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ソムリエ級クラブツーリズム受験対策講座に行く 2019/9/7(日)

今回の夜行バスはプラネタリウムの天井。

01

1Aの席は一番初めに申し込みをした人ということ?

先頭の座席は足元が広くていいが、今日は冷房がきいていて寒い。
2枚提供されるブランケットの1枚で足元をくるみ、もう1枚は肩からすっぽりかぶる。


02

終点の五位堂まで。バスからのぞく風景にも慣れてきた。法起寺の塔に挨拶。

湿気を含んだ雲が猛暑を予感させる。予想最高気温は36度。


03

近鉄、大和八木乗り換えで盆地の真ん中を北上する。
前回見損ねた薬師寺の塔を確認。確かに覆屋。
唐招提寺の建物はよくわからない。今年の1級特集問題は唐招提寺だ。

西大寺で失敗。奈良方面行きに乗ったつもりが、いま来た方面へ戻ってしまった。
尼ヶ辻で下車。「垂仁天皇陵に行くときはここが近いの」と負け惜しみ。

尼ヶ辻のホームでご婦人2人がおしゃべりをしている。
どこかの講座に参加するらしい。いで立ちからして室内の講座か。
こちらはウォーキングもあるのでスニーカーに帽子。

今度こそ、西大寺から奈良方面へ。

車窓から平城宮跡。みやと通りはこれだ。去年の1級特集問題はここだった。

少し時間があるので、三条通を興福寺へ。

04

南円堂、もうすぐ落慶の中金堂。北円堂。
ちゃんと国宝三重塔を見て、不開坂を通る。

こうやって知識を確認することを楽しめるようになってきた。


近鉄奈良駅の5階、奈良分室到着。
机の配置から10人ほどが参加者か。

メールのやりとりをしてお世話になっているソムリエ会の方と会える。
2級受験のときまほろば館で講座を聞き、それからずっといつも適切にアドバイスをしてくださる。 おかげでここまですんなりきているのだ。
でも直接言葉を交わすのは今日がはじめて(@_@)
「はじめまして。いつもお世話になっています。」はじめてなのに、いつも?
変な会話。

午前中は座学。

05

記述式問題については今までの傾向と分析がかなり細かい。
体験談も含め、これからどうすればいいかが語られる。

現地へ行くこと。
支援セミナーを受講すること。
一度出たものはでないとはいうものの、一応過去問も。


200字の課題が出され、その場で書かされた。
5つ出た中で、おお朝行ったばかりの南円堂がある。
「西国観音霊場9番札所。本尊は不空けんざく、…。」すぐに書きはじめたが、漢字が書けない。
藤棚のこと。藤原氏のこと。ありゃー。
「…、中金堂もあたらしくなり、五重塔、国宝館とあわせ、是非訪れてみたい。」って、マスを埋めたのはいいけれど、後半は興福寺の説明になってる。
提出しなくていいので、ホッとするが、実力のなさを思い知らされる。
午後の見学のあとでは、400字を実際に書き、採点をしてくれると言うが、…。

お昼は、柿の葉寿司と煮物などおかずがはいったお弁当。
午後に向け、しっかり水分補給。

女性の参加者はわたしの他にもう一人。おとなしそうな方。
京都検定もいっしょに勉強中だとか。えー、奈良検定だけで精一杯なのに、ごっちゃになりそう。
あまり歩けないとおっしゃる。

彼女とは、この後、支援セミナーでも特別講座でもいっしょになる。
試験当日、会場では見かけたけどお話しはしなかった。

午後は佐紀盾列古墳群を散策。

06

平城駅から神功陵へ。佐紀三陵。瓢箪山古墳。御前池。佐紀神社。隆光墓所。西大寺駅。
傾斜地の周濠は渡土提で隔て水位が違う。神功皇后と八幡神社の関係。など。
みそせんべいの福栄堂まで。

こりゃ多彩で楽しいわ。


単純に散策ならともかく、あとで400字を書くことが頭を離れない。

男の方でも日傘をさしている方がいた。
帽子より、日よけにはなるなぁ。
片手がふさがるのでメモは取りずらいか。

07

暑いのだけれど、周辺は静かで樹間の風が心地いい。
晴天であったことは恵まれていたのだ。
田んぼも青々たわわ。これ品種はヒノヒカリ?


朝。苦戦した西大寺。今日3回目の乗り換え。グループでいるので大丈夫。

奈良分室に戻って、400字に挑戦。

事前に佐紀古墳群を見学するとわかっていたので歴代天皇をしらべてある。
東群も含めたコースをつくり、それなりにエピソードを盛り込んだ文章も準備してあった。
でも、実際に見学したのは西群だけで、しかも他にも情報がたくさんある。
用意していた文章の内容の薄さにあわて、その場で東群を省略し、今日のことを加筆した部分でまとまらなくなり、つまづいて、…。
書き終えたのは25分くらい。確かに下書きしていたら間に合わない。
はじめのほうを書き換えたかったのに、もう時間はない。

ひとり一人の講評をいただき、誤りの修正もしてもらう。
今の実力がよく分かった気がする。

講師陣は、午前中の200字のときから、「すぐに皆が書き始めたので、今年の人たちはすごい」と印象を持ったそうだ。
どなたもおちゃらけず、ソムリエ級にまっすぐ向き合っているのだ。

暑ーい長ーい一日終了。

下りのエレベーターを待っていたら、奈良分室の方がわざわざ声をかけてくれる。
「遠いところからありがとうございました。」
「こちらこそ、ありがとうございました。来年は、…。来ないで済むといいんですけど。」
「来年はソムリエとしてご参加ください。」
「えっ?はぁ。合格したらの話ですね。へへへ。」
そういうふうに考えることもできるのか。そんなゆとりはなかった。とほほ。

地下で「きなこのだんご」を買って帰ろうと思ったが、売り切れ。
この時間ではしょうがないか。

08

JR奈良駅のホームから東の空に黒い雲。夜には雨が降るのかと思う。 日中あれだけ暑かったからね。

奈良へ来るといつも新鮮で、それだけでうれしくなる。
その程度でソムリエ級を受けようというのだから無謀といえば無謀。
知識の不足、経験のなさを痛感。

でも、
とりあえず今年は、11月3日の支援セミナーを受け、9日の特別講座を受け、要領だけはよく、受験してみようと思う。
もし、合格出来たら、「ちゃっかり受かった」と言われるでしょう。

200字と400字のまだ出ていないところの一覧がもらえた。すごい分析だ!
これをひとつずつかみくだいていこうと思う。

いくつか例文は提示されたが、以前に模範解答を示したら、何人かの試験の答えがまったく同じだったことがあったそうだ。
「おや?これは」となり、それ以降、模範解答は示さなくなったとか。
というわけで、200字も400字も正解がない。
個性?得意?それがわかっていない。
まだまだ訓練が必要。あぁ、どうしよう。

 


 

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