レタス(キク科)


蒔き時と収穫時期

レタスは春と秋の2回作ることができます。
蒔き時植え付け時期収穫時期
2月中旬3月下旬〜4月初旬5月〜6月
8月中・下旬9月下旬11月〜2月

春まきの苗作りは、土の深さが7cm以上ある鉢に蒔き、家のなかで温度に注意しながら育てます。
これができない時は、3月下旬に種苗商からもとめて植え付けます。


品種

レタスのたぐいは葉の色が赤茶系と緑色のものに区分できますが、結球か半結球の区別の方が作る上では 大切と思います。
通常の結球レタスにもいろいろな品種がありますが、あまりこだわる必要はありません。
ここでは結球レタスを中心に述べてみます。


作り方

春は苗の購入から、秋は種から始めるのが良いと思います。

苗床作りといっても50本程度を作るのであれば、40cm角の広さがあれば充分です。有機肥料(米糠は除外) をすき込んで平らにし、種をバラまきします。覆土は薄めにしてください。

苗の移植は、植え溝(少量であれば植え穴)を掘り25cm間隔に化成肥料少々、油かす等の有機肥料1握り、 腐葉土か堆肥1握りを置いて土と混ぜ合わせます。そこに水を与えて苗を植えます。
化成肥料が直接、苗の根に当たると肥料焼けしてしまいますので土と混ぜ合わせた訳です。

3週間くらいたって、根が安定したら化成肥料を少量、株の周りに与え薄く土寄せします。

大きくなった株からどんどん収穫しましょう。特に春まきは梅雨になると結球したものはことごとく 腐ってしまいます。


 

連作

比較的連作障害の少ない野菜ですが、1年間をおけばなお良いでしょう。


病害虫

雨が多いと成長した食用部分が腐ってしまいます。ビニールでトンネルをしてみましたが、同じ結果でした。
虫による食害もありますが、見付けたら潰して下さい。


保存

新聞紙にくるんで冷蔵庫に保存する位でしょう。


その他

最初はサラダ菜(バターヘッドとも言う。)から始めるのが良いでしょう。
簡単で、真夏・真冬以外はいつでも作れ、葉の色からすれば栄養価も結球品種より高いように思います。


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