更新記録

 2006年第4四半期分

 

更新記録は、一番上が一番新しく、下になるほど古いものになっています。

     
     
     
     
  23日  昨日の補講で、法学部の方は年内の講義が終わった。年末の休みを利用して論文を書くために、目一杯資料を持ち帰っているので、昨日の帰宅は両手に鞄を提げてのもので重かった。後は週明けに法科大学院の方の補講があるので、まだ気が抜けないのだが、そうはいっても二日間の連休ではあり、ほっと気を抜いてしまったことは事実。そうしたら、とたんに鼻水が止まらなくなった。今学期は、ノロウィルスの流行などという報道もあるので、普段よりも一層うがいや手洗いを厳しく励行しているおかげか、ここまで珍しく風邪を引かずに乗り切ってきている。ここで引いてたまるか、と昨夜はあわてて暖かくして寝た。今朝は特に症状がないから、何とか押さえ込めたらしい。

 昨日のゼミのレジュメをアップロードした。若干の加筆修正がある。また、憲法のレジュメをアップロードした。

  16日  12月にはいって、毎日出校する日が続いているので、疲労が限界に近づきつつある。しかし、今日も出校。へばっている。

 我がゼミも15期となる。昨晩、新歓コンパを行った。15期生は男子7名、女子2名の計9名である。もう正式のゼミ募集はする気がないが、後若干名は補っても良いので、それについては、自薦、他薦を待つことにしたい。

 昨日のゼミのレジュメをアップロードした。

  12日  本当に師走という時期は、普段はのんびりできている我々教師でさえも何故か忙しくなる。先週も今週も毎日出校である。その上近親の高齢者の入院が相次いでおり、その見舞いという負担も加わって、本当に忙しい。私のように蒲柳のたちは、早くも過労の症状が現れていて、憂鬱である。私の場合、今年の上半期が論文が全く書けなかったため、一年分の論文を、下半期で書いているわけだが、少々予定より遅れ気味で、年内にあと3本も書かねばならない。しかし、毎日出校していては、それもままならぬ訳で、ストレスも溜まって来るというものである。

 先週土曜日は、ゼミのOB総会。久しぶりに懐かしい顔を見て、気がゆるみ、少し飲み過ぎたため、帰り道では辛い思いをしてしまった。

 さて、そういうことで、今日まで暇を見つけられなかったが、先週金曜日のゼミのレジュメをアップロードした。若干加筆してある。また、年内最後のゼミの問題をアップロードした。

 同じく金曜日の憲法だが、今年は昨年よりも講義回数が2回多くなった。そのため、ネットの頁を作り直した。

2006年12月 3日  昨年の暮れ、腕を骨折したため、今年の上半期、運動らしいものができなかった。少しでも運動不足を補おうと、せっせと歩いたのだが、その付けが来て、7月くらいから足裏腱膜炎が再発した。要するに、足の裏の腱が炎症を起こしているため、歩いて、足の裏を地面に付けると痛むという病だ。何とかなだめすかして歩き続けてきたのだが、ここに来て、限界に達したらしく、この数週間は杖にすがって歩くことが多くなっていた。そうしたら、昨日から、今度は腕が痛んで右腕は、頭まで上げることもできない始末。杖はあきらめて、よちよち歩いているところである。過ぎたるは及ばざるがごとしというけれど、あっちが治まればこっちと、身体の不調が連続するのは、本当に楽ではない。

 さて、ゼミの金曜日のレジュメ。若干の手直しをして、アップロードした。

 また、次々回の問題をアップロードした。

  19日  風邪が相変わらず抜けずに、喉に止まっている感じがあって苦労している。何しろ教師という商売は、声が商売道具だから、喉の調子が悪いというのは辛い。講義の時に、できるだけ喉に負担をかけないように、と小さな声を出していると、何となく講義もリズムに乗らない。逆にリズムに乗ってくると無意識に声もおおきくなって、後で辛い思いをする。風邪は引かないようにだから日頃から神経を配っているのだが、過労気味になってくると抵抗力が下がるので、どうしても防げないのである。

 今週は、日曜日の社会人入試以来、ずっと出ずっぱりだったから、今日は少々過労気味である。家で机に向かえる幸せをかみしめているところである。

 さて、金曜日のゼミのレジュメだが、時間がなかったので、非常にラフなものを書いて配布した。そこで、今日は朝から全面的に推敲した。かなり判りやすいものになったと思う。ハードコピーを持っている人も、是非これをダウンロードしてほしい。

2006年11月 10日  このところ風邪を引いてしまい、2週間も抜けない。幸い、学部祭があったおかげで一息ついているが、鼻をかみすぎて耳が満足に聞こえないから、講義をしても、学生からの質問がさっぱり聞き取れない。そばに密着して発言し直してもらう始末である。それに加えて足裏腱膜炎がすっかり悪化して満足に歩くこともできない。すっかりヘレンケラーの気分で、できるだけ寝て過ごしている始末である。

 さて、今日は2週間ぶりに講義がある。ゼミの前回のレジュメをアップロードするとともに、今後2回分の問題をアップロードした。

  14日  前回の更新から10日も空いてしまった。理由は単純で、6日金曜日は大嵐で、常磐線が普通になったため、そもそも家に帰ることができず、また、先週の週末はずっと学会で、全く暇がなかったからだ。参考までに、ここに7日土曜日に行われた全国憲法研究会の報告テーマを紹介する。

  高見勝利(上智大学) 『戦後民主主義後』の憲法学課題

  大津浩(東海大学)  『市民政治』・『参加民主主義』と憲法学

  若尾典子(県立広島大学)「戦後民主主義と憲法24条ーージェンダーに敏感な視点から」

  内藤光博(専修大学) 「戦後処理問題と憲法学の課題ー戦後補償問題を中心に」

 また、8日(日)9日(月)と行われた公法学会の第一部会の報告テーマを紹介する。

  大沢秀介(慶應義塾大学) 現代社会の自由と安全

  大石真 (京都大学)   『安全』をめぐる憲法理論上の諸問題

  斉藤正彰(北星学園大学) 危険の国際化と政府の取り組み

  橋本基弘(中央大学)   組織犯罪と安全

  駒村圭吾(慶應義塾大学) 警察と市民ー自由と権力の構造転換ー 

  江島晶子(明治大学)   『監視社会』と人権

 学会がこうした問題に関心を持っているということは、受験生諸君として意識にとどめておく価値のあることと思う。

 そういうことで、ゼミのレジュメについて、2回分がたまってしまった。一緒にアップロードする。実をいうと、6日に行った再婚禁止期間の問題は、学生諸君の論文に引っ張られて平等権に力点を置きすぎていると自己批判をしているのだが、加筆修正する暇がないので、そのままアップロードする。

  4日  前回アップロードしていた問題は、週をまちがえたものだった。それを正すとともに、新たな問題をアップロードした。

 ところで、今週末は、土曜日が全国憲法研究会、日曜日と月曜日が公法学会と学会シーズン。新学期が始まった事による業務増と合わせ、実に忙しい日々が続くことになる。

  2日  再来週のゼミの問題をアップロードした。
2006年10月 1日  もう今日から第4四半期に入った。

 本日の累積アクセス件数102294件。第3四半期の終わりには98956件だったから、3338件。やはり夏休みの影響で、というより8月にほとんど更新をしなかった影響で、普段よりかなりアクセス件数そのものが少ない。仕方がないというべきか。

  昨年暮れの方の粉砕骨折は、一応医者がよいが終わったという意jみでは8月にけりが付いた。しかし、何故医者がよいが終わったかというと、日本国厚生労働省の方針で、リハビリ期間は150日間と制限されてしまい、それ以前からの者についても、4月1日起算で150日目で打ち切られてしまったからである。

 実際問題として、いまでも肩より上に腕を上げると痛みが走り、まっすぐ上には痛みを無視しても上げることはできない。そこで、毎朝30分は確実に、せっせと、理学療法士からならったことをベースにした自己流のリハビリ体操をしている。自己流なので、いま現在の状態に本当に適合している体操なのかどうか不安のあるところだが、仕方がない。私程度でこういう不安を感じているのだから、もっと重度の障害が残っている人で、リハビリを打ち切られた人の不安はどれほどのものだろう。それを思うと、このリハビリ期間150日制限という制度は悪報だと思わざるを得ない。

 9月中は、暑くて、とうとう背広を着ることはなかった。しかし、今日から10月だし、何より、今日は法科大学院の未修者面接試験。面接者がそうラフな格好をしているわけにはいかないので、この秋始めて背広を引っ張り出した。夏物背広とはいえ、やはり暑かった。

 法科大学院の未修者は、去年に比べ、大幅に受験者が増えただけでなく、欠席者もこれまでで最も少なかった。今年の新司法試験の惨敗にも拘わらず、意外に世間の人は、我が法科大学院を見放していないようだ。何とか、これをバネに今後の成績向上につなげたいものである。 

 先週金曜日のゼミのレジュメをアップロードする。講義時に配布したものに若干加筆してあるので、こちらの方が判りやすいかと思う。