山形県天童温泉へ(旅日記…その2)


 さて、天童2日目。今日から研修開始である。でも、その前に朝風呂!これは大事なことであろう。1日の英気を養うためにも、朝の温泉は大事な儀式である(…かもしれない)。朝からゆったりと温泉につかり、広い湯船で手足を伸ばした。なんとも気持ちよく、1日の疲れがとれる…って、オイオイ、朝風呂じゃねぇか!という感じである。温泉を出てから朝市へ出発。出発と言っても、宿泊しているホテルの目の前なので、散歩にもならない距離である。

 朝市は6時から始まっていたが、せいちゃんが行ったのは7時頃。すでに賑わいも一段落という感じでした。けれども、売り手のおばちゃんたちは、まだまだ元気でした。「あれも試食してごらん。これも試食してごらん。」と、次から次へと試食騒ぎ!朝ごはん前なのに、これでもか!という勢いで、漬物やお菓子はもちろん、果ては蕎麦まで試食してまわりました。蕎麦にいたっては、なんと茶碗に2杯も!せいちゃんは、朝市で3袋1000円の「さくらんぼ漬け」を購入!この「さくらんぼ漬け」は、山形名物さくらんぼを漬け込んだもので、シソの葉なども入っており、甘酸っぱい感じである。この「さくらんぼ漬け」は、ホテルでは1袋500円だったので、かなりお得な買い物をしたはずであった…。しかも珍しい物好きのせいちゃんにとって、この非常に珍しい「さくらんぼ漬け」は良い買い物をしたと満足をさせるものでもあった…しかし、これが後で面倒を引き起こすことを予測はしていなかった。

 さて、朝ごはんを終えて、全体集会の会場へ向かった。全体集会の会場には、早くも大勢の人がつめかけていた。地元の高校生のアトラクションが始まった。伝統的な花笠音頭とチアガールを組み合わせた踊りと音楽で、私たちをもてなしてくれた。チアガールの女子生徒たちの笑顔が印象的である。あれだけ笑顔で踊られると、こっちまで踊りたくなってくるから不思議である。



花笠音頭


1、 花の山形 紅葉の天童
    雪を チョイチョイ
   眺むる 尾花沢
     ハァ ヤッショ マカショ


2、 目出度目出度の若松様よ
    枝も チョイチョイ
   栄えて 葉もしげる
     ハァ ヤッショ マカショ


3、 わしがお国で 自慢な物は
    なすと チョイチョイ
   胡瓜と 花笠踊り
   ハァ ヤッショ マカショ


 全体集会に出席し、その後、分科会へ。せいちゃんも、真面目に(?)研修に参加したのだ。

 さて、この日の夜はホテルの部屋で2次会。夕食会場で一杯、部屋で一杯というわけである。これが旅の醍醐味であろう。普段と違う場所で、のんびり私学職場の仲間と酒を酌み交わす…(酌み交わすというほどには、せいちゃんは飲めないのだが…)。素晴らしい時間を過ごした。


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