エダマメ(マメ科)


蒔き時と収穫時期

2〜3週間おきに種を蒔けば長く楽しめます。
蒔き時収穫時期
4月〜6月7月〜9月


品種

エダマメには極早生、早生種(中生種)、晩生種がありますが、極早生種は収量が少なくお勧めできません。
晩生種は粒が大きく、収量も多いようですが「ビールのおとも」となる時期からはずれてしまいます。
家庭園芸では早生種を扱うのがよいでしょう。種苗業者からは白鳥、三河島、・・・各種発売されていますが、出来の善し悪しは感じられません。


作り方

酸性土の調整を苦度石灰などでします。元肥は土が余程やせていない限り必要ありません。特に、窒素分が多い肥料を与えると葉が繁るばかりで実がつきません。

ちょっと狭すぎるかも知れませんが、私は畝幅75cmの3条まきとしています。これは鳥の食害を防ぐために種まき後、畑に直接寒冷紗を敷くのですが、 この寒冷紗の幅が1.8mでその寸法の範囲で畝幅を決めているわけです。

畝は鍬の刃の角で土を2cm程度かき取るようにして切ります。その畝に30cm間隔で3粒づつ、種が接触しないように隙間をあけて蒔きます。

発芽してすぐに寒冷紗をとると鳥の好餌となります。本葉2枚が確実に出てから外します。又鳥害を防ぐために家でポットで苗作りして移植する方法もあります。

成長の間に1〜2度土寄せをしますが、この時、草木灰を与えるとBESTです。

莢を手でさわって実が入ったら収穫します。収穫したエダマメはすぐに調理して食べると忘れられない程おいしいものです。 葉や莢が黄色みを帯びる前に収穫してください。


 

連作

マメ科の植物同士は3年間隔をあける。畑の広さの制約からどうしても作付けするのであれば、腐葉土、草木灰をすき込んで下さい。


病害虫

殺虫剤を散布すれば防除できるのでしょうが、私はそれをしないため莢の中に虫が入って実を食害します。 経験値でいえばそんな莢は10%程度ですし、食べる時にお皿にプチプチ出して食べれば憎い虫といえども口にすることはありますん。

話は変わりますが、最近、遺伝子組み替え大豆が問題になっていますが、薬学系の元大学教授の話では、 「遺伝子組み替えの目的の1つは、除草剤に強く除草作業を薬で行えるようにしている。」との事でした。 組み替えられた食品の問題もさる事ながら、タップリと除草剤のかかったものが出回る可能性もあります。怖い話です。


保存

おいしさを無視すれば3日は持ちますが葉付きで保存してください。又一度に多く獲れたときは、塩ゆでして 冷凍しておく方法もあります。


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