ナス(ナス科)


蒔き時と収穫時期

家族一人当たり1本を植え付ければ充分ですので、種からやらず 5月の連休に種苗商から購入して植え付けます。
どうしても種からするのであれば1月末前後に種まきを行います。
収穫は6〜7月です。


品種

大分類として長ナス・丸ナス・卵型と洋ナスに分類できます。前の3種類は漬け物・煮物・てんぷら・ ナス焼きなど食卓を賑わしてくれます。また洋ナスはシギ焼きにしたら美味しいものです。
近隣の種苗商から購入すれば、その土地にあった品種が手入できますが、皮がやわらかいかを確認して求めてください。


作り方

60cm間隔に深さ20cmくらいの植え溝を掘り、化成肥料1握り・油かす、鶏糞などの有機肥料2握り・ 骨粉少々・堆肥2握りに土と混ぜ合わせます。その上に土をかけ、溝に水やりして苗を植え付けます。

苗は幹が太く、根がいっぱいに張っているのものを選びます。(ビニール鉢の底の穴から確認する。)

植え付けたら、苗が倒れないように支柱を立て、紐で輪を作る要領でゆるく結びます。更に、 肥料袋の両端を切ったものをかぶせ、4本の棒で内側をひろげ、土にさして固定します。防風と保温が目的です。

主枝を3本仕立てにして育成すると主枝から分枝し、そこに花を付けます。

実がなると枝が下がるので支柱を立てます。

追肥は燐酸を中心として、2週間に1回与えます。

7月下旬に深く選定して秋にまた実を成らす技術があるといいますが、私は何回やってもうまくゆかず 裂果したものしか獲れませんでした。この技術をどなたか教えて下さい。


 

連作

ナス科の植物は共通して5年あいだをあけて下さい。


病害虫

成長の過程で全体に元気がなくなる事があります。葉の裏を調べてハダニがついている場合は 蚊や蠅のスプレー式殺虫剤で処置してください。この時スプレーは30cm以上離して散布しないと 冷害で苗がダメになってしまいますので注意して下さい。


野菜作りのリンク集に戻る