福井の浅海の生きものMy図鑑 TOP
福井の浅海のウミウシたち
■裸鰓目 ドーリス亜目 イロウミウシ科 |
■裸鰓目 ドーリス亜目 クロシタナシウミウシ科 |
■裸鰓目 ドーリス亜目 イボウミウシ科 |
■裸鰓目 ドーリス亜目 ハナサキウミウシ科 |
■裸鰓目 スギノハウミウシ亜目 ユビウミウシ科 |
■裸鰓目 タテジマウミウシ亜目 タテジマウミウシ科 |
■裸鰓目 ミノウミウシ亜目 ファセリナ科 |
■嚢舌目 ゴクラクミドリガイ科 |
■背楯目 カメノコフシエラガイ科 |
■無楯目(アメフラシ目) アメフラシ科 |
アオウミウシ ▲
2001.8.5福井市亀島
福井の浅海で、シロウミウシの
次によく見るウミウシです。
表紙の写真は、三国町の水深
2mくらいの岩礁上で撮影した
ペアです。
体の右側にある白い袋状の器
官をつなぎ、まさに交尾中のペ
アです。
この白い器官が交尾器で、雌雄
同体のウミウシは、お互いに精
子を交換して、お互いに卵塊を産
むことができるようです。
2006.10.1坂井市三国町 若い個体です
シロウミウシ ▲
2007.8.12坂井市三国町
福井の海中で最も多く見られる
このウミウシは、波食棚の下側
の見つけ難い場所で、非常に
多くの集団を見かけることがしば
しばあります。
2008.7.27坂井市三国町 産卵中です
コモンウミウシ ▲
2008.7.27坂井市三国町
かなりよく見られるウミウシです。
写真ではややわかり難いのです
が、体に黄色い斑点が散在して
います。
やや深場の砂地を這っている姿
を見たこともあります。
2007.9.15若狭町千島 産卵中のコモンウミウシのペアです
千島の外海側にある、波穏やか
な小さな湾の奥の洞窟状の岩礁
でひっそりと産卵中でした。
交尾中のペアを見つけることは時
々ありますが、まさに産卵中だっ
たので、興奮してシャッターを切り
続けました。
サラサウミウシ ▲
2008.7.12坂井市三国町
白地に淡い繊細な赤色系の模
様のこのウミウシは、かなり以
前から福井で見ていましたが、
コモンウミウシの白地に黄色模
様と同様に、この色をなかなか
うまく撮影できませんでした。
2008.7.6坂井市三国町
リュウモンイロウミウシ ▲
2007.8.26坂井市三国町
初めてこのウミウシに出会った
時は、福井の海にもなんて色
鮮やかなウミウシがいるんだろ
うと、改めてとてもうれくなりま
した。
ウミウシの仲間は、小さいけれ
ど福井の海中で、宝石のように
きらりと輝く、とても美しくていと
おしい存在です。
2005.9.18坂井市三国町
ジボガウミウシ ▲
2007.8.26坂井市三国町 お餅のような白さから、愛称はダイフク!
この年は、初めて遭遇するウミ
ウシにとても恵まれた年でした。
この小さく真っ白なウミウシは、
見た目どおり”ダイフク”という
愛称があるようです。
2007.8.26坂井市三国町
クロシタナシウミウシ ▲
2006.10.1坂井市三国町 産卵中でしょうか?
福井の浅海で、シロウミウシや
アオウミウシとともに、よく目に
するウミウシで、海底や海藻上
でも見かけます。
この写真は白い交尾器をつなげ
交尾中のペアです。
2007.8.4若狭町食見 4匹も集まって、これも産卵中?
この写真は、更に多くが群がっ
ていますが、これも複数で交尾
中なのでしょうか。よほど確認し
ようと思いましたが、仲良く寄り
添っている姿を見ていると、そ
んな気持ちにはなれませんでし
た。
ミヤコウミウシ ▲
2007.8.4若狭町食見 こちらもペアで産卵中?
この年、若狭町で2回続けてペ
アのミヤコウミウシに出会うこと
ができました。
2007.9.15若狭町千島
右の写真は、産卵中のコモンウ
ミウシを見つける直前に見つけ
たペアで、千島でも波穏やかな
小湾状の地形の崖下でひっそり
と寄り添っている姿を見つけまし
た。
マダラウミウシ ▲
2006.8.28坂井市三国町
潜るたびに、新たな種類に出会
ったり、いつもの種類の新たな
姿を見つけたりと、海中の自然
との触れ合いは、いつまでも新
たな感動を与えてくれます。
キイロイボウミウシ ▲
2005.9.18坂井市三国町
初めてこのウミウシと出会った
のは、常神でした。
鮮やかな黄色の色彩に、これ
が本当に福井に生息している
のか?と我が目を疑ったもの
です。常神に次いで、三国で
見つけた時に、やっと、福井に
もいるんだと確信が持てたもの
でした。
2007.8.26坂井市三国町
ハナデンシャ ▲
2002.9.8坂井市三国町 流れ藻の周りで海中を漂うウミウシです!
2002年は、このハナデンシャが三国海岸に多く漂着したようです
何が泳いでいる?
よく見るとウミウシだ!
貝やウミシダ等、泳げないと思
っていた海中生物の、泳ぐ姿を
初めて見た時には、すごく興奮
したものです。
泳いでいるというか、のんびり
漂っているこのウミウシの姿を
初めて見た時にも、興奮して、
写真が撮れませんでした。
この写真もビデオ映像からの切
り出しです。
ユビウミウシ ▲
2008.6.21坂井市三国町
この年、常神のトチノ島で初めて
このウミウシを見つけ、翌週、三国
で潜ってみると、大波食棚の崖面
にも複数生息していました。
大発生か?
2007.8.14坂井市三国町 ペア
オトメウミウシ ▲
2008.5.4坂井市三国町
とても小さなウミウシです。
2008.5.4坂井市三国町
サガミミノウミウシ ▲
2008.5.4坂井市三国町
他のウミウシたちとは形がかな
り異なるこのウミウシと初めて
出会い、撮影した写真のうち、
撮影に失敗したと思った写真の
1枚が下の写真です。
自宅に帰ってパソコンに取り込
んでから見て、数匹が写ってい
ることに初めて気がつきました。
こんなに珍しいウミウシが群れ
でいるのですから、ダイビングは
止められません・・・福井でね!
2007.8.14坂井市三国町
家に帰ってから写真を見て、3匹写っていることに驚きました
コノハミドリガイ ▲
1990.9若狭町常神 木の葉のような色合いですねぇー
若狭町常神の三方海中公園地
区に指定されている場所で、デ
ジカメがまだ無かった当時、ニ
コンの水中カメラの名機・ニコノス
Ⅴで撮影したものです。
福井でスノーケリングによる海中
自然観察会を始めるため、事前
調査として潜らせていただいた時
に撮影しました。
ホウズキフシエラガイ ▲
2008.5.4坂井市三国町
春の海中で、この鮮やかなオレンジ色が目立ちます
ホンダワラ等の海藻がまだ繁茂
している、春の海中でよく見られ
るウミウシ。
オレンジ色がとても鮮やかです。
2008.5.4坂井市三国町
アメフラシ ▲
2002.8.10坂井市三国町
子供の頃から見慣れていて、触
ると紫色の汁を出すのに驚ろか
されるウミウシの仲間。
春に何匹かが連なって産卵した
卵は、ウミゾーメンと呼ばれる、
細いひも状のカラフルな卵塊。
クロヘリアメフラシ ▲
2003.6.7坂井市三国町 たくさんいますねぇー
小ぶりで、黒い縁取りがあるこの
アメフラシは、左の写真のように
群れで見られることが多いように
思います。
産卵のために集まっているのか
もしれませんが、産卵中の卵塊
を見たはっきりとした記憶がまだ
ありません。
ミドリアメフラシ ▲
2002.9.1若狭町食見
このアメフラシを初めて見たの
は、若狭町の食見海岸でした。
以降、坂井市三国町や福井市
の亀島でも見ることができまし
た。
アメフラシにも色々と種類があ
るようですねぇー。
2008.8.10坂井市三国町
ウミウシの卵塊(白色系) ▲
以下の白やオレンジ色の卵塊が、どのウミウシの卵塊か、どなたか教えてください!
2007.8.26坂井市三国町
2008.7.27坂井市三国町
ウミウシの卵塊(橙色系) ▲
2007.8.14坂井市三国町
2005.8.7若狭町烏辺島
2005.8.7若狭町烏辺島
2008.6.8坂井市三国町
アメフラシの卵塊 ▲
2003.6.7坂井市三国町
ウミゾウメンとも言われるアメフ
ラシの卵塊です。
もっとカラフルな卵塊を見たこと
があるような気がします。
2003.6.7坂井市三国町