種まき:3月の彼岸から4月上旬
収穫 :9月から次の年の3月の彼岸前まで
ねぎは彼岸を2度越すとねぎ坊主ができて硬くて食べられなくなる事から、秋の彼岸だけを越すように作ります。
深谷ネギ、下仁田ネギ、千住ネギなど地名がついた品種が多く、その地域が生産適地なのかも知れませんが、私はねぎ独特の臭みが無く、いろいろな調理に向いた九条太ねぎを作っています。
そこで、ここでは九条太ネギをとりあげて説明します。このネギは元来、関西系のもので土寄せせず青い葉の部分を何回も
収穫するのですが、ほかのネギにも通用する関東系の作り方を記します。
1年あいだをあけて下さい。
赤錆病が発生すると前述しましたが、この病気は青い葉の部分に鉄の錆に似た色の斑点が目視でき、放っておくとどんどんひどくなります。
マンネブダイセンを400〜600倍に薄めて1週間に1回、合計3回散布します。液の中に2滴ほどの展着剤も入れて下さい。
また、粉剤を吸引しないよう注意し、皮膚に付いた薬剤はただちに石鹸と流水で洗い落として下さい。
私が薬品を使うのはネギの赤錆病だけですが、昔の方達はどうやって防除していたのでしょうか?ご存知の方、お知らせ下さい。
ネギには鶏糞を使わないとしているのは、鶏糞はどうもネギハモグリバエが多く発生するように思えてならないからです。
使わなくとも発生しますが気にするほどの事とは思っていません。
必要なだけ収穫し、あとは畑に残して下さい。家に庭があればそこへ埋めておいてもかまいませんが、はすに植えておくと曲がってきて使いにくくなります。