〜夜行列車〜
関西←→信州
夜行列車に関する情報と乗車した列車に関するコメントです


関西発着---信州方面

ちくま(急行)(大阪−長野) 2003/10に季節列車化
乗車区間・座席種 : 大阪→名古屋・指定席、長野→大阪・指定席

 大阪から長野を東海道本線・中央本線・篠ノ井線を経由する夜行急行列車。編成はグリーン車と指定席と自由席のみで寝台車両はない。この列車は急行列車であるため18きっぷでの乗車は出来ない。
 この列車は長野方面へスキーや登山に行くのに便利な列車といえます。また、長野で新幹線に乗り継ぐと、乗り継ぎ割引が適用されて特急料金が半額となる(新幹線特急券の事前の購入または、同時購入の場合に適用)。

 名古屋に行く用事があったときに、1度乗ってみようと思って乗車した。新幹線(指定席\6,180-)より安く、普通・快速列車(\3,260-)より快適に行く(\4,820-)には良いのだが、これは格安キップを考慮していない場合で、金券ショップなどで新大阪−名古屋間の新幹線自由席券を購入することができるとむしろ安上がりである(\4,200-ぐらい)。はっきり言って名古屋まで利用するのは全く意味がないといえる。
 大阪(21:42発)から名古屋(23:52着)までは約2時間かかるので、一眠りでもしようかと思ったのだが、もし寝過ごしたとしたらとんでもないことになるので、結局本を読んだり、景色を見たりしながら名古屋まで過ごした。別に名古屋までの最終便というわけでもないし(新大阪発21:50名古屋着23:08(こだま494))、名古屋到着後の列車もほとんどないため(名古屋圏は東京・大阪圏に比べると、それ程遅くまで走っていない)いまひとつである。
 車両は比較的新しく、かなりリクライニングもするため乗り心地はよい。新幹線だと40〜50分程度で到着してしまうため、のんびりするのが目的なら良いかもしれない。別に名古屋まで乗ろうとするから無理があるのであって、塩尻、松本、長野へ行く場合は非常に有用であるといえる。
 余談ではあるが、大阪−名古屋間をリッチに安く行く方法は近鉄特急(アーバンライナー)であろう。所要時間は約2時間、通常価格は\4,150-であるが、金券ショップを廻れば\3,200-ぐらいで手に入る。ほぼ1時間に1本走っていて、最終は21:25発(名古屋23:39着)である)
(時刻・金額は2001.05現在)
 
 2回目は長野から大阪まで乗車(2002年5月)し、ようやく夜行列車の醍醐味を味わうことができた。長野ではほとんど人は乗っていなかったが、途中駅を停車したときに人が乗ってきたようで、朝目が覚めるとそれなりに人が乗車していた。
 
 信州の山に登る人などに取って重宝されていた列車であるが、2003年10月より季節列車となった。
 


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