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前尾根P6から見た中尾根
前尾根P6付近から藤内沢を挟んだ中尾根を見る。左側のつるっとした壁は中尾根バットレス。中尾根は右側のごちゃごちゃした壁。尾根といっても、前尾根のような顕著な尾根ではなく、小さい壁が並んだような感じである。チムニーの発達した様子がわかる。
中尾根のプロテクションは古いハーケンが多いのでフレンズがあった方がよい。確保支点にはしっかりした新しいボルトが埋めてある。
ルートを見る
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P2の2ルンゼよりからP3ツルムを見る
テスト岩から藤内沢右岸の踏み跡をたどり、右手に前尾根P5フランケが見えるあたりで、左上に固定ローブが見えるのでそちらに向かう。しかしちょっと怖い。2ルンゼあたりからトラバースした方がいいかも。
P2の取付は小広い。右手に回るとP3ツルムが見える。
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P2の取付
チムニーを見上げる。一見窮屈そうだが、本当に窮屈でザックを放り投げたくなる。残置ハーケンは古いものが多く、プロテクションはフレンズを持っていった方がよい。
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P3ツルムを登る
P3もチムニーで、ここは結構長いので疲れる。前尾根のヤグラよりも難しい。
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ツルムのコルから伊勢湾を見る
ツルムを登り、懸垂下降5mでツルムのコルに降り立つ。コルは風があって夏でも涼しい。中尾根は北面のため、ほとんど陽があたらない。
この上のP2おにぎりの最上部は、垂直で5級だが、しっかりしたボルトが埋めてあるので安心してフリーで登ることができる。
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P2オニギリから懸垂下降
ツルムのコルから2ピッチでオニギリの上に出る。さらに右上に続くP1のチムニーには新しいボルトが打ってあるのが見えた。が、登っていない。
オニギリの上からは懸垂下降2ピッチでツルムのコルに戻ることができる。50mシングルロープでぎりぎりの長さ。ツルムのコルからは1ルンゼへさらに懸垂下降する。
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