meena's page・・・ミーナのページ
my curry powder's shop-a |
インド映画、ムトゥ―とヤジャマンとべーラを見た。インド映画においては今まで社会派・・シリアスなものに目がいきがちであった。考えてみれば、インドでは年間800本の映画が作られている映画大国。無論、マサラ・ムービィと言われるものを知らない分けではなかったが、ムトゥーとヤジャマンとベーラを見て新たな驚きの気持ちに一杯になった。
そんな気持ちにさせた要素は一杯あるが、とりわけ、この3作品のヒロイン ・ミーナだった。そして心奪われてしまった。
ミーナの透きおった瞳、心癒すアロマティクな声、研ぎ澄まされた感性優美でなまめかしいそして圧倒的に迫ってくるインド古典舞踊で培ったdance。それになんといっても可愛くて、魅惑一杯で美しく、とろける程の気の遠くなる可憐で成熟したセクシーさ。さらにサリーとインドの民族衣装をまとったミーナの魅力がミーナクシの女神のように輝いている。それにもうひとつミーナの大事なものとして、演技力。インド古典舞踊で培った目の表情がとても豊かで、艶を帯び、楽しい。そして演技の表現は実に晴れやかで、繊細で、艶やかで、香気に溢れ、遊びの空間においても無理無く存在感をもたらしている。ともかく、ともかく艶やかに可愛い。南インドの人々はvery,very happy。
あーあ、ミーナは限りなく美しい。そんなミーナのシーンがヤジャマンとムトゥーとベーラに画面所狭しと現れている。 南インドの緑緑した風景はミーナの様に豊かで、暖かい。
光は君に眩暈し 花は君に蜜を捧げ、 実は君に豊穣を誓い
風は君に香りを 月は君にて雲に隠れ、 星は君に流れ
大地は君に震え 大河は君から流れ、 大樹は君に根ざし
樂は君に奏で 力は君にとろけ、 威は君に伏し
永遠は君に立ち止まり
善は君に躓き、
悪は君に溺れる そんな君よ! つつましやかなる君よ! 君は、君はふくよかな愛の泉、命の泉
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