2007年12月の日記

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12月31日(月) 『LIAR GAME』(ライアーゲーム)

 テレビで『ライアーゲーム最終回3時間スペシャル』という番組を観てみました。今年の4月から6月にかけて放送された全11話(1話45分)のドラマ。最終回だけが3時間枠になっていますが、前半2時間はこれまでの総集編。いちおうストーリーは分かるというわけです。戸田恵梨香、松田翔太、渡辺いっけい、吉瀬美智子、北大路欣也 出演。
公式ホームページ

 ずーっと戸田恵梨香ばかり見ていた。(爆)『デスノート』と似た雰囲気あるな、と思って調べてみたら、やはりマンガが原作でした。最近、こういう頭脳戦ゲームのマンガ、多いですよね。“嘘つき”を見抜く能力は、2ちゃんで培いましょう。続きが知りたくて、ついつい観てしまう衝動に駆られますが、終わりのほうはトリックが読めてしまいました。

 さてさて今日は大晦日。もう何年も観ていなかったけれど、流行も少しは把握しておこう、ということで、NHK紅白歌合戦を観ています。名前だけ知っていても、歌を聴いたことのない歌手たち。しょこたんって、けっこうパワフルなヴォーカルじゃないか、と感心してみる。小手先でごまかしていない、直球勝負なヴォーカルは好きですね。


12月30日(日) きくち英一さん

 朝っぱらからお風呂に浸かり、ビールなど呑んでいたら、カメラマンのKさんから電話。パソコンが壊れてしまったらしい。パソコン本体はかなりガタガタで、CDドライブもフロッピーも故障している。捨てても構わないんだけど、HDDの中のデータだけはサルベージしたいとのこと。さっそく出かけます。

 やはりOSが起動しないので、さっそく分解。高田馬場のT電機に行き、外付けHDDのケースキットを買って戻ります。セットアップしてみると、データの大半は読み取れるようです。パーティションで区切った一部が読み取り不可になっていますが、OSがクラッシュしているので仕方がない。

 この日は、Kさんの事務所に、きくち英一さんが年賀状印刷の依頼でみえておりました。『帰ってきたウルトラマン』を演じたスーツアクターであります。子供の頃からのウルトラファンである世代にとっては、神様にも等しい存在。昼過ぎから夜まで一緒にお酒を呑み、撮影の舞台裏を聞かせていただきました。

 興味のある方は、「ウルトラマン・ダンディー 帰ってきたウルトラマンを演った男」(風塵社)という著書も読んでみてください。また、素顔のきくちさんは、私の想像どおり、ダンディーな紳士でありました。機会があればまたお話したいなあ。来春には、特殊メークを施したゾンビ映画も公開予定だそうです。


12月29日(土) IPラジオのメンテナンス

 いよいよ年末、冬休みに入りましたので、IPラジオのメンテナンスにいそしんでおります。ロストリンクがたくさん!消滅してしまったサイトがたくさんあるってことです。インターネットの世界はサバイバル。私は生き延びることができるか?

 お昼は近所のとんかつ屋さんで、定食を食べました。サクサクふっくらのとんかつです。このお店は自宅で営業しているのと、丁寧な作り方でずっと続いております。上落合、東中野のお店は閉店が多い。がんばって続けてほしいな。

 朝と晩は、ローソン100で買った蕎麦を茹でて食べました。美味しいものを食べて、メンテナンスをがんばらなきゃ。


12月28日(金) 大掃除と忘年会

 事務所で大掃除の手伝い。午前中で終わったので、午後からは忘年会。と、本社から電話がかかってきて、“写真ができあがっているから、取りに来て”とのこと。お酒とご馳走を横目に見ながら移動します。

 本社でも午前中は大掃除だったようで、私が着いたときには酒盛りが始まっていました。ビールの500CC缶をもらって、それを片手に呑みながら、フィルムの返却をしました。すでにお正月気分です。

 事務所に戻って再び忘年会・・・。この日はお昼から、夜の9時過ぎまで呑み続けました。呑み過ぎだっちゅうの。帰ったらバタンキューで眠ってしまい、『灼眼のシャナU』を観るのを忘れました。シマッタ!・・・。


12月27日(木) 写真探し(2)

 今日もまた本社にて写真探し。お昼は昨日のリターンマッチ、プリプリ鶏肉、トロトロ玉子の親子丼を食べました。このお店は、並盛り、中盛り、大盛り、どれも値段が同じです。私はもちろん大盛り。

 膨大な枚数のカラーコピーを抱えて、事務所に戻ります。明日は大掃除とシゴト納め。年明けすぐに発送できるよう、まだ、住所録も作っておかなきゃなんないです。おお忙しい、とりあえず寝ます。


12月26日(水) 写真探し(1)

 今日は朝も早よから、本社へ出向して、次の雑誌で使用する写真を探しておりました。山のような雑誌に付箋をペタペタ。写真探しだけで、1日が終わってしまいました。

 お昼はプリプリ鶏肉、トロトロ玉子の親子丼を食べに行こうとしたのに、1時半を過ぎていたため「準備中」の看板。近所の中華飯店に行って、大盛り炒飯を食べてきました。

 ここの大盛りは有名で、中華どんぶりに炒飯を詰めて、パコッと型を伏せたような量があります。もう夕食は食べられません。お風呂に浸かりながら、チューハイを呑みました。


12月25日(火) クリスマス

 クリスマス・・・なんですが、おそらく多くの人が同じだと思います。三連休明けであり、シゴトの大詰めですから休めません。朝から忙しくしてました。・・・また首と肩がガチガチに凝ってしまった。28日までは休めそうもないので、トップパスを買って帰ります。サロンパスの類似品で140枚入り・・・おトクです。

 RealPlayerの新バージョン“11”がリリースされています。WindowsXPとVistaに対応なので、それ以前のOSにはインストールできません。“10”がリリースされてから、ずいぶん間が空いてしまいましたが、今回の“11”はスゴイ!ストリーミング・クリップを録音・録画機能つきです。

 また、動画投稿サイトで使用されるFLVファイルも再生可能となりました。コーデックは一新されたようで、FLVファイルやRMファイルの再生で、音質が向上しています。微妙といえばそうですが、柔らかく、抜けのいい音質になりました。(私の耳を信ずるならば、ですが・・・。)

 残念なことは、スキンのデザインが大きすぎて、シゴトしながら音楽を楽しむには、ちょっと邪魔。一昔前のビデオデッキみたいです。もう少し何とかならんかな?前のバージョンはコンパクトで、必要に応じて大きくも小さくもできたのに、そこだけが残念です。無料版と有料版があるので気をつけてくださいね。


12月24日(月) クリスマス・イヴ

 昨日は出歩いたけど今日は引きこもり。クリスマス・イヴらしいことは何にもやっていない。ローソン100で買った蕎麦を茹で、ズルズルとすすりながら、ずっと前に録画した映画『従妹ベット』(COUSIN BETTE)を観ました。ジェシカ・ラング、エリザベス・シュー、ボブ・ホスキンス、ヒュー・ローリー、エイデン・ヤング、ケリー・マクドナルド、ジェラルディン・チャップリン出演、デス・マッカナフ監督、サイモン・ボスウェル音楽。(1998年アメリカ/1時間46分)

 バルザックの小説だよねえ?と思って録画してました。おそらく現代ふうに書き換えられてはいるだろうけど。貴族の家に生まれながら、陽の当たらない生活を送ってきたベット。従姉の死をきっかけに、娘の世話役を押し付けられた女が、一族への復讐を誓う。

 「いいですよー」って、マジメに生きていると、いつの間にやら面倒なことを押し付けられて飼い殺しにされちゃう。これは現代にもそのまま当てはまるなあ。で、ベット(ジェシカ・ラング)の復讐がすごい!ずる賢いというか、ハチャメチャに引っくり返してしまうのだ。

 ただねえ、いくら頭がよくっても、人の気持ちだけは動かすことはできない。そこが誤算であり、最後には寂しい想いをすることになるんだけど。字幕版ではありますが、何箇所かカットがあるらしく、最後は?で終わってしまう。クラシックをふんだんに用いた音楽はいい。

 ジェシカ・ラングは『タイタス』(1999)で、アンソニー・ホプキンスを相手に、すさまじい悪女を演じてました。シェイクスピア原作の残酷きわまりない映画ですが、時代を考えれば、残虐=諧謔。梅図かずおの世界に通じます。受け入れられない人の方が多い映画ですが。


12月23日(日) クリスマス・イヴイヴ

 最近はイヴイヴなんて言わないかな?日本は八百万の神の国ですから、何でもアリなのです。誰が決めた?聖徳太子にきまってるでしょうが。洋の東西を問わず、何でも受け入れてきたからこそ、現在があるのです。

 たまに、「キリスト教徒でもないのに」とか言う、“中二病”患者もおりますが、子供が喜ぶからいいじゃないの!この日だけは、家族団欒のためにシゴトを早めに切り上げ、ケーキを買って帰るお父さんも多いはず。

 ちなみに、恋人とえっちする日ではありませんのであしからず。世の中何か間違っとるぞ。(笑)そんなら恋人の両親に挨拶して、プレゼントくらい持っていきましょう。自分が楽しむことだけに一所懸命で、周りが見えなくなってる。

 クリスマス・イヴを恋人と過ごしたいキモチ、分からんでもないですが、とりあえず今年も艦長は、サンタ活動にいそしみます〜。(謎)


12月22日(土) お買い物

 年末恒例のお買い物デーであります。欲しいものがいろいろとあったので、東中野→中野→新宿と出歩きました。東中野より良い品物がないかと、中野まで見に行ったわけですが、結局、コレといったものがなく、東中野まで逆戻りしました。でもいい買い物ができたと思います。

 タワーレコード新宿店に行ったら、ORFEOレーベルから発売された、フルトヴェングラー指揮バイロイト祝祭管弦楽団の第9(ベートーヴェン)が並んでいました。1951年のライヴ録音でEMIから発売されている演奏であるが、ソース(マスターテープ)が違う。バイエルン放送協会提供。

 EMI盤は、終楽章コーダの音をティンパニが叩き間違えています。ライヴとはいえ、これは悲しい。それ以外にもかなりの箇所で演奏ミスがあったり、テープの継ぎ目で音質が変わります。このCDには終楽章コーダのミスがないという。じゃあ、どっちが本物だ?ということになります。

 どっちかが本番で、どっちかがゲネプロ(予行演習)。コメントには、このCDの方が音質がいい、と書かれてあったけど、店内に流れていたのは響きのない硬い音。やたらと高音を強調してしまうのは、ORFEOの悪い習慣。ハッキリしている方がいい、と勘違いしているなら大問題。

 今回は見送ったけど、ポイントカードが溜まってきたので、次回、来店時には再考しましょう。インターネットで調べてみると、同じ録音のCDがLP復刻を含めて、42種類?発売されていることが分かります。CDだけで42種類、世界各国で発売されたLPを含めるとたいへんな数に・・・。

 復刻のほとんどは初期LPからのものですが、黎明期のLPはスクラッチノイズを避けて通れない。私はノイズの少ない再発売盤の方が好みです。オリジナルテープの劣化とLP製盤技術は下降線と上昇線のグラフが交差します。コンディションの良い物は、意外とその辺りにあるのでは?


12月21日(金) 今月も歯科医院へ

 シゴトを少し早めに上がり、先週行き損ねた歯科医院の定期健診に行ってまいりました。もう2年以上、この医院にはお世話になっているのか・・・早いなあ。明日から三連休ですが、私は少しだけシゴトの宿題を持ち帰り。半日もあればできてしまう量だけど。

 ローソン100では商品入れ替えのため、ストレートそばつゆを2本で¥105販売。久しぶりに蕎麦の乾麺を買って帰り、茹でて食べることにしましょう。乾麺でも茹でたてなら美味いですよ!いくら手打ちでも、茹でて寝かせておく立ち喰い店では美味しくないです。


12月20日(木) 『装甲騎兵ボトムズ』

 プルプル寒いです。風邪ではないんですが、あまりの寒さのため、身体じゅうの関節が痛い!鼻水も出てきます。クリーニングを済ませてビニールに入れたまま、昨年は使わなかった毛糸のセーターを着込みました。かなりの着ぶくれ。

 BIGLOBEストリームでは、『装甲騎兵ボトムズ』の第1話〜第10話が無料。さっそく観てみました。以前、映画を検索していて、なかなかの文章を書いていた個人ブログで、“ボトムズはいい”と力強く薦めていたからです。

 映画マニアがハマるのは分かりました。実によく練られた脚本で、通好み。いわゆる“ロボットアニメ”ではなく、人間中心の物語で、かなりシュール。反面、“ボトムズ”と呼ばれるメカは、虚飾がなく、おそろしく武骨です。

 『ガンダム』でいうなら、“ザク”。量産型のコンバットメカ。主人公は適当に乗り回すだけで、特定のメカは存在しない。3本のレンズがグリグリ回る(ズームじゃないのか?)おそろしく低性能なメカです。だから面白いのかな。


12月19日(水) 寒いですよ〜

 東京は例年にない寒波、寒すぎです。私の体感温度だけを頼りに語ってますが。シゴトをしていても、午後3時過ぎくらいから急に冷え込んできました。もっと厚着をしてくるべきでした。何だか風邪引きそうです。気分が悪くなってしまったので、夕方5時には退散。

 家に帰って、風呂で温まり、7時前には寝てしまいましたとさ。この日は何にもしてません。お昼にお弁当のカツカレーを食べたら、油が悪かったのか、胸にもたれてしまいました。前に友人が、あそこのトンカツはよくない、って言っていたっけ。胆に命じておきます。


12月18日(火) AVG Anti-Virus

 AVGは、avast!同様に有名なフリーのアンチウィルスですが、今まで日本語版がなかったのです。これまでは、avast!4 Home Editionだけが唯一無料の日本語版アンチウィルスソフトでした。ところが少し前(今年の秋頃)日本語版がリリースされていたようなのです。

 悩んでいるのは、昔と比べて、avast!がかなり重いソフトになってしまい、仕事場のWinXP Pro、Celeron1GB、メモリ384MBのパソコンだと、しばしばIEが落ちるという状況になってしまいました。

 中古で購入したので、単純にメモリ不足なんですけどね。128MBに256MBを足しているのですが、最低512MBは欲しいところです。PhotoShop5.0の起動は1分以上かかります。ストレスもここまでくると限界です。

 そこで試しに、avast!をアンインストールして、AVGに替えてみました。ずいぶん軽くなったものです。おそらく、効き目としてはavast!の方が強力です。ソフトウェアの起動に制限をかけているくらいですから。

 また、avast!は多いときで1日に2〜3回、ウィルス定義の更新がありますが、AVGのフリー版は、製品版と区別を付けるために制限がかけられているようです。

 私の家のメインパソコンはこれまで通り、avast!を使いますが、旧いパソコン(Win98)はAVGに替えることにしましましょう。これでフリーズ現象もずいぶん軽減できるはずです。

 旧いパソコンにも朗報!
AVG Anti-Virus Free Edition 日本語版

 avast!もAVGも、アンチウィルスのみのソフトです。セキュリティのためにはWindowsXP付属のファイヤーウォールや、Windows Defender(無料)などの、アンチスパイウェアを併用してくださいね。


12月17日(月) わりと忙しいです

 昨日は資料を持ち帰って、家で作業を進めていましたが、次の雑誌のOCRも終わり、ゲラが出せる状態になったので、台割(目次)を提出。さっそく付け合わせと校正の作業が始まります。しばらくコレにとっかかりきりになるので、忙しいかもしれません。

 来年4月以降の発売予定の本も、今日、写真を渡したので、レイアウト校正かけなきゃだなあ。何のかんのいっても、自分のアイディアが活かせる本作りは楽しい。親は、「名古屋に戻って来い」というが、帰ったら、無味乾燥なジョブしか選択できないやんか。

 帰りは水道橋の駅から、寄り道して、秋葉原6番線ホームのそば屋“田毎”で、サービスデーのカツカレーを食べて帰りました。当てずっぽだったけど、月曜だから・・・と勘を働かせたらありつけました。今日はちょっとルウが少なめでした。そういうこともある。(笑)


12月16日(日) 『スイミング・プール』

 深夜のテレビで映画『スイミング・プール』(SWIMMING POOL)を観ました。シャーロット・ランプリング、リュディヴィーヌ・サニエ、チャールズ・ダンス、ジャン=マリー・ラムール、マルク・ファヨール出演、フランソワ・オゾン監督。(2003年フランス・イギリス/1時間42分)
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 すべて・・・というわけではないけれど、どちらかといえばフランス映画は苦手。あと、フランス映画に影響を受けた北欧の作品とか。比較的現代の作品においてですが・・・。観終わって、「だから何?」って思ってしまうのです。

 いちおうあらすじを書いておくと、ミステリー作家のサラは、出版社社長ジョンに薦められ、南フランスの別荘を訪れます。執筆に専念できるかしらん、と思っていたところへ、社長の娘ジュリーが別荘にやってきた。オールヌードでプールを泳ぎ、毎夜、男を連れ込んでは何かしらを始める・・・。

 最初は、わがままで奔放なジュリーに苛立ちを覚えるサラだったが、やがて、彼女をモデルに小説を書き始めるのだった。ジュリーと寝た男が殺害されると、サラは隠蔽工作に一肌脱ぐ。やがて、現実とフィクションの世界が交叉して、ストーリーはわけ分かんない状態に陥ります。あららら・・・。

 わけ分かんない映画として、『マルホランド・ドライブ』(2001)と比較すれば、まだ『マルホ』の方が、人それぞれ解釈の余地があり、映像的にも楽しめます。伏線(小ネタ)もふんだんに転がってるし。しかし、『スイミング・プール』に謎解きの面白さはないです。考える余地がないもん。

 リュディヴィーヌ・サニエのヌードを楽しめばそれでヨシかなあ?これがサラの創作だとしたら、あまりにも稚拙なミステリーとしかいいようがない。殺人の動機が見当たらないもん。そういえば、『オペラ座の怪人』(テレビドラマ版)で懐かしい名優、チャールズ・ダンスが出演してました。


12月15日(土) 『ラブ IN ニューヨーク』

 深夜のテレビで映画『ラブ IN ニューヨーク』(NIGHT SHIFT)を観ました。こういうことやってるから、昼夜あべこべにあるんだな。ヘンリー・ウィンクラー、マイケル・キートン、シェリー・ロング、ジーナ・ヘクト出演、ロン・ハワード監督、バート・バカラック音楽。(1982年アメリカ/1時間45分)

 ものすごく眠たかったから、観るのやめようかと思ったけれど、やっぱり観てよかった。ニューヨークの死体置き場で働くチャックはマジメで優しい青年。恋人シャーロットとの結婚を夢見ている。ある日突然!上司から夜勤シフトに交替させられ、恋人と会う時間は少なくなるわ、お喋りでC調な助手ビルをあてがわれるわで散々な目に。

 そんなチャックはある日、同じアパートに住むコールガールのベリンダと知り合う。ヒモ(ボディーガード?)をヤクザに殺され、困窮していたコールガールらのために、チャックとビルはマネージャーの裏家業を始めるのだった。利殖の才能あるチャックは大儲け。やがて優しいベリンダとの愛も芽生えてしまうのだが・・・。

 原題は『NIGHT SHIFT』(夜勤)。こんなタイトルでは誰も観たいと思わないだろうから、『ラブ IN ニューヨーク』と邦題を考えた人はさすがやね。お下品ですが、心がポカポカ温まります。マイケル・キートン(後のバットマン)の鮮烈なる映画デビュー作でもあり、『ビートル・ジュース』そのまんまのキャラクターが楽しい。


12月14日(金) 本日の食事

 昼夜あべこべ、朝の6時にお腹が空いてしまいました。中井駅前のM屋へ歩いて出かけたら、夜間清掃の臨時休業。仕方なく今度は、東中野駅前のY家まで歩いて行きます。な、何と、Y家も夜間清掃の臨時休業でした。バッド・タイミング!とはこのことよ。

 三度目の正直は、大通りの向かい、東中野駅前のM屋へ移動。ようやく朝食にありつけそうです。券売機でハムエッグ定食(¥390)を購入したら、50円玉のおつりが出てきました。?よく分からないまま席に着き、食券を差し出したら、「納豆定食いっちょう!」。

 私は間違えて隣のボタンを押したんだろうか?まあいいや、運命に甘んじよう。待っていると、次々にお客さんが入ってきました。従業員とこんな会話をしています。

 「納豆定食買ったんだけど、ハムエッグ定食に代えて」
 「じゃあ、追加40円で」
 「俺も・・・」
 「じゃあ40円・・・」

 こんなはずはあるまい・・・券売機の設定がおかしいんでしょう。あまりのバカさ加減に、めんどうくさいのでそのまま食べる納豆定食・・・すんごく糸を引いておりました。結果:私は納豆が食べられる。しかし美味いとは思わない。自らすすんで注文することはない。

 ちなみにお昼は中華で、豚バラキムチ炒飯を食べました。辛かったけど美味しかった。しかし豚バラの記憶がない・・・。スープとサラダ、お漬物も付いていたのでヨシとしよう。今朝の悪夢は中和されました。M屋の従業員、接客マナーに多くを求めてはいけない。


12月13日(木) 『ラスト・プレゼント』

 10月に録り溜めしておいた映画の中から、『ラスト・プレゼント』(LAST PRESENT )を観ました。イ・ジョンジェ、イ・ヨンエ、クォン・ヘヒョ、イ・ムヒョン、コン・ヒョンジン出演、オ・ギファン監督、チョ・ソンウ音楽。(2001年韓国/1時間52分)
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 才能はあるけれど、なかなか芽の出ないコメディアン。愛する妻との間に生まれた子を幼くして亡くし、なかなか立ち直れない。やがて、妻との口喧嘩も絶えない日々が続くが、妻は夫に、自分が不治の病であることを隠し、懸命に夫を支えようとしていた・・・。

 結末の見えたストーリーだけど、お人好しの詐欺師2人組(愉快!)や、妻の初恋秘話などが盛り込まれていてなかなか楽しい。ストーリー中、妻の病名は明らかにされないし、仲の良い夫婦なのに、妻の重病に気付かないとか、ツッコミどころ満載ですが・・・。

 “うそっこ”のお話として割り切れば、涙もろい人は泣いてしまう。私なんかもところどころジワッときたし、演出も音楽も上手い。ストーリーの弱さが目立つけれど、イ・ジョンジェ、イ・ヨンエといった名優に支えられて、説得させられてしまう。悔しいけど泣ける・・・。

 特にイ・ヨンエ。ここでは生活に疲れた主婦を演じていて、『チャングム』のような華やかさはないけれど、大きな瞳でもの言わぬ演技を見せてくれる。それからこの映画は、堂本 剛&菅野美穂 主演でテレビ版リメイク(2005)もされたようです。私は観てないけれど。


12月12日(水) ゆっくり食べよう

 今日は本社へ出向し、写真探しをしてきました。久しぶりに会社の人たちと昼食にも出かけます。量が多いので評判の中華に行きましたが、3人が3人とも、“エビチリソース・ライス+鶏唐揚げ+半ラーメン”のセットを注文。どうみてもいちばん量の多い組み合わせで、要するにみんな腹ペコだったのか。

 エビチリはちょい甘でしたが、プリプリしていて美味しかった。半ラーメンも合格点です。気がついたら、みんながまだ食べてる間に、私だけ完食してました。食べるの早すぎ!というか、「胃腸によくないですよ」と注意されてしまった。確かに心当たりはある・・・。ゆっくり食べるように心がけよう。


12月11日(火) 大失敗!

 頭痛がひどく、出かける前にウダウダやっていたら、すっかり遅くなってしまいました。こんな時間に出かけても、たいしてはかどらないな、と思い、家でシゴトの続きをやります。昨夜、データは移動させておいたので問題はないのですが。

 電話がかかってきて、行きつけの歯科医院から・・・。しまった、大失敗!定期健診をてっきり明日と勘違いしてました。一度間違って記憶すると、確認しないのは私の悪いクセ。すみませんすみません、平謝りです。

 思い込みの激しいのはA型ゆえか・・・。特に根拠はないのですが、賛同する人もいるかと思って書いてみる。久しぶりにIPラジオのメンテナンスをやりました。チェコのCesky Rozhlasです。けっこう時間がかかったなあ・・・。


12月10日(月) 断水の思いで?

 昨夜はもちろんお風呂に入りましたが、寝グセが付くので、シャンプーとひげ剃りは今朝やろうと。朝風呂を使おうとしたら水が出ません。あっそうだ!今朝は断水のお知らせが来てたのを忘れていました。

 出かけねばなりません。幸い、鉢植え用に1リットル分だけ、ペットボトルの汲み置きがあったので、それを使って顔を洗いましたが、ひげを剃るだけの分はありません。お湯も必要ですしね。

 人と会う約束があったのに、熊のようなひげ面でもうしわけありません。金曜日にサボって、土日そのままだったから、大した山男です。断腸の思いで家を出てきたのです。いや断水の思いで?か?


12月9日(日) おじさん来たる

 『大巨獣ガッパ』のことを日記に書いたら、私が小さい頃、映画を観に連れて行ってくれたおじさんが訪ねてきました。おじさんはいつも前ぶれなく玄関のチャイムを鳴らします。実家から連絡があって、「ひょっとしたら行くかも」とは聞いていたけど、私はぐうぐう昼寝していたので飛び起きました。

 世間話をしにデニーズへ。従弟(叔父さんの長男)は宅建試験に合格したそうで、不動産も二代目誕生となったようです。おじさんはご飯を食べてきたということで、私だけランチを奢ってもらってしまった。今では私が立派な“オジサン”になってしまったけれど、叔父・甥の関係はずっと変わりません。(笑)


12月8日(土) 『大巨獣ガッパ』

 12月3日(月)の深夜に放送された映画の録画を観ました。『大巨獣ガッパ』(GAPPA-TRIPHIBIAN MONSTER)川地民夫、山本陽子、小高雄二、雪丘恵介、桂小かん、町田政則 出演、野口晴康 監督、大森盛太郎 音楽。(1967年日活/1時間24分)

 5歳の時に、おじさんに連れて行ってもらって観た記憶があります。記憶が定かではないんですが、映画館ではなく公民館のような建物で。折りたたみ式のイスに座って観た。受付の人とおじさんが挨拶をしていたので、町会か何かの催しだったと思います。

 あいまいな記憶なんですが、同時上映が『サイボーグ009 怪獣戦争』(1967)で、エンディング少し前に入場したような気がします。なので『009』は少ししか観ていない。あるいは、『宇宙大怪獣ギララ』(1967)の時だったのか?ごっちゃになっているかも。

 怪獣ブームの真っ只中でした。雑誌「スクリーン」(近代映画社)の怪獣映画特集を買ってもらった。5歳の幼児がコレを読むのだ。子供の学習能力はスゴイので、漢字だろうが何だろうが、読めてしまいました。食い付くように何度も読み返したなあ・・・。

 だから、『ガッパ』はあらすじをしっかり覚えてました。大人になってから観ると、ツッコミどころも満載ですが、意外と特撮も力が入っていて、映像も美しい。子供の時には分からなかったけど、山本陽子さんが美しい。(笑)主題歌のサビもしっかり覚えていました。

 この時の「スクリーン」はもう手許にありませんが、『大アマゾンの半魚人』(1954)とか、『恐竜100万年』(1966)などの記事も載っていて、今でも脳裏に焼き付いております。残してあったら何十万円の値段が付くかもしれませんね。もったいない〜。


12月7日(金) 打ち合わせ

 この日はアパートの消防設備点検があり、午後からシゴトに出ました。そして、夕方6時には別の社長さんから、ホームページ・メンテナンスの相談を受けるために神田神保町へ。短い打ち合わせの後、食事に連れていってもらいました。

 1軒目は小さな居酒屋さん。イカの照り焼きが美味でした。甲羅の中に下足が入ってるヤツです。2件目はドイツ・ビールの美味い店。キンキンに凍らせたグラスへ、アイスクリームのような泡立ちビール。舌がとろけるようです。

 3件目はショットバー。10時半も過ぎているのに超満員。ジャズや懐メロの流れる、とてもいい雰囲気のお店です。社長は酔っ払ってしまったので、会社泊まり。私は送り届けた後、駆け足でJR水道橋駅へ。終電ギリギリでした。


12月6日(木) 『創聖のアクエリオン』

 午後3時、ローソンへ買い物に行くという人がいたので、ピーナッツブロックチョコを買ってきてもらい、みんなで分けて食べました。やはり疲れたときはチョコレートですね。脳みそを直接刺激する感じがいいです。

 BIGLOBEストリームで、アニメ『創聖のアクエリオン』を観てみました。(現在、第10話まで無料配信)パチンコのCMで話題になっているようです。キャッチフレーズは、「あなたと合体したい・・・」なんですと?

 Hを想起させるセリフがたくさん。(人はこれを萌えと呼ぶ)3機の戦闘機が合体して戦うロボットは、『ゲッターロボ』みたいですが、アクエリオンは構造的に無理なく変形できるらしい。さすがCG世代。

 可動部分が多すぎて強度に無理があるでしょう?とか、つまらぬツッコミを入れてもうしわけない。この合体時、操縦者はエクスタシーを感じるそうな。そこがミソなんですよ。ちょっと恥ずかしいけど。

 音楽的にはかなり凝っています。クラシックの楽曲を上手く作り変えてあるな〜。ちょっと大袈裟にも感じるけど、アニメの世界にはマッチしているかも。ストーリーは毎回、軟着陸しております。

 つまり、くだらないから面白い!これも計算ですね。コンセプトは、『超時空要塞マクロス』の河森正治であり、何となく同じ空気を感じさせます。いわゆる私の好みではないんですが、楽しませてくれました。


12月5日(水) 牛皿でお酒呑み

 呑み仲間の1人が“なか卯”で牛皿をおつまみに買ってきてくれました。いつもより早く酒盛りが始まります。かなり呑みましたなあ。大騒ぎしていた人もいましたもん。久しぶりに魚肉ソーセージも食べました。

 何だか息苦しいと思ったら、私を除く全員が喫煙者。事務所の中は、煙がもうもうと立ち込めていました。窓を開けて新鮮な空気を入れましょう。洗濯しないと洋服もタバコの匂いがすると思われます。わははは。


12月4日(火) 千里眼事件

 歴史のシゴトで山川健次郎(1854〜1931、東京帝国大学の物理学者)について調べていたら、“千里眼事件”というのに出くわしました。明治末期に起きた事件で、千里眼・念写の能力を持つと称する御船千鶴子や長尾郁子らが、東京帝国大学の福来友吉や京都帝国大学の今村新吉らの学者とともに巻き起こした、公開実験や真偽論争のこと。

 この“千里眼事件”は、『リング』の中に登場します。テレビスペシャル版も、映画版も、古いニュース映像として上手く再現されていますね。SF、伝奇的なフィクションも、実際に起きた事件を取り入れることで、一瞬、真実であるかのような錯覚をおぼえるのです。なるほどねー、と感心いたしました。

 岐阜県には、
福来博士記念館というのがあるそうな。私、子供の頃、雑誌で月の裏側の写真見ましたよ。信じちゃってたもんな。(笑)では、そうしたモノに騙されないようにするにはどうしたらいいか?といえば、こちらのだまされない極意をご覧になるといい。住職さんのホームページですが、仏教とは関係なく、けっこう楽しめます。


12月3日(月) ラジオ頭痛

 昨日の日記に書いた、ラジオ付きカセットウォークマン。大切な録音をするときは、途中で電池切れになったら大変!バッテリー残量が半分くらいになると、新しい電池に交換します。いつも¥100ショップでアルカリ電池(4本)を買っていますが、2本ずつしか使わないので、けっこう長持ちするのです。

 さて、微妙にまだ使える使用済み電池はどうするか?BGMでラジオを流しっぱなしにして消費するのです。ただし、1年以上放ったらかしにしていたので、たくさん溜まってしまいました。年末までにまとめて消費することにしよう。というわけで、ラジオを流しっぱなしにして寝ています。

 NHKのラジオ深夜便も楽しいし、朝のクラシック番組もフランス音楽特集で興味深い。それはいいけれど、眠りが浅いので午前中頭痛に悩まされてしまいました。出かけようとしたら編集部から電話があり、そこそこ作業をしてたら出かけるのがすっかり遅くなってしまった。いかんいかん。

 総武線で帰るとき、無性に“田毎”のカレーが食べたくなりました。秋葉原の6番線ホームにある蕎麦屋さんです。水道橋から逆方向に乗って秋葉原へ。着いたらちょうど“カツカレーのサービスデー¥350”でした。大盛りは¥100増しでOK!廻り道した甲斐がありましたね。まんぞくまんぞく。


12月2日(日) カセットテープの整理

 もう12月ですね〜!私の悪い癖なのですが、本郷クラブの録音テープを放ったらかしにしてました。まるっと1年分の整理です。私はカセット派です。ラジオ付きカセットのウォークマンで録音します。

   

 先日、知人から「講演を録音するためにMDを買おうと思うが・・・」と、相談を受けたのですが、MD機器には録音のできない(再生専用)ものがあります。と言ったら、「そうなの?」と驚いていました。

 MDウォークマンにはスピーカーがありません。しょせんMDラジカセか、MDコンポと一緒にしか使えないのです。ヘッドホンでは1人しか聴けないからなあ・・・。持ってないなら再考の余地ありです。

 ICレコーダーというのも便利ではありますが、これはパソコンと組み合わせて初めて威力を発揮する。機械に弱いというなら、私は無理せずカセットをお薦めしたいのですが・・・。どうなんでしょう?


12月1日(土) 本郷クラブ12月例会

 本郷クラブ12月例会は、講師に上田昌文先生をお迎えして、“人間改造技術の行方・・・「エンハンスメント論争」を手がかりに”というお題。“パワードスーツ”とか、“サイボーグ”というSFちっくな話題は私も大好きですが、平均年齢55歳くらい?の会では、おじさんたちも困惑気味。

 連絡不行き届きで、慌ててプロジェクターを取りに行ったり、人数も10人くらいしか集まらなかったり。と、いつも上手く行くとはかぎらないのです、トホホ・・・。「ガンダム」とか、「攻殻機動隊」などの例えも出てくるけれど、私は理解できても、ひとまわり上の世代には通じない。

 この日も出かける途中、地下鉄の中で携帯電話を持っている小学生を見ました。母親から、「パケットを定額制にしてないから、ダウンロードしちゃダメよ。お母さんかお父さんの携帯から、コンテンツを転送してもらいなさい」と注意されていましたけれど・・・。

 子供たちにとっては、物心ついた時にはすでにあったわけです。おじさんたちは、途中から知ったわけで。未だに携帯を持っていない人もいるんですね。どうにかすると、おじさんたちの“若者批判”が始まってしまう。こうなると私の世代は板ばさみになって辛いんだな。


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