スリップス対策室
我が家の教訓より・・・
ワタシの順調に行っていたクリプト水上育成を、一気に一時的に挫折にまで追いこんだ脅威の害虫、スリップス。
こんな悲惨な被害はもう十分なのでスリップスの傾向と対策をまとめてみました。
クリプトやってると時にはこんな物に出くわす可能性もあるので、是非心に留めておきましょう。
1. スリップスの特徴
スリップスに食害されると左下のような、葉に斑のような、白い斑点が見られるようになります。
これがスリップス食害の比較的初期の段階で、
これが進むと更に右下のような、悲惨な状況になります。
こんな葉を見かけたら、目を皿のようにして水槽の、水位付近を見てみましょう。
水槽壁面や、植木鉢の縁の辺りに歩き回っているスリップスの姿が見られるはずです。
スリップスの特徴としては・・・
1、体長3mm位で細長くてお腹が黒っぽい感じで、羽はほとんどない
2、食害痕がある葉には黒い小さなフンがある
と言う感じです。
2. 対処法
スリップスの姿が確認できたら、早速駆除にかかりましょう。
大丈夫、対処さえすぐに出来ればあっという間に全滅して、クリプト達はまた元気に葉をつけてくれるはずですよ。
駆除には薬品を使います。ワタシはスミチオンと言う薬品を使いました。
これはアブラムシにも効きますので、常備しておいても便利かもしれません。
これを約2000倍に希釈して、たっぷりと全体的にスプレーしてやります。
大体一度のスプレーで死滅するはずですが、1週間後にもう一度スプレーしてみましょう。
おそらくあっさりと全滅してしまうはずです。
希釈濃度さえ濃すぎなければ株に与えるダメージも少なくすむでしょうから、とにかく早めに手を打つことです。
ちなみに、上の写真の右のCry.ウェンティー(sp.オブラ)は、スミチオン処理後復活しています。
クリプトの生命力の強さには驚かされます。
3. その後の処置
まあ、ほとんどありません。
ただ、これに懲りて、これからは水槽内になるべく持ち込まないように注意しましょう。
また、もし持ち込んでしまってもすぐに対処できるように、常に監視の目を光らせるようにしましょう。
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