ワタシの育成方法 (水上育成編)

ココでご紹介するのはウチでやってる方法なのであって、ベストの方法だという訳ではありません。
皆さんそれぞれに自分なりのやり方があるかと思われます。
自分はこんな風にやっているよという方はお知らせ下さい。こちらもまだまだ手探りなのです。

用意するもの

・植木鉢
  大体2号〜3号の素焼きか朱温鉢。ウチでは殆ど2号で、 大きくなったもののみ2.5号です。

・鉢底ネット
  用土の流出を防ぐために使います。1パック分で十分過ぎるだけの量が入ってます。

・用土
  赤玉土
(大粒と小粒)、鹿沼土、腐葉土、ピートモス、桐生砂etc.を使ってます。

肥料
・液体肥料
  メネデール、ハイポネックス活力剤、木酢液
・固形肥料
  マグァンプK中粒

その他
  もちろん水槽、ライトのほか、エアーポンプ、ヒーターを使います。
  あると便利なものとしては、ふるい、霧吹き、ピンセットや用土入れ、用土のミックス用の大き目のプラケース等あると便利です。

植え込みの手順

  1. 買ってきた株の下準備

  2.  軽くすすいで、溶けかけている葉を切る。長すぎる根も切ってしまう。
     ポットに入っているものについては根を傷めないように丁寧にロックウールを取り去る。
  3. 用土の準備

  4.  赤玉、鹿沼は微塵抜きをしておきます。また、ピートモスも袋のまま天日に当てて殺菌します。これを、赤玉
    (小粒):鹿沼:腐葉土:ピートを3210.5の割合で混合。ただし、ボルネオ・マレーシア産のものは、腐葉土・ピートを2倍にしています。また、フィリピン産のものは赤玉のみです。
  5. 植え込み

  6.  鉢の底にちょうどいい大きさに切ったネットを敷き、大粒の赤玉をネットが隠れるくらいに入れる。 その上に用土を鉢の
    1/3 の高さまで入れ、マグァンプKを小匙1杯ほどなるべくばらけさせて蒔いておく。 マグァンプが隠れるくらい用土を入れたあと株を固定して用土と桐生砂を入れ、 最後に表面だけ赤玉の小粒を乗せる。これは見た目をよくするためである。 植え込みが終わってからメネデールを50 倍に希釈した液をかけます。 また、植え込んでしばらくはメネデール50 倍、木酢液1000 倍希釈液を霧吹きしてやります。
    また、水中葉からの移行の時には、鉢のへりから株にかけてすっぽりとビニール袋を被せてやると、 高湿度を保つ事が出来て移行が上手く行きやすいです。
    ただし、この場合袋を外す時に、一気に外さず少しずつ穴をあけながら外していかないと、 湿度の急変に株が耐えられずに溶けてしまう事があるので注意しましょう。
  7. その後の管理

  8.  水槽に鉢を並べて、
    3 cmくらいの高さまで養液を入れます。 養液はメネデール、ハイポ活力剤を100 倍に希釈したもの。この養液を 25 ℃位にヒーティングし、 ガラスブタで全面覆って湿度を保ちます。養液にはエアレーションしてやることで、 温度ムラを無くし新鮮な空気を送ることが出来ます。ライトは大体 60 cm水槽で 20 1 本を 12 時間点灯。後は一ヶ月に一度くらい養液を換えます。 あとはあんまりいじらないことですね。

課題点
 用土の混合比や、種類、液肥の使い方、温度・湿度管理等、まだまだ改善すべき余地はいくらでもあるはずですが、だんだんとやっているうちに判ってくるだろうと思います。特に夏場の高温対策はまだよく判っていません。当面の一番の課題ですね

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