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1級体験学習プログラムに参加する 2018/6/2(土)
2級合格者を対象に体験学習プログラムが実施されます。
1級受験の要件にもなり、必ず1項目は履修しなくてはいけません。
関東もの用に、上野東京国立博物館のプログラムがありました。
「Nara観光コンシェルジュと巡る~東京国立博物館」
法隆寺、聖徳太子について座学のあと、法隆寺宝物館を見学します。
座学の会場は隣接する黒田記念館。
画家黒田清輝の作品を収蔵し遺品とともに展示をしています。
受付で参加費を払ったのと引き換えに、講座を受ける前なのに「終了証」がいただけました。
「帰ってしまう方もいないでしょうから」と。
上野の山のふもとで育ったため、上野公園一帯は遊び場だったのですが、法隆寺宝物を収蔵するようになった経過など、まったく知りませんでした。
座学の後の見学なので、見るべきところがよくわかり、特別展のような混雑もなく、ゆっくりと見学でき、また見に来たいとも思います。
写真撮影もできるので、お気に入りを撮影して手元においておくのもいい。
飛鳥時代の実物が、長い年月を経て目の前にあるのは不思議な感覚。
「伝世」(土に埋まったものではない)の大切に扱われてきた人々の思いを感じます。
限定展示の伎楽面は大きくて圧巻。
さて、参加者は30名弱でしょうか。
宝物館の見学が終わった後、流れ解散になりましたが、おそらくは関東会場で1月にいっしょに1級を受験することになるであろう方たち。
また、どなたとも交流することなく帰ってきてしまいました。
「どちらから?」とか話しかければよかった。
帰り際、ソムリエの会の方に「ありがとうございました」と挨拶すると「おおきに」といわれました。
奈良に行ったときにもあまり方言を感じたことがありませんが、逆に関東で「おおきに」は新鮮でした。これ、ねらっていたかな?