ここでは露地栽培の作り方を紹介します。
植付け時期 収穫時期
10月 5月末〜6月
通常、スーパーなどにならぶもの(ダナーなど)と四季成イチゴがあるようですが、私は繰り返し同じものを
作っており、品種については知りません。
酸性土の調整を苦度石灰などでします。畝溝に有機肥料をたっぷり施してから埋め戻し、多少高畝にします。
化成肥料を使うとイチゴがスッパクなると聞いています。
ランナーと呼ぶツルに子苗ができます。これを切り取って植え替えますが、親から数えて3番、2番が収量の多い
苗です。
ランナーは子苗と子苗の中間で切り、苗についたまま移植します。
正月前後に白い花を付けますが結実しません。
5月につぼみが出たらワラを敷いて泥よけをします。更に、実が色づくまでに鳥よけのネットをかけます。
4月と5月に一度づつ有機肥料(骨粉、米ぬかがお勧め。)を与えて下さい。
連作障害らしき現象はみられませんが、粒が小さくなります。
同じ場所でも施肥して植え替えた方が良いようです。
殺虫剤を散布すれば防除できるのでしょうが、私はそれをしないためアリをはじめ、色々な虫にやられます。
ただし、ワラを敷いてやれば幾分改善されます。
収穫したものを如何に傷付けず、潰さずに持ち帰るかが保存の上で一番の問題です。
無造作に箱に入れ、自転車で運ぶと必ず潰れるのがでます。
私はスーパーで買ったときの段ボール箱とプラ箱をとっておいて使っています。
一度実をつけた苗は二度と実をつけませんから、最終的には抜いて処理することとなります。
この処理がなかなか難物で、乾燥させても燃えにくく、土に埋めても腐りにくいのです。
こんな変わったものもめずらしいので、なにかほかに使い道が開発されれば実用新案位にはなるかもしれません。