札幌発着−道東方面 |
オホーツク9号、10号(札幌−網走) |
乗車区間・座席種 : 網走→札幌(オホーツク10号)・普通車自由席 札幌と網走を、旭川・北見を経由して結ぶ列車。オホーツク号として1-10号まで走っているが、その内の9号・10号が夜行列車となる。 この列車は朝の6時すぎに網走へ到着するため、網走市内や、サロマ湖方面、原生花園・川湯温泉方面への旅行に便利である。また、冬期は砕氷船や流氷観光船も運航されており、それらに乗るのにも良い。 編成はグリーン車指定席、普通車指定席、普通車自由席、2段式B寝台とで編成されていて、指定席・B寝台に女性専用席がある。 札幌行き列車の網走発時刻は22:20、列車は22:00頃入線した。改札はこの列車専用の改札があった。網走駅では自由席はすいていたため、4人分の座席を占領してのんびり寝ていたのだが、ふと目が覚めると人がかなり乗っていた。どうやら札幌付近では始発列車(実際の始発は利尻であるが)扱いされているらしい。 この列車の自由席に乗ることになったのは、周遊キップ(北海道ゾーン)を使用していたためである。この周遊キップはゾーン区間内の自由席特急料金は必要としないので、こういう夜行座席特急列車が走っているのは有り難いことである。北海道では札幌を中心に稚内、網走、釧路、青森(急行)と4方向にのびているので札幌を中心とした旅行をする人にとってはよいのだが、一気に北海道を回ろうとすると、少々工夫する必要がある。このタイプの列車は九州地区にも走っていて、九州内の夜中の南北移動にも重宝されている。 (編成・時刻は2001.05現在) |
おおぞら13号、14号(札幌−釧路) 2001/7名称を”まりも”に変更(札幌−釧路、時期により札幌−根室) |
乗車区間・座席種 : 札幌→釧路(おおぞら13号)・普通車自由席 札幌と釧路を、新夕張・帯広を経由して結ぶ列車。おおぞら号・スーパーおおぞら号として1-14号まで走っていてその内の13号・14号が夜行列車となる。 この列車は朝の6時前に釧路に着く(5:50着)ため、釧路市内、根室市内・納沙布岬、釧路湿原、川湯温泉などを観光するのに便利である(根室方面、釧路湿原方面の各列車が接続されている)。とくに根室行きは(快速はなさき)が13分の連絡(6:03発)で接続されているため、約2時間で根室(8:11着)まで行くことが出来、さらにバス(8:20発)に乗ると、日本最東端の納沙布岬(9:00着)までほとんど待ち時間無く行くことが出来る。 編成は普通車指定席、普通車自由席、2段式B寝台とで編成されていて、指定席・寝台に女性専用席がある。冬期には車の移動が困難となるため増結されることもあり、また11/1〜5/31までは寝台料金の割引サービス(\6,300- -> \3,000-)も行っている。 出発の約40分前に並んだが、それほど並んでいなかった。私が乗った日は自由席はそれほど混んでいなく、夏の北海道は北へ行く方が人気がありそうである。利尻やオホーツクは旭川あたりまでは最終列車の役割をも果たしているようだが、こちらはそんなことはないようで、途中駅での乗降客はほとんどいなかったように思う。 この列車を自由席としたのも周遊キップを利用したためであり、北海道でのこのタイプの座席夜行列車はチープな旅行をするにあたっては素晴らしく便利である。 約1時間ほど起きていたのだが、やがて寝てしまった。ふと目が覚めたときは辺りが真っ暗なところで列車が止まっていて、雨が降り、稲妻が光っていたので何かあったのかと思ったが、たまたま止まっていただけのようだったので、再び寝直した。列車は無事定刻通り到着した。 (編成・時刻は2001.05現在) 乗車区間・座席種 : 釧路→札幌(まりも)・普通車指定席 上記おおぞら13・14号の名称が変更して”まりも”となった列車。経路・編成等は基本的には”おおぞら”と変わらないが、シーズン時期には根室まで運転されるようになった。また北斗星号で運転されることもある。 2回目は2002年3月に釧路から乗車した。前回は北海道の周遊きっぷのため自由席に乗車したが、今回は北海道フリーきっぷを使用したため指定席車に乗車することが出来た。時期のせいかもしれないが、あまり人は乗っていなかった。 |