2003年アテネ旅行記

ドリアンインの朝食のオレンジジュース絞り器
今年は24年ぶりについに両親と一緒にアテネに帰ることが出来ました。もう一度ギリシャで元気に泳いだり買い物したり美味しいご飯を一緒に食べたり出来てすっごく幸せでした。考えてみればちょうど今の私たちくらいの年齢のときに、両親はギリシャに住んでいたんだと思うとなんだか不思議な気持ち。自分がそんな大人になった実感は全然ないのにちょっと愕然。次は旦那様の家族とも一緒に来なくちゃ!!

2003 9/24〜9/26
1. 旅行日記
2. 観光
3. 交通手段
4. お土産
5. ホテル
6. レストラン

1.旅行日記
9/24
晴れ風なし
ミコノス→アテネ
今日も風もなく最高の天気。最後に朝日を見がてら海を散歩。8時に朝食。9時半から10時20分までプラティヤロスで最後の時間を惜しむ。朝食のパンを少しだけとっておいて魚にあげたら魚だらけに。コスモプラッツの女主人のニコレッタとバイトのアンドレアにお別れを言って帰る。毎日会っていたのでなんだかとっても寂しい感じ。そのあとホテルのジャクジーに入って11時20分にチェックアウト。11時45分の送迎バスがなかなかこなくて結局12時5分にホテルを出発。でも12時15分について1時15分発のOAでアテネに2時前に着く。荷物がなかなか出てこない。全てのタクシーがストでうごかないので、2時40分のバスでシンタグマへ。そこから地下鉄でオモニア駅まで。ドリアンインホテルに4時にチェックイン。両親はシングルー駅から歩いて15分のインターコンチへ。これが道路工事していて普通の道が使えなくて、しかも標識も何にもなくて、スーツケースをもって歩いて炎天下延々30分くらいかかったとか。タクシーが全部ストなんてギリシャこれでオリンピックなんて大丈夫?部屋やプールをチェックしてから近くのギロやさんでランチ。モナステラキまで歩いて散歩。1時間くらいで帰る。ホテルの屋上から7時15分くらいに夕日が沈むのを見る。この屋上静かでプールはホリデイインとかより大きくてバーは割とお洒落でアクロポリスやリカベトスも見えて割と素敵。いすがやぶれたりイマイチなのはご愛嬌。旦那様が突然具合悪くなったので、どうしようかと途方にくれる。でもギリシャのお友達と両親と会う約束をしていたので、それに風邪薬も母からもらえるしと、一人で地下鉄を使ってインターコンチまで。(でも1人で夜オモニア歩くのはかなり怖かった。)両親とお友達とみなでカフェビエナで夕食。(本当は夜景の綺麗な屋上レストランで食事するつもりだったけど、改装中でやってなかった、タクシーがストしてるのでしょうがなくそのままインターコンチのコーヒーハウスで食事することになった。)サービスはスローだけど、食事はまあまあだった。コンテンポラリーな雰囲気の店内もかなりお洒落。チョコスフレとバニラアイスは絶品だった。アイスとチョコが大好きなだんなさまに食べさせてあげたかった。帰りは友達にプライベートタクシーでホテルまで送ってもらう。奇跡的に旦那様が復活していたのでオモニアまでスブラキやエベレストのサンドイッチを買いにいく。おなかが空いてたらしく、ばくばくご飯を食べてるので、明日には治ると期待。旦那様は母からもらった薬を飲んで早めに寝る。
9/25
晴れ
7時半に朝日を屋上から見て9時15分くらいから朝食。ぺタソスビーチから考えるとすごくペケだけど、オレンジをその場で絞ってジュースが飲める。このジュースが飲みたかったのと屋上のプールに魅かれれてこのホテルに泊ったんだった。期待を裏切らない美味しいジュース。そのあと11時まで屋上のプールで朝のアテネの景色を見てまったり。部屋に戻って旦那様は1時まで寝る。これで旦那様も体力をつけて完璧に回復するかな?私はせっせと旅の日記をつける。1時にレンタカーやさんがピックアップに来てくれる。そしてシングルーのレンタカーやさんにいく。保険税金込みで69ユーロで4ドアの車を借りる。インターコンチまで行き方を習ってからホテルまで両親を迎えに行く。大きな交差点の信号が壊れてて道路工事と重なって距離でいったら1キロくらいのところに車で30分かかった。アテネ市内を運転するのは本当寿命が縮む。2時ごろ両親にあってそれから30分でグリファダへ。そこのAB(ギリシャのスーパー)でハーブやらチョコバターやら食料品のお土産を色々買う。お惣菜やさんでナスやジャガイモ、トマトとフェたチーズの煮込みを買ってバルキザ行く手前のビーチでみんなで食べる。この煮込みが美味しいよと薦めていたギリシャのおばあさんは自分はお寿司を買っていた。英語が全然通じないローカルのおばあさんがお寿司を食べてて不思議な気持ち。お寿司がいまやギリシャのスーパーで売ってるのも不思議。私たちが住んでる頃は車に乗ってると隣に走ってるバスから指差されて見られたくらい日本人自体珍しかったのに。梅干買うのも大変だったのに。美味しい煮込みを食べたらさらにおなかが空いてクルマに乗ってすぐバルキザのギロやさんまで。ここもギロがボリューム満点、トマトサラダも新鮮で美味しくてお薦め。前はギロやさん2軒並んでたのに、1軒つぶれちゃったみたい。でも美味しいほうが残ったので嬉しい。スニオン近くのビーチで休んで6時10分スニオンに着く。寒いので車の中で6時40分まで寝る。そのあと外に出て神殿まで歩く。神殿から海に沈む夕日を見る。実際は島に沈むのだけど。両親は何十年ぶりに見たスニオンの夕日に感動。家族で又見れて嬉しい。運転してくれた旦那様に感謝。よく体力が一日で回復したなあ!夕日沈んだらすぐ車に乗ってプラカに向けて出発。2時間弱でつく。駐車する場所も検討つけてたあたりが空いていて割とすぐとめれる。アクロポールで夕食。ブヅキとダンスがひどいレベルでびっくり。前はブヅキはかなり上手だったのに。でも食事はなかなかだった。シングルーに両親を送って車を返して電車で帰る。明日の朝までタクシーはスト。夜ドリアンインの屋上から夜景を見る。アクロポリスとリカベトス、そしてプールのイルミネーションもとても綺麗。値段の割に満足度の高いホテル。プールもう少しお金かければかなり素敵なのに。これで朝食のパンが美味しくてお風呂にシャワーカーテンついたらかなり満足度高くなるんだけどな。部屋からはリカベトスとアクロポリス見えたし。でも清潔だし、ロケーションいいし豪華さ求めないならかなりいけてるホテル。
9/26
アテネ→シンガポール
朝食食べてチェックアウト。ローカルコールしかしてないのに電話代が10ユーロ弱してびっくり。携帯に3分くらい電話したら税金こみで5ドルくらい。恐ろしい。予想外の出費で駅も近いので地下鉄で飛行場まで行くことに。10時20分ホテル出て11時20分には飛行場着いた。ホテルから駅が近いなら飛行場へは電車が一番便利かも。でもエスカレーターのついてない駅だとスーツケースはつらいけど。両親と12時前に飛行場で会ってチェックイン。お土産を買ってチキンラップ又食べてそれからビジネスラウンジへ。最後にウゾやメタクサなんかギリシャのお酒を飲んでまったりする。2時のSQでシンガポールへ。スチュワーデスさんが冷たく、水も食事がまずくなっていてSQこんなにひどくなったのかとびっくり。機内食はどうせフルーツくらいしか食べないからいいけど、水や水で割った濃縮オレンジジュースがすごくまずくなってるのでびっくり。そういえば日経でこの間エアラインのコスト比較が載ってたけど、SQは他社と比較してコストが一番低いリストラ上手な会社だった。ヨーロッパ行くのにシンガポール寄れて便利な飛行機だったけどもうお気に入りとは言えなくなっちゃった。とくに年配のスチュワーデスさんかなり怖い。笑ってるのを見たこと無い。前に座ってる人が座席倒したままでも食事中も離着陸のときも注意してくれないからすごく狭かった。自分で前の人に言うのも気まずいし。入国審査の紙も言わないと持ってきてくれないし。食事も飲み物も忘れられたしあまり何度も同じこと頼むの疲れちゃった。

2.観光
スニオンで夕日を浴びて
両親と一緒にしたかったこと。それは子供のときよく一緒に行っていたバルキザやスニオンをドライブすること。父の会社のあったシンタグマ周辺を歩くこと。いつも買い物してたスーパーのアルファベーター(AB)で買い物すること。
ということでレンタカーして海沿いをずっと走ってスニオンまで。アテネ市内はオリンピックをひかえ至るところで工事していて一方通行は多いし、信号は壊れてるし、割り込みばっかり、運転も荒いし、本当に運転手泣かせだったけど、海沿いの道を走るのは本当に楽しかった。両親もグリファダ、アスティア、ブーリャグメニ、バルキザと昔何度も海水浴に行ったビーチを順番に通ってる間とっても嬉しそうだった。ここの海岸線は本当に海が綺麗でドライブに最適。(ただし週末は混むから要注意だけど)ABではオリーブペースト、バジル、チョコバター、ケッパー、ベーコンのスナック、ギリシャ風グミみたいなお菓子、ナスの煮込みなんかを買った。それをバルキザに行く途中の海の公園で食べたりしてピクニック気分も味わえた。この辺の無料の海(ギリシャにはいくつか入場料をとる施設の整ったビーチあり)でも水は透き通って本当に綺麗。何組か家族連れがその辺に車を止めて泳いでた。こんな綺麗な海にただで来れてギリシャの人達はなんて幸せなんだろう。
バルキザにある、お気に入りのギロなんか食べれるファーストフードのお店で遅めのお昼を食べてそれからスニオンの近くのビーチで車をとめてお昼寝して、そして夕方スニオンへ。ここまでアテネ市内から普通に走れば2時間70キロ。一昨年来た時は天気悪くて夕日見れるか心配だったけど、今回は大きな丸い赤い夕日が海に(正確には島にだけど)沈むのがばっちり見えた。両親もここまで来た甲斐あったねーと、とっても喜んでくれた。いつか家族みんなで又来たいなあ。妹たちにも見せてあげたいなあ。
それにしてもずっと運転し続けてくれた旦那様には感謝。前の日急に具合が悪くなってしまって予定していたギリシャのお友達とのディナーも行けなかったくらいだから運転してスニオン来るなんて無理かもと諦めてたのだ。でも特に母が今回のスニオンの夕日を見るの本当楽しみしてたのでどうしても連れてきてあげたかったんだ。だから旦那様は前の日のディナーも我慢してホテルでじっと寝ててもらったのだ。そして旦那様は見事に回復した。さすが伊達にスポーツクラブ毎晩通ってない、体力つけてくれてて本当良かった良かった!!
そして夕日をたっぷり堪能してから私たちはプラカへと向かった。そして美味しいギリシャ料理を食べて最後のギリシャの夜はふけていった。
和成の一言・・・ミコノス島の肌寒い夜に半袖姿でいたのと乾燥した気候でちょっとした風邪をひいてしまいましたが、一日で回復し、無事スニオンに行く事が出来ました。夕暮れ時のビーチ沿いをドライブするのは本当に最高です。スニオンへ向かう道はほとんどが海に面しているので、気に入ったビーチが見えたら止まって休憩するのもお薦めです。
アポロコースト、スニオンまで車で20分のビーチ
サンセット時のスニオン ポセイドン神殿から見る夕日は最高
遠くから見たポセイドン神殿 夕方のプラカ

3.交通手段
オリンピックを前に力が入ってるだろうギリシャ、どんなに便利になってるだろうと期待していったけど、アテネの飛行場についてタクシーでホテルに行こうとしたらストでタクシーはない、バスで行けと言われる。私たちは駅から歩いて5分くらいのところにホテルがあったからいいけど、両親は駅から歩いて10分以上のホテルだったので大変。しかも道路工事して道が普段と違うし標識も出てないし、結局両親は暑い中スーツケースをもって道を聞きがてら30分かかってホテルに着いたとのこと。前に泊ったことがあるホテルに行くのにこんなに大変なんだから、ギリシャに初めて来た人がこんな目にあったとしたらと考えるとぞっとする。結局タクシーのストは月曜から金曜の朝まで4日間続いたらしい。両親はこれからはシンタグマの近くしか絶対泊らないとかたく心に誓ったらしい。駅から歩けないホテルに予約してるお客さんはみんなどうしたんだろう?恐ろしい国だ。
飛行場から市内まではバスか、バスと地下鉄を乗り継いで1時間、2.9ユーロ。そのチケットは24時間使えるので便利。市内は渋滞するので、バスで地下鉄の始発駅まで行って地下鉄でシンタグマ行った方がいいかも。シンタグマのバスの停留所はアマリアホテル前でシンタグマまでも何気で(スーツケースもって歩くと)5分くらいかかるし。
タクシーだと20から25ユーロくらいじゃないかな。
レンタカー SWIFTという所で借りた。ホテルから電話したらちゃんとホテルまで迎えに来てくれた。リーズナブルで感じよくお薦めのレンタカーやさん。4ドアのマニュアル、エアコンつきの車を24時間借りて(150キロ位運転して)保険タックス込みで69ユーロ。
www.greektravel.com/swift 参照。電話番号2109233919
和成の一言・・・アテネ市内の車の運転はとにかくしんどいです。片道2車線の交差点の信号が平気で壊れていたりする。信号が壊れたら普通は警官が来て誘導したりするが、その警官も見当たらない。我先に行かせろと交差する車がクラクションを鳴らしまくり、まるで地獄絵図のようでした。ギリシャ人は基本的に自分の主張を通す人ばかりで譲り合いの精神というものが微塵もないので、この交差点に差し掛かったとき僕は1日かかっても通過することは出来ないと思った。(そのときは幸いにも通過することが出来ましたが)
レンタカーはヒュンダイの2ボックスタイプを借りました。ギリシャの気候は乾燥して風が気持ち良いのでエアコンは特に必要ないと思います。

アテネ市内の道路事情はオリンピック開催国至上最悪だと思います。まだ開催まで1年近くあると思いますが、とても改善されるとは思えない・・・
地下鉄は凄く便利でお薦め。

4.お土産
やっぱりプラカはミコノスよりお土産安い。特にモネステラキよりの方が安い。昔はカレンダーとか他のタイルのお土産もアテネはアテネの景色に特化したもの多かったけど、今はプラカでもミコノスやサントリーニのカレンダーやその景色に関連したおみやげ物も買える感じだった。
お土産はどうしても欲しいものだけ島で買ってあとはプラカでまとめ買いでもいいかも。
お土産、重かったー
和成のお薦め・・・お土産というよりは現地で食べた方が良いお菓子の紹介です。それはギリシャ風グミのお菓子。ギリシャでは何と呼ぶのか判らないんだけどグミのような見た目・食感で粉砂糖を塗してあります。アテネの空港のお土産売店で試食が出来る場合があるので是非試してみましょう!僕は子供のとき以来で25年ぶりくらいに食べたのですが、何か日本のお菓子に似ているな〜と考えたら「ゆべし」に味が似ているのかな?義父母は最初半信半疑で食べましたが美味しいと喜んでいました。

5.ホテル
ドリアンインホテル
駅から近くてギロ屋さんに近くてお部屋が清潔で屋上にプールとバーがあってしかも安いってことでここにした。あと何気で朝オレンジを絞るジュース器があるって聞いてたのでそれも興味があった。(前にホリデイインにもオレンジジュース器があって、しぼりたてジュースがすごい美味しかったので)ミコノスから来た後だと、まずオモニアにあるので周辺の雰囲気と、部屋の狭さとバスルームの不便さにちょっとがっかりだったけど、ここ値段の割にいいホテル。確かにオモニアスクエアだから治安はよくないけど、気をつけてれば問題ないし(でも若い人向け、両親にはやっぱりちょっと薦められない、歌舞伎町または池袋って感じ)、部屋は新しくて清潔だし、バスルームバスタブ付きで清潔だし(でもシャワーカーテンないのが困る)、アメニティもシャンプー、バスフォームもある。アテネのAクラスでも石鹸しか置いてないホテルも結構あるのに。それに上の階の部屋だと目の前にはリカベトス、横にはかろうじてアクロポリスが見える。だから朝はリカベトスの横から上る朝日が見える。しかもお日様がいつも部屋にさんさん、とてって気持ちいい。(ただしチェックインのとき見晴らしのいい部屋とリクエストしたほうがいい)
それに屋上とっても気に入った。360度アテネの街を見渡せてとっても気持ちいい。プールはそんな大きくないけどがらすきだし、ぼろだけど寝椅子が5個くらいおいてあるし、景色のいい場所に椅子も沢山置いてあって、朝10時〜夜1時半まで泳げるし、バーで飲める。ここから夕日も見えるしリカベトスやアクロポリスの夜景も見える。何より他のビルよりかなり高めだから景色本当いい。夜はプールサイドがライトアップされて幻想的。
旦那様が具合イマイチだったのであまり活動的に動き回れなかったので、空いた時間はホテルの屋上で時間をつぶせた。
ただ朝食が悲しい。種類はまあまあだけど、力入ってない。一応、コーンフレーク、干した果物、ヨーグルト、スイカ、ブドウ、クッキー数種類、クロワッサン、堅いパン、ラスク、スクランブルエッグ、ゆで卵、目玉焼き、ツナマヨネーズ、チーズ4種類(フェタ、穴あき、プレーン、ブルーチーズ)、ハムサラミ、ウインナ、コーヒー、紅茶、絞りたてオレンジジュースがあった。
美味しいのはオレンジジュースと既製品のクッキー、サラミ、ブルーチーズ。
クロワッサンとパンは固くて今まで泊ったホテル1美味しくない。でも暖める機械があるのでクロワッサンを温めてツナマヨネーズはさめばなんとか食べれる。あとウインナはひどいので食べない方が。卵は作ってかなり時間経ってるけど、ギリシャの卵は美味しいので目玉焼き見た目とか悪いけど割と食べれる。オレンジジュースはやっぱり美味しいので朝はオレンジジュースとヨーグルトでも食べてるのが無難かも。
でも9000円でこのホテルお値打ち。何しろ夜でも開いてるレストラン、ファーストフード、キオスクが近くにいくつかあるので、男同士の旅行とかならお薦め。でも女の子同士、またはハネムーンには決して薦めません。(ホテルがどうこうではなくオモニアというロケーションがまずい、夜はクスリで別世界へ行っちゃってる人とか本当歩いてる)

和成の一言・・・このホテルはフレッシュオレンジジュースの機械を見ただけで僕にとって泊った価値がありました。(フレッシュジュースの機械の写真は一番上にあります)
フレッシュジュースの機械は2001年にアテネのホリデーインに泊ったときにもあり、オレンジを3つ入れるだけで自動的にジュースが流れてくるのを見て感動したのですが、どういう仕組みなのか判りませんでした。今回のドリアンインホテルの機械は中が透けているのでどうやってオレンジを絞っているのかよく見えます。オレンジを絞るプロセスがあまりに面白いのでビデオで撮っていたら周りの客が僕を見てニヤニヤ笑っているではないか!「面白いんだからしょうがないだろっ!」と開き直っていたら、周りの客も実はこの機械が珍しいと思っていたけどまさかビデオまで録る奴がいるとは・・・と思っていたみたいです。
ドリアンインの部屋 ドリアンイン屋上から見えるリカベトス
屋上から見たアクロポリス ドリアンインバーエリア、リカベトスが見える
ドリアンインホテル屋上プール インターコンチ室内
インターコンチネンタル
両親が泊ったけど2度と泊らないと心に決めたみたい。2年前にもここ泊っていてプールのある5スターで部屋が綺麗、そして屋上のレストランが良かったってことで又ここにしたんだけど、今回は最悪だったみたい。
まず工事を近くでしてるので車で簡単にアクセス出来ない。歩いて行くにも標識がないので位置はわかっててもたどりつけない。(大きな4車線の幹線道路みたいな所にあってホテルが遠くに見えても本当たどりつけない、特にスーツケースを持ってじゃ気が遠くなる)タクシーがストしてた場合、駅からスーツケースもって30分くらい歩かなきゃいけない。
チェックインのときここまで来るの大変だったと話してもレセプションはそれがどうしたって冷たい感じ。
日本人やアジア人の団体は景色も何もない下の階の部屋に通す。両親はFIT客だったのに団体客の間にいれられたみたい。いつもなら部屋のリクエストもするけど、重いスーツケース30分もひっぱって歩いて来た後なので、疲れててとても色々リクエストする気にもならなかったみたい。私だったらそんなお客さんにはせめていい部屋いれてあげるけどな。そのホテル気に入って又泊りに来たリピーター客に2度と来たくないと思わせるなんて、なんて間抜けなホテルだろう?
狭いプールは朝早くからみんなでタオルで場所とりしてて実際は座る場所がない。メインのレストランは朝食は激混み。屋上レストランでアテネの友達を招待して食事するの楽しみしてたけど改装中でやってない。(泊った意味がなくなった)
陸の孤島なのでタクシーストすると移動大変。シンタグマまで送迎バスがあるけど、前に使ったとき帰りのバスがこなかったから信用して乗れない。いいのはハードのみ、ソフトは最悪のホテルみたい。とにかくゲストに対して思いやりのない冷たいホテル。温厚な両親が怒るのは本当珍しいのでよっぽどのこと、泊まらなくて本当良かった。
大体ホテルのどこか改装してるなら予約の時点で教えてくれって感じ。私が泊まった3スターのホテルでさえ、ロビーが改装中だけどいいかって予約の時、聞かれたのに。しかも目玉の屋上レストランならなおさら。
部屋は広く趣味もよく大理石のバスルームも広々としてビデまでついてた。ロビーもセンスよく広々。ただし、ソファがおいてあるスペースは喫茶スペースみたいな感じでただ座ってくつろげるスペースが2年前と違ってなくなってたみたい。オリンピック前のアテネは全体的に不便で高くてやなことが多い。困った困った。
結局移動も大変なのでアテネの友人とホテルの朝食を食べるレストランでディナーした。詳しいことはレストランの章に。て、すぐ下がそうだった!

6.レストラン
インターコンチの朝食を食べるレストランでのディナー カフェビエナ(曜日によって色んなテーマが決まってるみたいなので要注意、勿論アラカルトメニューはいつもOK。)
ここがメキシコフェアしていて曲があまりにうるさくて喋ってる声があまり聞こえなかった。まるでラテンのバー着たみたい。サービスは良かったし、食事も大抵のもの美味しかったけど、ちょっとサービススローすぎた。メニューをお客に渡してから注文とりに来るの30分くらい。レストラン入ってから出るのに3時間かかる。でも友達に言わせるとこのレストラン食事美味しくてお洒落でアテネの人の間ではクールなお店で通ってるらしい。
パパンドロウワイン白フルボトル、ストロベリーマルガリータ、サーモンとシュリンプの盛り合わせ、フレンチオニオングラタンスープ、ナスのサラダ、シーフードの盛り合わせ、フィレステーキ、トマトのリングイネ、チキンカレー、ムサカ、チョコスフレとアイスの盛り合わせ×2、グリークコーヒー×1、フラッペ×2で200ユーロくらいだったみたい。(この量で5人で多すぎて食べきれないほどだった。)
みなの少しずつ味見したけどチキンカレーとリングイネ以外はどれもかなり美味しかった。リングイネはちゃんとアルデンテだったけど、味がうすすぎ。でも全体に素材はいいもの使ってるレストラン。店名がウイーンってだけあって、チョコレート系のデザートが絶品だった。暖かいチョコスフレをフォークでつつくと中からとろとろのホットチョコレートが出てくる。それを冷たいバニラアイスと一緒に食べる。ビストロスマップで誰かがデザートに作ってくれそうなデザートだった。書いてるだけでもう1回このケーキ食べたくなって切なくなるほど。ああ食べたい。ここで気づいたのはギリシャの友達は前菜をとらないでメインをいきなり注文してる。そしてデザートをしっかり食べてる。ギリシャではお洒落なレストランでも前菜気を遣って無理にとらなくてもいいみたい。メインが大きいからデザートを食べたいならメイン、デザートと頼む方が女の人は楽しいみたい。次回から私もそうしよう。このレストラン、ギリシャ中のあらゆるウゾを集めてるみたいなので、ウゾを飲むならここがいいらしい。あとフラッペもすごく美味しかった。デザートだけ食べに来たいお店。

オモニアのギロ屋さん
スクエアから確かピレオス通り入ってすぐ右手。その場で食べるとチャージが0.4ユーロ、ギロは1.3ユーロ、ジュースは1.2ユーロかな。ここのギロもボリュームあって結構美味しい。2軒ギロやさん並んでたのに、隣のギロやさんはなくなってた。美味しいほうだけ残ったみたい。

バルキザのギロ屋さんZoxos
ここも2軒並んでたのに、美味しい方だけ残った。ボリューム満点でかなり美味しい。感じもいい。トイレも綺麗。トマトサラダも瑞々しくて美味しい。ポテトも食べたかったけど、おなかいっぱいで無理だった。テイクアウトもOK。その場で食べるとチャージ0.5ユーロ、ビール×1、ジュース×3、トマトサラダ×1、ギロ×4出17.3ユーロ。バルキザに行く機会があったらおすすめ。典型的なオープンテラスのカジュアルなギリシャふうギロ&スブラキレストラン。店内は色んな種類のお肉がぐるぐるまわってて楽しいので、トイレに行くときにチェック!

プラカのアクロポール
プラカでギリシャ料理食べたかったらいつもここにくることにしてる。音楽が結構いいし、ご飯がプラカにしては美味しい。今回はギリシャ最後の夜に両親と一緒に来た。でも音楽とダンサーが前と比べてかなりレベル落ちてた。特に女性のダンサー、その辺の女の子を急に連れてきて衣装だけ着せた感じ。こんなんだったら気の利いたブヅキのCDかけてくれたほうがまし。
食事は焼いたパンはいまいちとあとムサカのお肉がちょっと古い気がしたけど、あとはどれも美味しかった。でも2年前とメニューがかわってた。ムサカとか前はもっとボリュームあったのに今は完全に前菜扱い。でも味はどれも悪くなかった。
水、フラッペ×2、ワイン375ml、サラダ、タジキ、ムサカ、カラマリ(やっぱりここの美味しい)、スズカキア(ボリュームあり)、スブラキ(美味しい)で54ユーロ+チップ。ここはオイルで揚げたものが美味しい。ショーはだめになったけど、食事はまあまあ。でもサービスはスロー。注文してからかななり出てくるのに時間かかった。