2008年8月の日記

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8月31日(日) 焼肉弁当

 昨夜、シゴト帰りに“つるかめランド”(スーパー)へ寄ったら、オーストラリア産牛肉のパックが50%OFFでした。¥698→¥349というわけで。ご飯を炊いて、焼肉にして、半分食べて、残りの半分は本日のお弁当です。久しぶりにお腹いっぱい焼肉食べました。

 しかし、愛知県小牧市の実家にいた頃は、毎日でも牛肉を食べられたのです。旧名古屋空港の北部は、日本でもっともガソリンが安い地域のひとつともいわれます。物価がかなり安く、郊外型のビッグストアーで1週間分の食料を買い溜めするというのが日常。

 その代わり、自動車は家族の人数分必要です。自動車がないとどこへも行けないんだもの。遊ぶとこがないんですよね・・・駐車場完備の大きな書店が乱立する不思議な土地。レンタルDVDも旧作は¥100〜¥150という価格競争です。すごくない?


8月30日(土) 集中豪雨

 集中豪雨です・・・東京の方はまだそんなでもないが、愛知県三河地方(特に岡崎市あたり)はすごかったみたい。2000年(平成12年)9月11日〜12日の東海豪雨を思い出します。友人の家は浸水しちゃったし、私はちょうど、岡崎の開店準備で出張に出ていたのです。

 電車が止まってしまった・・・ので、会社の同僚3人とタクシーで帰ることに。しかし、道路が浸水して川になってしまいました。渋滞で動けず、中京競馬場前のファミレスで一晩を過ごします。翌日はカラッと晴れ上がったけど、道路の真ん中で鯉が口をパクパクさせていたっけ。

 資料を見てみると、名古屋市では2日間で1年の降水量の1/3を超える567mmの降水量を記録したとか。庄内川が破堤しちゃったもの。ちなみに名古屋は“日本のへそ”。全国へ流通するCD、DVDはすべて中央倉庫に集められていて、かなりの量が水浸しになってしまったとか。


8月29日(金) 『舞妓Haaaan!!!』

 雨降り続きの日々の中、晴れ間が一瞬だけ見えた日でした。外の駐車場で、シゴトの物撮り、いわゆる・・・物産や静物の撮影をしました。屋内で撮影できる環境がないため、白い紙を広げた上で撮影するのですが、やはり蛍光灯より自然光の方がキレイに写ります。露出を変えながら何百枚も撮影し、選別すると十数枚しか残りません。

 そして、事務所で使用しているPCのモニターが昇天しました。これ、私の初代PC(Windows98)の付属品だったCRTです。近所にある中古OA店に行き、中古の液晶モニターを購入。DELLとiiyamaの2種類があったのですが、見比べてiiyamaにしました。ドット抜けが少しあるけど、1万円はお買い得。

 歯科医院へ行って、いつものクリーニング。帰宅してテレビで映画『舞妓Haaaan!!!』を観ました。阿部サダヲ、堤真一、柴咲コウ、小出早織、吉行和子、伊東四朗 出演、宮藤官九郎 脚本、水田伸生 監督。(2007年東宝/2時間)
公式ホームページ

 京都在住以外の人は知らない、花街文化の紹介をベースとして、思いつくままアイディアを拡げた作品。前半は楽しめたけれど、何だか他人の褌で相撲を取っているような?後半はやりすぎ・・・笑えたけれど、悪ノリとでもいうべきか、繰り返し観たいとは思えません。

 クドカン脚本作品は、『GO』(2001)、『ピンポン』(2002)、『ゼブラーマン』(2003)、『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』(2003)、『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004)と観てきました。原作アリの作品(『GO』、『ピンポン』、『世界の中心で、愛をさけぶ』)はまとめ方が上手いと思います。

 ただし、オリジナルの作品となると遊びすぎ。『ゼブラーマン』、『木更津キャッツアイ』と観てしまうと、本作はもう、かなり“時代遅れ”というか、古臭さを感じてしまうのは私だけでしょうか?“やったもん勝ち”というのは、一瞬しか生きられません。『嫌われ松子の一生』(2006)をまだ観てないのではありますが・・・。


8月28日(木) 雨降りです

『新世紀エヴァンゲリオン』特集2005年3月28日







8月27日(水) 栃尾日帰り取材













8月26日(火) BSアニメ夜話

『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』特集2007年8月11日


ガメラ、猿の惑星#10「怪しい隣人」







8月25日(月) 茄子(再視聴)















8月24日(日) ゲゲゲの鬼太郎















8月23日(土) ビッグマック

 今日は土曜日だけどシゴトしてました。でも涼しいですね。1日、窓を開け放して、エアコンなしの生活はとても快適でした。お昼は、久しぶりにハンバーガーが食べたくなったので、近くのマクドナルドへ。えっ!¥100メニューはハンバーガーと数種類だけ?

 チーズバーガーもマックポークも¥120に値上がりしてしまいました。インターネットで調べてみたら、5月30日から値上がりしていたようで、どうやら3ヶ月もマクドナルドを利用していなかったことが分かります。ガソリン値上げの余波を食らったんでしょうかねえ・・・。

 その代わり、期間限定でビッグマックが¥200。これまでチーズバーガー+マックポーク+ドリンク=¥300だったのを、ビッグマックで補完することとします。まあ、1個で2個分の量がありますもんね。白ごまをトッピングしたバンズ、しゃきしゃきレタスも美味しかったな。


8月22日(金) 『ブレイブ ストーリー』

 インターネットで観ました。興業成績は約20億円とまずまずの数値だったが、ほぼ同時期公開の『ゲド戦記』の記録した約76億円にはかなり水を空けられる結果となった。













8月21日(木) 『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(再視聴)

 『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(URUSEI YATSURA - BEAUTIFUL DREAMER)平野 文、古川登志夫、神谷 明、杉山佳寿子、島津冴子、鷲尾真知子、池水通洋、田中真弓、千葉 繁、永井一郎、藤岡琢也、島本須美 声の出演、高橋留美子 原作、やまざきかずお キャラクターデザイン、森山ゆうじ 作画監督、西村純二 演出、押井守 脚本・監督、星 勝 音楽。(1984年東宝/1時間38分)

 これもインターネットで拾ってしまいました。何年かに1度は観てしまう・・・もう10回以上は観てます。それが名作というものでしょう。いいところはたくさんありすぎて、ええ、「STAR WARS」に負けまいと、フルオーケストラで鳴り響く音楽がとてもいいのです。

 夢想的な冒頭のチェロのユニゾンは、「ソーレード♭シドレ、ソレド♭シドレ・・・」と全音階的4音で始まります。実は、ドビュッシーのピアノ曲「夢」も、「♭シードレソーレド♭シードレソーレド♭シ・・・」と同じ4音で構成されており、ここから上手〜く引用しているのですね。

 このアニメは、“映画”を強烈に意識していて、過去の作品のパロディがたくさん。友引町全体は大きなカメの背中に乗っかっているのですが、このカメの横顔は『ガメラ』ですな。あたるやラムたちが屋外映画劇場で観ているのは、初代『ゴジラ』。東宝配給だからこそできる裏技ですが、密かに“ゴジラ対ガメラ”を実現しているわけです。

 あたるがコールドスリープから目覚めると、すでに数百年が経っていた。故障したラムのコールドスリープを発見して泣き叫ぶあたる・・・これは『猿の惑星』からの引用です。最後に、二重らせんの回転球に乗っているあたる・・・。これは『ウルトラセブン』第10話『怪しい隣人』に登場する四次元空間・・・。

 まだ特撮技術が拙かった『ウルトラセブン』では、風船を数珠繋ぎにしているだけですが・・・。だけどイメージはココから来てるとしか思えないんですよ。そして大きな白い帽子の少女・・・正体はラムだったのですが、最初は平野文さんで吹き込んだそうです。でも、それだとネタバレしてしまうので、急遽、島本須美さんに交代。

 しかし、エンドロールの製作に間に合わず、島本須美さんの名前はクレジットされていません。「責任とってね!」・・・男の子たちは、ず〜っと重い十字架を背負って生きていかねばならないのです。いいなあ・・・女は気楽で。(冗談ですよっ!)夢なら目覚めてくれっ!高い所から飛び降りたら目が覚めるかな?また夢の続きだったりして。

 ちなみにこの映画は、スタンダード・サイズ(4:3)で製作され、劇場では上下を切り取ったビスタ・サイズで公開されました。現在のDVDはビスタ・サイズですが、初発売時のLD、VHS、それにテレビ放送時はスタンダードであったと思われます。持っている人は大切にしてくださいね。

   


8月20日(水) 『うる星やつら オンリー・ユー』(再視聴)

 『うる星やつら オンリー・ユー』(URUSEI YATSURA - ONLY YOU)平野 文、古川登志夫、神谷 明、杉山佳寿子、島津冴子、鷲尾真知子、永井一郎、千葉 繁、三田ゆう子、井上 遥、小原乃梨子、吉田理保子、京田尚子、丸山裕子、榊原良子 声の出演、高橋留美子 原作、金春智子 脚本、青嶋克己、遠藤裕一、高沢孫一 作画監督、安濃高志 演出、押井 守 監督、小林泉美、安西史孝、天野正道 音楽。(1983年東宝/1時間20分)

 インターネットで拾っちゃった。『ビューティフル・ドリーマー』の方は何度も観ているけど、『オンリー・ユー』はあまり観る機会がなかったのです。押井 守の劇場映画初監督作品であり、自身もあまり良い出来ではないと語っています。けれど、熱心な『うる星』ファンは、第1作の方が好きだという・・・確かに『うる星』の世界観を忠実に再現しているのは『オンリー・ユー』の方ですね。

 実は私、この映画を最初に観たのは、愛知県西春日井郡(現在は北名古屋市)師勝町にあるヨシヅヤ(ショッピングセンター)2階の“子ども広場”でありました。買い物客のお母さんが、小さい子を遊ばせておくところです。作り物の巨木をくり抜いた窓に、大画面テレビが設置されておりました。『アラレちゃん』とか、子供向けのアニメを時間ごとにビデオ上映していたのです。

 大学生の頃は貧乏だったので、映画館などなかなか行けない。封切りからしばらく後、テレビ放映をビデオ録画するのが精一杯。ところがここでは、ビデオ発売間もない作品を無料上映していたのです。土曜の午後、スガキヤでラーメンを食べ、腹ごなしにウロウロしていたところ、この上映プログラムを発見。近くで観たかったけど、少し離れたベンチに腰掛けて鑑賞しました。

 もちろん小さい子には、『うる星』なんて理解できないだろうけど、大学生が“子ども広場”で、『うる星』を真剣に観ていたとしたら、周囲の痛い視線を浴びていたんだろうな・・・。『うる星』のコミックスは全巻買っているけど、グラフィックの方は立ち読みで済ませていました。ビデオソフトはまだ1万円前後の価格だったと思います。そんなにまでして観たかったのか。

 この時代、「日本中の男子がラムちゃんに恋してた」といってもいいくらいの人気でした。・・・さて、今回の再視聴で感じたことを書きましょう。過去何度もいわれてきたように、前半の作画はかなり辛いです。表情がカチンコチンで、ほとんど口パク進行。おまけにワンカットがかなり長いため、セリフの応酬だけで時間が経過していきます。しかもバックに音楽が流れていない!

 しかし後半はぐんと作画レベルがアップ。『うる星』のテレビ放送でも、作画監督、スタッフによってコロコロ毎回、絵柄が変わっていたのですが、やっとひと安心・・・。新たに発見したのは、教会での結婚式。『カリオストロの城』が“花嫁奪取”であるのに対し、こちらは“花婿奪取”ですよね?法王の僧衣が『カリオストロ』と同じです。ラムが教会のステンドグラスを叩くのは、『卒業』の有名なシーンでした。

 星明かりの下で二人っきり、ラムがあたるを説得しようとするシーン。男と女では、なぜにこうも考え方が違うのか?そして奪取されたあたるを追い、ラムの飛び乗った高速戦闘機が爆発!心臓が破裂しそうなあたるの気持ちが伝わってきます。あと、ラストの影ふみシーンの美しさ。情緒に訴える部分も多く、単に“不出来”とは片付けられないですよね。押井テイスト、いい形で滲み出しています。

   


8月19日(火) 『おしゃれ泥棒2』

 ずいぶん前に録画していた映画『おしゃれ泥棒2』(LOVE AMONG THIEVES)を観ました。オードリー・ヘプバーン、ロバート・ワグナー、パトリック・ボーショー、ジェリー・オーバック、ブライオン・ジェームズ、サマンサ・エッガー出演、ロジャー・ヤング監督。(1986年アメリカ/1時間33分)

 実はオードリーの作品はほとんど観てきた、と思っていたのに初めてでした。それもそのはずオードリー57歳時のTVムービー。邦題は『おしゃれ泥棒2』ですが、最初に宝石を盗むプロット以外は、まったくの別作品。中南米を舞台にしたサスペンスで、お世辞にも“おしゃれ”とは程遠いなあ・・・。

 味方だと思っていた人が敵だったり、敵だと思っていた人が味方だったり、と、『シャレード』を匂わすストーリーではあるけれど、ここでのオードリーは“妖精”ではなく、“可愛いおばさん”。いえ、晩年の作品は他にも観てますが、ここでは気品を漂わす部分がないんですよ。ちょっとがっかり。


8月18日(月) 『父と暮せば』

 ずいぶん前に録画していた映画『父と暮せば』をようやく観ることができました。宮沢りえ、原田芳雄、浅野忠信 出演、井上ひさし 原作、黒木和雄 監督。(2004年パル企画/1時間39分)

 私のお世話になっている社長さんは、黒木和雄の信望者でありながら、この『父と暮せば』が嫌いだといいます。「井上ひさしの考えていることはこんなものか」とも。その理由について詳しく訊く機会がないのですが、想像するに、「戦争を罪の意識として捉えている」ことと思われます。

 太平洋戦争はアメリカが日本にしむけたものであり、その理由については、今やWIKIPEDIAでも調べてみれば分かること。もっとも私が子供の頃は、「日本の侵した愚かな行為」と教えられてきました。戦争を肯定する気はありませんが、アメリカを正義と捉えることは間違いです。

 そうはいっても、この映画の舞台となる時代には、そこまでの情報も知識もおよびません。おそらく、原作者も誰かの体験を元に脚本を書いたのだろうと思います。原爆の恐怖を体験した人たちの多くが、やはり同じように感じていたことでしょう。それは確かに切実な思いです。

 そんなこんなで、私はこの映画をまっすぐ見ることができません。しかし考えてほしいのは、ひとつ間違うと軽薄なメロドラマになってしまうことです。いつ原爆病が発症するとも分からない身体で、人を好きになってしまっていいんだろうか?という筋書きは涙を誘います。


8月17日(日) 今、観たいアニメ

 夜更かしの元凶となるのはWIKIPEDIA。こうして日記を書くとき、データの裏付けを取るために検索するのだけれど、ひとつの単語から、次々と別の単語へとリンクを辿ってしまいます。これは紙媒体の百科事典にはできない機能。“ポール・グリモー”から、別のアニメの項目へと移動してしまいました。

 『モンタナ・ジョーンズ』っていうアニメがあったなあ・・・。1994年からNHKで放送された全52話。日本のスタジオジュニオとイタリアのREVERによる国際共同制作作品。『名探偵ホームズ』と同じパゴット兄弟が参画しているので、「どうぶつ版インディ・ジョーンズ」といった方が分かりやすいかも。

 「インディ・ジョーンズ」と似ている(権利関係?)ためか、再放送時からは、『冒険航空会社(アドベンチャー・エアライン)モンタナ』と改題されているんだって。私はこういう“どうぶつキャラ”に弱い。顔が動物になっていると、よけいに“人間臭さ”を感じさせてしまうのです。でも、DVD発売されていないので観れないんだな。

 『宇宙船サジタリウス』も観てみたい。1986年からテレビ朝日系で放送された全77話。長っ!て、人気がなければ半年で終了していたことでしょう。SFアニメなんだけど、ムーミンのような“どうぶつキャラ”。で、しかも宇宙船を操るサラリーマンたち。「スポンサーがなきゃ飛べない」のは現実なのだ。

 オンエア時に少し観たことはあるけど、ストーリーが長く続くので細切れでは楽しめない。DVDは、一時期発売されたけど現在は廃盤。某動画投稿サイトにアップされたこともあるようですが、現在は削除されております。(苦笑)インターネットで動画配信されないかな・・・と切望しています。


8月16日(土) ポール・グリモー短編集

 某動画投稿サイトに『王と鳥』が8分割でアップされていました。画面サイズは小さいけれど、リマスター版の高画質?別の動画投稿サイトには旧版の画質で全編が・・・。それならば、と“Paul Grimault”で検索をかけてみます。そうしたらまた別の動画投稿サイトに数々の短編を発見。

 DVD『ポール・グリモー短編傑作集』に収録されていなかったアニメをいくつか発見!短いものだと1分足らず、CMの映像もあるもんな・・・。日本語字幕はありませんが、ほとんどセリフなしなので問題なし。というか、微妙な“動き”だけで語っています。チャップリンの無声映画みたいだ。

 スタジオ・ジブリのルーツは東映動画にありますが、その原点となっているのが、ポール・グリモーの『王と鳥』(やぶにらみの暴君)。宮崎駿の『ルパン三世 カリオストロ』のベースにもなった作品といえば興味津々かな?大人の鑑賞にも耐えうるシュールな雰囲気を持ちます。

 『崖の上のポニョ』の一部をテレビで観たとき、「あ、グリモーに帰っているな」と思ってしまいました。とことん愛らしい“動き”にこだわっているもの。“グリモーから始まって、グリモーに帰結する”・・・。ご子息の吾朗氏(『ゲド戦記』)はグリモーを知らない。だからセリフで語らせてしまうんだな。


8月15日(金) チャイコフスキー:交響曲第4番

 シカゴ交響楽団のオンデマンド放送で、チャイコフスキーの交響曲第4番を聴きました。指揮はアレクサンドル・ポリアニシコ。金管群がずば抜けてパワフルなシカゴ響だから・・・と期待したら、裏切られました。確かに冒頭のファンファーレは立派ですが、何がいけないんだろう?

 この曲はリズム、対位法の処理が難しい曲。下手なオーケストラだと空中分解してしまうのですが、つまらないのは、ただ演奏してるだけ、安全運転になってしまっているから。冒頭のファンファーレも、音がひっくり返る寸前まで強奏してほしい。そしてファンファーレの後もよくない・・・。

 ヴァイオリンがメロディーを奏ではじめる部分、“すすり泣くように”でなくてもいいけど、背筋がゾクッとするような緊張感がほしい。全体に、音を“切る”フレーズ、音を“繋ぐ”(歌う)フレーズとの変化に乏しい。テンポの緩急にも乏しい。要するに指揮者不在のリハーサルみたいな・・・。

 最も強い個性を感じさせるのは、ストコフスキー指揮アメリカ交響楽団(ヴァンガード)。“やりすぎ”と思えるほどテンポを動かします。それが単なる“亜流”に終わらないのは、メロディーの対比、対位法の絶妙な処理によって、これでもか、これでもか!と、すさまじく迫ってくるからですが・・・。

 ストコフスキーほど過剰な表情を付けなくとも、この曲の名演盤は多い。ポリアニシコの演奏は、“日本の若手指揮者”みたい。(毒舌もうしわけない!)同日のプログラムで演奏された、他の曲目もさっぱり面白くなかったのです。さて、ポリアニシコのプロフィールを翻訳すると・・・。

 サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団のヴァイオリン奏者として、エフゲニー・ムラヴィンスキーの元で研鑽を積み、サンクト・ペテルブルク音楽院ではイリア・ムーシンの指導を受けました。1988年からマリンスキー(キーロフ)劇場の指揮者を務めているそうですが・・・。


8月14日(木) 右手がだるい

 昨日から引き続いて、駅スタンプをスキャンしております。すぐ終わると思ったんだけど、古いスタンプ、状態のよくないスタンプに当たると1枚30分以上を費やします。気がついたらマウスを使って、極太明朝フォントをフリーハンドで切り抜いていました。

 地下鉄車両をマンガ化したキャラクターのスタンプ。インクの擦れと滲みで、顔半分が潰れています。同じシリーズのスタンプを参考にして、欠けた部分をフリーハンドで再現。そんなことばかりやっていたら、右手と右肩がすっかり凝ってしまいました。


8月13日(水) 今日からお盆

 今日からお盆ですが、私はシゴトです。大量の駅スタンプをスキャンしなければなりません。AMラジオをかけっ放しにして、トーク番組、時おり入る北京オリンピックのニュースをチェックしております。え゛開会式の花火はCG、少女の独唱は口パクだったんですと・・・?

 私は実際、テレビを観てはいなかったんですが、ラジオ番組にゲスト出演していた『闇の子供たち』の阪本順治監督は、サラッと「CGは見る人が見たら分かりますよ」と答えました。開会式の演出は、チャン・イーモウ監督によるもの。そう考えるとそうかもしれない。

 北京オリンピック組織委員会は最初、スピルバーグらを芸術顧問として選定したそうな。しかし2008年2月、スピルバーグはダルフール紛争に関する中国政府の姿勢に抗議して、芸術顧問を辞退したという。今回、何と政治色の見え隠れする五輪であることか・・・。


8月12日(火) ポニョの音楽

 映画『崖の上のポニョ』を観に行きたいのですが、まだ行けてません。その代わり、インターネットでポニョの主題曲、サントラ集を存分に楽しみました。まず藤岡藤巻と大橋のぞみちゃんによる主題曲を分析してみます。

 ソーミミドドソ、ラドファラソ、ミッファレー、ファッミドーミ、レラシドレ♪ものすごく単純な分散和音で、1回聴くとすぐに覚えてしまうでしょう。モーツァルトの“アイネ・クライネ・ナハトムジーク”にも通じるなあ・・・。

 さて、藤岡藤巻って誰でしょう?正体を調べてみると、かつてのコミックバンド“まりちゃんズ”でした。知らないですか?『尾崎家の祖母』(「尾崎んちのばばあ」と読む)は有名でしょう。毒舌な歌詞のため、2年間の活動中、リリースした曲のほとんどが放送禁止になっているそうです。

 ポニョのサントラ集を聴いてびっくり!ワーグナーの楽劇『ラインの黄金』や『ワルキューレの騎行』そっくり、というかそのまんま。ライトモチーフだけはポニョのテーマになってますけど、ついにここまで来たのかと驚きました。

 実はそれもそのはず、ポニョの本当の名前は“ブリュンヒルデ”なんだそうです。だからワーグナーの音楽がそのまんま使われているのか・・・。この映画を観た子供は、大人になってからワーグナーの音楽を聴くとき、「あっ、ポニョの音楽だ!」と再発見することでしょう。お父さんお母さん、お子さんに教えてあげてくださいね。


8月11日(月) スカイ・クロラ?

 映画『スカイ・クロラ』の特別番組をテレビで観てしまいました。戦闘機のドッグファイト・・・これはアニメじゃなくCG。『イノセンス』もそうだったけど、アニメの質感と完全に遊離してます。押井監督はこういうのぜんぜん気にしない人なんだろうか?とまずひとつ疑問。

 肝心の本編を観たわけではないので感想は控えます。が、このディティールの拘りようは方法論が先立ってしまっていないだろうか?こういう素材(技術)があるから、今度の作品で使ってみたいという感覚。『攻殻機動隊』での音楽(ブルガリアン・ヴォイス)もそうだ。

 映像作家というよりは、デザイナー的な感覚。それは長身のモデルさんたちが、パンツ一丁の上に新作を纏って闊歩する“押井コレクション”のファッションショー。あれはカッコイイけど、実用に耐えうる衣類は1枚もないんですよね。さて、『スカイ・クロラ』観に行くべきか?それとも。


8月10日(日) V○○○ Downloader

 昨日の続きですが、動画投稿サイトV○○○をDLするとき、これまで、(1)IEのキャッシュから取り出す方法、(2)DL-Video.netでURLを解析してDLする方法。2つの方法がありましたが、共にブラウザ上で観るFLVファイルのみで、オリジナルの高画質ファイルはDLできませんでした。

 オリジナルファイルをDLするためには、V○○○TVという専用プラグインをインストールしなければならない。しかしこのソフトはPCが起動している間、V○○○サーバを支援するために働きます。“安全なP2P”なのですが、“P2P”という言葉を嫌悪する人もいるわけです。(ちなみにスカイプもP2Pです。)

 さて、これまではV○○○TVを使用せずにオリジナルファイルをDLするため、某巨大掲示板の有志による自作ツールが公開されてきました。それを使用するか否かは個人の責任。アンダーグラウンドだったのですが、この度、ついに某有名ネット情報誌に、V○○○ Downloaderなるフリーソフトが掲載されてしまいました。

 海外製?のこのフリーソフト。これまでの自作ツールよりよくできています。動作が軽快なのに感心してしまいました。インターフェースは英語ですが、いたって簡単。何の問題もありません。V○○○側が何らかの対策を行えば、すぐにDLできなくなるかもですが、どうなんでしょうか?


8月9日(土) Orbit Downloader

 動画投稿サイトのFLVファイルをDLするとき、(1)IEのキャッシュから取り出す方法、(2)DL-Video.netでURLを解析してNet TransportでDLする方法があります。(2)は右クリックでも保存できますが、Net Transportを使う方が高速かつ複数のDLに対応できるからです。

 (1)はうまくキャッシュに保存されない時もあります。Temporary Internet Files内からそれらしきファイルを探すのも面倒ですね。(2)は便利なのですが、わざわざサイト移動しなくてはなりません。もっと、ちゃちゃっとDLできる方法はないかと常日頃考えておりました。

 Orbit Downloaderの紹介記事を見て、「Net Transportとインターフェースが似ている?」と導入を試みました。IEやFireFoxに連動し、ブラウザ上で起動してくれるGrab機能を備えています。実際にはDL-Video.netのように、オンラインで解析しているようですが・・・。

 「Net Transportは要らなくなるか?」とも思ったけれど、実際、使い勝手はずいぶん違うので残してあります。Orbit Downloaderはインストール時もいろいろお約束があって、ちょっと難しい。最初の設定が気に入らず、一度アンインストールしてからインストールし直しました。

 DL-Video.netは、対応している動画投稿サイトの仕様が変更になると、作者は常にメンテナンスを行わなければならない。Orbitもさすがにこれはプログラムに組み込めなかったか。V○○○はオリジナルファイルに対応していないので、FLVでのDLとなります。


8月8日(金) 名古屋日帰り取材

 今日もまた大変なシゴトです。名古屋日帰り取材はいいのですが、新幹線ではありません。「のぞみ」なら片道1時間40分で行けるところを、「青春18きっぷ」を用い、6時間かけて移動するのです。しかも途中5回ずつ、列車を乗り継ぎしなければならない。往復12時間の無駄。

 朝の4時起き、始発乗車です。乗り継ぎ時間に最短2分の箇所があるため眠れません。名古屋での活動時間は6時間。最低でも名古屋駅、名古屋城、東山動植物園、東別院、栄の5ケ所を巡らなければならない。まずは“名古屋トップ3弁当”を購入して写真撮影。

 名古屋駅前の陽当たりのいい公園で弁当を開いて撮影。(明るくないとダメ。)撮影し終えて食べようとすると箸がない。急いでキヨスクへUターンしますが、「中に入ってないですか?」って、「本当に入ってないんですよ」。ヘタすると本日の“名古屋トップ3弁当”は全滅かもしれない。

 名古屋駅(JRセントラルタワーズ)を撮影するのは難しい。かなり離れないとフレームに収まりきらないから。いろんな角度を探して歩きます。東口だけでなく西口も・・・この距離がかなりあることは、名古屋の皆さんご存知のことと思います。ついでに新名所、“モード学園スパイラルタワーズ”も。

 ドニチエコきっぷ(¥600)は、通常の1日乗車券に比べるとかなりおトク。土曜日、日曜日、毎月8日(環境保全の日)だけ使用できます。そして、名古屋城、東山動植物園、名古屋テレビ塔をはじめ、各所で入館割引が得られます。まずは名古屋城へと出発!地下鉄は名城公園駅へ・・・。

 ・・・と思ったら失敗。名城公園駅から名古屋城へは、かなりの距離を歩かねばなりませんでした。どっちかといえば、市役所駅の方が近いようです。さて、肝心の名古屋城ですが、夏のイベント真っ最中。あちこちに提灯や黄色いテントが設置され、“史跡”としての雰囲気ぶち壊しです。

    名古屋城大天守と小天守(黄色いテントが邪魔)

 東山動植物園はレトロな雰囲気たっぷり。2003年7月24日(木)の日記に書いた恐竜の像は健在でした。その昔は柵などなく、子供が自由に昇り降りしていたと記憶します。今は腕が折れかけてるので危険ですね。正門入口左の古い建物は、かつて水族館と記憶しますが、現在は閉鎖。

 今回、バードホールの外観を撮影して気づきました。昔のまんまなんだ。入口と出口が二重扉になっていて暗く、鳥類は夜目が利かないから外へは出られない。ホールの中では放し飼いになっているんです。保育園の遠足で来て、その構造に感心していたものです。すごいぞ、ここは!

    アジアゾウ

    昔そのままのバードホール

 東山動植物園にて1時間だけ撮影。コアラももちろん撮りましたが、標準ズームの望遠ではちょっとツライ。その後は東別院へ移動。織田信秀(信長の父)が天文3年(1534)に築城したと伝わる、古渡城跡を撮影しました。東別院境内にありますが、遺構らしきものは残っていません。

 この時点ですでに午後4時30分過ぎ。空は薄曇で、写真撮影には厳しい状態となってしまいました。時間的にはまだ少し余裕があるので、栄へ移動します。名古屋テレビ塔は外観撮影だけで搭乗せず。オアシス21とサンシャインサカエの大観覧車を撮影しましたが、写り(色調)はぜんぜんダメ。

 名古屋駅に大急ぎで戻り、チャオで名古屋名物あんかけパスタを注文。いつもなら、トッピングはピカタ(豚肉の黄金焼き)ですが、写真撮影を考慮して鮮やかなミラネーズ(赤ウィンナーとベーコン、マッシュルーム)。その後すぐに帰りの列車(18:18発)へと飛び乗りました。

 ところが、豊橋での乗り継ぎに失敗。4分あるから余裕と油断し、1〜2分遅れて着いた感じです。浜松行きのホームへ駆け込んだら、目の前で発車されてしまいました。「青春18きっぷ」は普通列車しか使えません。鈍行を乗り継いで静岡までは移動しましたが、その先がない。

 仕方なく静岡から先は新幹線を利用しました。それ以外方法がありません。「安かろう悪かろう」もいいのですが、熱海→品川の最終列車に乗り遅れると21時台でアウト。静岡で野宿というわけにもいかないし、しょせん“ジャンキー”が、“マネー”にかなうはずもないか・・・。


8月7日(木) 小倉ネオ

 今日の昼食はストロベリーのハーブティーティー(贈答品)と小倉ネオのコッペパンでした。名古屋名物小倉ネオ・・・ローソン100ではコンスタントに入荷しますが、関東地区、まだまだメジャーとはいえません。すぐに売れちゃうんだから、もっとたくさん取ってください。

 明日は4時起き、日帰り出張か・・・。『さよなら絶望先生』全12話を観終えて、『【俗・】さよなら絶望先生』へと突入。【続】じゃなくて、【俗・】なんですね。日本語ますます複雑になってきた・・・。アニメもどっちかというと、“毒舌”から“お色気”へと路線変更されてる気がします。

 最近、冷凍枝豆にハマっています。特に茶豆は甘くて美味しいですよね。物価高騰の時代にあって、¥100ショップで手軽に買えます。大豆はカンカン照りの猛暑でも、痩せた土地でも育つのです。また、大豆を植えると土地が肥えるそうで、ポインセチアの植木鉢に豆の鞘を実験肥料として埋めてみました。


8月6日(水) 書泉グランデ

 シゴトのお使いで神田神保町の書泉グランデ6階へ。ここは完全に“鉄道ファン”のフロアとなっていて、日本中の関連書籍を集めてあります。私は傍観者だけど、“子供の頃から好きだったものを捨てられない人”というのが不思議。全部がそうじゃないだろうけど、自分でオトナになるのをやめてしまうなんて。

 かくいう私も、“捨ててはいない”けれど、過去のアイテムは領域の一部に“圧縮保存”。というのは、どんどん他のことに興味が拡がっていってしまうので止められません。“これではいけない”と思うことも今まで何度かあって、定期的にシャットダウンしたりします。モノは買わない・・・自分の中にあればいい。

 帰りの地下鉄の中でカナブンを発見。床に落ちていたので、死んだのかと思ったら生きてました。踏んづけられたらアウトなので、指先に留まらせてみる・・・ふぅ〜ってカンジ、しっかりしがみついてました。事務所の近くの生垣に返してやります。うむうむ夏だなあ・・・。ときどき網戸に留まっていたりもしますが。


8月5日(火) 大雨

 大雨が降ってます。これがすぐに、「地球温暖化によるものなのか?」と考えるのが一般人。でも、データは最近30年くらいのものしかなく、地球の長〜い歴史を考えると、1日にも満たない資料なんですよ。いや、滝のように降る雨は子供の頃から何度も経験してます。覚えてないのが普通だけど。

 世の中が便利になりすぎて、少しでも思いがけないことが起きれば、“異常気象”と取沙汰されます。江戸時代までは川が氾濫すると、何週間も向こう岸に渡れないなんて、しょっちゅうだったんだから。お腹が空いたので、近所のユニヴァーサルドラッグで、かりんとうを買って食べます。


8月4日(月) ピラフは炊き込みご飯

 シゴト中の午後4時。昼食をカップめん1個で済ませてしまったのでお腹が空きました。近所のユニヴァーサルドラッグで¥100袋菓子を購入。クリームサンドビスケットが何種類も入った徳用袋です。

 最近の実験・・・。ピラフは炒飯じゃありません。スープで炊き込んだのが本当のピラフ。試しに、コンソメスープとカレーパウダーを用いて炊き込みご飯。これが意外と簡単で美味しいので、お試しあれ。

 名古屋・栄・名古屋テレビ塔そばにある“JAZZ & Coffee YURI”はまだ営業してるかな?ここのピラフは絶品でした。レシピは炊き込みじゃないかと思うんだけど、いつになったら確かめられるのか?


8月3日(日) セミ解禁日

 今日も1日、駅スタンプをスキャンしておりました。印刷に使用する素材なので、画像処理が大変なんですよ。傾き補正、かすれ補正、欠け補正、汚れ除去、濃さの統一をやらないといけない。インクが薄すぎたり、状態劣悪のスタンプは、極限まで濃度を上げ、いったんモノクロに落としてから再着色。

 再着色はもちろん、オリジナルの色ではないけれど、できるだけオリジナルに近づけます。カスカスで見えないよりはマシでしょう?ところで今年はセミの声が聞こえない。全国的に遅いらしいんだけど、一昨日、相模鉄道取材で湘南海岸方面に行った時は、ジンジン鳴いておりました。

 実は昨日から、東京でも鳴いているのです。私の中では8月1日がセミ解禁日でした。今はうるさいくらい一斉に鳴いています。おそらく名古屋では、梅雨明けと同時に解禁になっているはずです。セミが鳴かないと、夏が始まった感じがしませんね。温暖化現象とはリンクしないようです。


8月2日(土) 本郷クラブ8月例会

 本郷クラブ8月例会は、野上龍彦先生をお迎えして、「詩人 尹東柱」という講話をいただきました。尹東柱は日本植民地時代の朝鮮から、内地留学生として立教大学へ入学。すぐに同志社大学へ転学しました。おとなしい、目立たない学生であったのに、独立運動をおこなったとの疑惑で特高に逮捕。

 まったくのでっち上げ、冤罪であるにもかかわらず、2年の刑期で福岡刑務所へ投獄。間もなく獄死しています。戦時という狂気の沙汰のできごとですが、人間というものは本当に恐ろしい。疑惑の根源は、どうやらハングル(朝鮮語)で詩を書いていた、というだけで、内容には触れられていませんでした。

 その詩は・・・日本語訳でもその優しさを伝えることはできますが、これをハングル(朝鮮語)で朗読すると、さらに繊細な響きとなります。女性のゲストをお招きして、特別に朗読していただきました。よく勘違いされるけど、現在の北朝鮮の放送みたく勇ましく語るのではありません。あれはヤラセですので・・・。

 インターネットラジオで韓国の放送を聴けば、女性アナウンサーは本当に可愛らしい、優しい声で語っています。興味のある方はお試しください。今回、この朗読がプラスされることによって、本郷クラブはいつもと違った雰囲気となりました。来月はいつもの会議室ですが、懐かしい映画をやります。


8月1日(金) 相模鉄道取材

 相模鉄道スタンプラリー・・・25の駅を巡ってスタンプを集め、賞品(特製タオル)をもらおう!という催しです。鉄道ファンでもない私が、これをやらなきゃならない・・・しかも1日シゴトです。相模鉄道関係者のみなさん、ごめんなさい。午前4時に起きて出発です。

 海老名駅に着いたのが6時過ぎ。幸い列車は10分間隔で発着しているので、1時間に4駅くらいは巡れそう。早朝は最速ペースでしたが、10時を過ぎると親子でスタンプラリーを楽しむ客が増えてきます。ペースダウンするも、12時過ぎには目標の25駅を踏破。

 列車の写真も撮ってくるようにとの命令なので、緑園都市駅に1時間ほど滞まって撮影。まるまる6時間立ちっ放し、歩きっ放しですからへとへとです。就職活動の中継ぎなので、ガマンしてやっている。しかし、帰宅したら転職斡旋会社から仕切り直しの連絡が・・・。

 都内に10数店舗を構える中古レコード店で、クラシックの知識豊富な人材を求む、という案件でした。先週、確認した時点では、「依然、募集中」でしたが、急に「決まってしまった」という。雰囲気として、一般公募(アルバイト)で間に合わせた感じです。いい加減な。

    相模鉄道・緑園都市駅にて


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