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銘柄 |
購入数 |
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ソレイユクラシック白
SOLEIL Blanc
ソレイユ・クラシック白 720ml 税込価格1495円
タイプ 白・やや辛口
葡萄品種 甲州100%(山梨市産のみ使用)
dancyuダンチュウ誌2009年12月号・価値ある1500円ワイン50本選出
山梨市産甲州種100%。 近隣農家のブドウのみを低温でゆっくりと醗酵させた地元衆御用達の定番品です。「旭洋酒様のコメントより」 |
本 |
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ソレイユクラシック赤
SOLEIL Rouge
ソレイユ・クラシック赤 720ml 税込価格1495円
タイプ 赤・ライトボディ
葡萄品種 マスカット・ベリーA主体(山梨市産のみ使用)
「日本のワイナリーに行こう2009」誌おいしいワインスーパーセレクト10・注目のマスカットベリーAに選出
イチゴのような香で食べても美味しいマスカット・ベイリーA種。アルコール発酵後はゆっくりと二次醗酵させて旨みを引き出しました。地元衆御用達の定番品です。「旭洋酒様のコメントより」 |
本 |
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ソレイユ・ヴー ブラン2022年
SOLEIL Blanc
ソレイユ・ヴー ブラン2022年白 720ml 税込価格2475円
タイプ 白・辛口
葡萄品種 甲州100%(甲州市千野ヤマヂ産78%、山梨市産22%)
生産本数 1188本 無濾過
小川孝郎氏が減農薬低肥料で育てる、千野ヤマヂ短梢仕立ての甲州を主体に、ステンレスバレルで嫌気的に醗酵させ、ブドウのポテンシャルとフレッシュさが際立つワインに仕上げました。ホールバンチで優しくゆっくりとプレス、ステンレスバレルで醗酵後も酸素との接触を極力抑え、定期的にバトナージュしながら滓とともに4か月間熟成、春に丁寧に滓を引いてノンフィルターで生詰しています。2022年は果粒肥大期の高温乾燥とその後の雨がちな天候で糖度は伸び悩み、酸が多く残った年でした。千野畑のブドウもいつにも増して高酸度での収穫となりましたが、糖度も比較的高く、果実の凝縮を感じさせる仕上がりとなりました。八朔、レモン、青リンゴやフレッシュな洋梨など、グリーンイエローなイメージの清々しい香。口に含むと目の醒めるような酸がほとばしり、心地よい重みを舌に落としつつ、柑橘様の果実味がいっぱいに広がります。アフターに岩塩様のミネラリーな旨味。疲れを吹きとばす恵みの酸に全身全霊癒されます。岩牡蠣、寿司(白身、酢締めネタ等)、魚介のフライ、参鶏湯や水炊きなど濃厚白湯、しゃぶしゃぶ等と。飲用適温10℃前後。無濾過生詰のため滓や酒石が沈殿します。「旭洋酒様のコメントより」 |
本 |
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ソレイユ・ヴー ルージュ2021年
SOLEIL Rouge
ソレイユ・ヴー ルージュ2021年赤 720ml 税込価格2475円
タイプ 赤・ミディアムボディ
葡萄品種 甲斐ノワール66%(山梨市万力地区産)、メルロー22%(山梨市八幡地区自社畑産)、マスカットベリーA(山梨市日下部地区産)、シラー3%(山梨市八幡地区自社畑産)
生産本数 1557本 無濾過
山葡萄のような野性味が特徴の甲斐ノワール(カベルネ・ソーヴィニョンとブラッククイーン種の交配品種)を主体に4品種をブレンドし、アメリカン:フレンチオーク=3(うち新樽1)
:2で9か月間樽熟成。甲斐ノワールの圧倒的な個性を他の品種が柔らかくつつみ、パワフルながらすっきりとバランスのとれたミディアムに仕上がりました。前年は病気の影響で甲斐ノワール比率が低かったのですが、本年は本来のスタイルに戻りました。晩熟で酸味と強烈なピーマン香が残るブドウですが、醗酵によって片親のカベルネソーヴィニョンのようなカシスのニュアンスが引き出されるのも魅力です。インク、針葉樹、なめし皮、ドライプラム、バニラなど、黒い土の中にビターとスイートが入り混じるような力強い香。口中ではブラックチェリー様の果実味が重い酸の密度のある液体となってゆっくりと伸びる。渋みは少なく質感は滑らか。最後にローストした木の香ばしい旨味が余韻する。厚切りベーコン、猪鍋など脂ののったジビエ、すき焼き、バルサミコフルーツソースのポークソテー、フェイジョアーダや土手煮など黒っぽい煮込み、マトンカレー等と◎。飲用適温16℃前後。無濾過生詰のため滓や酒石が沈殿します。「旭洋酒様のコメントより」 |
本 |
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ソレイユ・ヴー ロゼ2022年
SOLEIL Rose
ソレイユ・ヴー ロゼ2022年 720ml 税込価格2475円
タイプ ロゼ・辛口
葡萄品種 ピノノワール60%、甲州35%、ソービニヨンブラン5%(山梨県産)
生産本数 1250本
自社畑で選別した色の薄いピノ・ノワールを主体に、シュール・リー仕込みの甲州と牧丘グルペット農園のソーヴィニョン・ブランをブレンドした辛口のロゼです。各品種の作柄や特徴によって毎年少しずつ構成が違います。2022年は収穫期にも雨が多く酸度が高く保たれた年ですが、ピノ・ノワールが6割となり黒葡萄のふくよかさを実感できます。アセロラ、アロエ、レモングラスなど、みずみずしく爽やかな香。口中は溌剌とした酸にローズヒップやクランベリーなど野生の赤い実のニュアンスが溶け込み、ピノ・ノワール由来の旨味が後を引きます。鶏肉や豚肉、鯖や鰯などの青魚、貝や甲殻類など肉にも魚にも合います。パエリヤやアクアパッツァ、魚介のフライはもちろん、しめ鯖や寿司にもよく馴染みます。BBQやテント飯など、暖かい季節のアウトドアにもお薦めです。「旭洋酒様のコメントより」 |
完売
本 |
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ソレイユ・ヴー オランジュ2022年
SOLEIL Orange
ソレイユ・ヴー オランジュ2022年橙 720ml 税込価格2475円
タイプ 橙(オレンジ色)・辛口
葡萄品種 甲州100%(山梨県産)
生産本数 952本 無濾過
日下部地区と万力地区の甲州を5日間皮ごと醸し、圧搾後は古樽で辛口まで醗酵、そのまま春まで貯蔵し滓を引いてノンフィルターで生詰めしました。透明なペールオレンジの外観。黄薔薇のポプリ、柑橘ピール、紅茶、梅の花などが時間の経過とともに穏やかに香ります。アタックは円く甘やかながら、薄紫色の甲州の果皮からくる渋みが全体を引き締めつつ、透明な酸とアプリコット様の果実味を先導します。アフターには搾りたて甲州の皮と種の甘酸っぱさがじんわり甦ります。単体では渋みが優りますが、食べ物と合わせる事でポテンシャルが花開くワインです。棒棒鶏やしゃぶしゃぶ等の胡麻ダレ料理、チキン南蛮やエビマヨなど、餃子や点心、クアトロフロマッジョやラクレットなどのチーズ料理、タラッリやグリッシーニ、グジェールなどのスナックと。飲用適温12℃前後。無濾過生詰のため滓や酒石が沈殿します。「旭洋酒様のコメントより」 |
完売
本 |
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ソレイユ甲州2022年
SOLEIL KOSHU
ソレイユ甲州シュールリー2022年白 720ml 税込価格2002円
タイプ 白・辛口
葡萄品種 甲州100%(山梨市、甲州市産)
生産本数 -本
2009年物が、「一個人」誌2010年12月号・極旨甲州ワイングランプリ2000円以下の部門第2位
2009年物が、第8回国産ワインコンクール2010で銅賞受賞
2008年物が、「一個人」誌2009年12月号・2000円以下の極旨ワイン大賞・甲州種部門第1位
2008年物が、第7回国産ワインコンクール2009で銅賞受賞
2007年物が、リアルワインガイド2008年冬24号・日本ワイン巻頭特集にて87点〜87+点の高得点。
2007年物が、「男の隠れ家」誌2009年1月号・「がんばっている日本の小さなワイナリー」の11本に選出
2007年物が、第6回国産ワインコンクール2008で銅賞受賞
2006年物が、第5回国産ワインコンクール2007で銅賞受賞
2005年物が、第4回国産ワインコンクール2006で奨励賞受賞
少数限定の契約農家のブドウを用い、渋味を抑え香味豊かな果汁をえる目的で除梗破砕せずに房ごとゆっくり搾るホール・バンチ法で圧搾しています。醗酵後は滓とともにタンクで貯蔵しフレッシュさと旨みを併せもつ辛口に、複雑さを生かすためノンフィルター生詰で仕上げています。夏から秋、冬から春にかけて緩やかに熟成し味わいの変化を楽しむことができます。本年は3軒の契約農家ブドウのうち、44%が標高が高く酸度が保たれる千野ヤマヂの小川さんの甲州、気候全般としても酸の残る年であったため、この酸が本ヴィンテージの特徴となっています。お盆の雨で糖度の上昇はやや抑えられましたが病果は少なく、甲州は豊作の年でした。淡いレモンイエローの外観。和柑橘、蜜林檎、蜜柑の花などのすっきりとした香。口中ではカリンや夏みかんを内皮ごとクラッシュしたようなボリューミーな果実感が、溌剌とした酸と甲州らしい渋みをともなって持続。高めの酸に負けない充実した果実味があり熟成も楽しみです。焼き鳥(塩)、天ぷら全般、鮎などの川魚料理、冷しゃぶ、生牡蠣、牡蠣鍋などと。例年、旬の食材をシンプルに味わう和食との相性が良いですが、本年は果実味がしっかりしているのでオリーブオイルやニンニクなどを使ったオイル系パスタ等にも合いそうです。無濾過生詰のため澱や酒石が沈殿します。飲用適温10℃前後。「旭洋酒様のコメントより」

山梨市八幡地区の契約農家さんの甲州葡萄・棚仕立て畑。笠がけしてあり、見事な色づき。
ソレイユ甲州の質の高さは、意識の高い契約農家さんに支えられています。

ソレイユ甲州が、雑誌一個人2009年12月号の極旨ワイン大賞第1位を獲得!
雑誌「一個人(いっこじん)」が、毎年恒例でやる人気ワイン企画「極旨ワイングランプリ」。2000円以下のワインを、トップソムリエ6人が葡萄品種別にブラインドテイスティングで審査し、順位をつけます。ワイン業界も注目するこの企画で、旭洋酒さんのソレイユ甲州2008年が、甲州種部門で見事第1位に選ばれました。

ソレイユ甲州が、2009年冬リアルワインガイド24号の表紙を飾りました。
リアルワインガイド誌初の日本ワイン巻頭特集号において、その表紙にソレイユ甲州が起用されました。マンガ家の江口寿先生の素敵なイラストで描き出されたソレイユ甲州のボトルと和服美人!ソレイユ甲州の優しく和やかな味わいのニュアンスとピッタリ合致した、本当に素敵な絵です。特集内に掲載された、ソレイユ甲州、ソレイユピノノワール、ソレイユメルロの3種類ともに、非常に好評価・好コメント・高得点を得ています。(特に、それいゆピノノワール2006年は、特集内の日本ワイン106本のなかで、最高得点評価、88点+です。) |
完売
本 |
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ソレイユ千野甲州2018年
SOLEIL CHINO KOSHU
ソレイユ千野甲州2018年白 720ml 税込価格3080円
タイプ 辛口
葡萄品種 甲州100%(甲州市塩山・千野産 小川孝郎氏所有畑)
生産本数 1256本
2006年物が、2008年北海道洞爺湖サミットの夕事会において、甲州種ワインで唯一採用
  
〔左〕一文字短梢仕立ての様子 〔中〕千野甲州畑、葉が小さい 〔右〕千野甲州の房、通常より房が短いのが特徴
標高600m南向きの粘土質土壌斜面の千野甲州畑には、非常にめずらしいタイプの甲州種クローンが植わっている、樹勢が弱く、樹も細く、葉も通常の半分ぐらいの大きさ、クキも細く短く、葡萄房も小さく短いためひと房に付ける粒数も少ない。山路の斜面で水はけもよく、肥料もほぼまかない、食用ではなくワイン用に徹底的に管理栽培されている一文字短梢仕立てのスペシャル甲州葡萄。15年ほど前に、このクローンの苗木が頒布されたときは、収量もあがらず、房の見栄えもよくないので、ほぼ使う農家の人はいませんでした。食用としては見栄えがよくないですが、ワイン用には物凄く適した甲州葡萄の木です。この収量が抑えられ、糖度が乗り、栄養が凝縮された甲州葡萄から、エキス分豊かなボリュームある、次代をになう甲州ワインが生れています。甲州葡萄のおおいなる可能性を垣間見ることが出来るこの甲州クローンは、某大手ワイナリーもこの畑から枝を入手し、試験栽培をはじめているとのことです。
小川孝郎氏が標高600m弱の南向き粘土質斜面で育てる甲州種。肥料を抑え、草の力によって有機的な土壌をつくる不耕起草生栽培と一文字短梢剪定を組み合わせ、減農薬で栽培されます。充実した果実を生むこの一級畑のブドウのみを選果しながら丁寧に収穫、ポールバンチプレスの後フレンチオーク樽で醗酵させています。樽熟6ヶ月
新樽率25%。やわらかなオークフレーバーと、蜜柑の花やレモングラスなどが溶け合った温かみのある香。2018年は猛暑の影響でいつもは高い酸が穏やか。カリンやグレープフルーツの内皮のようなほろビターな果実味が特徴です。1〜3年の熟成で味わいの要素が溶け合い、蜜のような滑らかな質感への変化が期待できます。秋鮭のグリルやムニエル、根菜入りクリームシチュー、茸のリゾット、しゃぶしゃぶ等と。飲用適温12℃前後。無濾過生詰のため澱や酒石が沈殿します。「旭洋酒様のコメントより」
◆2008年・洞爺湖サミットの夕食会に採用◆
2008年7月8日に北海道ウィンザーホテル洞爺でおこなわれた洞爺湖サミット・福田総理夫人主催の夕食会で、ソレイユ千野甲州が採用されました。日本代表の名酒として各国首脳にサービスされる大変名誉なことです。
ちなみにソレイユ千野甲州とならんで夕食会に出されたお酒は、日本酒は十四代純米吟醸特吟愛山、焼酎は冨乃宝山、ワインは他にココファーム風のルージュ2006年北海道ツバイゲルトレーベ、ソラリス信州小諸シャルドネ樽仕込み2005年の、5種類のみ。そうそうたるものです。
『外務省大臣官房G8サミット事務局からだされた千野甲州2006年のコメント』
旭洋酒は30代の若い夫婦が営む極小規模なワイナリー。「千野甲州」は、甲府盆地の辺縁部、標高約600メートルの千野地区の斜面で育てられたブドウのみを原料としている。香り、味わい、いずれもバランスが見事で、上品でやさしく、甲州ブドウならではの繊細かつ上質な果実味を感じさせ、甲州ワインのなかでは、抜きん出た品質をみせている。 |
本 |
ソレイユ千野甲州2017年
SOLEIL CHINO KOSHU
ソレイユ千野甲州2017年白 720ml 税込価格3080円
タイプ 辛口
葡萄品種 甲州100%(甲州市塩山・千野産 小川孝郎氏所有畑)
生産本数 1418本
2006年物が、2008年北海道洞爺湖サミットの夕事会において、甲州種ワインで唯一採用
小川孝郎・崇両氏が標高600m弱の南向き粘土質斜面で育てる甲州種。肥料を抑え、草の力によって有機的な土壌をつくる不耕起草生栽培と一文字短梢剪定を組み合わせ、減農薬で栽培されます。この畑のブドウのみをフレンチオーク樽で醗酵させ、地下セラーで瓶熟しました。樽熟6ヶ月 新樽率25%。
2017年は農家を継ぐことを決めた孝郎氏の次男・崇氏がこの畑の樹冠管理と収量調整を担当しました。果粒肥大期に当たる梅雨時には雨が少なく小粒だったため、色はやや濃いめ。フレッシュな洋梨のコンポート、アカシアの蜜、渋皮モンブランなどの芳醇な香で、口中はアタックから心地よい重みを伴い、柑橘やカリン等の果実味とオークフレーバーとが複雑に混ざりあい広がります。アフターには少しビターな、グレープフルーツの内皮のようなテイスト。1〜3年の熟成で味わいの要素がさらに溶け合い、滑らかな質感への変化が期待されます。ボリュームのある味わいなのでポークソテーやクリーム系パスタ等と。和食なら土手鍋、しゃぶしゃぶ胡麻だれ、炙り寿司など、インパクトのあるお料理がお薦めです。飲用適温12℃前後。無濾過生詰のため澱や酒石が沈殿します。「旭洋酒様のコメントより」
◆2008年・洞爺湖サミットの夕食会に採用◆
2008年7月8日に北海道ウィンザーホテル洞爺でおこなわれた洞爺湖サミット・福田総理夫人主催の夕食会で、ソレイユ千野甲州が採用されました。日本代表の名酒として各国首脳にサービスされる大変名誉なことです。
ちなみにソレイユ千野甲州とならんで夕食会に出されたお酒は、日本酒は十四代純米吟醸特吟愛山、焼酎は冨乃宝山、ワインは他にココファーム風のルージュ2006年北海道ツバイゲルトレーベ、ソラリス信州小諸シャルドネ樽仕込み2005年の、5種類のみ。そうそうたるものです。
『外務省大臣官房G8サミット事務局からだされた千野甲州2006年のコメント』
旭洋酒は30代の若い夫婦が営む極小規模なワイナリー。「千野甲州」は、甲府盆地の辺縁部、標高約600メートルの千野地区の斜面で育てられたブドウのみを原料としている。香り、味わい、いずれもバランスが見事で、上品でやさしく、甲州ブドウならではの繊細かつ上質な果実味を感じさせ、甲州ワインのなかでは、抜きん出た品質をみせている。 |
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ソレイユ千野甲州2016年
SOLEIL CHINO KOSHU
ソレイユ千野甲州2016年白 720ml 税込価格3080円
タイプ 辛口
葡萄品種 甲州100%(甲州市塩山・千野産 小川孝郎氏所有畑)
生産本数 1424本
2006年物が、2008年北海道洞爺湖サミットの夕事会において、甲州種ワインで唯一採用
小川孝郎氏が標高600m弱の南向き粘土質斜面で育てる甲州種。肥料を抑え、草の力によって有機的な土壌をつくる不耕起草生栽培と一文字短梢剪定を組み合わせ減農薬で栽培されます。この畑のブドウのみをフレンチオーク樽で醗酵させ、低温セラーで瓶熟しました。樽熟6ヶ月
新樽率33%。
2016年は収穫期に雨が多く糖・酸とも薄まる傾向にあり、高い酸が特徴のこの畑でも一般的な甲州に近い値となりました。蜜柑の花、青リンゴ、ピスタチオやビスキュイなどすっきりとした軽やかな香。アタックは甘く、穏やかな酸味の蜜柑様の果実味が心地よい苦みをともなって膨らみます。1〜3年の熟成で蜜のような質感への変化が期待されます。サーモンのグリル、茸、地鶏、鴨などの鍋、牡蠣のしぐれ煮やスモーク、オイルベースのパスタ等と。飲用適温12℃前後。無濾過生詰のため澱や酒石が沈殿します。「旭洋酒様のコメントより」
◆2008年・洞爺湖サミットの夕食会に採用◆
2008年7月8日に北海道ウィンザーホテル洞爺でおこなわれた洞爺湖サミット・福田総理夫人主催の夕食会で、ソレイユ千野甲州が採用されました。日本代表の名酒として各国首脳にサービスされる大変名誉なことです。
ちなみにソレイユ千野甲州とならんで夕食会に出されたお酒は、日本酒は十四代純米吟醸特吟愛山、焼酎は冨乃宝山、ワインは他にココファーム風のルージュ2006年北海道ツバイゲルトレーベ、ソラリス信州小諸シャルドネ樽仕込み2005年の、5種類のみ。そうそうたるものです。
『外務省大臣官房G8サミット事務局からだされた千野甲州2006年のコメント』
旭洋酒は30代の若い夫婦が営む極小規模なワイナリー。「千野甲州」は、甲府盆地の辺縁部、標高約600メートルの千野地区の斜面で育てられたブドウのみを原料としている。香り、味わい、いずれもバランスが見事で、上品でやさしく、甲州ブドウならではの繊細かつ上質な果実味を感じさせ、甲州ワインのなかでは、抜きん出た品質をみせている。 |
本 |
ソレイユ千野甲州2015年
SOLEIL CHINO KOSHU
ソレイユ千野甲州2015年白 720ml 税込価格3080円
タイプ 辛口
葡萄品種 甲州100%(甲州市塩山・千野産 小川孝郎氏所有畑)
生産本数 1428本
2006年物が、2008年北海道洞爺湖サミットの夕事会において、甲州種ワインで唯一採用
小川孝郎氏が標高600m弱の南向き粘土質斜面で育てる甲州種。肥料を抑え、草の力によって有機的な土壌をつくる不耕起草生栽培と一文字短梢剪定を組み合わせ、減農薬で栽培されます。この畑のブドウのみをフレンチオーク樽で醗酵させ地下セラーで瓶熟しました。樽熟6ヶ月、新樽率22%。
2015年は7月の猛暑のあと8月から9月上旬にかけて曇りや雨の日が多い年でしたが甲州の収穫期には持ちなおし、千野畑では糖と酸のバランスが好ましく保たれました。瓶熟成を通して樽フレーバーと果実味がよく馴染み、比較的早くから飲み頃を迎える仕上りとなりました。カリン、梨のタルト、白コショウ等、甘さの中にもすっきりとした清涼感のある香。ちょうど食べ頃の桃のような、きめの細かい柔らかな果実味が円く広がり、ビスキュイのニュアンスとともに長く余韻します。中肉中背ながらしっかりと芯の通った姿勢のよさが感じられます。水炊きや鴨鍋、鯛しゃぶなど、旨みとコクのしっかりと出た鍋料理、ニンニクやアンチョビ、ハーブをつかった魚介のグリル、焼鳥(塩)、押し寿司やちらし寿司などと。クリームやバターは控えめがベターです。飲用適温12℃前後。無濾過生詰のため澱や酒石が沈殿します。「旭洋酒様のコメントより」
◆2008年・洞爺湖サミットの夕食会に採用◆
2008年7月8日に北海道ウィンザーホテル洞爺でおこなわれた洞爺湖サミット・福田総理夫人主催の夕食会で、ソレイユ千野甲州が採用されました。日本代表の名酒として各国首脳にサービスされる大変名誉なことです。
ちなみにソレイユ千野甲州とならんで夕食会に出されたお酒は、日本酒は十四代純米吟醸特吟愛山、焼酎は冨乃宝山、ワインは他にココファーム風のルージュ2006年北海道ツバイゲルトレーベ、ソラリス信州小諸シャルドネ樽仕込み2005年の、5種類のみ。そうそうたるものです。
『外務省大臣官房G8サミット事務局からだされた千野甲州2006年のコメント』
旭洋酒は30代の若い夫婦が営む極小規模なワイナリー。「千野甲州」は、甲府盆地の辺縁部、標高約600メートルの千野地区の斜面で育てられたブドウのみを原料としている。香り、味わい、いずれもバランスが見事で、上品でやさしく、甲州ブドウならではの繊細かつ上質な果実味を感じさせ、甲州ワインのなかでは、抜きん出た品質をみせている。 |
本 |
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ソレイユ・グルペット・ブラン2018年
SOLEIL KOSHU Grupetto Blanc
ソレイユ・グルペットブラン2018年白 720ml 税込価格2970円
タイプ 辛口
葡萄品種 ソーヴィニヨンブラン(山梨市牧丘町のグルペット農園産)
生産本数 687本
山上直氏が標高約800mの山間で2007年から栽培するソーヴィニョン・ブラン種主体。房が小さく玉割れしやすい等、日本での栽培には困難をともなう品種ですが、爽やかなテイストは日本の暑い夏や国際色豊かな食卓に馴染みやすく大きなポテンシャル感じています。
記録的猛暑だった2018は、通常この畑ではかなり高い酸度が前年比70%まで落ち、圧搾後の青草香も穏やかでした。例年通りステンレスバレルにて嫌気的に醗酵・貯蔵し、ブドウの個性を生かすよう努めました。
黄桃、青パパイヤ、刈り草などの香。アタックから程よい重みで、アプリコット様の果実味が膨らみ、蜜に浸した干し草のようなニュアンスが鼻に抜けます。典型的なヴァラエタルではなく、グリーンノートと温かみのあるフルーツが同居したバランスのよい食事向きワイン。
フレンチの白身魚料理、水餃子、フォーやソムタム、生春巻きなどのオリエンタル料理などと。飲用適温10-12℃。無濾過生詰のため澱や酒石が沈殿します。「旭洋酒様のコメントより」
※「グルペット」は山上氏の農園名。自転車レースで先頭集団から外れた選手たちが、協力して時間内ゴールするためにつくる集団の意。山上氏はワイナリー勤務を経て独立し、ワイン用ブドウ栽培を生業とするフリーのヴィニュロン。 |
あと1本
本 |
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ソレイユ・トピネ・ルージュ2018年
SOLEIL taupinee Rouge
ソレイユ・トピネ・ルージュ2018年赤 720ml 税込価格2420円
タイプ ミディアムボディ
葡萄品種 カイノワール63%、メルロ27%、シラー6%、マスカットベリーA4%(山梨市産)
生産本数 1394本
2005年物が、ワイン王国誌39号2000円以下の日本ワイン特集ブラインドテイスティング超特選ベストバイワイン最高5つ星
萩原進氏が日当たりのより斜面で栽培する 甲斐ノワール(山梨県果樹試験場作出カベルネ・ソーヴィニョン×ブラック・クイーン交配種)を主体に、同じ山梨市の4品種をブレンドし樽熟成しました。黒い木の実やカカオ等に山ぶどうの野趣がアクセントになった魅惑的な香。ブドウが完熟したので、ピーマン様のグリーンノートは抑えられています。アタックはずっしりと重く、適度な酸とともにプルーンシロップ様の果実味が粘性を保ったまま滑らかに広がります。新樽45%。ボロネーゼやラザニア、ハンバーグ、ポーク・ソテー、ジビエや猪鍋等と。野生的な酸味が果物を煮詰めたソースや根菜類によく合います。飲用適温16℃前後。無濾過生詰のため澱や酒石が沈殿します。「旭洋酒様のコメントより」 |
完売
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それいゆ・ピノノワール2017年
SOLEIL PinotNoir
ソレイユ・ピノノワール2017年赤 720ml 税込価格3300円
タイプ ミディアムボディ 無濾過
葡萄品種 ピノノワール100%(山梨市岩手地区単一畑産)
生産本数 946本
2006年物が、リアルワインガイド2008年冬24号・日本ワイン巻頭特集にて87+点〜88+点、特集内106本のなかで最高得点。
別冊一個人誌 渋谷康弘が選ぶ感動の国産赤ワインBEST10に選出
 
〔左〕ピノノワール一文字短梢仕立ての畑 〔右〕収穫直前のピノノワール房
標高約450mの粘土質斜面にて棚式短梢剪定、不耕起草生栽培で樹齢17年目となります。気候的に適地とは言えないこの地での栽培ですが、機能性素材の雨除け傘を全房にかけ、丁寧に病果を除いて仕込みに臨んでいます。醸造では過剰な成分抽出をせずに素直な味わいを心がけ、フレンチ・オークの古樽で9ヶ月間熟成、ノンフィルターで瓶詰しています。別々に仕込んだブルゴーニュ系とスイス系の2系統を合わせて製品にしています。
2017年は5月6月と乾いた好天が続きましたが、一気に気温が上がった梅雨明けから間もなくすると曇りや雨の日が多くなり、全国的に長い日照不足の夏となりました。果実の軟化が進む8月中旬の雷雨は収穫を控えたピノ・ノワールには大きな打撃となり、水分を多く含んだ果粒が梗から外れる脱粒が多発、収穫量が大きく減り、ワインにして4割の減産となってしまいました。生き残ったブドウだけに愛しさ百倍、醸造から瓶詰までごく丁寧に扱いました。2年前から取り組んでいる醸し中の「種抜き」もコツを得て、着実に収斂味を和らげる結果を出しています。
カフェやマロンなどの上品な樽香に続き、クランベリー、ローズヒップ、アンズなどの甘酸っぱい香が穏やかに開きます。アタックは甘みとボリューム、次いでみずみずしく滑らかな質感の果実味が旨みとともに伸び、セミドライフルーツ様のしっとりとした余韻が残ります。色の淡さからはにわかには想像できない充実した味わいが特長です。
鴨やチキン、野菜の焦げ目グリル、山菜の天麩羅、筑前煮や治部煮など昆布椎茸出汁のこっくり煮物、お焦げ入り炊き込みご飯などと。魚の煮つけも甘みを抑え柚子や山椒を添えると驚くほど合います。飲用適温15℃前後。無濾過生詰のため澱や酒石が沈殿します。「旭洋酒様のコメントより」 |
完売
本 |
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それいゆ・メルロ ボワ・ドルマン2012年
SOLEIL Merlot BoisDormant
ソレイユ・メルロ・ボワ・ドルマン2012年赤 720ml 税込価格3300円
タイプ フルボディ
葡萄品種 メルロ100%(山梨市八幡地区自社畑産)
生産本数 619本
近年稀にみる当たり年だった2012年の自社畑メルロのうち、変形垣根式の風畑産のみを通常より長く樽熟成した限定品です。高い糖度だけでなく酸もしっかりと保たれた状態で収穫を迎えたため、3度目の春を迎えた現在でも若々しく、さらなる熟成も期待できます。
黒いベリーやインクなどの凝縮感とカカオなどの甘いオークが溶け合いすっと立つ香。プルーンシロップ様の果実味を支えるきびきびとしたタンニンと酸、アフターには上質な樽由来の心地よい樹脂ニュアンスが感じられます。
飲用適温18℃前後。無濾過生詰のため澱や酒石が沈殿します。
★ボワ・ドルマンは仏語で「眠れる森」の意。熟成の眠りから覚めようとしているこのワインを、森の生き物たちの冬眠をモチーフに木版画で表現しています。版画製作を買って出てくれたのは親戚で彫刻家の相原裕さん。「旭洋酒様のコメントより」 |
完売
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それいゆ・メルロ2018年
SOLEIL Merlot
ソレイユ・メルロ2018年赤 720ml 税込価格3080円
タイプ フルボディ
葡萄品種 メルロ100%(山梨市八幡地区、岩手地区自社畑産)
生産本数 1264本
山梨市八幡地区と岩手地区の自社畑のうち、最も良く熟した房のみを粒選りで収穫し丁寧に醸造、フレンチオーク樽と瓶で熟成させました。機械でちぎれた細かい梗は手作業で取り除き、丸い粒のまま徐々に潰していくマセレーションで自然な果実味を出すよう心がけています。樽熟期間9ヶ月、新樽率50%
2018年は芽吹き、梅雨明けとも早く猛暑が続いたため収穫は早く酸は低め、昼夜の温度差が小さく着色に影響しましたが、事前の見極めを徹底し、熟度の高い房のみをこのワインに当てました。
最初はブラックベリーなど小粒のベリー、針葉樹、なめし皮など、徐々にブラックチェリーやプルーン等のふくよかな果実香が全開に。口中は締まりのあるタンニンと少しビターな黒い木の実が心地よい重みをともなって持続、アフターには深煎り珈琲のニュアンスが鼻孔を抜けます。
山葵とともに牛タタキやローストビーフ、牛肉や豚肉の煮込み、きのこリゾット、肉じゃが、秋刀魚や鯖のガーリックパン粉焼、鰻の蒲焼、ドライフルーツやスパイス焼き菓子などと。
飲用適温16℃前後。無濾過生詰のため滓や酒石が沈殿します。「旭洋酒様のコメントより」
 
〔左〕メルロ自社畑、通称“風畑”、オリジナル“順子仕立て” 〔右〕ひと房ずつ傘がけしてある“風畑”のメルロ房
メルロの約0.1ヘクタールある自社畑は、とても良い風がそよいでいる、見晴らしのよい畑でした。ソレイユさんでは、“風畑”と呼んでらっしゃるそうです。冷涼で昼夜の寒暖差もあるとの事。土は粘度質の砂礫まじり、大きめな石も埋まっていて水はけも良い畑だそうです。栽培担当の順子さんが畑の地勢をみて独自に工夫した“順子方式仕立て”(片側一文字垣根仕立て?)で、葉にまんべんなく日光が当るようになっています。
 
〔左〕メルロ自社畑、通称“陽畑”、一文字短梢仕立て 〔右〕綺麗な“陽畑”メルロ房
旭洋酒さんの山梨市八幡地区にある二つの自社畑のうちのひとつ“陽畑”は、一文字短梢仕立てのメルロ畑。もうひとつのメルロ自社畑“風畑”が標高500メートルで、“陽畑”が標高400メートル。標高が“風畑”より低く、温暖で熟度が高いブドウが収穫できる畑です。近くを流れる川から吹く涼風が夜の温度をしっかり下げてくれて昼夜の寒暖差も確保でき、良質なブドウを成熟させます。発案者でもある小川孝郎先生直伝の一文字短梢式仕立ての畑は、ブドウが綺麗に一列に並び圧巻。鈴木ご夫妻の自宅のすぐ近くにあり、目が行き届き、すみずみまで手入れがされた、とても美しい畑でした。 |
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それいゆ・シラー2019年
SOLEIL Syrah
ソレイユ・シラー2019年赤 720ml 税込価格3300円
タイプ フルボディ
葡萄品種 シラー100%(山梨市八幡地区自社畑産)
生産本数 624本
温暖化対策のため、標高500mの自社畑で2008年より一文字短梢棚式で栽培しているシラー。ピノ・ノワールほど密着粒ではありませんが果皮が薄く、収穫前の降雨で割れやすいデリケートな品種です。近年、品種香の一つである「胡椒の香」が、多雨の日本で作られたワインにより多く含まれる事が判り注目されています。日本でのワインブドウ栽培において重要な品種と考えています。
2019年は芽吹きが比較的遅く、夏から秋まで、雹や台風も含めとにかく雨が多い年でした。糖度が上がるのをぎりぎりまで待って収穫しましたが晩腐病が多発し、収穫量は前年比4割減となってしまいました。病果を取り除くため大人数で臨んだ収穫当日も降雨があり、時折中断しながら何とかやり遂げた思い出深い年です。樽熟期間9ヶ月、新樽率50%(フレンチオーク100%)
抜栓直後は樽香が支配的ですが、時間の経過とともに、ベーコンやコーヒーなどロースト香の中から、熟したマルベリーなどの黒いベリー香が黒胡椒のニュアンスとともに湧き上がってきます。口中は、やや硬めのタンニンとフレッシュプラム様の果実感が拮抗していますが(リリース現在)、味わいの伸びはよくドライフルーツやカカオなどの余韻が長く続きます。適度な酸があるため、熟成によって要素がより溶け合い、複雑で奥行のある味わいとなる事が大いに期待されます。
羊や豚、豆などの煮込み料理、ベーコンや熟成肉、パイ包み焼などと。飲用適温16℃前後。無濾過生詰のため澱や酒石が沈殿します。「旭洋酒様のコメントより」 |
完売
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ルージュ・クサカベンヌ2021年
Rouge Kusakabenne
ルージュ・クサカベンヌ2021年赤 720ml 税込価格2475円
タイプ ライトボディ
葡萄品種 マスカットベリーA主体(山梨市日下部地区産)
生産本数 944本 無濾過
イギリスのワインガイド”WINE REPORT 2009”ワインリポート2009年版で、ソレイユ・ルージュ・クサカベンヌ2006年が、アジアにおけるMOST
EXCITING OR UNUSUAL FINDS部門で1位に輝きました。
日本のワインぶどうの父と言われる川上善兵衛氏が明治期に交配したマスカット・ベイリーAは病気に強く、温暖化によって降雨量が増大している近年、その耐湿性と収穫安定性で他の品種に抜きんでています。日下部(クサカベ)地区のベテラン果樹農家
手島宏之氏がワイナリーのすぐ近くで栽培するベイリーAはとりわけ管理が行き届いており、健全なまま完熟する優等生です。この畑のブドウをボジョレ・ヌーボーで御馴染みのマセラシオン・カルボニック法で醸造しフレンチオークで6か月熟成しました。
2021年、お盆の記録的長雨で皮の薄い欧州種は大きな打撃を受け、他の品種も熟度に影響が出ましたが弊社の契約畑ベイリーAは無傷。また、それまでの好天で生育が早まり、20年来初めて順序を他の赤品種と入れ替えての収穫となりました。糖度、酸度とも前年より高く収穫量も豊作でした。
軽く煮詰めたベリーのソースにカカオやユリの花、シナモン等のニュアンス。口中では最初に甘味、次いで適度な酸味を伴ったブラックチェリーなどのややジャミーな果実味が広がり、アフターの心地よい苦みが全体を引き締めます。渋みはないものの、重量感/安定感のあるヴィンテージ。
トンポーローやバクテーなどオリエンタルスパイスの効いた肉料理、タンドリーチキンやケバブ、デミグラスハンバーグやラザニアなどの濃い目の洋食などと◎チーズケーキやパンナコッタ、杏仁豆腐などのスイーツと合わせても美味しいです。飲用適温15℃前後。無濾過・生詰のため滓が沈殿します。「旭洋酒様のコメントより」
 
〔左〕クサカベンヌ棚仕立て畑 〔右〕クサカベンヌのマスカットベリーA房
高級食用に大切に育てられ、収量制限までした、りっぱな房ぶりのマスカットベリーA。通常のモノより粒も大きいのに絶妙な粒づきで、玉が圧迫されて変形する事も無く、見事な密度で房が形成されています。ほれぼれするほどの房なので、形を崩すのが忍びなく結局「一粒食べてもいいですか」と切り出せなかったほどです。粒が大きい事は、ワイン用葡萄としては、マイナスですが、高級食用として売られていたこの葡萄、味は超特級品です(食べれなかったのですがそのはず)。“美味しい葡萄でなくては、美味しいワインは出来ない”という厳然たる事実がある以上、この最高級マスカットベリーAから良いワインが出来ないはずがありません。実際、鈴木氏は、この葡萄の良さを最大限に引き出すために、マセラシオンカルボニック法をもちいました。これにより、果汁に占める色素量の割合の少なさをカバーする色素抽出をじっくりおこない、見事な深い色合いと程よいタンニンを引き出し、最上の果汁を極上なワインに仕上げました。ボジョレーの最高ランク村名ワインにも負けない味わいで、マスカットベリーAの味わいを無濾過で、あますことなく醸し出しています。国産ワインとしては掟破りなほどオリもありますが、日本トップクラスの深い果実味があるマスカットベリーAワインです。
 ワインリポート誌表紙とクサカベンヌ1位掲載部分ページ
ソレイユ・クサカベンヌ2006年がイギリスで刊行されている< WINE REPORT>の2009年版でアジアにおけるMOST EXCITING OR UNUSUAL FINDS(最も刺激的または普通でない掘りし物) 部門で1位に輝きました。 |
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ソレイユ・ヒクモ ルージュ シラー&メルロ2021年
SOLEIL Hikumo Rouge Syrah&Merlot
ソレイユ・ヒクモルージュ・シラー&メルロ2021年赤 720ml 税込価格2805円
タイプ ミディアムボディ
葡萄品種 シラー58%、メルロ42%(山梨市八幡地区自社畑産)
生産本数 934本 無濾過
樹齢13年目となる一文字短梢シラーと、隣接する変形垣根メルローをブレンド。フレンチオーク(新樽ではない)で9か月間熟成しました。例年より1年早い飛び級リリースで、この年のシラーは全てこのワインになりました。2021年、シラーは芽吹きと枝の房持ちが極端に悪く、春から減収が決定的でした。生育期前半は好天に恵まれビックヴィンテージへの期待が高まったのですが、着色・軟化期真っ只中だったお盆に10日間にわたる連続降雨に見舞われ、もともと皮が薄いため裂果と腐敗の甚大な被害が出ました。多くの房を泣く泣く切り落とし、これ以上の減少を食い止めるべく晴れが続いた9月の初めに収穫を決断。未熟な青みを出さないために除梗は格子状のステンレス網を使って手作業で行いました。糖度は低めだったのですが、醗酵最中から香がよく立ち、終わってみてみると果実味が生き生きとして未熟さがほとんど感じられない事に驚きました。もともと房数が少なかったこと、お盆前までは非常によい気象条件だったことが房の成熟を早め、長雨を切り抜けて醗酵に漕ぎついたワインによい結果をもたらしたと思われます。杏や黒いちじく、深紅の薔薇の花、なめし革、コリアンダーや白胡椒など、複雑ながら心地よい香。アタックはあまやかで、優しいタンニンをともなったフレッシュプラム様の果実味が弾けるように広がります。味わいの肌理を構成するみずみずしい酸が身上のチャーミングなミディアム。羊や豚の煮込みやグリル、ケバブやタンドリーチキン、豆料理、フレッシュな山羊チーズ等と。飲用適温16℃前後。無濾過生詰のため澱や酒石が沈殿します。「旭洋酒様のコメントより」
※HIKUMOについて:畑の益虫「クモ」と大いなる太陽(SOLEIL)をモチーフに ヒクモ(陽蜘蛛または陽雲)と名づけました。自社畑産の欧州種を主体とした品種ブレンドのシリーズです。 |
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