25日(水) すわ、火事かと思いきや

 今日は上落合の事務所で午後から打ち合わせ。その後、シゴトの続きを夜まで行なっていましたが、夕方8時頃、何やらキナ臭い!異臭が漂ってまいりました。お鍋を焦がしたのか、焦げ臭い匂いがプンプンします。2階の事務所を出ると、真下にある大家さんの部屋から臭ってくるのです。

 大家さんは80歳くらいのお婆ちゃん。灯りは付いているけれど、玄関のチャイムを押しても返事がない。近所に買い物に出かけたのかと、社長が見回りに行きましたが見つからず。仕方なく管理会社に電話して、担当者の方に来てもらいました。すでに20分ほど経過、匂いはますます強くなる。

 玄関の鍵はかかったままで、管理会社も合鍵は持っていないとのこと。ただ、この時間は、銭湯に行っていることが多いそうなので、近くの銭湯へと担当者が駆けて行きました。さらに15分ほどしてお婆ちゃんが見つかったらしく、銭湯のおばちゃんが、鍵を預かってやってきました。

 「まだ着替えてる途中だから、あたしが持ってきたわよ」ということでしたが、不思議なことにその頃にはもう異臭が収まっていたのです。管理会社の担当者が部屋に入ってみましたが、火の元はなし。もともと煙は見えなかったんですけど。・・・大家のお婆ちゃんが帰ってきました。

 結論・・・近所の別の家から臭ってきたのではないかということ。確かに建物は密集していますから、どこから臭ってきたのか?風向き加減で間違えてしまうこともあるかも?しかし確かに、私も社長も管理会社の担当者も、異臭を確認しています。まあ、取り越し苦労で済んでよかったのですが。

 ちょっとした大騒ぎになってしまったので、食事の後、近所のスーパーで和菓子とイチゴを買い、大家さんへ謝りに行きました。気さくなお婆ちゃんなので、怒ってはいませんでしたけど・・・。お年寄りの独り暮らしなので、店子としては具合が悪くなったのではと気にしてしまうんですよね。


4月24日(火) 『電エース』

 今日は出かけようとして、玄関の鍵をかけていたら、眼鏡をかけ忘れていることに気付きました。マジヤバイです!私の脳細胞は死んでしまったのか。夕方からしとしとと雨降ってきましたね〜。また春の長雨になりそうです。パックのおでんを温めて食べましょうか。意外と美味しいんですよ、これ。

 GyaOで『元祖 電エース』と『電エース〜ハンケチ王子の秘密〜』を観ました。はにゃ〜、さすが河崎 実 監督。シリーズ物なんですが1話が5分以下、いちばん短いのは1分1秒ですか。主人公 電一(でん・はじめ)は気持ちがよくなると、身長2,000メートルの巨人“電エース”に変身するんです。

 そうですね、ウルトラマンの身長は40メートルでしたから、2,000メートルというのはチト大き過ぎやしませんか?ストーリー冒頭にも東京タワー(332.6メートル)が出てきますから、確かにその6倍くらいはあるかな?イマイチいい加減なんですけど。思わずチェックしてしまいましたよ。

 高層建築の進歩とともに、やはり巨大ヒーローも40〜50メートルでは追いつかなくなってきました。調べてみると世界最高の建造物は、カナダのトロントにあるカナディアン・ナショナル・タワー(553メートル)なんだそうです。ね、巨大ヒーローも怪獣も住みにくい世の中になってきました。


4月23日(月) ボケボケ

 今日はいつもより少し早めに出向する予定で家を出たのに、地下鉄の中でフト気が付きました。“シゴトを家に置いてきた!”慌てて逆方向の電車に乗り換え最寄の駅に戻る・・・。しかし、乗車した駅からは自動改札で出られないのですね。駅員さんに理由を言ったら、切符そのままで再乗車を許可してくれました。よかった。

 訂正と、写真を差し込むために全体の3分の2ゲラを渡すことができたので、明日はゆっくりできそうです。その後もうひとつの事務所へアルバイト(入力ジョブ)に行き、こちらも深夜の2時までかかって、全体の約半分を終えることができました。さあ、寝るぞ!身体を休めるのだ。寝るのもシゴトの内です。(?)


4月22日(日) 身体が動かん!

 朝寝坊してお昼ごろ起きて、シャワー浴びて洗濯して、昼食食べに行って、書店で“レコード芸術”買って、薬局でリステリン買って、家に戻って洗濯物干していたんだけど、どうもフラフラして身体が動きません。よく動いてるじゃないか?って、ほとんど夢遊病みたいなんですけど。

 本当は美容院で髪をカットして、ユニクロで下着と靴下を買いに行きたかった・・・けど、1日でそれだけのスケジュールはこなせないか。4時間だけ内職シゴトをして、若干の食料とティッシュペーパーを買いに行く。ティッシュって160枚入り、180枚入り、200枚入りがあるんだ?

 200枚入り
×5箱で¥298のにしよっ!私は計算おじさんかい?ご婦人のお化粧に使う、厚手のティッシュというものもあるんですね。とりあえず、今日は早めに寝よう・・・。明日からまた忙しい一週間の始まりですよ。GW?何の予定もないなあ・・・内職シゴトかいっ!(苦笑)


4月21日(土) パソコンのセットアップ

 知り合いの会社へ、新しく購入したパソコンをセットアップしに行ってきました。買ったらそのまま使えるんじゃないの?と思ってる人は、家電メーカーの高価なパソコンを使っている人ですな。○BM(もうないけど)とか、○ELLなど、顧客の注文に合わせて組み上げるタイプはそうはいかない。

 メールアカウントの設定だって、自分でできない人が多いのです。それに最近は○カフィーや○ートンゴーストなどの90日間お試し版がプリインストールされていて、「製品版を買いなさい!」と催促のポップアップを立ち上げてきます。いらないものはアンインストールしてしまいましょう。

 結局、パソコン初心者は、よく分からないからそのまま製品版を購入してしまう・・・。自信がないからアンインストールすることもできない・・・。きわめて卑怯なやり方だと思いませんか?代わりにavast!をインストールしておきました。これ、行く先々でお薦めしております。もちろん無料。

 せっかく2台めのパソコンを購入したのだから、マイネットワークを設定して、2台の間でファイル交換できた方がいいのです。CD-Rに焼いたり、USBメモリを挿したりする必要はありません。社長さんは、「そんなことができるのか!」と驚いておりました。

 パソコンはしょせんオモチャです。インターネットでテレビや、IPラジオが聴けるようセットアップ。はい、この会社では業務中、美しい音楽がBGMとして流れております。外付けHDDやプリンタの設定までやっていたら、夜の8時までかかってしまいましたが、帰りにお寿司を奢ってもらいました。


4月20日(金) お疲れさんです

 今週は通常の昼間の業務と、夜8時頃〜深夜12時までパート勤務です。この日はたまたま、歯科医院での予約を入れていたため夕方4時頃に上がらせていただきました。現在手がけている書籍化のシゴトは、当時(雑誌発売時)の写真が見つからず悪戦苦闘。

 やむなく、元の雑誌から写真を拡大カラーコピーして起こす作業が・・・。縮小して再録する場合はそれほど問題ないと思うのですが、まあ、様子を見ながらですかね。印刷が透けないよう、きちんとページ裏に黒い紙を当てて、濃さを調整しながらコピーしました。

 もう2週間になるというのに、まだ数人の著者さんから、再録許可・訂正のゲラが届きません。発売が遅れると、私のギャラも遅れます。今月は大々ピンチですよ。これを見てたら(見てるはずもないけど)、早急に返信用封筒をポストに投函してください!


4月19日(木) 東中野グルメ探訪

 今日は東中野、明治通り沿いに新しく開店した中国料理店“萬○酒家”を試してみることに・・・。入り口から2人掛けのテーブルが見えるため、一見、小さな店かと思えるけれど、奥は意外と深くけっこうな席数があります。襖を隔てて、宴会用のお座敷席もありました。

 夜9時という遅い時間だったため、お酒を呑んで大声で喋っているサラリーマンが多く、ちょっと落ち着いた雰囲気とはいえません。メニューは豊富ですが、単品メニューは多くの中華料理店と同じように高め。そのかわり¥850〜¥900円ランチセットが4種類、夜もオーダー可能でした。

 友人と2人でニラレバ定食(¥850)と坦々麺定食(¥900)をオーダー。さらに焼餃子(¥900)も。しかし、開店早々でまだ店もうまく回っていない様子・・・。30分ほど待たされてしまいました。ニラレバ定食は、ニラレバ、玉子スープ、ザーサイ、白飯、デザートに杏仁豆腐。白飯はお代わり自由ですが、どんぶり山盛りなので、大食漢でも難しいでしょう。

 坦々麺定食は、坦々麺、玉子炒飯、杏仁豆腐の組み合わせ。普通、中華のランチといえば、半ラーメン、半炒飯といった組み合わせですが、ここでのニラレバ、坦々麺、玉子炒飯はすべてフルサイズ。取り皿を貰って、2人で分けて食べてもいいくらいの量があります。

 ニラレバは美味しかった。坦々麺もさほど辛くなく、麺の量が多いです。炒飯も優しい味付けです。私の玉子スープが冷たかったのは減点。しかし、餃子はイカやタコ等のシーフードがたっぷりで、プリプリした食感がたまりません。“O将”のようなジャンキーな中華とは明らかに違います。

 ずいぶん前に、仕事で中国を訪れた友人の話を思い出しながら食べていました。彼らの歓待は、とても食べきれないくらいの料理でもてなすこと。お腹がはちきれんばかりになって、苦しげに「もう結構です」というと、ようやくニコッと笑って安堵されるのだとか・・・。

 日本はもともと農耕民族なので、人と出会うと「いいお天気ですね」という会話が生まれますが、中国は貧しくて、食べるのにたいへん苦労した民族なのだとか。「いっぱい食べてますか?」がご挨拶。だから、どんな食材だって美味しく調理して食べる技術が発達したのです。

 鳩だって、犬だって食べると聞くし、フカのヒレやツバメの巣といった珍品料理も、おそらく何でも美味しく食べるために編み出されたものでしょう。ここのランチは本当にお腹いっぱいになります。開店祝ということで4月いっぱいは“全メニュー2割引”を実施しているようです。また行かなきゃ!


4月18日(水) 特別な親子丼

 早起きして出勤前にお洗濯。しっかりブリーチかけて、サッパリ洗いました。今日は本社に出向して、黙々と作業をしていたところ編集担当の先生が、「これから事務所に戻るから、一緒に飯でも食べて行こう」と誘ってくださいました。何でも、美味しい親子丼の店があるとか・・・。

 そこは実は、“焼き鳥”のお店なのですが、昼間はランチセットを設定しているようです。そのメニューが親子丼¥800。大盛りはサービスだという。出てきました、とりわけ大きな丼に入った親子丼。玉子の火の通り具合が絶妙でとろ〜り。鶏肉もプリップリで柔らかい。

 壁のポスターには、産地を限定した特別の鶏肉を使用しているとか。“ヒネ”じゃなくてこれは上等の“若鶏”でしょう。付け合せのアサリの味噌汁も美味しかった。小皿の潮吹き昆布も。ああ食った食った、ご馳走さまです、お腹いっぱいです。おシゴトぐぁんばるぞお・・・。

 雨がしとしと降ってきました。この日は夜半過ぎまで雨。20日〆の伝票が65枚ですか。私は筆圧が強いので、2枚複写の用紙に、ボールペンでガリガリ書くのは手首が痛くなってしまう。アナログ作業は苦手です。パソコンの画面見ながら書き写すなんてどうなんでしょ?


4月17日(火) 今日のごはん

 お昼は“なか卯”の肉うどんでした。関西風のおつゆがいいですよね。夜はいただき物ですが、デラックスな太巻きを食べました。普通の海苔巻きじゃなく、アナゴ、イカ、カニまで入ってるんです。めちゃくちゃ美味しかったよ。久しぶりに柏餅もいただきました。まんぞく・・・。

 夜食は近所のスーパーで買った特大カツサンド。夜の10時には弁当類が半額になるのです。残念ながらこれはハズレ・・・パンにマーガリンが塗ってあり、千切りキャベツが悲惨なことに。トンカツの味とチグハグなんですよ。美味しいソースがあれば食べられるのに。

 今日は1日中、しとしと雨が降っていました。昨日から連続です。明日くらいカラッと晴れてくれないかな。洗濯物が溜まってきちゃったんです。タオル類にブリーチかけてさっぱり洗濯したいぞよ。東京は暑くもなく寒くもないけど、グズグスした天気が多いですよね。


4月16日(月) 満員電車

 JR総武線に乗ったのですが、混雑している時間帯でもないのに超満員。大学生たちかな?ガイダンスが終って、講義が始まるのはGW過ぎくらい・・・今はまだ全員が同じ時刻に通学してるんでしょう。いや、そうでもないな?中央線が事故のためにストップしているそうで・・・。

 それで乗客が総武線へと流れ込んできているわけですか。通常の2倍の混雑になっています。ぎゅんぎゅん詰めで足の置き場もなく、吊り革にぶら下がって身体を斜めによじって立っているのは辛い。コラ!たまたま座席に着けた青年!マンガ雑誌なんか読むんじゃない!

 エレキギターを背負って、鼻と唇に痛々しいピアスをした青年・・・たぶん専門学校生だと思うけど。(こんなのは専門学校といっても遊ばせてもらっているようなものだが)そんなカッコじゃ、まともにアルバイトもできないぞ。嫌だな〜こんな時に人間観察なんかしてる場合じゃない。

 列車から吐き出されるように駅へと降りると、ポツポツと雨が降ってきたじゃありませんか。その後は1日中雨でしたね。せっかく暖かくなってきたのに、何だか肌寒いですよ。フル稼働で深夜までおシゴトしてました。今週もまたがんばろう・・・私は守銭奴、お金のドレイ〜♪


4月15日(日) チェ・ジウを観てますが

 夕方から少しシゴトに出ましたが、昼間はGyaOでチェ・ジウ主演のドラマを観てました。『天国の階段』と『新・貴公子』なんですが、チェ・ジウが出ているから観ているだけで、ストーリーはさっぱりダメなんです。ええ、かの『冬のソナタ』でさえ荒唐無稽なのに、『天国の階段』などはその上をいっちゃってますから。

 『新・貴公子』は地味すぎてなかなか展開しないのです。ライバル役がもっと活躍してくれればいいのに。ラブコメディなんですが、クスッとも笑えないんですよ。数多くのドラマや映画に出演しているチェ・ジウなのに、意外!と作品に恵まれていないと思うのです。私が観たことのある作品を並べてみましょう。

 @『ファースト・キス』(1998年)
 A『LOVE/サラン』(1998年/テレビ)
 B『新・貴公子』(2000年/テレビ)
 C『美しき日々』(2001年/テレビ)
 D『冬のソナタ』(2002年/テレビ)
 E『ピアノを弾く大統領』(2002年)
 F『天国の階段』(2003年/テレビ)
 G『誰にでも秘密がある』(2004年)
 H『輪舞曲〜RONDO〜』(2006年/テレビ)

 D『冬のソナタ』は賛否両論分かれましょう。私もストーカーじみたサンヒョクが嫌いです。「別れる」と宣言しておきながら、2人の男の間を行ったりきたりするスジン。少女コミックの世界ですが、それでも涙する場面、思い切り笑える場面もあり、サービス満点といいますか。

 C『美しき日々』は音楽ビジネスが舞台となっていて、実際、私も業界の片隅で働いたことがあるんですが、ディティールがしっかり描けているので説得力がありますよ。およそ現実味のない部分が見られても、上手くバランスがとれているのです。よくできた脚本でした。

 E『ピアノを弾く大統領』は楽しいです。男女関係が逆になってしまうけど、韓国版『ローマの休日』みたいなものですか。他愛ないといえばそれまでで、無理にツッコミ入れる必要もないと思います。子役で登場するイム・スジョンは後に『サッド・ムービー』(2005年)のヒロインに・・・。

 がっかりしたのもけっこう多いんです。他の作品は脚本的に問題がありすぎて。H『輪舞曲〜RONDO〜』はご覧になった方も多いと思いますが、『インファナル・アフェア』の設定をパクってスタートし、中盤からストーリーの先が読めないよう、ドンデン返しの連続となりました。

 やがて「それはありえないだろー」みたいな展開に・・・チェ・ジウがいつのまにか天才コンピュータープログラマーに仕立てられてしまった。それも“世界中の軍事基地にハッキングして、核兵器をコントロールするプログラム”を作らされるんです。これはSFかい?ドクター中松もびっくり!


4月14日(土) ぽかぽかお天気

 お休みです、しかも今週は風呂敷ナシ。溜まった疲れを取るために朝寝坊、お昼過ぎに起きました。食料が底をついたので買い物に出かけましたが、ぽかぽかお天気で気持ちいい。

 ローソン100で餃子を買って、隣の酒屋さんでビールを買う。今日はちょっと贅沢して、エビスビールなどを買ってみました。油をたっぷり敷いて、餃子を上手く焼くのはコツがいります。

 母から電話がかかってきて、妖怪婆さん(95)は退院してすっかり元気になったのこと。よかったよかった。カラオケDVDのメニュー画面の送り方が分からないとこぼしてました。機械弱すぎ。


4月13日(金) 裏返しですか

 シゴト中に携帯が鳴って、母から電話。先日送ったカラオケのDVDが届いたんだけど、「やっぱりかからんわ、ダメだったわ」とのこと。おかしいな、そんなに悪いプレーヤーでもないはずなのに。

 5分くらいしてまた電話・・・「かかった、かかった、裏返しになっとった」てね、そりゃあ再生できないでしょう。DVDレコーダーでこさえたディスクだからと冷や汗が出ましたよ。ぎゃふん。

 今日は予想だと、とんでもなく忙しくなる日か?と思われましたが、結局まだ、雑誌の方のゲラが上がってこなかったので、校正は来週に持ち越しですか。茗荷谷の“庄や”でお酒を呼ばれました。


4月12日(木) くたくたです

 今週は通常のシゴトに加え、カラオケDVDのダビング作業。別口でテキスト打ちのシゴトと、夜7時から11時までのシゴトが2日入ってしまったので、もうどうしようもなくくたくたです。ホームページの日記すら書くことができませんでした。

 午後は本社へ書籍の写真探しに行ってきました。昼食は近所の“アムールエーパン”という手作りのパン屋さんでカレーパンを買い、近所の公園へ出て日向ぼっこしながら食べました。表面はガリガリしてますが、具のカレーが美味しい。


4月11日(水) 疲れたよ〜

 日曜日と火曜日の二晩かけて朝の4時までダビング作業。昨夜、クロネコメール便でカラオケDVDを発送しました。要するに15曲のカラオケをそれぞれ、歌入り、カラオケの2つのバージョンで録画するから、30トラック分の録画作業が必要。

 で、1トラックごとに冒頭と結末のカット編集が必要で、メニュー画面に表示させる曲名も打ち込まなくてはなりません。映画のように、まるっと2時間流しっ放しというわけにはいかないのですよ。もうくたくた状態で出勤し、夕方までおシゴト。


4月10日(火) カラオケDVD

 母に頼まれてVIDEO CD→DVD-Rへのダビングを行っています。VIDEO CDって何だ?DVDが発売される以前の過渡的なフォーマットで、MPEG1という、VHS3倍速並みの画質のディスク。CDのプレス技術で作れるため、当時としては安価で製造できました。今ではもう何のメリットもありませんが。

 ただ、カラオケの分野ではまだ出回っていて、母は確かめもしないで買ってしまったのです。VIDEO CDはたいていのDVDプレーヤーで再生できますが、全機種というわけでもなく、非対応のプレーヤーも結構多いのです。結局再生できなかったために、私がDVD-Rへのダビングを申し出たというわけ。

 DVDと違ってVIDEO CDにはコピープロテクトがかかっていません。アナログダビングができます。この際、画質劣化は無視します。カラオケDVDは主音声、副音声ともステレオですが、VIDEO CDは右チャンネル歌入り、左チャンネルカラオケ。音声はモノラルになってしまいます。


4月9日(月) 誕生日でした

 シゴトに行く前に友人と待ち合わせ。一緒にケーキを食べてくれた人、ありがとう!久しぶりにお祝いしてもらっちゃった。小さな心遣いのできる人は本当に優しい人たちなんだな、と改めて思いました。

 いつもより遅く出向し(もちろん先週から言ってありますよ)、夕方までシゴトして一段落着いたところで、また外からお呼びがかかって、この日は夜11時までシゴトしてました。鬼だわさ、疲れたわ〜。


4月8日(日) 『激流』『男たちの大和』

 HDDレコーダーに録り溜めした映画を鑑賞しました。『激流』(THE RIVER WILD)メリル・ストリープ、ケヴィン・ベーコン、デヴィッド・ストラザーン、ジョセフ・マッゼロ、ジョン・C・ライリー、ステファニー・ソーヤー、ベンジャミン・ブラット、ウィリアム・ラッキング出演、カーティス・ハンソン監督、ジェリー・ゴールドスミス音楽。(1994年アメリカ/1時間52分)

 いや〜、いい映画ですよ。メリル・ストリープが逞しい母を演じています。スタントなしでカヌーを漕ぎ、激流を下るんですからね。ケヴィン・ベーコンは登場した瞬間から悪役であることがバレてしまいますが、こうしたクセのある配役にはぴったりで、その他にも演技達者な俳優で固められています。

 最初はちょっと頼りない感じのお父さんも、家族を助けるために大奮闘。最初に少しだけ登場するお祖父さんが聾唖者で、そのため手話が家族全員の暗号というか、絆になっているのも上手い伏線です。ゴールドスミスの映画音楽は数たくさんあれど、この映画のテーマはスタンダードともいえるでしょう。

 この日はテレビ放送でも映画を1本観ました。『男たちの大和/YAMATO』反町隆史、中村獅童、鈴木京香、松山ケンイチ、渡辺 大、蒼井 優、白石加代子、渡 哲也、仲代達矢 出演、佐藤純彌 監督、久石 譲 音楽。(2005年東映/2時間25分)

 実物大のセットが用いられたり、CGで再現された戦艦大和で話題になった作品。ただ、表面がやたらとツルツルしていて、遠近感がなく前にも後ろにもピントが合ってたりするのはいただけない。中村獅童の演技は完全に浮いちゃってますね。この人で当たってるのは『デスノート』のリューク(声)くらいのもんでしょう。

 戦争を知らない世代のための戦争映画、ですから、全体の流れとしては非常に分かりやすく作られている。ですが、お涙頂戴の群像劇になってしまい、あらすじの最初から最後が見えてしまうんです。映画というより、“終戦記念2時間スペシャル”って感じですか。涙もろい人は泣いてしまうと思います。

 小学生の頃に『日本のいちばん長い日』(1967年東宝/岡本喜八 監督)をテレビで観たことがあるんです。『男たちの大和』にはリアリズムがない。「戦争はよくない」って、それくらいのきれいごとで済まされてしまう。てか、昨今の戦争映画はほとんどそうですね。久石 譲のメリハリない音楽もいただけません。


4月7日(土) 本郷クラブ4月公開講座

 今月の本郷クラブは映画上映と講演。“脚本家●早坂 暁・私にとっての・夢千代日記・・・”ということで、いつもの文京区民センターではなく、男女平等センターで行われました。私は映写係なので、役員の方々と一緒に重いプロジェクターを持って移動です。

 会場は体育館並みの広さで、ステージ中央に巨大スクリーン。見映えはもうバッチリです。オウルテックのアンプ内蔵スピーカーでは音量不足が心配でしたが、会場の響きが良いので、ほぼ満足できる音響が得られました。

 今回、正確には“映画”ではなく、NHK『夢千代日記』最初のシリーズ。連続5回のところを時間の関係で、第1話〜3話まで観ていただきました。そりゃもう、吉永小百合主演、ということもあって大盛況。でも一番いいところで終っちゃうっていうのは残念だったです。

 短い休憩をはさんで、早坂 暁さんの講演が行われました。夢千代も“被爆二世”という設定でしたが、早坂さん、やはり日本人として原爆を描いた映画を遺しておきたい、と新作に意欲満々。次回作のストーリーを結末まで披露してくれちゃった?というのはご愛嬌。

 終了時間いっぱいまで、満面の笑みを浮かべて語ってくれました。催しに満足していただけたのかな?と、私を含め、役員たちも気持ちよかったです。


4月6日(金) おつかれさんです

 今日は軽く昼食を食べてから出向。天気がいいですねえ、シゴトするのがもったいないくらい。「ふふふ、かわいそうな働きバチどもめ・・・」などと言えるようになってみたい。(苦笑)そんなことを考えながら、マクドナルドでモカシェイクを食す。甘いものを食べるとリッチな気分になれます。

 プチプチとパソコンを打って、次回書籍のデータをまとめます。ずーっと夕方まで集中してやっておりました。ときに皆さん、“力道山”って知ってます?50代の男性・・・子供の頃見てた。40代男性・・・リアルタイムではないが見たことある。プロレスブームでしたからね。その流れで。

 30代女性・・・聞いたことはあるが見たことはない。あるいは聞いたこともない、というのはちょっと驚きでした。「力道山っていうのは相撲からプロレスへ転向した、国民的ヒーローだったんだよ」と、説明を聞けば、「へぇ〜、そうなんですか?」とくる。どんなんでしょうか?


4月5日(木) まだまだ元気

 昨日、祖母が肺炎で入院した、と父から連絡があったので、お昼休みに母の携帯へ電話してみました。「あ〜、お父さんは勝手に取り乱してるけどね、まだまだ一月、二月は死にゃせんわ!」。娘たちがこぞってお見舞いにきてくれて、楽しそうに喋っていたそうです。

 その後、辛気臭い父が来ると、また黙りこくっていたようですが。問題なのはその後、父が食事を摂るために病室を離れ、階下に降り、戻ってきてみると・・・いない!ボケているので、少し体調が良くなると、もう治ったと勘違いして家に帰ろうとしたらしい。探し回ったそうな。

 相変わらずの妖怪婆さんです。完治して退院するでしょう・・・たぶん。

 今日は忙しかったです。事務所と本社の間を三往復してしまいました。でも、夕方ギリギリに発送のシゴトは終えました。後は著者から直し稿が来るのを待ち、写真を探して差し込むだけ。足が棒のようになりました。レンジで4分!インスタントたこ焼きを食べて寝ます。


4月4日(水) つかれるなあ

 インターネットラジオのLive365、RealPlayerを使用すれば、今までは未登録で聴けていたのに、登録(レジストリ)しないと聴けなくなってしまいました。“Professional”扱いの放送局のみ、これまでどおり聴けるようですが・・・。IPラジオの部屋も全面改訂しないといけません。

 夕方、ひどい雨降りでした、寒いです。これで桜も完全に散ってしまった。帰宅したら父からの留守電が入っていました。祖母が肺炎で入院したということ。かなり前から不調を訴えていたのに、何で早く病院へ連れていかなかったんだろう。腹立たしいが、父はそういう人です。

 市民病院は満室なので、某病院ですか・・・。ここは墓場と言われるほど評判が悪い。寿命といえば仕方ないけれど、母方の祖母は院内感染で病状が悪化しました。父方の祖母は今でこそボケてしまったが、母と仲が悪かったです。今、看病してるのはその母なんですが。


4月3日(火) 『マッカーサー』

 一日中雨降りで寒い日でした。桜はもう散ってしまった、今年は花見に行けなかったな。私は体調を崩し、ひどい口内炎になってしまいました。舌が痛い・・・シゴトの進捗状況が読めないので、自宅で過ごしました。

 ずっと前に録り溜めしておいた映画を観ます。『マッカーサー』(MacARTHUR, THE REBEL GENERAL)グレゴリー・ペック、ダン・オハーリヒー、サンディ・ケニオン、ディック・オニール、アート・フレミング、エド・フランダース出演、ジョセフ・サージェント監督、ジェリー・ゴールドスミス音楽。(1977年アメリカ/2時間9分)

 アメリカの英雄マッカーサーといっても、私は飛行機から降りてくる姿を、記録映画の断片でしか見たことがありません。サングラスにコーンパイプ。あと「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」ですか。そうした意味では、彼の事跡をたどるのは興味深いです。

 ただし、テレビ放送用にカットされた日本語吹き替え版。エピソードを繋ぎ合わせただけですし、全尺2時間9分では説明が足りません。Wikipediaで調べなおし、ようやく、ああそういうことだったのか、と理解した次第。CGを使用しない戦闘シーンは迫力。ゴールドスミスの音楽もかっこいいんですが。


4月2日(月) 『仔鹿物語』

 シゴトが一段落ついたので、ずっと前に録り溜めしておいた映画を観ます。『仔鹿物語』(THE YEARLING)グレゴリー・ペック、ジェーン・ワイマン、クロード・ジャーマン・Jr出演、クラレンス・ブラウン監督、ハーバート・ストサート音楽。(1947年アメリカ/2時間8分)

 1947年なのに総天然色。厳しさもあるだろうけど、フロリダの自然はまさに楽園ですよ。ぼーっと画面に引き込まれてしまいます。原題は“仔鹿物語”“子鹿物語”じゃなくて、“THE YEARLING”は“一年仔”。子供の1年の成長といったらいいでしょうか。

 いや〜、最初は観るのに躊躇してしまったんです。かわいそうな結末は知っていたし。でも鹿の登場するシーンより、子供の成長にウェイトを置いた脚本で、最後は説得力がありました。意外とよかったです。無愛想なお母さんもやがて心を開いていきます。

 やたらと口うるさいんではなく、何人かの子供を失っていて、甘やかしが命取りになることを強く感じているのです。テレビ放送から録画したものなのでカットがありますが、駅売り¥500の名画DVDでも買えますので、興味が湧きましたらぜひご覧ください。

 あと、音楽がきれいでした。F.ディーリアスのクラシック音楽を下敷きにしているとの情報もあり。雰囲気ぴったりですもんね。久しぶりにLPレコード引っ張り出してこようかな。


4月1日(日) 外付けHDD壊れる

 最近、やたらとWINDOWSの起動が遅かったのです。メモリが512MBしかないので増設しようかと考えてました。ところが今日に至っては起動に1分くらいかかっているのです。おまけにごみ箱が開かない。開いたり、中身を削除する作業に2分くらいかかるようになってしまいました。

 普通にインターネットやメールは使えるのに、これは明らかにおかしい。マイコンピュータを開くのにも時間がかかります。セーフモードやウィルススキャン、あらゆる修復を試みましたが埒があきません。最悪の場合はリカバリー(初期化)も考えなくては。バックアップ取っといた方がいいかな?

 ところが、バックアップ用外付けHDDの中身を見ようとしても開かない。“WINDOWS(J:)”と付けた名前が“ローカルディスク(J:)”に変わってるやんか?そのうち“フォーマットされていません”の表示が出ました。外付けHDDに触ったら、むちゃくちゃ熱くなっておりました。ご愁傷さまです。

 外付けHDDを外したら、起動速度は元に戻りました。ごみ箱、マイコンピュータも普通に開くようになりました。この2つのフォルダは外付けHDDにも連動してるからなんですね。USBに接続された機器が故障したことで、WINDOWSがきちんと認識できず、具合が悪くなっていたのでした。

 元データは内蔵HDDに保存してあるので助かりました。有名なB社の250GBHDDは分解してみると、韓国S社のHDDが内蔵されていました。ロットによって中身は変わるとのことですが、電源内蔵、冷却ファンなし。おまけに空間が大きく、保温効果抜群の構造。これは笑えません。


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