イタリア巡洋艦一覧
<トレント>型
<ザラ>型
<槙”ボルツァーノ”いずみ>
<ジュッサーノ>型
<カドルナ>型
<モンテクッコリ>型
<ダオスタ>型
<アブルッツィ>型
<鳥海”フィレンツェ”千紗都>型
<マコティーニ>型
<カピターニ・ロマーノ>型
<柴崎”ルクレツィア・ロマーニ”彩音>型
<麻生”ミネルヴァ”久遠>型
<貴島”ストロンボリ”和弘>
<水島”マルタ”慎太郎>
(重巡洋艦)
級名
排水量・寸法
武装
速力・出力
配置(左が前)
○:主砲、■:艦橋、●:煙突
トレント型
(下段は1947年)
10,500トン
197×21×6.6m
11,200トン
197×22×6.6m
50口径20.3cm連装砲4基
47口径10cm連装高角砲8基
53.3cm連装魚雷発射管4基
水上機3機
53口径15.2cm3連装両用砲4基
60口径7.6cm単装両用砲8基
35ノット
150,000馬力
< =○=○■● ● ○=○=)
< ≡○≡○■● ● ○≡○≡)
<トレント> TRENTO 1929年竣工 1940年シチリア沖で戦没(英艦隊)
<トリエステ> TRIESTE 1928年竣工
イタリア初の重巡、高速と強対空兵装、艦首カタパルトを特徴とする
ザラ型
(下段は1947年)
11,900トン
183×21×6.2m
13,200トン
184×22×6.4m
53口径20.3cm連装砲4基
47口径10cm連装高角砲8基
水上機2機
53口径15.2cm3連装両用砲4基
60口径7.6cm単装両用砲8基
32ノット
95,000馬力
< =○=○■● ●○=○=)
< ≡○≡○■● ●○≡○≡)
<ザラ> ZARA 1931年竣工 1942年クレタ沖で戦没(日空母)
<フューメ> FIUME 1931年竣工 1942年クレタ沖で戦没(日空母)
<ゴリツィア> GORIZIA 1931年竣工
<ポーラ> POLA 1932年竣工 1942年クレタ沖で戦没(日空母)
戦艦不在の艦隊主力を担うために建造された重巡。条約型巡洋艦では最強の防御力を有した。
ボルツァーノ型
(下段は1946年)
10,500トン
197×21×6.6m
11,200トン
208×22×6.4m
53口径20.3cm連装砲4基
47口径10cm連装高角砲8基
53.3cm連装魚雷発射管4基
水上機3機
53口径15.2cm3連装両用砲4基
45口径13.5cm連装両用砲6基
53.3cm連装魚雷発射管2基
35ノット
150,000馬力
32ノット
100,000馬力
< =○=○■● ● ○=○=)
< ≡○≡○■● ● ○≡○≡)
<槙”ボルツァーノ”いずみ> BOLZANO 1933年竣工 1951年マルタ沖で戦没(日巡洋艦)
XUSE/フローラリア・槙いずみ
<トレント>型の改良型。防御力と攻撃力が強化されている。第二次大戦後は主砲を15.2cmに換装したため軽巡と変わらなくなってしまった。
(軽巡洋艦)
ジュッサーノ型
5,240トン
169×16×5.1m
53口径15.2cm連装砲4基
47口径10cm連装高角砲3基
53.3cm連装魚雷発射管2基
水上機2機
37ノット
95,000馬力
<=○=○■● ● ○=○=)
<アルベルト・ディ・ジュッサーノ> ALBERTO DI GIUSSANO 1931年竣工 1941年ボン岬沖で戦没(英艦隊)
<アルベリコ・ダ・バルビアーノ> ALBERICO DA BARBIANO 1931年竣工 1941年ボン岬沖で戦没(英艦隊)
<バルトロメオ・コレオーニ> BARTOLOMEO COLLEONI 1932年竣工 1943年マタパン岬沖で戦没(英戦艦)
<小堺”ジョヴァンニ・デレ・バンデ・ネーレ”> GIOVANNI DELLE BANDE NERE 1931年竣工 1941年スパダ岬沖で戦没(英艦隊)
CIRCUS/水夏・小堺
フランスの大型駆逐艦に対抗して建造された高速軽巡。攻撃と速力を優先したため防御は極めて軽く、英艦隊との戦闘に耐えきれなかった
カドルナ型
5,320トン
169×16×5.2m
53口径15.2cm連装砲4基
47口径10cm連装高角砲3基
53.3cm連装魚雷発射管2基
水上機2機
37ノット
95,000馬力
<=○=○■● ● ○=○=)
<ジュッサーノ>型の船体を強化、航空兵装を変更し復元力を増した改良型。実用性は増したが防御は薄弱のままだった。
<ルイージ・カドルナ> LUIGI CADORNA 1933年竣工 1943年マタパン岬沖で戦没(英戦艦)
<アルマンド・ディアス> ARMANDO DIAZ 1933年竣工
モンテクッコリ型
7520トン
182×17×5.6m
53口径15.2cm連装砲4基
47口径10cm連装高角砲3基
53.3cm連装魚雷発射管2基
水上機2機
37ノット
106,000馬力
<=○=○■● ● ○=○=)
<ライモンド・モンテクッコリ> RAIMONDO MONTECUCCOLI 1935年竣工 1951年マルタ沖海戦で戦没(英艦隊)
<ムツィオ・アッテンドーロ> MUZIO ATTNDOLO 1935年竣工 1943年クレタ沖で戦没(日艦隊)
前2型の防御力を強化、船体を大型化した拡大改良型。非常にコンパクトな艦橋が一大特徴である。
ダオスタ型
8,450トン
187×18×6.1m
53口径15.2cm連装砲4基
47口径10cm連装高角砲3基
53.3cm連装魚雷発射管2基
水上機2機
37ノット
110,000馬力
<=○=○■● ● ○=○=)
<エマニエレ・フィリベルト・デュカ・ダオスタ> EMANUELE FILIBERTO DUCA D’AOSTA 1935年竣工
<エウジェニオ・ディ・サヴォイア> EUGENIO DI SAVOIA 1936年竣工 1943年スパルヴィエント沖で戦没(英艦隊)
<モンテクッコリ>型の防御をさらに強化した型。攻撃力は変わらなかったため撃ち合いには遜色を示した。
アブルッツィ型
(下段は1946年)
9,590トン
187×19×6.1m
9,920トン
187×19×6.2m
55口径15.2cm3連装砲2基、同連装砲2基
47口径10cm連装高角砲4基
53.3cm3連装魚雷発射管2基
水上機4機
53口径15.2cm連装両用砲4基
60口径7.6cm単装両用砲6基
53.3cm3連装魚雷発射管2基
34ノット
100,000馬力
<≡○=○■●● ○=○≡)
<=○=○■●● ○=○=)
<ルイージ・ディ・サヴォイア・デュカ・デリ・アブルッツィ> LUIGI DI SAVOIA DUCA DEGLI ABRUZZI 1937年竣工
<星見”ジュゼッペ・ガリバルディ”瞳> GIUSEPPE GARIBALDI 1937年竣工 1976年除籍
D.O./星空☆ぷらねっと・星見瞳
攻防を飛躍的に向上させた艦隊軽巡。日米英の1万トン軽巡に匹敵する実力を有する。
フィレンツェ型
(下段は1948年)
9,620トン
189×19×6.1m
10,020トン
189×20×6.1m
55口径15.2cm3連装砲2基、同連装砲2基
50口径9cm単装高角砲8基
53.3cm3連装魚雷発射管2基
水上機4機
53口径15.2cm連装両用砲4基
60口径7.6cm単装両用砲6基
53.3cm3連装魚雷発射管2基
33ノット
100,000馬力
<≡○=○■●● ○=○≡)
<=○=○■●● ○=○=)
<鳥海”フィレンツェ”千紗都> FIRENZE 1940年竣工 1970年除籍
<鳥海”ヴェネチア”空> VENEZIA 1940年竣工 1970年除籍
F&C/Natural2・鳥海千紗都
F&C/Natural2・鳥海空
<アブルッツィ>型の防御と対空兵装、艦橋などを改正した改良型。巡洋艦部隊の主力として活躍している。
マコティーニ型
4090トン
145×15×4.3m
45口径13.5cm連装砲4基
64口径6.5cm単装高角砲6基
53.3cm4連装魚雷発射管2基
水上機1機
41ノット
120,000馬力
<=○=○■●● ○=○=)
<マコティーニ・サワトゥーリ> MACOTTINI SWATOLLI 1940年竣工 1951年マルタ沖海戦で戦没(枢軸艦隊)
<カリオ・ラ・ミーサ> KARIO LA MISA 1940年竣工 1964年除籍
<シリオ・ラ・ミーサ> SIRIO LA MISA 建造中に日本が接収、<美坂>と改名し1941年竣工、1953年除籍
<ミシータ・アマート> MISTA ARMRT 同じく接収後<美汐>と改名し1941年竣工、1953年除籍
key/Kanon・沢渡真琴
key/Kanon・美坂香里
key/Kanon・美坂栞
key/Kanon・天野美汐
日本の民間造船所に発注された超高速軽巡。2隻は接収されたが残り2隻は就役し、水雷戦や偵察に活躍した。
カピターニ・ロマーノ型
3,850トン
143×14×4.1m
45口径13.5cm連装砲4基
64口径6.5cm単装高角砲6基
53.3cm4連装魚雷発射管2基
41ノット
110,000馬力
<=○=○■●● ○=○=)
<高山”アッティリオ・レゴロ”小麦> ATTILIO REGOLO 1942年竣工 1956年除籍
<カイオ・マリオ> CAIO MARIO 1943年竣工
<クラウディオ・ドルソ> CLAUDIO DRUSO 1942年竣工
<クラウディオ・ティベリオ> CLAUDIO TIBERIO 1944年竣工
<コルネリオ・シラ> CORNELIO SILLA 建造中止
<ジュリオ・ジェルマニコ> GIULIO GERMANICO 1943年竣工
<オッタヴィアーノ・アウグスト> OTTAVIANO AUGUSTO 1943年竣工
<パオロ・エミリオ> PAOLO EMILIO 建造中止
<ポンペオ・マーノ> POMPEO MAGNO 1943年竣工
<スキピオーネ・アフリカーノ> SCIPIONE AFRICANO 1943年竣工
<ウルピオ・トライアーノ> ULPIO TRAIANO 1944年竣工
<ヴィフサニーオ・アグリッパ> VIPSANIO AGRIPPA 1943年竣工 1951年マルタ沖で戦没(日巡洋艦)
F&C/PALETTE・高山小麦
フランスの大型駆逐艦に対抗するため量産された超高速小型軽巡。駆逐艦に近い存在だったがその高速力は抜群の汎用性を示した。
ルクレツィア・ロマーニ型
21,920トン
221×29×7.5m
53口径15.2cm3連装両用砲5基
60口径7.6cm単装両用砲8基
水上機4基
176,000馬力
34ノット
≡○
< ≡○≡○■● ● ○≡ )
○≡
<柴崎”ルクレツィア・ロマーニ”彩音> LUCRETIA ROMANI 1946年竣工 1986年記念艦
<麻生”ルチア・エドワルド”鈴音> LUCIA EDOWRDO 1947年竣工 1951年マルタ沖で戦没(英艦隊)
<ヴィアンカ・ヴィスコンティ> BIANCA VISCONTI 1949年竣工 1951年マルタ沖で戦没(日艦隊)
F&C/Natural2・柴崎彩音
XUSE/フローラリア・麻生鈴音
強固な装甲と自動砲を搭載した超大型軽巡。その実力は枢軸軍の戦略を覆すほどだった。
ミネルヴァ型
5450トン
170×16×5.3m
53口径15.2cm連装両用砲4基
60口径7.6cm単装両用砲8基
53.3cm8連装魚雷発射管1基
38ノット
110,000馬力
<=○=○■● ○=○=)
<麻生”ミネルヴァ”久遠> MINERVA 1948年竣工 1978年除籍
<ウラニア> URANIA 1950年竣工 1951年マルタ沖で戦没(枢軸艦隊)
<ダナイーデ> DANAIDE 建造中止
<テリビーレ> TERRIBLE 1947年竣工 1951年ナポリ沖で戦没(英航空機)
<ガランテュオーモ> GALANTUOMO 未成 1951年マッダレーナ港で被爆着底(英航空機)、戦後浮揚の後1961年竣工
<フォルミダビーレ> FORMIDABILE 未成 1951年パレルモで被爆破壊(英航空機)
他3隻建造中止
BaseSon/ONE2・麻生久遠
急速建造を考慮し量産を目指した小型軽巡。しかし資材と国力不足により3隻建造するのがやっとだった。
(捕獲・購入艦)
ストロンボリ型
6090トン
161×15×6.1m
45口径13.5cm連装両用砲3基
64口径6.4cm単装高角砲10基
53.3cm連装魚雷発射管2基
30ノット
45,000馬力
< =○■● ○=○=)
<貴島”ストロンボリ”和弘> STROMBOLI 元タイ軽巡<ナレースアン>、建造中イタリアが購入、1945年竣工 1978年除籍
BaseSon/ONE2・貴島和弘
タイ発注の軽巡を建造中に購入し防空巡洋艦として竣工。大きな輸送能力を持ち補給や輸送に多大な貢献している。
マルタ型
9,400トン
180×19×5.3m
53口径15.2cm連装両用砲4基
60口径7.6cm単装両用砲8基
53.3cm3連装魚雷発射管2基
82,500馬力
31ノット
<=○=○■● ● ○=○=)
<水島”マルタ”慎太郎> MALTA 元英軽巡<水島”グロスター”慎太郎> 1943年トリポリ沖で鹵獲、1953年英国に返還
D.O./星空☆ぷらねっと・水島慎太郎
北アフリカで自沈していた英軽巡を鹵獲し、兵装を改めて就役させたもの。巡洋艦勢力の一員として活動した。