冷たい潮風に吹かれて

　おまえを忘れてしまいたい

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 ふたりで見た　夕日の海を

忘れてしまいたい

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そして海岸の砂浜でかわした　

はじめてのくちづけを忘れてしまいたい

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 シューズボックスの上に置いた　麦わら帽子は

 夏の思い出を　記憶するかのように　

 海辺で　へこませた型のままで　置いてある

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 懐かしくて　手にとれば　

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　ふたりで歩いた海辺の砂が　

思い出のようにこぼれ落ちた

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 はじめての　本気の恋だったから

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 おまえのことを忘れてしまいたい

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 みんなまとめて　いますぐ

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思い出せるように・・・

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