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![]() 「澤屋まつもと」を造る松本酒造の酒蔵外観 京都伏見の風情を感じる、一見の価値あり |
酒蔵のなか・麹米枯らし |
| 灘と共に日本酒の2大銘醸地として、栄えてきた京都「伏見」。歴史・文化的に重要である京都では、大規模工場が立ち並ぶ、という感じにはなりえず、思い描いたより普通の町っぽいです。伏見の名水「伏水」をもとめて、この狭い地域に、大・中規模の酒蔵が密集してあります。少しあげると「月桂冠・黄桜・富翁・玉乃光・招徳」など、歩いてまわれる範囲にあります。工場・ビルっぽい酒蔵が多いなか、京都らしい風情をもっとも残している酒蔵が「松本酒造」です。巨大な板壁とカワラ屋根・レンガの煙突、ついつい見とれてしまいます(京都府からの依頼もあり、この外観を維持しているらしい)。松本酒造は「日出盛・桃の滴」の銘柄で有名ですが、「純米」にこだわった銘柄として「澤屋まつもと」を造りました。この「澤屋まつもと」銘柄が始まって初の蔵見学者ということで、とても歓迎していただきました。 蔵のなかに案内されると、地方の地酒蔵よりかなり広く感じました。全体的に規模は大きめですが、古い蔵を維持しつつ造っているので、ほとんど手造りの状態。オートメーションとか、工場のラインがあって整然としているというのではなく、かなり、建て増しとか改築で、ごちゃごちゃしています。かえって人手がかかっているようです。この酒蔵のお酒に手造りの暖かみを感じるのは、こういうところにあるのでしょうか。ひとつ目をひいたのが、大きいブレンドタンクがあったことです。小さい酒蔵では、利き酒して飲み頃のタンクから順々に出荷していくことが多いので、多少出荷タンクにより味がばらつくことがありますが、ここでは、品質を均一化するためにそれぞれのタンクの酒をブレンドして出荷します。いつ飲んでもお気に入りの味を維持し続けるのも、ひと手間かかって大変なことです。全国各地に、いつでも安定した味で出荷していた伏見酒のなごりがみえて面白いところです。 |
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「寺田屋」旅館の前にて |
月桂冠の酒蔵・外観 |
| 伏見のみどころ案内です。あの坂本龍馬襲撃事件で有名な寺田屋旅館は、みておきたいところ。ロマンがかきたてられます。松本酒造にならんで、風情のある外観をもつ、月桂冠の伏見蔵も必見。日本酒業界をリードしてきた酒蔵だけに、資料館と蔵の見学コースも充実しています。「澤屋まつもと」の松本酒造も含めて、すべて歩いて回れる範囲にあります。 | |