シーン52 門別
戻ってきたユーフォースの5人。 立花は足を引きずっている。
と、帰ろうとしている北野と山本に出くわした。
高井 「あ、どうもありがとうございました。」
北野 「いえ、こちらこそ。」
と、会釈をする北野と山本。
高井 「あの、どちらへ?」
北野 「いえ、ちょっと約束がありまして。」
立花 「あ、ああ。」と納得の声。
あかね 「そういえば、虹の花ってどうなったんです?」
中野 「あっ、そうだ。 あのままにしといていいんですか?」
北野 「心配いりませんよ。 もうあの花には、怪獣を操る力なんてありま
せん。 今では、単なるそこら辺に咲いてる花と一緒の物ですよ。」
きれいに咲いている虹の花。
北野 「それじゃあ、私、待たせてますんで。」
高井 「あ、いえ、どうも。」
立花 「北野さん、良かったですね。 今度、北野さんの雑誌、読ませても
らいますよ。」
北野 「ああ、よろしく。」
中野 「あの、送りましょうか?」
北野 「いえ、今日はゆっくりと北海道を味わいたいんで、すみません。
それじゃあ。」
と言って、駅に向かって歩いていく北野と山本。
それを見送るユーフォースの5人。
夕焼けの中、牧場で元気に走り回っている子馬達。
そして、北海道の雄大な自然を映してエンディング。