大根は年2回生産する事ができます。
蒔き時 収穫時期
4月 6月
8月下旬〜9月上旬 10月下旬〜2月
種には時無し・春まき用・秋まき用があり、品種を云々する前に春には春まき用、秋には秋まき用をしっかり守ることが大前提です。
さて品種ですが春まき用は少なく、秋まき用には練馬・大倉・理想・三浦・聖護院など沢山あります。
品種の選択は漬け物にするのか煮物にするのかにより選びます。
私は春には「つくし春大根」、秋には「天成青くび」と「聖護院」を使っています。ただし、前2つは商品名です。
比較的連作障害の少ない野菜ですが、1年間をおけばなお良いでしょう。
何年も連作すると「大根線虫」が発生します。大根の表面に黒い筋が沢山付きます。
大根の生産地である三浦では、これを防ぐためにマリーゴールドを育て、すき込んでいるという話が朝日新聞に掲載されていた事がありました。
大根アブラムシは葉の裏にびっしりつく事があります。殺虫剤で駆除できますが、私はそれを使わず雨を待ちます。
雨が降ると自然にいなくなるからです。
また、モンシロ蝶の幼虫(青虫)が葉を食害しますが、家庭菜園程度であれば1匹づつ捕まえてください。
1999年の秋には株が直径3cmくらいのとき、葉のつけねと葉茎の中に白く茶色い縞のあるシンクイ虫が入ってしまいました。
ピンセットで何回もていねいに捕まえたのですが、葉がダメになってしまったためか、半分は成長しませんでした。
土・日の休日で1週間分の収穫をするのであれば、必要量を収穫し土のついたまま冷暗所に保存します。