シャトー・ディッサン
Chateau d’Issan

AOCマルゴー(カントナック村) グランクリュ特3級

 シャトーディッサンはメドックで最も古いシャトーのひとつで、1152年に、後のヘンリー2世とエレオノール妃との結婚式に使われたワインです。また、ハプスブルグ帝国の実質上最後の皇帝フランク・ヨーゼフが、全ボルドーワインの中で最も好んでいたのが、シャトー・ディッサンであったといいます。14世紀には、今日のシャトーマルゴーと並ぶ2大シャトーでありました。15世紀には“テオポン”と呼ばれていました。その後“セギュール”“サリニャック”“ラ・ヴェルニュ”など、17世紀にシュヴァリエ・エスノーの所有になるまでさまざまな名前がつきました。エスノーは現存するディッサンのシャトーを建てた人物で、堀で囲まれ城塞のような石壁をめぐらせた中世領主の館の面影を残すその建物は、メドックの中でも最も古く、美しいもののひとつです。その後ギュスターヴ・ロワの所有となり、3級に選ばれるなど、約50年間素晴らしい状態が続きましたが、第1次世界大戦直前にロワの子孫によって売却されてからは、評価が低迷し続けました。ル・クラスマンの評価で「ジロンド河沿いにまばゆいばかりのテロワールを享受する真のシャトーである」とコメントされるほど潜在力のある、メドック特にマルゴーでは珍しく1ヶ所にまとまった素生の良い畑を整備しなおし評価を上げてきたのが、1945年に所有権を得た現オーナーのクルーズ家です。
 カベルネソービニヨンの割合が多く、タンニンが強いのに、マルゴー村らしい「女性的な味わい」が顕著に表れる素晴らしいテロワール。濃く深いのに、若いうちから楽しめ、ある程度熟成もさせられる味わいは、1995年セカンドワイン導入以降、さらに1997年以降は先代からシャトーを完全に引き継いだエマニュエル・クルーズ氏になったことで、より安定感が出て来て精度が増しています。

葡萄品種 カベルネ・ソービニヨン70%、メルロ30%
畑の面積 50ha(マルゴー区画30ha、オーメドック区画10ha、ボルドーシュペリュール区画10ha)
土壌 砂利混じりの土と粘土質
平均樹齢 35年
アルコール発酵 温度管理されたステンレスタンクで発酵。
仕上げ処理 卵白にて清澄、軽い濾過後に瓶詰。
樽熟成期間 16〜18ヶ月
新樽使用率 50%
年間平均生産量 約11万本
所有者 エマニュエル・クルーズ家
セカンドワイン ブラゾン・ディッサン(1995年より発売開始)
(2003年時のデータ)

説明 価格

ディッサン2012年 750ml

完売
6480円

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