更新記録

 2005年第3四半期分

 

更新記録は、一番上が一番新しく、下になるほど古いものになっています。

  30日  本年の第3四半期も今日が最後となった。急速に涼しくなってきた。今年は、法科大学院の講義が前期に偏って入っていたため、前期は非常に忙しく、満足に論文も書けなかったが、その分、後期は余裕があるので、目下猛然と論文を書きまくっているところである。

 本日の憲法のレジュメをアップロードした。今週からいよいよ統治機構論にはいる。ところが、その出鼻をくじくように、来週の金曜日は、大阪である公法学会に出席する都合で休講である。その分の補講は12月22日(木)の1限に行う予定である。

 ゼミのレジュメのアップロードは、都合により、今週分は行わない。

  26日  先週は、月曜日と金曜日に休日が入って、なんとなく夏休みの延長のような週になってしまった。アメリカには、二つめの大型台風が上陸し、再び猛威を振るった。だから、京都議定書を批准しなければならないので、目先の利益に目がくらんではいけないのだということが、それを拒否しているブッシュ政権にも少しは判ったのではないだろうか。

 それはともかく、本日の講義のレジュメをアップロードした。また、ゼミのホームページを更新した。

  16日  さすがに9月半ばともなると、朝夕ははっきり涼しくなってきた。今朝など、涼しいを通り越して、肌寒いと感じるくらいである。このような天候の急変は風邪の原因になる。くれぐれも注意しよう。

 さて、本日のゼミ及び憲法講義のレジュメをアップロードした。

 また、ゼミの次回問題をアップロードした。憲法9条等という問題は、従来であれば、司法試験では出ない、と一言で片づけるところだが、今回のプレテスト短答式ではもろに出題されているわけで、やはりこれからは聖域のない時代に入ってきたということで、取り上げることにしたものである。

2005年9月 12日  郵政民営化法案の参議院における否決に端を発した総選挙、無事に終わりました。小泉首相が圧倒的な支持を集めたことは、無神経な国会議員と違い、国民の多くは日本の行く末を真剣に心配し、今が改革の最後のチャンスと感じていることの表れでしょう。この追い風を利して、なんとかこの1年間で国の構造改革を実現し、今のアリ地獄的な借金財政から、せめて脱却する糸道だけでも付けて欲しいものです。

 さて、本日から法学部では新学期が始まります。学生諸君は、夏休み中、しっかり勉強してくれたと信じて、強からの講義は、前学期のものより、すこし難しい問題を鳥が得ることになります。第1回の今日は、法律と規則。両者の関係を、41条の議論を背景にしつつ、解き明かすことを狙いとするものです。

  9日  酷暑のさなか、郵政民営化法案が否決された。小泉首相が、すかさず解散をしたのは、初志貫徹で立派である。

 また、首相の閣僚罷免権は、これまで意味のある使われ方をした例がなく、それを根拠に内閣総理大臣の首長性を主張するのはおかしい、とこれまで私は述べてきたのは、知る人ぞ知るとおりである。しかし、今回、反対して辞表を提出した閣僚をわざわざ罷免した上で全会一致で解散の閣議決定をしたのには参りました。彼のへそ曲がりのおかげで、私の説がつぶれてしまったではないか!

 それはともかく、郵政民営化は、わが国が倒産するかしないかのターニングポイントとなる重要法案である。なんとしても、彼を首相でもう一度国会に戻さないと、日本の未来は真っ暗。

 そういう趣旨から、トップページに、小泉さんを支援する文章を載せることにした。

 さて、今月は、これから長い旅に出るので、更新はしばらくお休みとなる。

 そこで、書評の最新版をアップロードした。今日の分から、表紙の写真を入れてみることにした。

  5日  熱海の温泉旅館という今まで経験したことのない環境でのゼミ合宿から、今日帰ってきた。つくづく感じたのが、熱海という町は完全に死にかけているということである。一流の部類に属すると思われる温泉旅館のサービスが、どうも一時台前の感じのもので、これでは若い人を集めるのは難しいのではないだろうか。同様に、町の飲食店なども、若い人向けのものは、ありきたりのファミレス以外は見あたらない。

 それはともかく、アップロードした問題のうち、道州制に関するものは、問題そのものに難があり、若干加筆修正した。それに伴い、レジュメも修正し、アップロードし直した。

2005年8月 2日  依然として暑い日が続く。土日も含めて昨日まで続いた忙しい1週間が終わって、今日が久しぶりのお休み。しかし、明日から始まるゼミ旅行のために、ようやく送られてきたゼミ生諸君の論文を叩き台に、せっせとレジュメ作り。結局、書斎からほとんど出られない一日だった。

 とにかくそういうわけで、なんと書き上げたので、少々早手回しではあるが、アップロードする。

  30日  暑い日が続く。しかし、今年は公私ともに忙しく、何かの用事で毎日都内に出ている。今日の土曜日も委員会、明日は法科大学院のオープンキャンパス。しかも、その間、溜まった原稿書きに精を出さねばならないという調子で、目が回りそうなほど忙しい。今集中的にやっているのは、明治時代の研究であるおかげで、文字通りの古書が、私の机の上には山積みである。

 それはともかく、ゼミ合宿の問題をアップロードした。

  23日  久しぶりにお休みになった土曜日。夜、心地よく涼しくなったことも手伝って、夜9時過ぎに寝て、朝6時まで一気に眠ってしまった。結構疲れていたのだ、と痛感する。今週末は、土日と休日になっているので本当にほっとする。来週など、土日も含めて、8月1日までずっと出ずっぱりなのだから、ここで疲労を回復しておかないと、ダウンしかねない。

 それはさておき、昨日の補講のレジュメをアップロードする。憲法の補講など、閑古鳥の鳴く講堂で一人寂しく講義する羽目になるのではないかと怯えていたのだが、多くの諸君の顔を見てほっとした。これで、法学部は前期のすべての講義が終わった。あとは来週月曜日の法科大学院の講義で、前期講義の終了となる。

  17日  こ2〜3日、またやたらと暑い日に戻っている。涼しい日の後に、こういう暑い日が来ると、涼しさに身体が馴染んでいた分、同じ温度でも、衝撃が強い。ネクタイをする元気もないほどである。

 悪いことに、世の中の人は三連休を謳歌しているであろう、昨日、今日、毎日出校である。昨日は法科大学院で受験指導をし、その後、明治憲法の研究者達と話をした。今日は、前回の更新記録にも書いたとおり、法学部のオープンキャンパスである。法学部に関心のある方は是非おいでください。

 さて、先週金曜日のゼミ及び憲法のレジュメをアップロードした。ゼミのレジュメは、ゼミで説明しながら、どうも出来の悪い代物だと自己批判した結果、昨日、全面的に書き直した。かなり判りやすくなったのではないかと自負している。

  13日  酷暑が続いていたかと思うと、一転して今日は5月並の涼しい気候である。こういう不順な天候には弱いので、ようやく治まった風邪がまた復活しないかと、非常に不安を感じ、体調維持に神経を使っている。

 もうじき夏休みだが、今の時期、私はひどく忙しい。今週の日曜日(10日)には、新宿NSビルで開かれた、法科大学院の宣伝に行ってきた。どうも主催者の宣伝が不足していたらしく、会場全体が不入りで、特に午前中は、一人もブースに来る者がいないという暇に泣いた。しかし、午後にはちらほら訪れる者もあって、何とか様になった。

 次ぎの日曜日(17日)は法学部のオープンキャンパス。私は「情報コーナー(資格試験)」というのの担当で、12時00分〜14時00分まで、2号館2階223講堂に詰めていることになっている。私に用のある方、あるいは資格試験に関心のある方は是非おいでください。

 ついでに書けば、31日の日曜日には法科大学院のオープンキャンパスが予定されている。

 さて、先週金曜日(8日)のゼミのレジュメ、及び11日の憲法Uのレジュメをアップロードした。ゼミに関しては、22日の問題についてもアップロードした。

 憲法Uに関しては、これが夏休み前最後の講義になる。ゼミの方は、1日を休講した分があるので、夏休み前にまだ2回残っている。

2005年7月 6日  7月1日から3日まで、日本学術会議公法研究連絡会議主催のシンポジウムに出席するために、愛媛県松山市に行っており、帰京後は毎日講義の準備に忙しく、新しい四半期に入ったというのに、ホームページの更新が遅れていた。

 このシンポジウムは、日本学術会議が、学術研究成果の国民への還元を目的として毎年行っているもので、今回は松山大学と共催で「自治体行政と市民の新しい関係を求めて」というタイトルで実施したものである。一般市民向けの易しい話というもので、まずまず成功だったと思う。愛媛玉串訴訟の弁護団長を務められた西嶋吉光弁護士とお会いできて、私としてもなかなかに有意義な時間を過ごすことができた。

 四国は、私が行くまでは梅雨の最中というのに極端な小雨で、給水制限という騒ぎで、天気予報では、少なくとも私たちの帰京まではそのままということだったので、荷物になる傘は持たずに出かけた。ところが、到着後しばらくして土砂降りの雨。あわてて手近の店で傘を買う羽目になった。その後も、ずっと降り続き、ほとんどどこも見物できなかった。私自身は、松山は多分3度目か4度目の訪問で、特にどこが見たいと言うこともないので問題なかったが、見物を楽しみにして午後遅い飛行機を予約していた人も多く、とんだ“恵みの雨”となった。

 本日までの累積アクセス件数が83120件だった。4月1日の時点では、77265件だったから、第2四半期の間に5855件のアクセスがあったことになる。第1四半期 では、5347件、昨年の第4四半期では5283件だったから、 一応順調にアクセス件数が伸びていることになる。今後も、まじめにアップロードをして、アクセスの伸びを期待したい。

 さて、本日だが、まずずっとアップロードが遅れていた6月24日のゼミのレジュメをアップロードした。このレジュメ、正直に言うと少々気に入らないところがあり、手を入れたいのだが、暇がないので、ハードコピーと同じものである。

 次いで、憲法Uの講義のレジュメが、2回ほどアップロードしてなかったものをまとめてアップロードした。これもハードコピーと同じものである。

 この機会にと、今週金曜日の憲法講義のレジュメもアップロードした。

 最後に、書評の新しいものをアップロードした。

 なお、この度、日本財政法学会で、創立20周年記念として、財政法講座全3巻を刊行した。私も編集者の一員として関与したばかりでなく、第1巻及び第2巻にそれぞれ論文を一つ掲記した。私の著書欄に、これについて掲記しておいたので、関心のある方は、是非ご覧いただきたい。