石神井公園の二つの池のうち、三宝寺池は、貴重な自然を残している場所です。
天然記念物の沼沢植物群落では、湿生地特有のコウホネ、カキツバタなどがみられます。
また、水辺観察園では、氷河期から生き残ってきたミツガシワがみられます。
三宝寺池は、井の頭池、善福寺池と並ぶ武蔵野三大湧水池のひとつであり、かつては豊富な湧き水を誇っていたが、
現在は、地下水からの揚水に頼っています。この池の周りを歩くと、ビル、鉄塔などの建築物は全く見えず、都内とは思えない静けさがあります。
石神井公園散歩では、自然と向き合えるとてもよい場所です。憩いが得られる場所であるとともに、大切な自然は永く守らなければならないと思います。
ミツガシワ | ||
ニリンソウ | ||