更新記録

 2004年第1四半期分

 

更新記録は、一番上が一番新しく、下になるほど古いものになっています。

  30日  今年の第1四半期も、もう終わりになった。本日は、一日掛けて、新学期に備えてホームページの大改造。今年は法科大学院の関係で、法科大学院、法学部いずれもまだ講堂等は決まっていないので、時間だけがはっきりしている変な時間割だが、とにかくこれでホームページの新学期準備は完了したことになる。

 論文や随筆などでもっと頻繁に更新するつもりでいたが、忙しさに追われて、満足に更新できなかったことを反省している。新学期になれば、いやでも講義関係の更新は頻繁になるが、論文等についても何とかするようにしなければならない。

  18日  本日実施した春休み特別講義第5回のレジュメをアップロードした。若干、加筆修正してある。当初は、司法制度改革審議会の答申をベースに問題文を作成したが、本日までの間に政府案が固まり、国会に提出されているので、それに基づいて問題文を作り直している。しかし、基本的な論点は、どちらであっても代わりはない。

 とはいうものの、こうして政府案を改めて読み直して、政党や様々の団体間の妥協の産物とはいうもののそのできの悪さには感心した。違憲と書かざるをえない点が、基本的なところで二つも存在していたのである。どこが違憲なのかは、レジュメを読んで欲しい。それについて、反論があれば、是非連絡が欲しい。

  15日  先週木曜日の春休み特別講義第4回のレジュメをアップロードした。土曜日に京都で財政法学会があった関係で、金・土・日と忙しく、アップロードが遅れてしまった。地方自治というのは、どんな問題でも機械的に同じパターンにはめ込んで書けばいいので易しいと思うのだが、とかく、問題の具体的設問に振り回されて難しくしている感がある。
2004年3月 7日  先週木曜日の春休み特別講義の第3回レジュメをアップロードした。今回の問題は、第1回と内容的に重複するところが多いのだが、そのことに気がつかず、あるいはそれに気がついても不適切な論文が多かった。おそらく第1回の私の説明が悪かった性であろうと自己批判し、内容的な重複のある、かなり長文のレジュメとなっている。何とか、これで理解してくれると嬉しいのだが。
  28日  26日木曜日に春休み特別講義の第二回を実施した。その際には、当然かなり詳しいレジュメを配った。しかし、説明していて、自分で書いたレジュメが気に入らなくなった。そこでようやく暇のできた今日1日を掛けて、ほぼ全面的に書き換えた。頁数、実に13頁という大部なものになったが、先のレジュメよりは大分判りやすいものになっていると思う。

 したがって、26日の講義に出席し、ハードコピーを受け取っている人も、あらためてダウンロードして欲しい。

  16日  先週、ゼミ旅行に行った。その際のレジュメをアップロードしたが、参加した学生諸君には十分判るとおり、一般に公開するのには若干差し支える点があるので、これについては、秘密の部屋の中の憲法研究会のコーナーにアップロードした。

 今週の金曜日に春休み特別講義の第1回がある。そのレジュメについては、ゼミナールのファイリングボックス内の特別講義のコーナーにアップロードした。

2004年2月 9日  大学の講義が終了してしまうと、どうしても更新に緊急性が低下するものだから、更新の頻度がひどく落ちてしまう。前の年度には、こういう時には、ふだんアップロードする暇のない、随筆や論文のたぐいに力を入れるというようなことをしていた。しかし、今年は、法科大学院の関係でやたらと業務量が増加し、これに加えて、約束済みの論文の執筆等もあるので、何とも時間がとれない。しかし、先週で、少なくとも法科大学院の入試関係の雑務は終了したから、少しはこのホームページのためにも時間が割けるようになると思う。

 さて、私が執筆者の一人に加わっている法律用語辞典が、2冊も近時相次いで刊行されたので、これの紹介を、研究室ホームページの著書のファイルボックスにアップロードした。三省堂「コンサイス法律学用語辞典」と、法学書院「法律用語辞典」である。どちらも、私が原稿を書いたのは数年前のことであった。このような共著本というものは、共著者の中に一人でも約束を守らない人がいるとやたらと刊行が遅れるので困る。それでも、無事刊行に漕ぎ着けただけ、この二つの辞典は上等であった。前に私が原稿を書いたある本など、共著者の半分くらいが、原稿を書かなかったために、とうとう刊行そのものが中止になってしまったものである。それでも原稿料だけはもらえたが、やはり書いたものは「言論の自由市場」にまで到達してくれないと、書いた甲斐がない、というものである。その意味で、非常に遅ればせながら刊行に漕ぎ着けたことを喜んでいる。

 これで私が執筆に加わった法学辞書は3冊となった。当然のことながら、これらの書の、私が執筆した部分以外の質は保障の限りではない。

  3日  この春休み中の2月20日以降、計5回にわたって実施する憲法論文指導講座の問題を、ゼミ活動のファイリングボックスにアップロードした。

 この講座は、行政科研究室生及びゼミ生を主たる対象として実施するものだが、オープンである。参加希望者は3号館研究所事務課に問い合わせて、所定の手続きを取ること。

2004年1月 1日 あけましておめでとうございます。

 様々な曲折を経ましたが、今年から法科大学院制度が無事にスタートしました。それに伴い、この4月以降における私の主たる活動の場はそちらとなります。お茶の水にある、カザルスホールという優れた音楽ホールを1階に持つビルが、わが法科大学院の中心施設となります。未知への航海だけに、どんな成果を上げることができるか、不安と期待の入り交じる現在です。

 それに伴い、このホームページも4月からは大幅な衣替えをしなければなりません。しかし、現在のところ、それがどのようなものになるのか、はっきりしていません。いずれにせよ、第1四半期の間は現状のままです。

 本日は、この更新記録など、フレームに関する更新で、ちなみに内容に関する更新は行っていません。本日までの累積アクセス件数48486件です。したがって昨年最後の四半期のアクセス件数は5142件だったことになります。

今後ともどうぞ宜しく。