旦(だん)【笹一酒造】 鴨宮かのや酒店 販売店
山梨県大月市
笹一酒造さんは、かつて甲州街道の江戸から甲府盆地に入る最難所といわれた、笹子峠の宿場町として栄えた山間に位置する、山梨県大月市笹子町にある市内唯一となる酒蔵です。1661年(江戸時代寛文元年)に味噌や醤油、酒などを醸造する花田屋として創業。後に花田屋を継承し、初代蔵元となった天野久氏が、1919年(大正8年)に現在の笹一酒造と改名して統合した、350有余年の歴史を持つ造り手さんです。2019年10月から5代目蔵元を務める天野怜社長が中心となり、従来の銘柄「笹一」と差別化する新ブランドとして、大量生産方式を全廃し、麹造りと酒母工程を手作業で行う伝統的な製法に適した小規模設備を導入して臨んだ銘柄「旦(だん)」が、2014年から少量生産のため特約店のみで販売開始されました。
「旦(だん)」という文字には、「日の出」や「はじまり」の意味があり、銘柄名には、夜明けを照らす太陽のような神々しい晴れの酒を目指し、純粋に美味い食中酒として最高の日本酒づくりを始める、という意思を込めました。「旦」ブランドの醸造理念として、富士山を起源とする名水「御前水」と、全国最高品質の酒米を使用し、目の行き届いた伝統製法を用いてじっくり時間をかけて低温発酵させ、吟醸香と良水の柔らかさ、良米の力強い旨さが調和した、特定の料理を意識しない究極の食中酒と日本酒の最高峰を目指すとしています。発売以来、国内外で数々の高評価を受けるなか、2017年には「旦 純米吟醸無濾過生原酒」が、ワインの世界的評価基準「パーカーポイント」の日本酒版で、100点満点中91点を獲得。「傑出」とされる90点以上は全国78銘柄のみで、山梨県からは旦だけがランクインした実績もあります。全国最高品質の酒米で造る「旦」、山梨県内の地元米で造る「笹一」ともに、伝統製法に立ち返り、じっくり醸す手造りの美味しさで堅実にファンを増やしている酒蔵さんです。
20歳未満の方へのお酒の販売はしておりません。
良撰酒蔵地酒&味撰銘醸ワイン 旦の日本酒販売店
神奈川県小田原市 小田原・箱根の酒屋・鴨宮かのや酒店のHP【かのや酒遊館】