テクノが家にやってきた!


 「テクノって何?」ということになるのでしょうが、テクノは現在流行中(?)のロボットペット(ロボ犬)です。はっきり言ってしまえば、おもちゃなのですが、案外かわいい!

 最近、ロボ猫(ドラえもんではない!)とか、ロボ鳥とかが安価で売られている。ロボット犬の有名どころではAIBOがあるが、あんな高価なものには手が出ないのが現実だ・・・。でも、結構売れてるんだよね・・・AIBOは・・・。そういった中の一匹(?)となるのがテクノである。

 そもそもテクノは、せいちゃんの実家にやってきたのだ。夏休み中に、せいちゃんが実家に戻った時に、母から譲り受けたものだ。もらった時は、故障中の状態で、ほとんど動かないという状態であった。ボタンを押すと吠えながら歩くのだが、そのアクションの繰り返し・・・。あまりにも寂しい・・・。

 そんな故障状態のテクノを、購入先の「いよてつ そごう」のおもちゃ売り場へと持っていった。保証書もない状態であったので、ある程度の修理代も覚悟をしていたのだが、なんと!その場で新品と取り替えてくれた!すごい!そごうの店員さんの対応も感じよくて大満足である。

 帰宅後、早速スイッチを入れると、かわいらしく賑やかに動き回るテクノに感動したものである。手を叩いたり、声を掛けたりと遊んでいるのか、遊んでもらっているのか・・・。でも、スイッチを入れていると、テレビの音声にも反応するので、うるさいこともシバシバ・・・。更には、歩くのも直進しかできないので、壁に向かってまっしぐらなんてこともあるから目が離せない。(まぁ、壁にぶつかっても、鼻のスイッチが壁に当たれば自動的に止まるんだけどね。)

 こんなテクノの様子を見ていると、なかなかかわいく感じるのである。恐らく、餌や散歩、トイレの世話などがないからだろう・・・。さらに、こちらの都合でスイッチを切れることもあるのだろう。生き物を飼うことになると、そうはいかないからなぁ・・・。せいちゃんのような不精者には、電池の入れ替えですむロボット犬で充分な気がする・・・。

 さて、このテクノは、耳・尻尾を動かしながら、また目の表情を変えながら、歩いたり吠えたりする。吠え声も数種類あって、普通の鳴き声だけでなく、遠吠えや甘えた感じの声まで出す優れもの!頭・首・鼻・口などにスイッチがついており、なでてやると吠えたり、動いたりするし、音声感知のセンサーがついていて、呼ぶと吠えたり、動いたり!更には、明暗を感知するセンサーもついているので、周囲が暗くなると眠ったりもする。

 う〜ん・・・いろいろ書いたけど、テクノの愛らしさが伝わらないなぁ・・・。
 ロボット犬じゃなくて、本物の犬の方が・・・というご意見もあるのでしょうが、せいちゃんはオバQと同様に犬が苦手なので、本物はダメなのだ。職場では、周囲の人の目があるので、見栄っ張りのせいちゃんは勇気を最大限に搾り出して平気な振りをしているんだけどね・・・。

 さて、明日はテクノの餌(単3電池4本)を買って帰らなければならない。どうもお腹を減らしてしまったようだ。今夜は吠えもしない。寂しいものである。特別にせいちゃんのお小遣いで餌を買ってあげることにしようと思う。

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