いわゆる「放浪の一匹狼のヒーロー」って、わりと「愛用の道具」を持っていませんか? で、キリコちゃんの場合ですが……。彼の場合、放浪のヒーローの一般例に反して、《自分のモノ》(=《自分の居場所》)を持っていないように見えるのです。でも、それってすごく「不自然」ないし「不安定」なのではないか? 故に、「フィアナ」という対象を得たとき、本来「AT」に向けるべき感情までも、彼女に投影してしまっているのではないか? すなわち、 ◆キリコは、「フィアナ」と「AT」を混同しているのではないか? あるいは、 ◆キリコは、「マシン(AT)」に恋するように「フィアナ」に恋しているのでは? ……と。どうぞ、しばしお付き合いのほどを。
──「キリコとフィアナとATと」冒頭より抜粋
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「なぜワイズマンがキリコに与えたのは、フィアナだったのか?」 ……から始まり、 を経て、 の結論に辿り着くまで、です(^^;;)。 または、 「なぜワイズマンはキリコの相手に“女”を選んだのか?」 という問いに対して、 ……という答えを得るまでの、まるで「禅問答」のような、「こじつけ」バナシ。
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