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柳原 理実 (やなはら りみ)
体温って、こんなふうに触れるたびに、変わったりするものなんだ。
理実は、まどろむような心地に寄り添って、そっと目を閉じた。

主人公。
16歳で、高校二年生。
二年生になって、男子ばっかりの理系の選抜クラスに振り分けられた。
毎日クラスの中に女子一人きり、という状況に追い込まれて、最近は少しだけ男性恐怖症ぎみになっている。

数学をカリカリと解くのが好き。でも本当は文系科目のほうが得意。体育がとっても苦手。
誰が決めたわけでもないが、ほぼ図書委員長化している。

おっとりとしているが芯のしっかりとした、女の子らしい女の子。

灰谷 亨 (はいたに とおる)
灰谷は少し驚いた表情を浮かべ、それから困ったように笑った。
オレ、紳士なんかじゃないです。

理実のクラスメイト。
16歳で、高校二年生。
クラスで唯一の女子になってしまった理実を見て、気の毒に思っていた。色々な偶然と必然が重なって関わるようになり、なんとか力になってあげたいと思うようになる。

成績優秀で、スポーツもそれなりにこなす。でもなぜか帰宅部に所属し、保健委員という役職についていて、一般的生徒の道を外れない。

さりげない言葉や仕草のバランスがいい男の子。

赤井 知也 (あかい ともや)
少し先を歩いていた赤井が、突然くっくと肩を揺らした。 え?
いや。女の子って、すごく可愛いなぁと思って。

自他ともに認める生徒会長。
16歳で、高校二年生。
いち友人として。を理由に掲げて、灰谷と理実の微妙な関係を楽しもうとしている節が多々見える。自分のことより他人のことが楽しくて仕方がないらしい。

成績は常に学年一番。理数系科目が得意だが、英語も同じくらい得意とのこと。

ちょっとクセが強くてわかりにくい、頭のいい男の子。

神崎 篤郎 (かんざき あつろう)
イライラとしているのは態度から伝わる、はずなのだが、神崎は構わずゆっくりと言葉を選んでいた。
理実の・・・あいつの母親の妹が俺の母親。

理実のイトコ。バスケ部のキャプテン。
16歳で、高校二年生。
小さい頃からいつも、理実の母親に娘をよろしくと頼まれていたので、暗示にかかっており、何かと理実のことを気にかけている(つもり)

文系クラス。成績は普通。部活優先。ポジションはセンター。県内ベストエイトぐらいの強さ。

外も内も大きめサイズの、無口な男の子。

 

 

 

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