注:以下の文章は、あくまでも、私的定義&見解であることをお断りしておきます。

 

 

同人誌って…?

「自費出版物」の一種…と定義してよいかと思います。
お父さんの退職記念の「自叙伝」等と同じですね。
ただ、一般的には、「趣味を同じくする者(同好の士)に対して作られた」というニュアンスが加わります。部活動・サークル等の会誌・会報が一番原義に近いかな。
ですから、扱う内容は、マンガ・小説等の「創作物(オリジナル/パロディ問わず)」に限られません。旅行・ペット・育児・紅茶…等、「自分の好きなモノ」について語り、「出版物」の形態にまとめたものなら、すべて「同人誌」です。(印刷屋を介さず、コンビニのコピー機や、自宅のプリントゴッコ等で作ったモノでもOK!)
無論、母体となる「部」「サークル」が存在しなくても、一個人で、「どこかにいる自分と同じ趣味の人」に対して発信することも可能です。そう意味では、インターネットの各ウェブページと一緒ですね。
*アニメ・マンガ・ゲームの「エロパロ」「ホモパロ」だけが「同人誌」じゃないのデス。

ネットとの違いとしては、「同人誌」は「出版物」、つまり「紙媒体」であるということ、ほとんどの場合「現金の流通」を伴うこと(つまり、「同人誌」は「売り物」なんです)…があります。
*それだけの元手もかかっているのですよ(^^;;)。「儲け」の出るところなんてごく一部。

「同人誌」を入手する手段としては、原則(!)としては「即売会(“イベント”と呼ばれます)」会場に赴くこと…ですね。有志によるごく小規模なものから、10万人単位の人間が集まる大イベントまで、様々な形式・規模のモノが催されています。
特に「コミックマーケット(通称:コミケ)」と呼ばれる、(現在は)東京の有明国際展示場(ビッグサイト)で、年に二回、八月と十二月に開催される即売会は、日本最大規模(=おそらく「世界最大」)のお祭りで、先述したような「広義の」同人誌を発行するサークルも多数参加しています。
*サークル:「即売会(イベント)」に参加する際の一単位。構成員が「一名」でもそう呼びます。

『ボトムズ』に関して言えば、確実に出展している…と言えるのは、夏冬のコミケですが、それ以外のComic Cityでも、時折参加しているサークルさんがいます。
内容は、メカ・世界観等の考察を中心とした超硬派な本アリ、キャラクターの心情を追求した小説アリ(わたしもその末席に混ざっております(^^;))…と、なかなかバラエティに富んでいるのでは…と思います。他ジャンルに比べると「マンガ」が少ないかも知れませんが…。『ボトムズ』って、わりと「文章系」の人間が集まりやすい傾向があるのかも知れません。
数年(もう十年近く(^^;))前には、メロウリンク系なども含めた「オンリーイベント」も開催されたこともあったようですが、さすがに現在はそこまで盛んではないようです(^^;;)
…が、ここへ来てまた、新規fanや新規サークル(わたしもそうです)が増えていますし、CS放送や、ゲームの発売等で、第X次のブームが起こりつつある…のかも?
*Comic City:赤ブーブー通信社が主催する同人誌即売会。
 ほぼ月一ペースで、また東京に限らず全国各地で開催されています。
 中でも、5月に東京で、8月(大抵は夏コミの翌週)に大阪で開催される「Super Comic City」は
 夏冬コミに継ぐ規模の大イベントです。
*オンリーイベント:特定のジャンルのみを集めた同人誌即売会。
 多くはアマチュア有志が主催します。

……と概略としては、このようなものですが、心ある方々ならばお気づきのように、「同人誌」とは、法的に非常にグレイゾーンを歩む活動です。
「パロディ系同人」の「著作権」は元より、同人誌および、それを発表・領布する最大の場たる「コミックマーケット」は、常に様々な問題に晒されています。
「著作権」を含めた「知的所有権」関連は、最近ネットの方でも話題に上ることも多くなってきていますが、やはり、まだまだ試行錯誤……という部分が多いみたいですね。
わたしも、イロイロと調べてはみたのですが……結論としては「いざというとき」の覚悟を決めつつ、「法知識等による理論武装」や、何よりもまず「一般の『ボトムズ』fanに向けても恥じないものを作っている」という自負が大切かな……と。
「二次創作」にあたる「小説」という形でしか表現できない、「自分の感じたもの・伝えたいもの」があるから。「二次創作」ならぬ、「意見」「感想」「分析」も、「紙の本」という形にまとめることで、モニタ上の文字の羅列とはまた違った「表現」となる。自分の「意見」には、「消えもの」で終わらないだけの「価値」があると、いくらかでも信じられるならば……
という気持ちで、わたしは「同人誌」を発行しています。

ずっと以前、このことで悩んでいたとき、とある掲示板上である方から言われた言葉を、今も心に刻んでおります。その方に無断ではありますが、主旨をまとめて、ここに記させていただきます。

◆「同人者」として、心得ておくべきいくつかの「覚悟」

・それが著作権法違反である事の覚悟

・原著作者から嫌われるかもしれないという覚悟

・自分の行為が原著作者の利益を損なうものであるかもしれないという覚悟

・自分の行為が誰かの心を傷つけるものであるかもしれないという覚悟

・いざ警告が来たら速攻でそれに対応する事への覚悟

……以上の「覚悟」を充分に備え、それでもなお、自分の作品が誰恥じる事もないもので、公に発信するだけの価値があると思うのであれば、すべて自己責任でやる意義はあるかと思います。
(反対に言えば、そこまで「覚悟」を決められない人は、原著作者の利益を損なうような真似はしてはいけないと思います)

 

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