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第18回東京会場の試験監督お手伝い 2025/3/2(日)

今年の大きな違いは、2級と1級を同時に受験(併願)できること。
午前午後、続けて受験する方がいらっしゃるということです。

試験会場の部屋は飲食禁止です。
会場内にもう一つ別の部屋が用意されました。
そちらで昼食を取り、午後の開始まで待機していただきます。

休憩時間に部屋からは退場していただきますが、会場内に受験生のみなさんがずっといることになります。
早く来る方もいらっしゃるので、昼の時間帯があわただしくなることが予想されました。
席がわかるように机に貼る受験番号のシール、今年は、午前の2級と午後の1級の両方を貼っておくことになりました。
なるほど、効率的。
ところが、
受験票にある番号と席に貼られたシールを見比べて自分の席を探すとき、番号が2つ貼られていることで、混乱する様子が見られました。

2級は「2」ではじまり、1級は「1」ではじまるのですが、末尾の2桁で探してしまうと、…
「番号が見当たりません」になるのです。
入り口には席次表が貼りだされているのですが、「前から何番目」と「実際の場所」の見当が外れてしまうようです。

試験の時、席に座ると「よーし」と覚悟が決まります。
「ない?ない!」と不安な時間ができてしまったようでした。
緊張していると何でもないこともできなくなるし、勘違いもありますわい。

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試験開始30分までの遅刻は認められ、また開始30分を過ぎると退出もできるようになります。
午前の2級試験は、終了時間を待たずにみなさん退出されました。
例年よりも早かったように思えます。簡単だったのかなぁ?

午前午後、続けて受験する方は17名ということです。
会場内に残った方は半分くらいでしょうか。
早々に昼食をすませ、机に資料を拡げて最後の追い込み。おしゃべりをするかたはいらっしゃいません。
1級に合格しても、2級が不合格だと、1級の合格は認められない。
それはそうだろうと思うし、まぁ、それはないだろうなと思います。

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午後の1級試験が30分たって、何人かの方は退出の準備をしているところで、
「83番で問題に誤りがありました」とアナウンスがありました。
近々の変更で選択肢に正解が含まれなくなってしまったようです。
「全員の方を正解とします」すかさず「空欄でも?」と質問があり、「どれを選んでも、空欄でも正解です」
退出する方たちも、アナウンスを聞くことができました。
これ、問題をつくった人は、開始前からわかっていたことかもしれない。

試験終了時間10分前からは退出ができなくなります。
1級受験の方たちは、何人か残っていらっしゃいます。
最後の確認をしているところでしょう。
アナウンスがあって、はじめて周囲を見渡して残っている人が少ないことに気づかれます。
いいんです。慌てることはありません。時間は有効につかいましょう。

1級受験の方に
「来年はソムリエ級ですね」とお声かけをしました。
「奈良に行くことはできないので今年でおしまいです」だそうです。
うーん。東京会場でのおはなしです。

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今年は例年になく穏やかな暖かい一日でした。
翌日は雪の予報が出るほどの気温急降下の雨模様ですから、
受験生のみなさんのおこないがいいのでしょう。
今年も東京マラソンと同じ日でした。
奈良ではお水取り。

 


 

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