ピーマン(ナス科)


蒔き時と収穫時期

家族一人当たり1本を植え付ければ充分ですので、種からやらず 5月の連休に種苗商から購入して植え付けます。
どうしても種からするのであれば2月上旬に種まきを行います。
収穫は6〜9月です。


品種

従来からのピーマンの苗を種苗商で求めてもあまり品種を云々することはありません。

最近はパプリカという肉厚のカラーピーマンが出回っています。私も去年作ってみましたが、 結実し一人前の大きさにななるのですが、虫に食害されたり腐ってしまい収穫はほとんどありませんでした。 食べてみると糖度が高いので、これを生かした安全な作り方を考え、今年も挑戦します。


作り方

60cm間隔に深さ20cmくらいの植え溝を掘り、化成肥料1握り・油かす、鶏糞などの有機肥料2握り・ 骨粉少々・堆肥2握りに土と混ぜ合わせます。その上に土をかけ、溝に水やりをして苗を植え付けます。

ピーマンの苗はヒョロヒョロと元気無く見えますが心配ありません。本葉6〜7枚の苗を求めて下さい。

植え付けたら、苗が倒れないように支柱を立て、紐で輪を作る要領でゆるく結びます。更に、 肥料袋の両端を切ったものをかぶせ、4本の棒で内側をひろげ、土にさして固定します。防風と保温が目的です。

主枝を3本仕立てにして育成すると主枝から分枝し、そこに花を付けます。

実がなると枝が下がるので支柱を立てます。

追肥は燐酸を中心として、2週間に1回与え土寄せします。

シシトウやトウガラシも同じ作り方です。
トウガラシ(鷹の爪)の収穫は実が鮮赤色になったら行いますが、苗をそのまま残しておけば、もう一度花が咲き、二度成りします。


 

連作

ナス科の植物は共通して5年あいだをあけて下さい。


病害虫

成長の過程で全体に元気がなくなる事があります。葉の裏を調べてハダニがついている場合は 蚊や蠅のスプレー式殺虫剤で処置してください。この時スプレーは30cm以上離して散布しないと 冷害で苗がダメになってしまいますので注意して下さい。


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