更新記録

 2008年第2四半期分

 

更新記録は、一番上が一番新しく、下になるほど古いものになっています。

     
     
     
     
  22日    一昨日のゼミのレジュメをアップロードした。少し丁寧に問題を作り直した。
  14日    昨日のゼミのレジュメをアップロードした。もとの説明が少し判りにくかったという自己批判から、大分加筆修正している。
  7日    昨日のゼミのレジュメをアップロードした。また、憲法講義のホームページを最近少しも面倒見ていなかったので、確認したところ、確かにかなり狂っている。さしあたり直せるところはなおしたが、一部のファイルは、研究室のパソコンに蓄積していて、自宅のパソコンに入っていないため、直せない。これは来週に何とかしたいと考えている。
2008年6月 3日  昨日、今年の梅雨入りが宣言された。昨年に比べると20日も早いという。今年は、地球的な規模の気圧配置がおかしくなっていると見えて、台風が2号以来、毎回、日本に接近してくる。今日は、梅雨前線ばかりでなく、台風5号が接近してきているおかげで、一日雨に閉じこめられている。

 今年の2月にせっせと書いた判例批評を載せた判例時報6月1日号がようやく届いた。この論文は、単に判例を批評したというにとどまらず、地方自治及び財政憲法の両面で、かなり積極的に自説を打ち出したチャレンジングな論文である。そこで、さっそくホームページにアップロードした。

 あわせて、先週のゼミのレジュメをアップロードした。講義の際配布したレジュメには、この事件の最高裁判所決定を書くのを忘れていたので、その点を追記した。

  30日  今学期は相対的に暇なはずなのだが、なぜか雑務が多く、先週も今週も毎日出校している。そのお陰で、先週のレジュメのアップロードを忘れていただけでなく、今週の問題のアップロードさえも忘れていた。あわててその二つをするとともに、来週の問題のアップロードも行った。
2008年5月 18日  うっかりして、先週のレジュメをアップロードするのを忘れていたので、今週は、先週、今週と2回のレジュメをアップロードした。
  28日  目先の仕事をおっている間に、いつの間にか4月も終わりに近づき、GWに突入した。母の介護というハンディがあるので、なかなかGWだからどこかに行くという気分にもならず、「憲法演習ゼミナール」ゲラに朱を入れることに追われる毎日である。

 さて、先週の金曜日のゼミのレジュメをアップロードする。学生諸君が遅れ加減に論文を提出してくるので、ハードコピーでは、あまりその問題点にきちんと対応したものになっていない。そこで、その辺を大分加筆したので、ハードコピーを持っている人もダウンロードしてほしい。

  19日  今年は、相対的にはいつもの年よりも暇なのだが、それでも年度の始まりというのは何かと忙しい。特に今週は、私が以前に書いた原稿のゲラが4本も集中的に出てきたものだから、それに朱を入れるのに忙しく、それに負われて毎日を送っていた。はっと気がついたら、今週ばかりでなく、先週のゼミのレジュメもアップロードしていなかった。本日、あわてて2本アップロードした次第である。
  10日  私にとっての法学部の新学期は明日からである。そこで、今日はゼミナールのファイルボックスを整理し、今年の予定表をアップロードし、ついでに今週と来週の問題を掲記した。
2008年4月 2日  新学期が始まった。

 累積アクセス件数121083件である。1月1日時点でのアクセス件数は117547件だったから、差し引き3536件。何とも低調だが、私のホームページの面倒見が悪いことは重々承知しているので、仕方がない、と思っている。

今年度、様々な事情から、法科大学院では、法学概論だけ、教鞭を執り、その他の講義をやめることになった。しかし、法学部の方では特に授業時間が増えたわけではないから、時間割をごらんになるとお判りの通り、非常に楽ができる日程になっている。

 こうなったについては、私自身にもよく判らない大学側の都合があるようなのだが、正直、ほっとしている。というのも、純然たる私事だが、私の今年90歳になる母が、昨年11月に転倒して頭部をうち、それっきり、一気に認知症になってしまったのだ。介護ということは、理屈としては理解していたのだが、実際に体験すると、想像以上に時間をとられるのには参っている。判り易く数字で上げると、今年の第1四半期における私の原稿料収入は、例年の半分以下に落ちている。要するに、文章を書く暇が非常に少なくなっているのだ。

 しかし、今学期、授業時間が大変少ないお陰で、多分、普通通りには書けると大いに期待しているところである。もちろん、このホームページについても、もう少し充実させる暇ができると当てにしている。

 話は変わるが、法科大学院で担当する法学概論、講義の名称は、どこにでもあるありきたりのものだが、その内容としては、全く新しいものを構想している。

 私は昨年夏まで、連続3年間、夏休みになるとハワイ大学法科大学院を訪問し、アメリカにおけるロースクール教育というものの実態を研究してきた。そこで、一番感銘を受けたのが、法律実務(Legal Practice)という名の講義である。これは1年生の1年間に、1週間に合計4時間も投入して実施されるのだが、その内容は、簡単に言ってしまえば、論文の書き方の指導という子である。

 考えてみると、実務家法曹になるためには、もっとも重要な論文指導を、わが国法曹教育では、従来から全く行っておらず、それは今の通常のロースクール教育でも全く違いがない。

 米国のように、本格的なものを導入するのは直ちには難しいが、何とか私の能力の及ぶ範囲で、それに近いものを実施できないか。この講座は、そうした狙いからの実験的な試みである。気合いを入れてやりたいと考えている。