来福(らいふく)【来福酒造】 鴨宮かのや酒店 販売店
茨城県筑西市
茨城県の県西地域北部、筑西市に位置する、300年以上続く老舗の来福酒造さんは、近江商人が筑波山麓の良水(軟水)があるこの地に1716年(享保元年)に創業。創業当時からの銘柄「来福」は俳句の「福や来む、笑う上戸の、門の松」に由来する、慶事にはもってこいのとても縁起の良い由緒ある銘柄名です。「品質一本、真向勝負」を理念とした積極的な挑戦を旨として、原料米と酵母に強いこだわりを持ち、特徴ある様々な酒米約30種類と酵母約20種類を駆使し、他には無い個性のある日本酒を多岐にわたり誕生させています。そんな中でも、来福さんを最も特徴づけて有名にしたのは、2003年から採用を開始し、現在では製造銘柄の実に約95%にもなる日本酒に、花から分離した「花酵母」を自家培養して使用している事かと思います。「花酵母」とは、自然界の花から清酒酵母を純粋分離したもので、ナデシコ、ツルバラ、ベコニア、アベリア、月下美人、ひまわり、マリーゴールド、カーネーション、いちご、おしろい花、たんぽぽ、ポピー、桐、さくら、つつじ、シャクナゲ、アジサイ酵母を銘柄ごとに使い分けていらっしゃいます。「花酵母」を使用したからといって、その花の香りがそのまま日本酒に出るわけでは無いですが、吟醸香や酸の出かたなど発酵に違いがみられ、各種酒米の米質をみて相性の良い酵母が選択されています。「来福
超精米 純米大吟醸」がこの花酵母を使用し、地元の茨城県が開発した酒造好適米「ひたち錦」を、精米歩合8%と極小粒まで磨ききって醸造され、国内最大規模の日本酒コンクール「SAKE
COMPETITION 2016」のSuper Premium部門(部門出品数56銘柄。うち金賞3銘柄)において1位金賞を獲得したのを筆頭に、進化する来福さんの日本酒は、国内外の様々なコンクール、品評会で上位入賞を果たしています。「花酵母」や「酒米」にこだわるだけでなく、様々なタイプの日本酒造りに挑戦を続けつつ、更にはジャンルをも越えてお酒造りに取り組む熱心な酒蔵さんですので、ぜひいろいろご賞味ください!
20歳未満の方へのお酒の販売はしておりません。
良撰酒蔵地酒&味撰銘醸ワイン 来福の日本酒販売店
神奈川県小田原市 小田原・箱根の酒屋・鴨宮かのや酒店のHP【かのや酒遊館】