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お気に入りのオンライン小説を発表されているサイトさまを紹介。
リンク拡大版です。
作者さまのあいうえお順。現在、28サイトさま(2006/6/4)

個人的なおすすめ作品はこの色がついています。<>はシリーズ名、『』は作品名。
管理人の独断のもと、サイト内のお話傾向キーワードを( )内に付けました。
(現代ものあり/ファンタジーものあり/恋愛あり/シリアス/コメディ/ほのぼの/などなど) 

ミーハー感想です。気をつけていますが、ネタばれがありますたまに。

▽ 二丁目七番地 管理人・アイコさま (現代/ファンタジー/恋愛
『嘘つき女と心を読む男』の心を読める男こと荻原君は、私の気になる人ナンバーワンに輝くかもしれません。お前はいったい何者だ!と多岐さんと一緒に指差して叫びたい気持ちです。ますます謎が深まっているような。嘘の仮面がはがれ落ちた多岐さんの今後の戦いっぷりを期待して、ラブコメな展開を楽しみにしています。 ホームコメディ風味の『河野さんちはこちらです』も大好き。特に末っ子、広中くんの秘めごとを読んだら撃沈しました。こんな弟、ほしいです。 どの話に出てくる人も、まばゆいくらい魅力的なので、見ているだけでもじゅうぶん楽しいです。
▽ 碧瑠璃 管理人・アヲさま (現代/恋愛)
今一番入学したい学校、学士館高校。そこの<生徒会の姫>を取り囲む生徒たちのお話が大好きです。男嫌いな姫にベタぼれなオレさま生徒会長さまとか、面倒ぐさがり屋のくせして面倒ごとを引き受ける図書委員長とか、真面目に生徒会を嫌がってるところがかわいいなぁ風紀委員長とか(独断と偏見まみれの紹介)、多彩多様多種な青少年たちが繰り広げる恋愛模様が、サイト内で連鎖しながら展開されていきます。人物相関図を眺めているだけでも、ご飯3杯食べられます、私。 どの話も捨てがたいのですがあえて、『manuscript paper』の雰囲気がものすごく好みだと告白しておこう。
▽ 27時09分の地図 管理人・iaさま (ファンタジー/恋愛)
異世界迷い込みもの、海嫌いの女の子が海賊船に乗ることになる『she&sea』が大好きです。海賊王も乗組員も男くさいいい男が揃っています。人類のほとんどが化け物に姿を変えてしまった世界を救うために女の子が頑張る『F』も好き。たった一人の生き残り騎士、リュイがまたいいんです。どの作品でも女の子が無敵にかわいくて。彼女たちに振り回される男性陣が素敵。ときめきが一話中に二度三度では足りず、読んでいてこんなに楽しい話はないです。 ここにはこの表現しかありえないという言葉を的確に選んでくれる、文章も気に入っています。造語がきれいでため息が出ます。
▽ Clover 管理人・いさなさま (現代/恋愛
我慢していたのですが、降参します、『うそつきな彼』に。偽りの恋人契約だったのはずなのに、なぜかいつのまにか通常の恋人よりも甘いモードになってしまっている主人公二人がとてもかわいくてかわいくて。頬がゆるみすぎて大変な状態になるので、読まれるときには周囲に気を配ることをおすすめします。『学園モノ書きさんに100のお題』にそって、学校の短いワンシーンが繋がっていくお話も気に入っています。小さな気持ちが静かに育っていく過程が伝わってきて嬉しくなる。どの話のカップルもかわいくて応援したくなります。

※閉鎖されました。お疲れ様です。

▽ 空へた書房 管理人・兎和野 空さま (ファンタジー/恋愛)
いわゆる召還系ファンタジーの『空色の向こうがわ』。大好きな物語です。巫女だとか王子様だとか騎士だとか、魅力的な人物たちの登場はもちろん、シンプルで読みやすい文章なので、ラストまで安心して読むことができました。私は、本来の好みとしてはおそらくフェオあたりに惹かれるはずなのですが。こちらの竜騎士どのには腰砕けにされました。本編もですが、番外編の彼がとても好き。 この種類のファンタジーの定番として、主人公の最後の選択が気になるところ。人それぞれだと思いますが、私は納得です。何やら、この世界は今後もどんどん広がっていくようなので楽しみ。
▽ 静かに光が満ちていく 管理人・小田桐 直さま (現代/恋愛)
もし札幌駅の構内あたりを歩いてみたら、すれ違ってしまうかもしれないな、どきどき。そんな気がして、やっぱり日々カップル観察はやめられないわけなのですが(やめましょうよ) この『O&O』を読んでいると、本当に今現在北海道のどこかで、奥村くんのくだらない冗談の横で、小笠原さんがため息をついていそうに思えてくるんです。それくらいリアル、つい感情移入も深くなります。話の中に出てくるアイテムを眺めるだけでも楽しくて、おしゃれだなぁという印象が強い物語です。そして、照れた仕草が世界一可愛いのは小笠原さんだと確信しています。奥村くんがうまくやった気がしてならない……
▽ Stray Truth Seeker's 管理人・小世ロンさま  (現代/恋愛)

きれいすぎて痛い、でもどこか優しい物語と、透きとおるような文章がとても似合っているように思います。個性、という言い方はあんまり好きではないのですが、ここでしか味わえない雰囲気は、貴重というか、大事にしたいなと思うんです(勝手に) ……きっと、私はこういうものが書きたかったんじゃないのかなぁなんてこっそり内緒で悔しかったり。 どの作品にもそれぞれ愛があるのですが、『ビフォア・ブルーソーダ』はぜひとも特別扱いしたい作品です。清涼な空気の中に隠されている熱、というのかな、読んでいて時折それに触れることがあってびりりと来ます、心臓に。

※閉鎖されました。お疲れ様です。

▽ 天気雨 管理人・織谷透さま (現代/恋愛)
淡い、シンプルなサイトデザインもあって、見た目はあっさりとした印象を受けるかもなのですが、読んでいるうちに文字と文字の間の空白から、じわりじわり、と水のようににじみ出てくる感情があるんです。おそらく根っこには、すべてを肯定してくれる優しさとか強さがあるんじゃないかな。 中でも、『彼女と雪と花束』は、私にとっても特別な物語。語るには、好きが一個じゃ足りません。 また、<colorful*youthful>のような、学生時代特有の空気にもぴたりとはまる文章だなと思います。先生と生徒ものがお好きなら、『名もなき花』も外せませんとも。

※2012/2/29現在リンク先繋がりません。

▽ RIPPLE 管理人・かなんさま (ファンタジー/現代/恋愛)
噂を聞きつけた→読んでみた→面白い!→一気に読んだ→涙が止まらなくなった→いつのまにか夜が明けていた。そんな読書体験をした、『あるりゅうにそだてられたこどものはなし』。ネットの特性を生かしきった文体が、お話の独特な雰囲気と合っているように感じました。ちいさいのがいとおしくて、思い出すだけで涙が出てしまう有様。 それから、100のお題の『38 婚約者』『49 しっぽ』あたりでも脳みそをガツーンと適打されました。こういうのが読みたかったんだよ!という無意識の欲望を見事に叶えてくれる物語多数です。その中から、自分だけのお気に入り探しをする旅が楽しくて、どれを選んでも失敗がないのが嬉しい。
▽ コダマモリ 管理人・胡田俄さま (ファンタジー/現代
可愛い女の子がある日目覚めたら魔王になっていた。なんて素敵なプロローグなんだ、『魔王さま+』。こちらの魔王さまの隠れファンなのです。とてもまっすぐでいい子だと思う。それから、カークさんの得たいの知れないかっこよさにめろめろ、エムレスの底抜けのかわいらしさによれよれ。あと、変てこで愛すべき脇役たちも人から魔物までたくさん。交わされる会話だけでもコミカルで楽しいです。全体的に笑えてほのぼのなのだけど、どこかシリアスな気もする不思議味のファンタジーです。 今さらになって、+ってなんだろうってすごく気になってきました。……なんだろう。
▽ Seasonal Value 管理人・蔡糸さま (ファンタジー/恋愛)
こちらの『Vice-King Selection』という作品が、カオスパラダイスさんランキング一位に輝かれていて、じゃあ早速読んでみようと思うのがミーハー一直線な私でございまして。まったく期待を裏切らない面白さでした。どちらかといえば、女の子のためのファンタジーだと思うのです。かわいいお姫様に、かっこいい王子様が二人も!これだけでも面白さを約束されたようなものですが、それぞれに抱えた謎が解き明かされるたびに、交互に岸に波が押し寄せるように、黒いほうにふらふら、白いほうにふらふら、と弄ばれていますとも、ええ、幸せですとも。私は、今はどちらかと言えば、白寄りかなぁ……最後の姫の選択が楽しみでなりません。

※2012/2/29現在リンク先繋がりません。

▽ imitation beauty 管理人・佐東汐さま (恋愛/現代/ファンタジー)
こちらのワタシとカレラの無糖な恋模様ぷりにはノックダウンですよ、『ワタシトカレラ。』。天然王子と眼鏡宰相と癒し系神様と、ワタシとの間で繰り広げられる無意識いちゃいちゃがとてもかわいい。ちなみに私は癒し系のマスター派。ワタシが清々しいくらいさっぱりな女の子なところに好感を持ちます。誰とくっついてくれてもいいなぁと思える恋愛ものは希少です。大好き。 『the world of color』のような、しっとりとした恋愛ものもよいです。好みの声は好みの顔よりも出会えたらおいしいと思う! どの話も、言葉の選び方がいちいちぴったりなんです。爽やかな文体で、気持ちいいです。
▽ Brain Scratch 管理人・篠原京介さま (ファンタジー/現代
女の子が異世界に連れ出されて魔王にされてしまうファンタジー、『サイコ・クロードの魔王道入門』。こう書くとよくある王道話に思えますが、異世界での主人公の不遇ぶりには涙が誘われます。受け入れ側が友好的でない可能性のほうが高いよね。なんせ相手は魔族ですし、妙に納得しました。主人公・サイコの、ぴんと張りつめた糸がいつ切れるのかを思ってどきどきしています。 新しく始まった『放課後の狼さん』も大好きです。強面の外見のせいでちっとも友達ができない男の子のちょっと切ないコメディ。極から極まで書き分けられる文章力が話に深みが出る要因かなーと思います。

※閉鎖されました。お疲れ様です。

▽ 荒野で二人・original 管理人・橘睦月さま (ファンタジー)

『カーマリー地方教会特務課の事件簿』 笑ったり泣いたり、両極端に感情を動かすのが大変忙しい物語です。だから読み終えたあとの満足感はなんともいえないものでした。私は、悲しくて涙が出る以上に、面白おかしくて笑える、という要素がある物語が特別に好きみたいです。 しっかりとした世界観・宗教観がきっちりできあがっていて、長さも気にせずほいほいと読んでいけます。大変重たいテーマを取り上げられていますが、それを笑って乗り越えるぐらいの底抜けパワーを持ったキャラクターたちが見ていて気持ちがいいです。

※閉鎖されました。媒体を変えた物語、楽しみです。

▽ A-line made 管理人・ちえろさま (現代/恋愛)
とてもシンプルな作りのサイトさま。こちらで一話完結で連載中の『こころ図鑑』のファンです。雪見ちゃんと石神くんカップルに、ちょーかわいーを連発してしまいます。ちょっとずつ、お互いの存在が大きくなっていって、恋ごころに近付いていく。その過程がすごく自然なので、読んでいて、とても心地がいいんです。で、お前は真木野が好きなんだろう、と指差されて言われそうですが、うんそのとおりだ、否定しませんとも。もう一つ、『ダーシュウインの空』というファンタジーもお気に入り。同じく、『恋は思案のほか』も好きで、どの作品も当たり前のようにかわいくって、まいってしまってます。

※2012/2/29現在リンク先繋がりません。

▽ 眠り月の彷徨い 管理人・朱鷺さま (現代/恋愛)
ここで生まれる言葉が、やわらかい雨のように自分の身体に降り注いでくる感じを、とてもいとおしく感じています。相性がいいのか、とても心地がいいんですよ。 どの作品ももちろんおすすめなのですが、『深奏<フカクカナデ>という作品は特別大好きです。一つの言葉も聴き漏らすことがないように、全身の感覚を開いて読んでいます。その他に、お題の『恋花』という作品も、主人公カップルがかわいくてお気に入りです。 優しさも痛みも同価値として存在している世界観というのかな、うまく言えませんが、こちらの作品が読めるということを、とても幸せに思います。
▽ 戀愛私小説 管理人・西向侍さま (現代/恋愛NEW
サイト名でもある『戀愛私小説』でも上等な恋愛を味わえるのですが、名前のとおり『かみつくもじ』にかみつかれました。オンライン上で、ほう、と机にため息を落とすような体験ができるとは。主人公が作家という特殊な職業だけに、紡がれる文章は一文字まで神経が通っていて美しいです。丁寧な描写で浮かび上がる世界の、一つの仕草や色彩が、いつまでも胸に残ります。他作品では、関西弁を操る男性たちがいかに卑怯であるかについて語らなくてはいけません。こちらの作品を読むたびに日本語の深みについて思いを馳せたり。
▽ 猫のあしあと。 管理人・nekoiさま (現代/ファンタジー/恋愛)
読みやすい長編というと、ここの小説たちが浮かびます。とくに『三つの月が眠るまで』という、世界と身体と心が入れ替わってしまう、とりかえばや物語が面白いです。特殊な設定に特殊な設定がぶつかってますが、混乱なく、すんなりと理解できます。リョーコの異世界編では、騎士たちとお姫様と王子様にとり囲まれ、ルシウスの現代編では、女子高校生とお兄さんと探偵さんにとり囲まれ、それぞれで幸せになれます(って悠長に言っていられないハードな展開が待ち受けてますが)。ちなみに、女子高校生ルシウスのファンです。二人がもとの姿に戻ったときの反応を見るのが今から楽しみです。
▽ 楽園茶屋 管理人・パグのしっぽさま (現代/恋愛)
出会えてよかった!と思える物語は、オンラインの宇宙にも浮かんでいます。
『あなたに星が見えるまで』は、よくも悪くも日本的な思考をする多佳子さんと、アメリカ的な思考をする迅一郎さんとの恋愛を描いた物語。それぞれの視点から浮き上がってる、相手の人物像がですね、とても素敵でして。そして、お互いをそういう風に感じることができるというのがまた素敵だなと思うんです。きれいな言葉がわんさか出てきて、印象に残るシーンがわんさか出てくる、とても大好きな物語になりました。その他にも、『浮気なジェミニ』『アイスレベルへようこそ』なども好き。 楽園茶屋さんに出会えて本当によかった!
▽ あるいは青色 管理人・はたさま (現代/ファンタジー/恋愛)

『ひょんな恋人』『そこはかとなく平凡な日常』『ウツクシイ君たち』『奥様、が、アルバイト』『夢色空間』 ……どうしよう全部好きで選べないよ! という、四方からツボを刺激してくれる有り難いサイトさま。ファンタジーの不思議な世界も面白いですが、私は現代ものが特別好きです。 どれも登場人物がユニークで、一筋縄でいかないところに惹かれています。派手なのに純粋な女の子とか、ひどいのに優しい気がする男の人とか、冷め切っているのに情熱的な女の子とか。どうしてこの人とこの人が? と、最初は首が傾くんですが、読んでいくうちにこの組み合わせ以外ないと思えてくるから不思議です。

※閉鎖されました。お疲れ様でした。

▽ 氷の花束 管理人・葉山郁さま (ファンタジー/現代/恋愛)
ありえない勢いで大好きです。で、やっぱり『レタスになった男』をおすすめします。題名をじーっと見ているだけで平伏したくなるような面白さです。主人公のレタスさんこと、レザーさんがかっこよくてもう。レタスはやっぱり中身だろう。
と、どれにも永遠に愛を語り続ける自信があるのですが、私が個人的に一番好きなのは『空の青さをみつめていると』という現代ものの、いきなり井戸に落っこちるお話だったりします。イベントあるごとに、新里くん好きー!と叫ぶストーカーぷりです。どの話も、ちょっと普通ではありえなさそうな設定がツボにきます。せっかくなので、力いっぱい全部おすすめしておきます。
▽ ゆらゆら屋 管理人・深見鈴鹿さま (現代/ファンタジー/恋愛)
アンケート回答で一番多くおすすめ!していただいたのは、こちらの『恋をおしえて』『続・恋をおしえて』でした。そしてついに私にも、こんな世界の片隅から愛を叫んでみる機会が!わーい。 とびきりかわいい双子さんたちの、とびきりかわいい恋愛模様には、甘いのも苦いのも、優しいのも切ないのも全部まるごと詰まっていて、読み終わると思わず、ぎゅうって抱きしめたくなります。恋を手に入れた彼女も彼氏も、恋を手に入れられなかった彼女も彼氏も大好き。あえて言うなら先生びいき。新年あけおめメールにやられました。これだから英語教師は…!
▽ 翡翠の森 管理人・真知さま (現代/ファンタジー/恋愛)
雨の日に、年下の男の子に拾われた、年上の女性。というなんともツボなシーンから始まる『自由な風は君のもとに』。それから、一緒に暮らし始めた二人の、お互いに、相手が居心地よく暮らせるように、という配慮が端々にみられて、この微妙な距離のとり方が優しくて、好きなんです。特に、悠二くんの紳士ぶりに私は感服いたしました。なので、彼から時折漏れてくる本音に、ちづるさんと一緒に(以上に)どきどきしてみたり。やっぱり、時と場所をわきまえてびしっと決めてくれると効果倍増だなあ!と。紳士ぶらなくてよくなった悠二くんに期待しつつ、もどかしい二人がどんな関係を育んでいくのか、興味は尽きません。
▽ 魔法の言葉 管理人・本宮サキさま (現代/恋愛)

社内のあちこちで素敵なカップル(複数形)を目撃することができます。私は特に、ナカムラさんとヒヤマさんのお話、『対象外』『予想外』がとーっても好きです。きっかけが対象外から始まる二人なだけに、なかなかうまく進んでいかない恋の行方を読んでいると、おせっかいおばさんのような気持ちになってきます。しかし、素直になったナカムラさんは無敵にかわいいですな。 舞台が同じなので、ときどきふらりと話が交差しあうのがまた面白いんです。別の視点から見直してみると、その人物の新しい魅力が発見できたりして、二度三度と楽しめる、お得な気分味わえます(ちなみにナカムラさん視点のイツコさんが好き)

※2012/2/29現在リンク先繋がりません。

▽ Blank Beat 管理人・雪平かなめさま (現代/恋愛)
繊細すぎて擦り切れてしまいそうな雰囲気がたまらない『MY GOD』という作品が大好き。主人公・伊織ちゃんの自虐的ともいえるマイナス思考には、他人事でなく胸がしめつけられます。手を伸ばせばすぐそこに幸せがあるということに、彼女が早く気づけばいいな、なんて願ってみたり。 登場人物の中で、私が気になってしょうがないのが、神宗太郎さんという繊細な絵描きさん。一番怖そうに見えて、実は一番優しいような気がするですよ!(今の所、私の勝手な推測ですけども) そして、兄のイジメからぎゃーと逃げ回っている妹がなんともかわいい『くさり』もお気に入りです。
▽ wordless 管理人・ヨウさま (現代/恋愛)
都会的で洗練された、というイメージがぴたりとはまるラブストーリー『standing position』。仕事があり地位もある20代になった二人が、なぜか恋愛が絡むと途端中学生に戻ったように不器用になってしまって。もう恋愛だけに執着することはできない、でも恋愛だけだと割り切ることもできない、そんな二人の静かな葛藤が、淡々とした文章にのって胸に迫ってきます。 私はこちらの凛とした空気を持つ女性がとても好き。spの女優・かなえさんはもちろん、『明日の星』の瑞希ちゃんも将来有望の上かわいくて好きです。で、そんな女性陣を温かく見守っている男性陣がまた素敵なんですよ、これが。

※2012/2/29現在リンク先繋がりません。
▽ 小部屋の小窓 管理人・梨沙さま (ファンタジー/現代/恋愛)
我ながらミーハーだなぁと思いつつ、こちらの『華鬼』にかなりの勢いではまっております(注・内容はシリアスで読み応えありますよ) どんなに虐げられても、芯を汚されない主人公がいとおしくてたまりません。彼女を守ろうとする鬼たちがまた個性豊か、魅力的で、今後、誰かを選択しなければならないかと思うともったいないです。ので、個人的には、一妻多夫制採用でハーレム維持案を推しております(笑) 『月光夜会』という異世界ファンタジーや『魔王様の恋人』というラブコメも、逆境をものともしない、強くてかっこいい女主人公に惚れます。
▽ aer 管理人・和純さま (現代/恋愛)
学生の日常のなんでもないワンシーンをとびきりのものにしている逸品、『ヒダリノヒト』にひとめぼれをしました。仲良しと言っても別に恋人同士というわけではない幼なじみの二人とか(『鏡のなか』)、苦手なのになぜかいつも一緒にいる生徒会の二人とか(『あらし』)、人と人との間にある距離がいちいち絶妙で、ツボを刺激されます。 切り取ってアルバムにしまっておきたくなるシーンの連続。無駄にキラキラとしていたあの頃の風景が、まぶたの裏に浮かび上がってくるような、きれいな作品ばかりです。サイトデザインも合わせて大好き。

 

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