2007年8月の日記

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8月31日(金) 急がしすぎ

 急がしすぎでグダグダです。2日連続運転で、肩凝りが酷いわあ・・・。とりあえずは、昨日購入したお土産の撮影。本当は屋外、白い紙を下に敷いて、日光の下で撮影するのがいちばんいいんです。しかし、種類が多すぎる・・・パッケージの外箱から、中身を取り出して1点ずつ撮影するのには時間がかかります。

 駐車場で近隣住人に迷惑かけるわけにもいきませんわ。屋内で、日光と蛍光灯の光をミックスさせ、テーブルの上に白紙を敷き、影が不自然にならないようにします。困るのは、外箱の表面に光沢があって、光ってしまう場合です。これも角度を変えたり、窓を新聞紙で塞いでみたりと、たいへん気を使いました。


8月30日(木) 伊豆急行(2)

 伊豆急行取材2日目です。豪華な朝食をがっつり食べて出発。温泉民宿“てっぽう”すばらしいです。江戸時代からの建物そのまま。また行きたい想い出の宿となりました。一行はまず下田へと向かいます。

 下田といえば黒船来航。そして“唐人お吉”です。アメリカ総領事館であった玉泉寺や、了仙寺を訪れます。ま、私はクルマ番だったので、記念館の中まで立ち入っていませんが・・・。

 そこからは伊豆急行線沿いに、伊東へ向かって戻ります。途中、いくつもの駅に立ち寄って、名所の近くで停車。山中はほとんどトンネルで、トンネルを出たごく一部に駅があるのです。何にもない辺境です。

 ひととおり取材を終えて、残り2、3駅の時点で日没。これは写真撮影終了を意味します。スタンプを取りに立ち寄ってはみたけれど、駅員不在のためそれもできず。終日勤務じゃないんです。

 道の駅で蕎麦をかき込んで、熱海へとクルマを返却に向かいました。今回の取材は運転手のみのシゴトでしたので、数多くの博物館も、ほとんど何も見てないんですけどね。

   

 伊豆アンディランド(亀族の博物館) 映画の撮影に使われた実物大のガメラ


8月29日(水) 伊豆急行(1)

 伊豆急行取材1日目です。5時の始発に乗ってまず熱海へ。駅前でレンタカーを借りて出発です。伊豆急行線の全駅ロケーションを、たった2日でこなさなければならないというハードスケジュール。まずは起点となる伊東へと向かいます。

 伊東、南伊東、川奈、富戸、城ヶ崎海岸、伊豆高原、伊豆大川、伊豆北川、伊豆熱川、片瀬白田、伊豆稲取、今井浜海岸、河津、稲梓、蓮台寺、伊豆急下田の全駅を回って、駅舎撮影、スタンプ、周辺名所を当たらなければなりません。

 今回は運転手に専念。クルマがナビ付きで助かりました。伊豆急行線は一部の駅を除いて、各駅の駐車場がありません。あっても有料です。仕方なくハザード点けて、取材を終えるまで停車です。

 昨夜から徹夜続きだったので、午後1時過ぎには頭痛が激しく、有名な“B納屋”で休憩しました。駐車場に停めるだけで2時間500円。食事をすれば、後で500円バックしてくれるということでしたが、浜茶屋のおでんやかき氷は対象外。

 おでんもかき氷も美味しくなく、コンビニのおでんの方がずっといい。畳敷きになっているテーブルは2時間1,000円、ということで昼寝もできず、クルマの中で仮眠。この観光地は何が何でもカネ、カネでありました。癒されない。

 日も暮れかかってきたので、駅周りをいったん終了し、河津駅で作家さんと待ち合わせ。温泉民宿“てっぽう”へと、向かいます。美味しいごちそうと温泉が待っていました。

    金目鯛の煮付け

    百年以上前の建物です


8月28日(火) 明日から取材だ

 明日から取材だというのに、10時過ぎに、悪の秘密結社より書き直しの催促。こちらとしては手を切りたいところなんですが、シゴト納めまでは付き合わねばならないか?がまんがまん。で、シゴト納めっていつ終わるんだろう。数ページの編集に何ケ月もかかっている会社です。

 早朝4時に起きなければならないのに、書き終わったのが2時過ぎですか・・・。これでは起きられなくなるから、寝るわけにもいきません。とりあえず、いったん家に戻ってお風呂入って、準備をしますか・・・。GOGO!徹夜!明日からレンタカーを運転して伊豆へと取材です。


8月27日(月) スライド試運転

 来月1日の本郷クラブでは、講演と合わせてスライド上映をやります。スライドといっても、ポジフィルムを映写機で映すんじゃありません。現代では、パソコンをプロジェクターに接続して上映するのです。講演用にノートパソコンを仕入れようという話もあったのですが、あまり旧い機種を購入してもしようがない。

 低スペックのパソコンでもスライド上映はできますが、DVDも再生できないような機種では、後々“何でできんのやあ?”みたく不満が出ることは必至。それじゃ、ということで、私がポンコツのノートパソコンを借りてきたわけです。スライド上映だけのために数万円を投入するのはもったいない。

 パソコンはWindows98機種なので、XPのようにスライド上映機能はありません。IrfanViewをインストールして機能させます。上手くできるかどうか、プロジェクターとの相性もあるので不安でしたが、何とか成功。9月1日の講演は滞りなくいけそうです。ビミョーに画像を開くタイミングが遅かったりしますが。


8月26日(日) 『ふしぎの海のナディア』(最終回)

 『ふしぎの海のナディア』(最終回・第39話)までイッキに観ます。第22話でネモ船長と生き別れになってから、第36話で再会するまで、ストーリーはほとんど脱線しちゃってました。よって、最後の方は、はしょってしまった感もあります。もともとスピード感溢れる展開が特色ではあったのですが。

 ナディアの兄であったネオ皇帝・・・第37話からの登場となってしまった。出てきてすぐに死んでしまうけど、身体をサイボーグとして造られ、最期はちょっとグロかったりします。「最初の人間、アダムだよ」という台詞、『エヴァンゲリオン』にも出てくるなあ。アイディアは少しずつ作られるのか。

 何にしろ、ここ2ケ月ほど、毎回待ち遠しくドキドキハラハラさせてくれたアニメもおしまい。海洋SFアニメといえば、『空飛ぶゆうれい船』(1969年/東映)、『海底3万マイル』(1970年/東映)もあったな。特に後者は最近とんと観てない・・・ストーリーも忘れてしまった。レンタルしてこよっかな?


8月25日(土) 奥多摩取材(3)

 先週は奥多摩の奥の方?しか取材できなかったので、今日はリベンジです。助かったのは、暑いといえど、先週ほどではなかったこと。また、山間部らしく気持ちいい風が吹いていました。先週と同じなのは、やっぱりお腹が痛くなったこと。これはしようがない。

 900CCのお茶を持参して行ったけど、とにかく動き回る距離が長いので、あっという間に飲み干してしまう。プラス500CC
×2本+350CC×2本+α。合計3リットルくらい飲んだと思います。それはすべて汗に変わってしまい、黒いシャツも真っ白に塩吹いてました。

 二俣尾駅では海禅寺、軍畑駅では鎧塚と多摩川、沢井駅では日本寒山寺と澤乃井櫛かんざし美術館、御嵩駅では玉堂美術館など。早朝の取材なので美術館は開館前、外観の写真を収めるのみ。川井駅では奥多摩大橋と1.8キロの山道を登って大丹波国際釣場を取材。

 石神前駅にバックして、年金保養センター“おくたま路”へ。ちょうどお昼時になったので、鮎の塩焼きを食す。えっへっへ、美味しかったな。宮ノ平駅では明白院と臨川庭園を探す。これ、けっこう地元の人に伺っても、「知らない」と返答されることが多いのです。まいった!

 東青梅駅では地図を見ながらてくてく歩いて、光明寺とその隣にある師岡神社のしいの木を。さらに歩いて妙光院まで取材。小作駅では阿蘇神社とグリーントリム公園(アスレチック公園)を取材。探しまわったあげくに、陽はもう西に傾きはじめました。やばいやばい・・・。

    阿蘇神社

 羽村駅に移動して、東口と西口の駅舎の様子を撮影し、駅近くにある“まいまいず井戸”を取材。神社の境内は薄暗いので露出限度ギリギリなんです。昭島駅と中神駅の外観(それぞれ東口と西口)を撮影した時点でタイムリミット!陽が落ちてしまったので撮影不能です。

    まいまいず井戸

 取材用のお土産を買うために青梅駅へ移動しましたが、すでに7時30分。駅前商店街はほとんど閉まってます。田舎の夜は早いもんなあ。仕方なくホームの駅蕎麦で販売されているお土産で我慢・・・トホホ。さて、クイズです!田舎にあって都会にないもの、それは何でしょう。

 ヒント1:若者、ヒント2:騒音

 答えは暴走族です。これって田舎特有の文化だったのね。


8月24日(金) 夏も終わりだねえ

 まだまだ暑いけれど、ちょっと落ち着いてきたかな?今日は講演会の打ち合わせと、歯科医院へ歯のクリーニングと、リフレ(整体)にも行ってきました。

 歯は状態よくないです。過労のため歯肉が腫れちゃってます。一昨日から念入りにクリーニングして、口内洗浄もしたけれど、間に合うもんじゃない。来月はドクター・チェックだ。

 「すっごい肩凝り、よく生きてられますねぇ、尊敬しちゃいます」・・・いえいえ、尊敬されるようなものではございませんが。(汗)ツボを押してもらって生き返りました。

 『ナディア』第34話「いとしのナディア」を観てしまいました。Wikipediaにも書かれていたけど、韓国のアニメスタジオに発注された回の中で、もっとも作画の酷い作品。

 最初チラッと観ただけで、こりゃ酷いと思ったさ〜。仕方なくこれまでのフィルムを繋ぎ合わせて、ミュージックビデオ風に再編集してしまってます。間に合わなかったんだろうな〜。

 サントリーから新発売の第3のビールを試してみました。「金麦」・・・これは味が重すぎます。どろりんとしてます。ビールとは似ても似つかない。ハズレ!

 もうひとつ、サッポロの「W-DRY」も試飲してみました。何じゃこりゃああ!チューハイの素みたいな無味。(炭酸の酸味はあるが)こんなもの販売していいんだろうか?


8月23日(木) 『ナディア』再開!

 秘密結社のシゴトもようやくひと段落着いた、というか、暗礁に乗り上げた、というべきか?今日はウザイ催促もなく、平穏な日でありました。珍しくその日のうちに?帰ってきたら、GyaOでアニメ『ふしぎの海のナディア』が最終回まで配信されている!さっそく第31話、第32話を観ましたよ。

 ここんとこ数回、韓国のアニメスタジオに発注されたらしく、キャラクターの顔がぜんぜん違ってます。(笑)とはいえ、韓国アニメの技術水準はなかなかのものがあるので、今回だけはハズレというしかありません。スタジオ・ジブリだって外注を出しているくらいなのだ。シゴトが早いらしい。

 アニメを観ながら久しぶりにちょっと贅沢。第3のビールを呑み、豆腐サラダに舌鼓を打つ。こういうゆとりがなければ、やっぱりやっていけませんわ。さてと、この後は、借りてきたノートパソコン(Windows98)のメンテナンスをして寝よう。設定がめちゃくちゃになっているんだけど。(笑)


8月22日(水) 悪の秘密結社ショッカー

 今日もシゴトシゴト・・・ゲラが上がってきて、添付ファイルが届いていました。PDFを開いてみたら、昨日、赤字を入れた箇所が何も直っていない。この状態で、悪の秘密結社ショッカーに見てもらうんだとさ。まあ、まず間違いなく突っ返されるだろうな。それでも私が悪いことになるのか?

 昨日はミーティングと、その後で飲み会があったらしい。私は呆れてしまっているので欠席。¥2,000自己負担だぜぃ?参加した人の話を聞けば、今回も、ショッカーの頭領は姿を見せなかったそうだ。人間観察は面白い・・・私のような無頼漢もいれば、ショッカーにひれ伏す人間もいるのだ。

 これは、『仮面ライダー』とまったく同じだ。悪の秘密結社が世界制服をたくらむ。当然、そこには出資者がいる。膨大なお金がかかるからで、世界を征服したあかつきには、巨額の見返りを期待しているのだ。身体を改造された怪人の幹部もいる。プライベートは捨ててもお金は欲しい・・・。

 だって、怪人になってしまったら、一生、女の子と付き合えないんだよ?脳改造を受ける前に、「こんなバカバカしいことやってらんねー」と気づいて逃げ出したのが1号ライダー。いったん脳改造を受けさせられたものの、正気に返ったのが2号ライダーだ。よーく考えよう、プライベートは大事だよう♪

 ショッカーで働く怪人の幹部ってのも、悲壮な役回りですな。頭領にいいようにこき使われ、役に立たなくなったら、勝ち目もないのに仮面ライダーと勝負を挑む。大きなシゴトには大金が動く、そこに人が群がる。社内の人間はおそらく家にも帰らず、机の下で夜を過ごしていることだろう。

 一度、病気か事故、あるいは家庭崩壊、人間不信など経験してみると分かるでしょう。お金と引き換えに、大切なものを失っていることを。てか、昼夜構わず電話してきて、「夕方までに」とか、「明朝までに」とか、無理難題を押し付けるオマエ、キライ!自分が同じこと言われたらどう感じる?


8月21日(火) ずたぼろです

 昨日は普通にシゴトだったのですが、〆切の催促(例の無茶苦茶なシゴト)に追われ、事務所を出たのが午前3時過ぎ、身体はずたぼろです。山道をたくさん歩いたので、脚は筋肉痛だし、夕方だけちょろっとシゴトを抜けて美容院へ行ってきました。ボザボサに伸びてしまったもんなあ。

 美容院ではかっくんかっくんと居眠り・・・。途中で携帯が鳴ったので、整髪が終わった後、支払いも終えずに外へ出てしまった。慌てて店内に戻りましたが、疲れもピークに達すると、自分が何をやってんだかわけわかんなくなります。とりあえず、今日は溜まっていた日記を更新します。


8月20日(月) 奥多摩取材(2)

 奥多摩駅まで引き返し、この後は各駅で停車して、周辺の観光物件を撮影しなくてはなりません。白丸駅では、木造十一面観音立像を撮影する予定だったのに、観音堂は閉まっていました。そして、数馬の切り通しまでの山道は、足が痛くなったぞい。東京から少し離れただけなのに、本当に山の中。

 鳩ノ巣駅では白丸ダムの魚道を撮影。ものすごく長い螺旋階段を降りていくわけですが、間違って出口から入ってしまったため、最後に螺旋階段を昇らねばならなかった。ひえ〜!鳩ノ巣渓谷は谷川の流れも涼しくいいところ。カモシカ見ました!死体だけど・・・谷川をドンブラコと流れてきました。

    ドンブラコと流れてきたのは?

 続いて古里駅へ・・・と思ったら、にわか雨。もう3時を回っているので、日が落ちてしまいます。朝からずっと歩き通しだし、また、お腹も痛くなってきたので、雨が止むまで待ちます。取材再開、“小丹波のイヌグス”はトトロの森で見たような巨木。これは駅のすぐ裏手にあるのですが・・・。

 もうひとつの“古里府のイヌグス”は、駅からずいぶん離れています。行けども行けども何にもない。途中で道を間違えたかと思ってしまった。ほとんど駅1区間歩いたところにそれはあり、説明板も壊れて、地面に落ちていました。はああ、もうくたくたです。駅に戻って電車に乗ったら、今度は夕立です。

    古里府のイヌグス

 雷がゴロゴロと鳴って、本格的に降ってきました。時間的にももう5時近く、止むのを待っていたら日が落ちるでしょう。取材は終了です。この青梅線、30分に1本しかダイヤがなく、いったん駅に降りて物件探しに出かけると、30分では戻れません。次の取材日には涼しくなっているといいな。


8月19日(日) 奥多摩取材(1)

 旅行雑誌の取材で青梅線に乗って奥多摩へ。昨夜は徹夜で、そのまま4時27分の始発に乗って出かけます。終着駅の奥多摩駅に着くと、さすが山ん中ですなあ、空気が美味しい。さて、その先は西東京バスに乗って20分ほど。峠道をものすごいスピードで走るんですよ、このバスは。

 小河内神社のバス停で降りると、小河内ダムでせき止められた湖面に、ドラム缶の浮き橋がかかっています。最初の撮影ポイントがここです。近くでよく見ると、ドラム缶じゃなく、プラスチックのタンクでした。よっしゃよっしゃと渡って、小河内神社へと向かいます。

    ドラム缶橋

 ところがおかしいぞ?どんどん山の中に入っていき、道標もなくなってしまいました。20分くらい行ったところで、「どうも道を間違えたらしい」とUターン。ドラム缶橋を渡る手前まで戻ります。やっちゃった!案内図は、ドラム缶橋の門扉に貼ってあったのですが、門扉は開かれていた・・・?

 裏側の地図を間違えて読んでしまったわけです。行き先を前日にしっかり把握しておけばよかった。徹夜明けだったもんなあ・・・。小河内神社は左手の方角のようです。しかし、まったく観光化されていない土地のため、道標もありません。登り坂をどんどん歩いてようやく着きました。

 どうやら落石があったばかりで、工事用のトラックが停まっていました。立入禁止かもしれないけれど、早朝だから誰もいない。もうすでに汗びしょびしょです。さっさと撮影を終えて、再びバスに乗ります・・・でも、運転手はおばちゃんと話し込んでいて、車内の放送が切られてる。

 運転手の近くまで行って、「奥多摩湖、停まりますよね!」というと、「ああ、もうすぐ着くよ」と生返事。おばちゃんも、「泊まりで来たの?この辺は何にもないでしょう?」ときた。そうだ、たしかに何にもない。バスは奥多摩湖へ、すぐそばに“水と緑のふれあい館”があります。

 でも、“水と緑のふれあい館”は、9時30分から営業なので閉まっていました。まず奥多摩湖と、建物の外回りから撮影します。開館を待って飛び込み、内部を何枚か撮影し、10時過ぎにバス停の前へ来てみると・・・。9時50分から、11時8分まで、バスが1本もない!!

 仕方がないので、“水と緑のふれあい館”へ戻って待つことに。時間がもったいないので、レストランで“奥多摩清流定食”を食べて、取材のネタとします。ニジマスの天ぷら(梅しそ風味)と山菜の天ぷら・・・ごっつ美味かったです。さあ、バスが来た!次の目的地は早朝に立ち寄った奥多摩駅です。

    奥多摩清流定食

 “奥多摩ビジターセンター”は、自然の楽しさを展示した、子供向けのパビリオン。スタンプを押してこないといけないのですが、20種類くらいあって疲れちゃいました。(4枚ずつ押すんですよ)さて、お次は“もえぎの湯”です。ところが歩いてみると、けっこうな距離があるんだなあ・・・。

 しかもいかんことに、お腹が痛くなってきた・・・過労に、徹夜に、久しぶりにご馳走食べたのと。おまけに、かなりの量の水分を摂ってますし、外出先でお腹が痛くなるのは得意なんです。困ったことにトイレがない。汗びしょびしょで歩いて撮影を済ませ、ビジターセンターまで戻ります。(つづく)


8月18日(土) 珍しく涼しい!

 今日はグッと気温が下がって涼しかったです!エアコンなしでもいけるくらいでした。う゛〜それでも私はシゴトシゴト・・・。午前様で帰ってきたのに、明日は始発に乗って取材に出なくてはなりません。現在、午前3時・・・睡眠時間は諦めました。電車の中で寝ます。首が痛くなりそうだけど。

 ちょっと小腹が空いてきたので、コンビニで何か食料を買ってきます。電車の中ではひたすら寝よう。うん、そうしよう。「名物に旨い物なし」とはいうけれど、現地で美味いもん探してみよう。取材だから領収書切れるもんなあ。不味いもんに当たったらどうしよう?食べてみるまで分かりません!


8月17日(金) 『スネークマンショー』

 友人から『スネークマンショー』を借りて聞いてます。私は、ちょこちょこ聞きしかしてなかったので、まとめて聞くのが楽しみ。学生時代にはよく、合宿やキャンプに巨大なラジカセを持ってくる人がいたものです。昔のラジカセは巨大なメカでした。大きなものでは16センチスピーカーが2個付いてたもんなあ。

 みんなで囲んで聞いたのは、『だから、オレは無礼講が嫌いなんだよ!』(原題不明)とか、『ひとつ出たホイのよさホイのホイ』が大合唱になっちゃうヤツ(原題不明)とかですね。鮮烈に覚えているのです!が、今回借りた音源の中には入ってませんでした、ショボン。そういえば、タモリのレコードとかもあったよなあ・・・。


8月16日(木) IrfanView32日本語版

 画像編集ソフト、
IrfanView32日本語版がVer.4.0にグレードアップされました。しばらく気がつかずに、3.98を使用していた私です・・・。何がうれしいかといえば、「自動色彩調整」のコマンドができたこと。もちろん私は、気に入った色合いになるまで手動で調整しますが、それでは初心者の方にお薦めできません。

 この「自動色彩調整」があれば、ちょっとアンダー気味だったり、蛍光灯の下で撮影した画像など、一瞬で調整してくれるからです。気に入らなければ元に戻すなり、自分で調整してみてもいいです。携帯で撮った写真の色合いがイマイチだったりした場合、ブログにアップする前に、試してみてもいいんじゃないでしょうか?

 Photoshop Elements(LE)も使いますが、動作が重かったり、肝心の機能が制限されていて、やはりCS3(10万円)を購入させるための策略か・・・と思うことしばしば。レイヤー加工等、凝った技術は使えませんが、普通に画像を処理するならIrfanView32は快適です。画像回転もブラウズで確認できていいですよ。


8月15日(水) 猛暑だもの、もう、しょうがないよ!

 猛暑はいよいよピーク!今日はデータの受け渡しで外回りをしてきました。最高気温はいよいよ40℃ですか!お風呂に入ってるのと同じですよ。今、通ってる事務所は木造2階建ての2階にあります。そりゃもう、屋根が焼けております。水道をひねると、お湯がでてくるような状況です。

 東京は名古屋ほど暑くない、と思っていたけど、今夏のここ2週間ほどは例外です。もっとも、空気は乾燥してますけど、名古屋はこの上に、じっとりとした湿気が乗っかるんですよね。前にも書いたことがありますが、岐阜県高山市は名古屋よりも気温が2〜3℃高いといわれています・・・。

 でも、実際に高山へ旅行してみると分かるんですが、陽射しは強くとも、空気がサラッとしていているんです。空気は美味しいし、夏でも旅行したくなりますよ。現在の東京はアスファルトの照り返しが強く、エアコンの室外機が密集しているオフィス街や住宅密集地はまさに“暖房”状態です。


8月14日(火) 最近、何にもできてないぞ!

 徹夜で原稿整えてメールで投函。ヨシ、これで終わりだ。ここ2週間ほど続いていた“イヤ〜なシゴト”ともおさらばさっ!実際にはこの後、校正やら何やら、直しのシゴトは残っているんですけどね。

 明日は溜まっている洗濯を片付けよう!洗った衣服だって、たたみもせずに押入れの布団の上に積み重なってるもんなあ。ゆっくりテレビで映画でも観たいぞ。あ、ホームページも更新せにゃなあ。


8月13日(月) 暴露しまっせ!

 ムリヤリ書かされた原稿大枚は没。もとよりソースの信憑性が乏しい企画で、こちらとしても最初からやめた方がいいと提案したのにです。〆切が2、3日しかなく、その上、何度も書き直しをさせられて延長戦。1週間も引っ張り回したあげく、没!決定では腹も立ちますよ。

 この編集プロダクションには裏があって、シゴトの発注が二重構造になっています。元締めが、“とある編集者”に振ったシゴトを編集プロダクションが孫請けしている。この“とある編集者”というのが曲者で、これまで一度も姿を見せないのであります。こいつはショッカーか?

 それでは、“とある編集者”はどんな働きをしているのか?・・・そりゃもう、ひたすら“ダメ出し”なのです。まるで、“本を出す気がない”かのように振る舞っている王様。下請けの編集プロダクションには決定権がなく、王様のご機嫌とりに靴を舐めているような状況なのです。

 どうやら、私の文章が拙いからではなく、ほとんど王様の気分で決まるようです。なぜなら、本日付けの連絡で、「これまで入稿して、デザインの終了した記事もかなりの部分、王様の命令で書き直しが言い渡されました」というのがきてました。いや、没でよかった。たまらんわ。

 本のシゴトは、基本的に発売されて2ケ月後以降にお金が入ります。最初は早くて10月か11月、遅くとも来春と聞かされた発売日も、このような状況では2年経っても、3年経っても発売できそうにありません。早めに手を引いたほうが安全です。やばいシゴトはあかんわ。


8月12日(日) 有名曲を100曲

 はああ〜、日曜日なのに休めないじゃないか。休みたいよう、休みたいよう。自分の時間がなくなるとイライラしてしまいます。ホームページもここ2週間ほど、更新できていません。事務所にカンヅメなので、FMラジオだけが情報源です。

 FM放送のクラシック・・・というか、一般的なクラシック音楽っていうのは、有名曲を100曲くらい、繰り返し流しているだけなんだな。もっとも演奏会だってそうだ。ここ30年くらい、レパートリーの拡大がないように思えてきます。

 有名なヴァイオリニストになれば、オーケストラをバックに、メンデルスゾーン、チャイコフスキーの協奏曲ばかり毎日弾くことになるんです。ときどきベートーヴェン、ブラームス、シベリウスにブルッフの1番かな?大変だなあ・・・。

 インターネットラジオも聴くんですが、FM放送とかち合って、2日続けで「ピーターと狼」を聴いたりすることも。頭の中で1日中、3本のホルンによる“狼のテーマ”がぐるぐる回っています。お腹の中からアヒルの声がする。ぐぐぐぅ・・・。


8月11日(土) ホームムービーの日

 8月の第2土曜日は、“ホームムービーの日”です。昨年に引き続き、根津教会で行なわれた東京地区の大会を楽しんできました。家の中に眠っている貴重なフィルムを持ち寄り、大勢で楽しんじゃおうというアイディアです。トーキー作品は非常に少なく、ほとんどがサイレントなんですよね。

 ひとくちに8ミリフィルムといってもいろいろです。付け焼刃の知識をお披露目しますと、35ミリと違って8ミリには、フィルムの片側にしか穴が開いておりません。まず、シングルとダブルの2種類があります。シングルは文字通り、最初から横幅8ミリのフィルムなんですけど・・・。

 ダブルというのは、実は16ミリのフィルムなんです。これには両側にフィルム送りの穴が開いています。撮影するときはフィルムの片半分だけをまず使用して、最後までいったら裏返し。残った片半分を逆方向に撮影します。カセットテープみたいなもんだと思ってください。

 そしてこれを現像に出すと、フィルムの中央からまっ二つに断裁してくれるのです。そして現像と同時に、テープレコーダーと同じ、磁気コーティングを施したサウンドトラックを入れてもらいます。音声部分はすべてアフレコになるわけです。これ、大変な手間がかかるわけです。

 そして見かけは同じようでも、シングルとダブルでは、フィルム送り穴の間隔が異なります。ダブルはもともと16ミリフィルムですから。つまり、これを見るには、それぞれ別の映写機が必要になるということです。他にも撮影と同時に録音のできる“スーパー”など数種類の記録方式があるのです。


8月10日(金) 緑のポインセチア

 朝寝坊して、ポインセチアの鉢に水をやるのを忘れていました。帰ってきてベランダの鉢をみると、あ゛あ゛っ、しおれかかっている。慌てて水をたっぷり含ませてやります。3時間くらいで元通りに復活しました。これ、あと数時間発見が遅れていたら、あやうく枯らしてしまうところでした。

 今夏は暑いです。ポインセチアは緑の葉っぱを繁らせていますが、それじゃちっともポインセチアらしくない。不勉強で、摘芯や剪定をするのを忘れていました。モサモサに伸びています。これで、日が短くなるのにつれ、だんだんと冬に向けて屋内に入れていくのか。紅くなるといいなあ。


8月9日(木) シゴト終わんない

 本日深夜が〆切だったので、徹夜して、明け方に送信。平均睡眠時間4時間くらいですか。いっときは無理だってききますが、これを恒常的にやられたらたまりません。たぶんやり直しを食らうでしょう・・・。こうした“体育会系”な作業を好む人、というのが、残念ながらこの世には多く存在します。

 私は、“反体育会系”であります。ムダなシゴトはしたくない。ラクにこなすための布石をします。パソコンを習熟することも、そのひとつです。新しい使用法を研究することは、次のステップアップに繋がります。これができない人、というのは、やたらと電話・FAXを使用します。潰れて読めないぞっ!


8月8日(水) お茶は99円で

 近所の99ショップで、お茶2gのペットボトルが99円(税別)の限定発売。いつもじゃないんです。たまにやるんです。だからまとめ買いしなくてはなりません。しっかし、重たかったなあ・・・ふう。

 今年の夏はとくに暑いですから、お茶の消費量もばかになりません。これを冷やして、500tのペットボトルに小分けして携行しましょうか?名古屋は水道水も美味しいんですが、東京は・・・ねえ。


8月7日(火) カンヅメ

 あ〜あ〜あ〜、大変な難題を押し付けられてしまいました。要するに、“誰もやってくれる人がいないから、オマエやれ”ってことです。しばらく事務所にカンヅメ、どこにも行けません。苦労が実るシゴトなら別にいいんですが、今回の取引先はうさん臭さプンプンです。

 “誰もやってくれる人がいない”という状況そのものが、相当ヤバイんですよ。その手のシゴトを受けると、トラブルに巻き込まれるわけです。たぶん御社は2年以内に倒産します。私はヘラヘラと、無責任男を決め込むことにしました。責任取らされたらかなわんわっ!


8月6日(月) 光接続のトラブル

 昨夜10時頃から、事務所のインターネットが突如繋がらなくなりました。光接続を利用しているのですが、“T○PCOひかり”で契約した東○電力も今はK○DIの“ひ○りONE”に移行されちゃってる。元々のプロバイダOD○(日本テレコム)も今はソ○トバンクですからね。

 今朝になっても繋がらないので、K○DIのサポセンに電話してみます。「お客様番号をお願いします」と言われても、請求書はソ○トバンク付けだし、東○電力時代の契約書は紛失しちゃってるし。事務所の電話番号を伝えても、登録されておりません、ときた。あ〜、たらい回しか。

 障害情報は出てないんですよ。2台あるパソコン両方とも繋がらないのは、回線かモデムの障害だと思うんですが。パソコンは私が管理してますので、断じてこちらの設定ミスではありません。結局OD○のサポセンに電話かけたところ、技術者が親切な人で助かりました。

 @ルータの電源を落とす
 Aモデムの電源を落とす
 B10秒待つ
 Cモデムの電源を入れる
 Dルータの電源を入れる

 パソコン1台で接続している人は@Dを省略。接続は正常なのに、IPアドレスの認識ができなくなっていたようです。原因は様々なんだそうですが、どうも昨夜、ごく短時間の停電があったものと思われます。普通の電気機器に影響はないんですけど。おかげさまで直りました。


8月5日(日) ぬれ煎餅

 お土産で、ぬれ煎餅(せんべい)をいただきました。文字通り、湿ったせんべいですがな。噛むと、ほにゃっとして歯にくっつく感じです。こんなのが名物なんかな?「名物に旨い物なし」とはいったものです。

 では、お土産でもらってうれしい(美味しい)もの、にはどんなものがあるでしょう。京都生八ツ橋“おたべ”、伊勢の名物“赤福餅”、浜松の“うなぎパイ”、ハワイのマカダミアチョコレート、この辺はスタンダード。

 広島名物“もみじ饅頭”・・・これは“人形焼”とどう違うのか?名古屋名物“ういろう”は私は好きだけど、食べ慣れていない人には嫌われます。きっついのは鹿児島名物“ボンタンアメ”と“兵六餅”ですな。(個人的な嗜好です)


8月4日(土) 本郷クラブ8月例会

 本郷クラブ8月例会は、大出俊幸先生による『一にタイトル二に装丁。三、四が無くて…』。大出さんは、歴史読本でおなじみ、新人物往来社の名物編集者だった方です。この人の何が凄いか?というと、出版されている“新撰組”関連の書籍は、ほとんどこの人の手によって世に送り出されたものなのです。

 新撰組といえば、沖田総司がいちばん人気。でも、沖田総司の写真も肖像画も残っておりません。世間一般、草刈正夫がドラマで演じたイメージが定着してしまったのです。土方歳三の写真は残っています。彼はイケメンであります。この2人に関する書籍は、たいへんよく売れるのだそうです。

 新撰組隊長、近藤 勇も写真は残っております。握り拳が口に入れられる、というのが彼の特技で、たしかに逞しい顎をもっております。やはり、人心をまとめる度量も豊富な面相。友人としては頼りがいがありそうです。しかし、お世辞にも二枚目とはいえないので、女性ファンは少ないのだそうです。

 近藤 勇の書籍は売れないんだそうです。どんなに優れた内容の書籍でも、ダメなんだそうです。結局のところ、新撰組ファンの女性はすべて面食い。宝塚と同じ感覚なんだそうです。昔も今も、月刊歴史読本の読者投稿欄には、アニメ調に描かれた沖田総司のハガキが紹介されております。近藤 勇はないです。


8月3日(金) 『天然コケッコー』

 友人から鑑賞券を頂いて、新宿武蔵野館で映画鑑賞。ありがとうございました!『天然コケッコー』 夏帆、岡田将生、夏川結衣、佐藤浩市、柳英里沙、藤村聖子、森下翔梧、本間るい、宮澤砂耶、斉藤 暁、廣末哲万、黒田大輔、大内まり、田代忠雄、二宮弘子、井原幹雄 出演、くらもちふさこ 原作、山下敦弘 監督。(2007年日本/2時間1分)
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 小中学生合わせて全校生徒6人という小さな田舎の分校。東京からイケメンの転校生がやってきた。初めての同年代の男の子にドキドキのそよちゃん。豊かな自然に囲まれ、ゆったりと流れる時間の中、ほんわりとした初恋が生まれるのでした。くらもちふさこのマンガを映画化。雰囲気はよく描けています。

 悪い人は1人も登場しない。ちょっと天然な、中学生の女の子の視線です。そして都会人から見た、理想の田舎の風景でもあります。まあ、でもプライバシーをうるさく干渉されることもないからいっか?自然はいいなあ・・・でもおそらく3日もいたら、退屈で退屈で、都会が恋しくなるに決まってんですが。

 この映画の中にもちょろっとだけ出てきます。これは日曜日の午後かなあ?そよちゃんが帰ってくると、弟がテレビのマラソン中継を、ぼーっと、見るでもなくちゃぶ台に突っ伏してる。「他の番組はないの?」「ゴルフと競馬・・・」 山はある、海だってある。自然に恵まれていても、ここには何も新しい情報がない!


8月2日(木) 台風の楽しみ方

 台風が近づいてきてますね。被害に会われた方はゴメンナサイ。台風と聞くと少しだけワクワク。実家にいた子供の頃、台風が近づいた時だけは、家中の雨戸を閉めたものです。家の中は昼でも真っ暗になります。そんなとき私はどうしたか?学習雑誌ふろくの幻灯機で遊んでおりました。

 停電になると、クリスマスでもないのにローソクの登場です。こういう時、ローソクの光って何て明るいんだろう!感動してしまいます。停電でなくっても、家の中でじっとして、ふだんは聴けない風の音に耳をすませておりました。ゴーゴー、ビュービュー、カランカラン。(何かの転がる音)

 土間にクワガタが闖入してきたこともあります。そっか、お前も台風は嫌いなんだな、と。虫取りに行かなくともクワガタげっと!ふくやまけいこのマンガですが、台風の夜、テーブルの下に子供が独りもぐって、南極探検ごっこをやらかす、というのがあります。臨場感あるなあ。(作品名失念)


8月1日(水) 『姿なき訪問者』

 映画の日なんですが、この日はシゴトの外回り。原稿やデータの配送で歩きました。あちぃですよ!ポロシャツは汗びっしょり。帰ったらすぐに洗濯だあ・・・。この日、映画はYahoo!動画で楽しみました。

 『姿なき訪問者』(PHANTOM FROM SPACE )テッド・クーパー、ハリー・ランダース、ノリーン・ナッシュ、ルドルフ・アンダース、ジェームズ・シーイ、ジャック・デイリー出演、W・リー・ワイルダー監督。(1953年アメリカ/1時間13分)

 1950年代の低予算SF映画。高速で飛ぶ謎の飛行物体がカリフォルニア上空で消え、サンタモニカで連続殺人事件が発生。目撃者の証言から、犯人は潜水服(宇宙服)を着た不審人物であると・・・。しかもヘルメットの中に頭はないというのです。最初、半信半疑だった刑事も科学者の話を聞き、異星人の襲来を認めざるを得なくなります。

 UFO飛行のシーンは、電波塔のアップと地図上を這うコンパス。宇宙人の身体はガラスでできた透明人間。よって、なかなか姿を現しません。ヘルメットと宇宙服を脱いで姿をくらましますが、これはヘルメットと宇宙服をピアノ線で操っているだけだし。ストーリーは特殊撮影を使わなくてすむよう、実に合理的(笑)にできているのです。

 逆にいえば、この手作り感覚が楽しいんです。あっ、これなら私にもSF映画が作れそう!(笑)ほとんどモンタージュ的なクローズアップとナレーション、音響効果で説明されちゃってる。ハリウッドCGに飽きた人は、こうした素朴な映画が新鮮に観られるかも。最後にちょろっと姿を現す宇宙人は、『遊星よりの物体X』(1951)にクリソツ。


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