ロバのパンと言えば、きっと愛媛県の人には分かるんじゃないかと思う。「ロバのおじさん♪ チンカラリン♪・・・」という歌で有名ですね。幼い頃のせいちゃんも、ニンジンを片手に、ロバのパンが来るのを待ちわびていたそうだ。本物のロバが、荷台を引いてパンを売り歩くのだから、子どもたちには大人気だったし、例の歌がかかるとロバのパンは何処にいるのかと探してしまう。今でもせいちゃんは、この歌を口ずさんでしまうことがあるのだ。ところが、メロディは分かっても歌詞がでてこない。途中でハミングになってしまい、忘れた部分の歌詞が、すごく気になってはいたのだ。
さて、最近、ミスタードーナツのCMに、ロバのパンの歌の英語版が使われているらしい。(実は、せいちゃんは、このCMを見たことがないのだ。)そんなことも知らずに、職場の同僚とミスタードーナツへ飲茶を食べに行ったら、ロバのパンの情報(というよりは、CMソング情報)が店内で配布されていたのだ。以下は、その抜粋である。
(前略) 「パン売りのロバ」屋さんは、昭和30年代頃にできた。ロバが、荷台を引いてパンを売り歩くとっても楽しいパン屋さんなのです。そしてこの歌は、パン屋さんが町に来たことをお知らせするときに流れる、いわばテーマソングなのです。 (中略) 「パン売りのロバ」屋さんは、京都生まれ。パンのおいしさと、そのかわいい歌で、昭和35年には全国で大ブレイク。その頃は、なんと180店舗もあったのです。もちろん今では、ロバがパンを売り歩くのではなく自動車や自転車で回っているそうです。 (後略) |
このロバのパンですが、現在も移動販売をしているのは、京都・大阪・徳島・香川・高知・愛媛・大分・熊本だけだそうです。この8県では、今でも「パン売りのロバさん」の曲が、町のどこかで流れています。せいちゃんの住んでいる愛媛県松山市でも、たまに聞くことがあります。この歌を聴くだけでも、充分懐かしさを感じます。せいちゃんも年なんでしょうかねぇ?
パン売りのロバさん 矢野 亮作詞 豊田 稔作曲 キングレコード 近藤圭子歌 ロバのおじさん チンカラリン チンカラリンロン やって来る ジャムパン ロールパン できたて やきたて いかがです チョコレートパンも あんパンも なんでもあります チンカラリン |
最後に、歌を掲載しておきます。加藤は、「ジャムパン♪ ロールパン♪」の後が分からなくて、ハミングになっていました。長年の謎が解明されて、本当にすっきりした気分でした。学校帰りの車の中で、つい歌ってしまうくらいだったからなぁ・・・。